夜の海にて(ちあみと)
[メイン] KP : それではこれより(:D)┓様作「夜の海にて」開始します。
[メイン] KP : 貴方は、夜の海に来ていた。
隣には和樹。
今日は、和樹に「ねぇ、夜の海を散歩しよう」と言われて夜の海を共に歩いているのである。
他愛ない話をしながら、夜の海を歩く。
柔らかい月の灯り、波が打寄せる音。心地よい感覚を覚える。
貴方は、ふと隣を見る。
かずくん、と名前を呼ぼうとした時だった。
─────そこに居たはずの和樹は、忽然と姿を消していた。
[メイン] 向井 アリス : かずく、ん?……え…?
[メイン] 向井 アリス : (周りをキョロキョロする)
[メイン] 向井 アリス : なに、、どこ行ったの……?
[メイン] KP : 貴方は、辺りを見回す。すると、浜辺にきらりと輝く何かを見つける。
[メイン] 向井 アリス : ……?
[メイン] 向井 アリス : (近づき手で拾い上げる)
[メイン] KP : それは大粒の綺麗な真珠であった
[メイン] 向井 アリス : 真珠……だよね。
[メイン] 向井 アリス : なんでこんなところに…海だけど
[メイン] 向井 アリス : (真珠をポケットに入れる)
かずくんは?どこ…?
[メイン] 向井 アリス : (海に近づき、波が足に触る)
かずくん…
[メイン] KP : 貴方がどれだけ探しても和樹は現れない。どこへ行ってしまったのか────途方に暮れる貴方は、海の方へちらりと視線を向ける。
するとなんということだろう、海が真っ二つに割れて海底への道が造られているではないか。
貴方は、ふらふらと導かれるようにしてそちらへと向かう。
そしてしばらく進んでいると、突如として水の壁が崩れ始める。あ、と思う間もなく貴方は海へと攫われ、意識を失うのであった。
[メイン] 向井 アリス : ……!?
[メイン] KP : はっ、と目を覚ますと、どこか建物の中のようだった。神殿───というのが正しいか。大理石で造られたひんやりとした床に、貴方は倒れていた。
見回してみれば、大きな扉が1枚、そして部屋の中央に天蓋付きの大きなベッドが1つあるのみであった。
[メイン] 向井 アリス : 冷た…ってここ、どこ…?
[メイン] 向井 アリス : (辺りを見回し早速ベットに近づく)
[メイン] KP : そこには苦しそうに眠る和樹がいます。何か悪い夢でも見てるのでしょうか。
[メイン] 向井 アリス : ……!?
かずくん……!!
[メイン] 向井 アリス : かずくん!かずくん!
(和樹の体を揺らす)
[メイン] KP : すぐに目を覚ます。和樹は、貴方を見て、口をぱくぱく、と動かして、焦ったような表情をする。…どうやら、喋ることが出来ないようだ。
[メイン] 今村 和樹 : ……ツ……!!……!?
[メイン] 向井 アリス : 喋れないの…?
ほら、一旦おちつ、、けないよね。
[メイン] 今村 和樹 : ……ッ…………!!(必死に声を出そうとする)
[メイン] 向井 アリス : (思わずキスをし和樹の口を塞いだ)
[メイン] KP :
[メイン] 今村 和樹 : ……!?
[メイン] 向井 アリス : 海にかずくんが連れてってくれたところまでは覚えてる…?
急にかずくんがいなくなっちゃって、それで、
[メイン] 今村 和樹 : ……!!(待ってのジェスチャーをとる)
[メイン] 向井 アリス : 、?
[メイン] 今村 和樹 : …………(スマホのメモに打ち込む)『落ち着いて。オレもだけど。』
[メイン] 今村 和樹 : 『とりあえず降りてもらってもいい?積極的なのは嬉しいけど。』
[メイン] 向井 アリス : あ……ごめんね。思わず…
かずくんいなくなってびっくりしたから…
[メイン] 今村 和樹 : (首を振る)『びっくりしたんだったらしょうがないよ。オレは大丈夫だから。』
[メイン] 向井 アリス : う、うん…(軽く頷き和樹から降りる)
[メイン] 今村 和樹 : 『ありがとう。これからどうしよっか。』
[メイン] 向井 アリス : と、りあえずこのお部屋出てみない…?
