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東京四凶~トーキョーヨツマガツ~ 長髪宅

※この記事にはクトゥルフ神話TRPG第6版
ヒコノスケ様作「東京四凶~トーキョーヨツマガツ~」のネタバレが含まれています。
通過済みの方のみ閲覧頂けると幸いです。

HO情報

HO1:コマイヌ

  「あなたは護る者である」
あなたは元警視庁捜査一課である。
相棒と協力し何人もの凶悪犯を逮捕して刑事課のメンツを守ってきた優秀な成績から、親しみを込めて「警視庁の狛犬」と呼ばれていた。
①   ___________________________
 あなたが警察を離れヨツマガツに所属しているのは「大事な相棒を警察に殺された」からだ。
 4年前の「四ツ神事件」において犯人である警察官「国唯大信(くにただたいしん)」に撃ち抜かれたのはあなたであり、傷を負いながらも心から信頼していたあなたは彼に何が起こったのかを知るために現場に駆け付け説得を試みた。
 しかし必死の説得むなしく相棒は抵抗し、あなたの前で警察の狙撃手に射殺された。
 散り際彼が口走った「俺は全部知ってる、だからこれから警察に消される」「すまなかったHO1、俺は駄目だった」という言葉によって警察に対して疑念を抱くことになる。
 そして「稲生具鷹」のリークにより、当時射殺命令を警視庁長官である「能海月埜」が異様なほどの早さで強行させたことを知り、激しい憎悪を覚えた。相棒は何らかの真相の口封じのために殺されたのだとあなたは考えている。
メンバー内で「稲生具鷹」と接触したのはあなたが初めてであり、同じく警察を離れたHO2、HO3、HO4に声をかけてこの組織を結成した。
HO2、HO3、HO4の詳しい事情は知らないが、警察に強い不信感を抱いていることは「稲生具鷹」から聞かされているので信用している。
②   ___________________________
 あなたは側頭部(耳の上)に謎のしこりがある。骨が突出しているようなものだと医者に言われており、髪の毛に隠れる程度の大きさの上に痛みもないためさほど気にはしていない。
 昔事故にあっており、その際に強い衝撃を受けて骨がゆがみできた傷ではないかといわれているが、幼少期の出来事であるため記憶もショックも全くと言っていいほどない。
 綺麗に左右対称の位置にあり、相棒にそれの存在がばれた際には「大事にしろよ」となぜか優しげに言われた。

HO2:ヤタガラス

  「あなたは導く者である」
 あなたは元警視庁交通機動隊である。
突出した運転技術と的確な指示で違反車両や犯人を逃がすことなく交通機動隊を導いてきた経験から、親しみを込めて「警視庁の八咫烏」と呼ばれていた。
①___________________________
 あなたがヨツマガツに所属しているのは「警察に命を狙われている」からだ。
 なぜかはわからない。ただ偶然を装った誘発的な事故に巻き込まれたり、わざと危険運転をする犯人の前に誘導されたりなどして明確に命の危険を感じていた。
 それらが始まったのは「四ツ神事件」の直後からだ。
 あなたは「四ツ神事件」当時交通整備を行っていただけで、特段普段と変わったことをしていたわけではない。
 自分の思い過ごしだと考え、なんとか自分の信念と正義を糧に警察として働いてきた。しかし「稲生具鷹」に「お前を殺そうとしているのは相良川優子だ」「相良川優子は警視庁長官である「能海月埜」に指示されてお前を殺そうとしている」との忠告を受けた。
 相良川優子はあなたに運転技術や警察としてのイロハを叩き込んだ教官であり、憧れの師匠ともいえる警察官だ。
 疑いたくもなかったが、しびれを切らしたのか相良川優子があなたのバイクに重大な事故が起こりうる細工を施しているところを目撃してしまう。
 それを問いただしたところ、逆上した彼女に首を絞められ、命からがら逃げ出した。途方に暮れていたところを再び「稲生具鷹」に声を掛けられ、ヨツマガツに所属することとなる。
 HO1、HO3、HO4の詳しい事情は知らないが、警察に強い不信感を抱いていることは「稲生具鷹」から聞かされているので信用している。
②___________________________
 あなたは自分の声に違和感を感じている。のどの調子がおかしいとか、特殊な声質をしているとかそういうわけではないのでなぜだかわからない。
 幼少期に風邪をこじらせ高熱にうなされ、一時は命も危ぶまれるほどの病状に見舞われたが、その際にどうやら痛めたらしい。
 自分の声が異質だと感じ始めたのは警視庁本部のある四ツ神市に在籍してからやけに自分の声にうっとりとした反応を見せる人間と遭遇したからだ。
 「四ツ神事件」以降はその人数も増えてきたため、なんとなく大きな声を発するのもはばかられている。