[メイン] 今村 和樹 : 『そうだね。じゃあ。出よっか。』
[メイン] KP : 和樹と部屋を出ようとすると、チャリ、という金属音が聞こえた。不思議に思い見てみれば、和樹の片足には足枷が嵌められており、どうやらこの部屋から出ることは出来なさそうである、ということが分かる。
[メイン] 今村 和樹 : ……!?
[メイン] 向井 アリス : え……?
[メイン] 今村 和樹 : …………ッ……(必死に外そうとする)
[メイン] KP : どうやら足枷には特殊な部品が使われているようで、壊せない様子。鍵穴が無いことから鍵もない事を想像するのは容易だろう。
[メイン] 今村 和樹 : ………ッ…『外せないみたい』
[メイン] 向井 アリス : ンッあ、、え、?どうするの…?
[メイン] 今村 和樹 : 『足がうごかない。どうしよう。』
[メイン] 向井 アリス : 僕が1人で行かなくちゃ…ダメ、?
でもかずくんを1人に出来ないよ……
[メイン] 今村 和樹 : 『オレは大丈夫。でもアリス1人で行かせるのは心配だよ。』
[メイン] 向井 アリス : 僕が大丈夫じゃない…。
さっきも急にいなくなってものすごく不安だったのに…
[メイン] 今村 和樹 : ……ッ……!『ごめん。』(申し訳無さそうな顔をする)
[メイン] 今村 和樹 : ……ッ(頑張って足を動かそうとする)
[メイン] 向井 アリス : かずくん…!!足痛めちゃう
僕、1人でいって、、くるよ……
[メイン] 今村 和樹 : 『本当にごめん。めいわくかけて。1人でも大丈夫?』
[メイン] 向井 アリス : うん、行ってみるね…。
(ドアを開けて外に出る)
[メイン] KP : 扉を開けてみれば、廊下のような場所に出た。そして正面にここの見取り図のようなものがあることに気が付くだろう。
[メイン] 向井 アリス : なにこれ…簡単な地図?
[メイン] 向井 アリス : この✕が2つ…3つ付いたお部屋
なんだろう
[メイン] 向井 アリス : とりあえず行ってみるしかないよね…
[メイン] 向井 アリス : (✕が2つ付いた部屋に入る)
[メイン] ××の部屋 : 開けてみれば、シンプルだが所々に金などが使用されている豪華な部屋であった。大きな窓が1つと、机、本棚などが置かれている。また、ひとつの扉がある。
[メイン] 向井 アリス : わ…おっきな窓…
(窓に近寄る)
[メイン] KP : 窓の外は海の中のようで、時々魚が泳いでいるのが目に入る。───ここは海の中の建物のようだ。
[メイン] KP : SAN値チェックです
[メイン] 向井 アリス : CCB<=55 【SAN値チェック】 (1D100<=55) > 80 > 失敗
[メイン] system : [ 向井 アリス ] SAN : 55 → 54
[メイン] KP : あなたは普通ではありえない光景にびっくりします。
[メイン] 向井 アリス : …!?
海……!
[メイン] 向井 アリス : なにこれ、、
僕達海の中なの?
[メイン] 向井 アリス : (机に近づく)
[メイン] KP : 小ぢんまりとしたローテーブル。何やらメモのようなものが置かれている。
メモには「彼を助けたいんでしょう」と書かれている
[メイン] 向井 アリス : ……!?
その、通り……
[メイン] 向井 アリス : (ばっとメモから目を離し次は本棚へ近づく)
[メイン] KP : 目星を降ってください
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 66 > 失敗
[メイン] KP : おや、もう1回振っていいですよ。
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 58 > 成功
[メイン] KP : あなたはタイトルのない本を一冊見つける。
[メイン] タイトルのない本 : 開いてみれば、それはどうやら日記のようであることが分かる。
「僕の誕生日パーティーの日、船が沈んだ。だが、美しい娘が助けてくれた。ああ、ああ、僕はあの娘に恋をした。会いたい。
喋ることの出来ない可愛らしい娘を見つけた。僕は、この娘を好きになったが、妃にすることは出来ない。助けてくれた娘が忘れられない。
結婚式の日、あの可愛らしい娘が居なくなってしまった。」
[メイン] 向井 アリス : 日記かな、喋れない……娘
[メイン] 向井 アリス : (日記を置きドアに手をかけようとしてふと、前を見る)
[メイン] KP : 扉を開けてみれば、雑然とした部屋であった。本が至る所に積まれており、中央には大きな壺が置いてある。
[メイン] 向井 アリス : (本を手に取る)
[メイン] KP : どうやら読めない言語で書かれているようだ。
[メイン] KP : 目星を振って下さい
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 93 > 失敗
[メイン] 向井 アリス : 読めない……
(1度、本を置き壺に駆け寄る)
[メイン] KP : あなたは近寄ると壺の近くに1枚のメモが落ちている事に気づきます。
[メイン] KP : 目星を振って下さい
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 73 > 失敗
[メイン] KP : 殴り書きだろうか。文字が読めない。
[メイン] 向井 アリス : さっきの本と同じ文字…?
(もう一度本を手に取る)
[メイン] KP : 目星を振って下さい
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 66 > 失敗
[メイン] KP : あなたは断片的にしか文字が読めないだろう。
[メイン] メモ : 「ーーが入った。ー珠なーて余ーなーーを寄ーーがって、ー惑ー奴だよ」
[メイン] 向井 アリス : なにこれ…
何かが入った…?迷惑…?
[メイン] 向井 アリス : 分からない……
[メイン] 向井 アリス : (メモの裏をみる)
[メイン] KP : 目星を振って下さい
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 45 > 成功
[メイン] KP : 「飲ませてはならない」と書かれている。
[メイン] 向井 アリス : なんだこれ…何を飲ませたらいけないんだろう。
[メイン] 向井 アリス : (××の部屋を出て1度和樹が居る部屋に戻る)
[メイン] 今村 和樹 : …………!!(目を見開く)
[メイン] 向井 アリス : かずくん…!
今1つお部屋、入ってきたんだ
[メイン] 今村 和樹 : ………『そっか。大丈夫だった?怪我は?ない?』
[メイン] 向井 アリス : ないよ。大丈夫
かずくん聞いて、ここ海の中なんだよ…!!
(断片的に部屋で見たものをいくつか伝える)
[メイン] 今村 和樹 : 『そうなんだ。そのメモ気になるかも。』
[メイン] 向井 アリス : わかった!
(××の部屋にメモを取りに行き帰ってくる)
[メイン] 向井 アリス : これ…!
[メイン] 今村 和樹 : 『ありがとう。』(メモを読む)
[メイン] 今村 和樹 : (メモを返す)『全然読めなかった…けど珠って言うのは真珠?かも』
[メイン] 向井 アリス : 真珠…
(浜辺で拾ったことを思い出しポケットから出す)
これ!さっき…!
[メイン] 今村 和樹 : ……!『いつのまに』
[メイン] 向井 アリス : 海でかずくんがいなくなったあと見つけたんだ
[メイン] 今村 和樹 : 『そうだったんだ。綺麗だね』
[メイン] 向井 アリス : うん…!
[メイン] 今村 和樹 : 『アリスに似合いそう』
[メイン] 向井 アリス : 僕…、?
アクセサリーとか全くつけないじゃん、
[メイン] 今村 和樹 : 『アリスは可愛いからなんでも似合うよ』(ニコ)
[メイン] 向井 アリス : ……ッん………ばか、
(顔が赤く染まる)
[メイン] 今村 和樹 : 『ごめんごめん。真珠はオレが持ってると無くしそうだし。アリスに返すよ。』
[メイン] 向井 アリス : (まだ赤さが残った顔を逸らし真珠をポケットに入れる)
[メイン] 向井 アリス : もう…まだ次のお部屋あったから行ってくるよ…
[メイン] 向井 アリス : (×××の部屋に向かう)
[メイン] ×××の部屋 : 開けてみれば、どこかファンシーで可愛らしい部屋であった。大きな窓が1つと、大きな絵画が1つ。そして机やドレッサー、本棚などが置かれている。
[メイン] 向井 アリス : また窓がある!
(窓に近寄る)
[メイン] KP : 先程と同じ光景の様だ
[メイン] 向井 アリス : やっぱり海の中なんだ……
(次は絵画をみる)
[メイン] KP : 縦2m、横3m程あるだろうか。波打ち際が描かれた綺麗な絵画。よく見れば、貝殻や砂など、本物が使用されていることに気がつく。
[メイン] 向井 アリス : この絵画の砂、、本物だ!