HO3:サンザル

  「あなたは慎む者である」
あなたは元警視庁サイバー犯罪対策課である。
数多の情報を不見・不聞・不言で的確に取捨選択し、何件もの悪質な犯罪を未然に防いだ叡智から、親しみを込めて「警視庁の三猿」と呼ばれていた。
①   ___________________________
 あなたがヨツマガツに所属しているのは「双子の弟に復讐をするため」だ。
 あなたは警察に所属している時、常に「誰かに見張られている」感覚を覚えていた。しかも最初はなんとなく誰かに視線を向けられている程度の感覚だったのに、そのうち警察全員に見張られている感覚に陥るほどになった。
 そのなかでも刑事部に所属する双子の弟「辻山 裕貴」といるときだけはその感覚にもならず安心していた。弟とは幼少期から一度も喧嘩をしたことがないぐらい仲が良かったが、「四ツ神事件」以降は弟があなたのことを終始監視するようになる。それに鬱陶しさを覚えるようになってしまい、精神的に参ってしまったあなたは弟を遠ざけるようになった。
 そんな中接触した「稲生具鷹」に「『辻山 裕貴』は警察上層部、もとい能海月埜と共謀してお前を始末しようとしている」と教えられる。
 最初は信じたくなかったものの、弟はある晩突然兄弟二人で居住していた家に火を放ち、あなたは命からがらヨツマガツに逃げ込んだ。その際の火災であなたはやけどを負っている。
HO1、HO2、HO4の詳しい事情は知らないが、警察に強い不信感を抱いていることは「稲生具鷹」から聞かされているので信用している。
②    ___________________________
 あなたは自分の目になんとなく恐怖を覚えている。具体的にどうしてと言われると何とも言えないのだが、鏡やガラスに自分の顔が映り込み自分と目が合うたびに驚いてしまう。
 あなたには生まれつき視力が一切なかったが、幼少期に受けた提供手術によって視覚を手に入れることができた。
 最初は慣れない視界に自分でも驚いているものだと思ったが、ほかのものは視界に入れてもなんとも思わないほどに慣れてしまっており、どうして自分の目に過剰反応をするかは自分でもわかっていない。
弟や周りの人間に聞いてみても別に…といった反応をされる。