凄いや……
[メイン] 向井 アリス : (ドレッサーが目に入る)
あ、、
[メイン] KP : 鏡のついた化粧台。化粧品が数個置いており、引き出しなどが付いているが、開けてみても特に目につくものは無い。
[メイン] 向井 アリス : かずくんが持ってたりするの…はいってるかな
(そんなことを思いながら次は机をみる)
[メイン] KP : 小ぢんまりとしたローテーブル。何やらメモのようなものが置かれている。
[メイン] 向井 アリス : (メモを手に取る)
[メイン] メモ : 「彼を受け入れること」と書かれている。
[メイン] 向井 アリス : ……?
[メイン] 向井 アリス : (本棚へむかう)
[メイン] KP : 読めない言語のタイトルがぎっしりと詰まった本棚。
[メイン] KP : 目星か図書館を振って下さい
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【図書館】 (1D100<=60) > 78 > 失敗
[メイン] KP : おや、では目星を振って下さい
[メイン] 向井 アリス : CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 90 > 失敗
[メイン] KP : あなたが本を取ろうとした時、ひらり、と何か紙が落ちてきた。どうやら何かのページらしい。
[メイン] 向井 アリス : ん、?
[メイン] 向井 アリス : (落ちてきたものを拾う)
[メイン] 何かのページ : ーーああ、ひどい、ひどい。あの人を殺せだなんて、私にできるわけがないのに。
と殴り書きで書かれている。
[メイン] 向井 アリス : …なんだろさっきから。
[メイン] 向井 アリス : (×××の部屋をでてもう一度和樹の元へ戻る)
[メイン] KP : ホールへ戻ると、和樹がベッドサイドに佇んでいた。その手にはナイフが握られており、貴方が部屋に入ってきたことを察すると、怯えたような顔で貴方を見る。
[メイン] 向井 アリス : え……?かず、くん?
[メイン] 今村 和樹 : ……ッ……ッ……(耳を塞いで震えている)
[メイン] 向井 アリス : かずくん……
(駆け寄りたいがナイフを見て1歩足を引く)
[メイン] 向井 アリス : ナイフ……置ける?
[メイン] 今村 和樹 : ……ッ……!(首を振る)
[メイン] KP : 貴方が近付くと、カタカタと和樹が震えていることが分かるだろう。────和樹は、貴方を刺すことを躊躇っている。
[メイン] 向井 アリス : 僕を刺すの……?
[メイン] 今村 和樹 : …ッ…………(涙を流しながら頷く)
[メイン] KP : だが貴方は知っている。和樹が助かるためには自分が犠牲になるしかない、ということを。
さぁ、貴方は、どうするだろうか。
[メイン] 向井 アリス : かずくん、僕の事殺せるの……?
[メイン] 今村 和樹 : ……ッ……(何かを言いたそうにしている)
[メイン] 向井 アリス : メモ…打てる?
[メイン] 今村 和樹 : ッ…………(首を振る)
[メイン] 向井 アリス : そっか…僕…かずくんに殺されるならいいのかも…
[メイン] 向井 アリス : おいで……
[メイン] KP : 貴方は、和樹を受け入れた。
和樹は、怯えた顔で目を瞑り、勢いのままに貴方へナイフを突き出す。
ず、とナイフが貴方の心臓に届く。激痛を感じた次の瞬間、貴方は意識を手放した。
[メイン] KP : 次に気がついた時には、最初の海辺へ戻ってきていた。隣を見てみれば、和樹が倒れている。
声をかければ、すぐに目を覚ますだろう。
[メイン] KP : だが、和樹の口から音が発されることは無い。
────声を奪われてしまった…?
……さて、貴方はこれからどうするだろうか。
[メイン] KP : END1です。お疲れ様でした
[メイン] KP : 和樹さんは1d5週間声を失います
[メイン] 今村 和樹 : 1d5 (1D5) > 5
[メイン] 今村 和樹 : (5週間声が出せなくなった)
[メイン] KP : クリア報酬として1d3SAN値回復ができます
[メイン] 向井 アリス : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] system : [ 向井 アリス ] SAN : 54 → 56
[メイン] system : [ 向井 アリス ] SAN : 56 → 57
[メイン] 今村 和樹 : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] system : [ 今村 和樹 ] SAN : 60 → 63
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