HO4:シロヘビ

  「あなたは除ける者である」
あなたは元警視庁薬物銃器対策課である。
数々の薬物取引現場に踏み込み、人々から麻薬を除けた功績から、親しみを込めて「警視庁の白蛇」と呼ばれていた。
①  ___________________________
 あなたがヨツマガツに所属しているのは「警察に切り捨てられた」からだ。
あなたは最初は警察に命令されてヨツマガツに所属していた。いわゆるスパイである。
 しかしそれはかつて神の使いの名前であがめられ、警察で活躍していたHO1、HO2、HO3が「四ツ神事件」以降突如として警察を離れた理由を知りたかったからであり、断じて今組織を裏切るつもりはない。
 警察を離れた契機は、あなたの父親である医者の「薬師寺進(やくしじすすむ)」が、警察と結託して患者になにか薬を投与している場面を目撃してしまったからだ。その患者は悶え苦しみ、今回の麒麟事件の被害者同様の姿となって絶命した。
 そして極めつけはそれらを目撃した翌日、あなたの食事に父親がなにかを混ぜ込んでいるのを発見したことだ。善良な医者であった父親が患者や自分で人体実験を行おうとしていた事実に耐えきれず、警察上層部に真意を問う。しかしそんなあなたを危険と判断した警察に冤罪を押し付けられ、汚名を着せられあっさりと切り捨てられた。
 今回発覚した麒麟事件だが、前述の件もあり、あなたは父親と警察が元凶だと確信している。
 あなたはこれらを経てヨツマガツに本格的に所属することを決意した。
HO1、HO2、HO3の詳しい事情は知らないが、警察に強い不信感を抱いていることは「稲生具鷹」から聞かされているので信用している。
②  ___________________________
 あなたは自分の足音に不安感を抱いている。自分の足音を聞いた警察の同僚が皆一様に気を引き締めるように背筋を伸ばすからだ。最初はそれなりに自分に役職があるからかと思っていたが、姿を補足されていない状況でも足音を聞いただけで皆慌てて背筋をただすので何事かと思っていた。
 幼少期に事故で大けがを足に負ってはいるものの、父親の手術を的確に受けた今ではピンピンしており歩行に何ら支障はない。
 靴に何かあるのかと思って変えてみても周りの反応は同じである。
___________________________
 母親は死去している・生き別れているなどの理由でおらず、幼少期からあなたは父親との二人暮らしだった。


HO1 コマイヌ


SKP : …ざわざわと複数の人の話し声が聞こえる。
あなたにとって酷く懐かしく、それでいて心苦しくなる光景かも知れない。

? : ぼけっとしてどうした?レオン

SKP : これまた同じように懐かしい声にはっとして顔を上げれば、あなたの相棒こと「国唯大信」が不思議そうな顔であなたを見つめていた。

瀬戸口 紅葉 : お、ありがとう

国唯大信 : あんまり根詰めるなよ。

 国唯大信 : 確かに市民を守ってこその俺たち警察だが、その俺たちが倒れちゃ意味ないからな。

瀬戸口 紅葉 : …あ、あー。そうだな?

SKP : 【アイデア】を振ってください

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 26 > 成功

SKP : えらい!

瀬戸口 紅葉 : ヨシ!!!!!!!

SKP : これは夢だ。4 年前のあの時の、忌々しいほど再生された夢だ。この後の国唯の行動をあなたは知っている。

国唯大信 : …おいおい、ちゃんと聞いてたのか?で、さっき話してた例の件なんだが…

国唯大信 : それで、薬物銃器対策課の連中がガサ入れで新しいタイプのヤクを…みつ…け……

SKP : 突然、国唯は言葉を詰まらせる。疑問に思ったあなたが何か言葉を発する暇もなく、国唯はびくりと肩を跳ねさせる。
そのまま頭を押さえて「か、ぁ、」と呻きながら体を大きくガクガクと震わせたのち、挙動不審に周りを見渡し切羽詰まったような顔で突然叫び声を上げた。

国唯大信 : あああああ!!!!!

SKP : そのまま半狂乱に陥り、拳銃を取り出す。
そして、引き金に指を掛け。
…あなたの右頬を撃ち抜いた。

SKP : …撃たれて一度暗転した景色は再び光を取り戻す。
辺りを見渡してみればガラス張りのオフィス…もとい、四ツ神ビルとよばれる市内でも屈指の高さを誇るビル内部だった。

SKP : あなたの目の前には国唯がいる。
あの男が、あなたの相棒が両腕で頭を抱え込みながら、苦しげに何かに向けて謝り続けている。

国唯大信 : ああ、ああ、ダメだった、すまなかった

SKP : あなたが何を聞こうが、言おうが、国唯は機械的にあの時を…“四ツ神事件”を繰り返すだけだ。

国唯大信 : 俺は全部知ってる、だからこれから警察に消される

国唯大信 : すまなかったレオン、俺はもう駄目だったんだ

SKP : 顔を上げた国唯はあなたに力なく笑いかける。
人生を悲観するなんて、そんなものでは言い表せないほどの絶望をにじませて。

国唯大信 : けど、

SKP : しかしそんな中でも国唯はかすかに目の奥に希望を抱いて口を開く。

SKP : 【聞き耳】を振ってください

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 86 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : た

瀬戸口 紅葉 : ぎぎ

SKP : あらあら…

SKP : ぱん、という渇いた音の後、赤い花が咲く。

国唯大信 : あ…

SKP : そんな小さな声をもらした国唯は、地面に倒れ込む。
見れば隣のビルの屋上にきらめく銃身が見えた。狙撃班だろう。
あなたは確かに上層部に「自分が絶対になんとかするから」と、突入も狙撃も拒んで一対一での説得を試みたはずだった。
しかしそれは叶わなかった。
あなたの目の前で国唯は撃たれた。
…めまいが、吐き気がする。すでに事切れたであろう相棒の近くに大勢の同僚警察官がなだれ込んでくる。
捜査一課の職員たちだろう。
あなたは彼に駆け寄って何かしたかもしれない。声をかけたかもしれない。それでも記憶に残っているのはここまでだ。真っ白になった頭はそこで意識をシャットダウンした。
そんな頭の中に「任務完了」という無線から吐き出された冷たい声と、どこかで何かが爆ぜるような音のみがこだましていた。 SKP : SAN チェック 1d2/1d4+1

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 82 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : わぁ

SKP : 出目高いねえ!

瀬戸口 紅葉 : 1d4+1
(1D4+1) > 3[3]+1 > 4

瀬戸口 紅葉 : もーー!!!!

瀬戸口 紅葉 : ばか!


HO2 ヤタガラス

? : …………―?…剛?大丈夫?

KP : はっとしたあなたが前を向けば、相良川優子が心配そうにあなたの顔をのぞき込んでいる。
あなたにとって酷く懐かしく、それでいて恐怖を覚える光景かも知れない。

相良川 優子 : 先日の四ツ神高速の大規模玉突き事故なんだけど、容疑者、もとい薬物の売人が薬物銃器対策課の人たちから逃げるときに起こしたみたいで……ってとこまでは聞いてた?

相良川 優子:…さっきから上の空だけどどうしたの?なにかあったのなら何でも私に相談しなさいね

KP:相良川は心配そうにしながら、あなたの頬を指の背でなでる。

KP : 【アイデア】を振って下さい

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 61 > 成功

KP : …これは夢だ。4年前のあの時の、忌々しいほど再生された夢だ。この後の相良川の行動をあなたは知っている。

KP : …突如、室内にアナウンスが鳴り響く。
『捜査一課で発砲事件発生!犯人はその後逃走!四ツ神ビルに向かっている模様!交通機動隊は速やかに現場までのルートを封鎖して確保せよ!』

ふと横を見れば、茫然自失となった相良川の顔が目に入る。声を掛けてもしばらく反応せず、数秒の沈黙の後に「ああ、そう…」と無表情でつぶやいた後、そそくさとどこかに駆けていってしまった。

KP : …気づけば、首を絞められている。
あなたの記憶には鮮烈に残っているだろう。言わずもがな首を絞めているのは相良川だ。
あなたを血走った眼でにらみつけながら、首をへし折る勢いで絞め続けている。
ギチギチと音を立てながらあなたの首に食い込む爪は、血をにじませて生暖かい液体の感覚を首に与えていた。

相良川 優子 : 何なの、あれだけ追い込んだのに、どうしてずっと居座るのよ   
私の前から消えて!!どこかにいってよ!!!

KP : 酸素を取り入れることもままならず、徐々に霞がかっていく頭で必死に思考する。
…四ツ神事件以降、仕事中に命の危険を感じることが増えた。

KP : 一歩間違えば大事故になりかねない場所や暴走車両の目の前に誘導されたりしたのだ。幸い今まで大きな怪我を負いはしなかったのだが。
気のせいだと考えを振り払い、自分なりの信念と正義感を抱え、警察として出来ることは精一杯やってきた。

KP : それでも、今のこの状況は何だ?
何故相良川が自分のバイクに細工をして、そして自分にそれを目撃されたと知るやいなや首を絞めてきた?
苦しい。このままでは殺される。はくはくと口を動かせば一瞬、相良川の手の力が緩んだように思えた。

KP : 【聞き耳】を振って下さい

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 52 > 成功

KP : 「お願い、ーーー、まだ……」そう聞こえた。

KP : その隙を見逃さず咄嗟に相良川の腹を蹴り上げ、手の力が緩んだうちにあなたは逃げだす。
振り向く間もない。振り向けやしない。相良川の恐ろしい顔が、声が、こびりついて離れなかった。
走った。どこに行くというあてもなくとにかく走った。逃げる事しか頭になかった。

KP : …相良川は追ってこない。

KP : 警察にいては殺される。彼女も警察もおかしくなってしまった。ふと人だかりの多い場所に出て、ガラスに映った自分の首に手のあとがくっきりと残っているのを見る。

KP : …めまいが、吐き気がする。真っ白になった頭はそこで意識をシャットダウンした。
そんなあなたの首に、相良川の手の温もりだけが嫌と言うほど残っていた。

KP : 信頼していた師の殺意と命の危機を追体験した。{SANチェック1d2/1d4+1}

橘 紫 : 1d100<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 27 > 成功

橘 紫 : 1d2 (1D2) > 1

KP : お、えらい

[ 橘 紫 ] SAN : 75 → 74

橘 紫 : えへっ


HO3 サンザル

?: …兄貴、どうかした?

…気づけば目の前には心配そうな顔をしたあなたの弟、「辻山 裕貴」があなたのことを見ていた。

辻山 裕貴:ずっと視線を感じるとかなんとかって相談だよな。俺は感じたことないけど…そんなに疲弊してるのを気のせいで済ますのも可哀想だな

KP : 弟はマグカップを口元に持って行き、あなたを心配するそぶりを見せながらゆっくりとコーヒーを啜る。
あなたはここ最近悩んでいた「視線」についての相談を弟にしていた。
警視庁に配属されてからずっとうっすらと感じていた視線。不気味で全身にまとわりつくような、どこに居ても感じる視線だ。

 KP : 【アイデア】を振って下さい

 神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 73 > 成功

 神楽 風弦 : よし

 KP : …これは夢だ。4年前のあの時の、忌々しいほど再生された夢だ。この後の弟の行動をあなたは知っている。

 神楽 風弦 : はいはいなるほど

 KP : …突如、室内にアナウンスが鳴り響く。
『捜査一課で発砲事件発生!犯人はその後逃走!四ツ神ビルに向かっている模様!サイバー犯罪対策課は速やかに本件に関する情報の閲覧を制限せよ!また直ちに四ツ神ビルに急行し、監視カメラの映像流出を防ぐこと!』

 KP : ふと横を見れば、アナウンスに驚いた弟がむせ込んで唖然としている。

辻山 裕貴:捜査一課って……

KP:あなたは弟の所属が捜査一課であることを知っている。同僚が警視庁内で発砲したとの通報だ。動揺も無理はないと思った。
弟はマグカップを置き、慌てた様子であなたに「じゃあまたあとで」と言い残して走り去った。

KP : …あなたは、自身を燃やさんとする業火の中で立ちすくんでいる。
今起こっているこの現状を何一つとして理解できないでいるのだ。目の前には半笑いの弟が、ライターとガソリンタンクを持ったまま佇んでいる。
四ツ神事件以降、弟はおかしくなってしまった。
あなたのことを監視するように常に側に居るようになり、逐一行動に口出しをしてくるようになった。

KP : ---------------------------------------------------------------------------------
…あなたは、自身を燃やさんとする業火の中で立ちすくんでいる。
今起こっているこの現状を何一つとして理解できないでいるのだ。目の前には半笑いの弟が、ライターとガソリンタンクを持ったまま佇んでいる。
四ツ神事件以降、弟はおかしくなってしまった。
あなたのことを監視するように常に側に居るようになり、逐一行動に口出しをしてくるようになった。

辻山 裕貴 : 熱い?熱いだろうな

KP:あなたが何を言おうが、弟は機械的にあの時の“放火”を繰り返すだけだ。

 辻山 裕貴 : 警察にいっても無駄だ、兄貴。警察は俺の味方だから。俺は絶対に捕まらない

辻山 裕貴:悪いな、こうなるのは必然だった

 KP : 弟はよどんだ目であなたを見つめる。その目から普段感じ取っていた「視線」を思い出してしまい、周囲の状況も相まってあなたの精神は極度に追い込まれた。

辻山 裕貴:…ほら

 KP : 弟はどこかを指さす。

 KP : 【聞き耳】を振って下さい

 神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 59 > 成功

 神楽 風弦 : よぉっし

 KP : よし

 KP : 「ーく…ーー前に、」そう、聞こえた。

 神楽 風弦 : なんでやねん

 神楽 風弦 : きこえろや

 KP : 直後、頭上から轟音が響き渡る。
咄嗟に後ろに飛び退けば、崩落した天井があなたの前に降り注ぐ。
あまりの質量にあなたは避けきることも叶わず、降りかかる火の粉と火炎の渦で体を焼かれた。
…そのあとのことはおぼろげだ。

 神楽 風弦 : はーん

 神楽 風弦 : なるほぉ

 KP : なんとか逃げ出した。正確には覚えていないが、今生きているのだからあの火の海から逃げだせたのだろう。
警察が居なさそうな人気のない道を走って、走り抜けて、そこであなたを保護したのが稲生だった。
「もう大丈夫」という稲生に安心してしまい、全身の力を委ねてしまったことまでは覚えている。
意識が落ちる直前、やけどの激痛と弟に殺されかけた事実がズキズキとあなたの脳に刻まれていた。

KP : 弟の狂気と大火事を追体験した。{SANチェック1d2/1d4+1}

神楽 風弦 : 1d100<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 60 > 成功

神楽 風弦 : 偉すぎる

神楽 風弦 : 1d2 (1D2) > 2

KP : はい

神楽 風弦 : なんで

神楽 風弦 : 最大値を出すなボケ

[ 神楽 風弦 ] SAN : 75 → 73

KP : 草


HO4 シロヘビ

?: 一澄、疲れているのかい?

KP:…声にはっとして前を向けば、あなたの父親こと薬師寺進があなたにコーヒーを差し出している。辺りを見渡せば、そこはあなたの実家だ。

薬師寺 進 : 警察…もといヨツマガツのスパイとして頑張るのもいいが、父さんはお前が心配だよ。お前は一人っ子で母さんも居なかったせいか、些か頑張りすぎるふしがあるから

KP : 【アイデア】を振って下さい

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 1 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : どうする(汗

KP : は?

東 利久 : (土下座)

KP : この後の聞き耳ロール免除で

KP : …これは夢だ。3年前のあの時の、忌々しいほど再生された夢だ。この後起こったことをあなたは知っている。

薬師寺 進 : ところでこの前お前の上司さんがうちに来たよ。何やら新しいタイプの麻薬が見つかったとかなんとかで、成分の検査依頼だそうだ

KP : 薬師寺は雑談をしながら複数の資料に視線を向けた後、ふう…とため息をつく。
警察も大変だ、無理だけはしないでね、とあなたをどこか切なげな優しい目で見つめて話を続けた。

KP : …暗い意識が明朗になったとき、あなたはキッチンに立つ父親が自分の食事に何らかの薬物を混入しているところを目撃した。
あなたには心当たりがある。この記憶の前日、父が警視庁長官の能海月埜立ち会いの下、患者に薬を投与していたところを目撃していたからだ。

KP : 薬を投与された患者はびくりと体を痙攣させた後、人間とは言い難い異形の姿に形を変えて数秒もがき苦しんだ後に絶命した。
…それと同じようなことを、自分でも実験しようというのか。あなたの中で何かが崩れるような音が響く。

薬師寺 進: …うん、うん、これでよし

KP : 「これなら、ーー…はずだ…」そう聞こえた。

薬師寺 進 : …!!あ、ああ…おはよう、一澄

KP:父親はあなたに気づくとぱっと顔をあげて白々しく食事を差し出してきた。

薬師寺 進:さ、冷める前にいただこうか。

KP : …あなたは思わず逃げ出した。父親の行動が信じられなかったのかも知れないし、強く不信感を募らせたからかも知れない。ただそれはあなたのみしか知る余地のないことだ。
そして即日警視庁長官の能海月埜に抗議をした。
あの薬は何だ、父と何を共謀している?と。
…能海は黙って笑っていた。

KP : 押収した麻薬をくすねたと濡れ衣を着せられて警察に拘束され、命からがら逃げ出したのはその直後だ。
何を言おうがどこに抗議しようが結果は変わらず、あなた一人がただ悪者にされた。

薬師寺 進 : 『一澄、今どこに居るんだい?』

KP:父からのメールが目に入る。
あのおぞましい実験をしていた父から、あくまでもあなたを心配するような文脈のメールが何通も届く。

KP : …めまいが、吐き気がする。今まで信じて来たものが全て崩壊したという現状に視界が歪む。気の狂いそうなストレスに脳は限界を迎え、意識はそこでふつりと途切れた。
あなたの脳裏に「これでよし」と笑う父親の笑顔だけがこびりついていた。

KP : 父の不穏な行動と警察の裏切りを追体験した。{SANチェック1d2/1d4+1}

東 利久 : 1d100<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 63 > 成功

東 利久 : 1d2 (1D2) > 1

[ 東 利久 ] SAN : 75 → 74

KP : 初っ端1クリは困ります(困惑)

東 利久 : てへぺろ★


一日目

目覚め

KP : ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ
細かに刻まれる目覚ましのアラームで目を覚ます。嫌な夢に汗をじっとりとにじませながら、あなたはカーテンの隙間から漏れる朝日に目を細めて起床した。

▶探索可能箇所 テレビ/スマホ

神楽 風弦 : …起こすか(起き上がる)

神楽 風弦 : おい、起きろ。お前たち。朝だ。

東 利久 : (隅に丸まって寝ています)

瀬戸口 紅葉 : ……あ゛?

 橘 紫 : …わーーーー!!(飛び起きて風弦に抱きつきます)

 東 利久 : ZZZ…

 神楽 風弦 : おいやめろ。東と瀬戸口もちゃんと起きろ(橘をはがしつつ)

橘 紫 : 怖い夢見ました…うっ…ティッシュください…

瀬戸口 紅葉 : …っるっせー。(風弦に蹴りを入れる)

東 利久 : …(二度寝)

神楽 風弦 : …はぁ………ティッシュはあっちにあるから勝手に使え。

橘 紫 : はあ…ずび……りくくん、二度寝しないで起きないと

東 利久 : ZZZ

神楽 風弦 : 東いい加減起きろ(頭をはたき)

東 利久 : …眠いです。嫌です。他に3人もいますので用事はそちらに頼んでください

神楽 風弦 : 嫌じゃない、起きろと言っている。そのまま外に出してもいいんだぞ。

瀬戸口 紅葉 : 俺は起きたぞ風弦さんよ〜(伸び)

神楽 風弦 : ……はぁ。こいつら本当に…(眉間を押さえ)

東 利久 : ………(顔顰めながら起き上がる)

橘 紫 : みなさん起きましたね!おはようございます!

東 利久 : …声が大きいです、うるさいです。

瀬戸口 紅葉 : 橘ク〜ンおはよう

神楽 風弦 : …………おはよう、お前たち。(眉間にしわを寄せ)

東 利久 : …おはようございます(顔顰め)

瀬戸口 紅葉 : はよ〜

橘 紫 : うーん、すごく嫌な夢を見た気がする…けどみなさん見てたら元気出ました!

東 利久 : そうですか、それはよかった。では、髪整えてきますので(洗面台行き)

東 利久 : もどりました(爆速)

東 利久 : ところで神楽さん、ハンドソープ切れてましたよ、買ってくるのでキレイキ〇イで良いですか

神楽 風弦 : …あぁ、もうそれでいい。勝手にしてくれ。

神楽 風弦 : 俺は朝飯を作ってくるから大人しくしていろ。部屋を好き勝手に荒らすなよ。

東 利久 : 手伝います(ついていき)

瀬戸口 紅葉 : ふーげーん、テレビつけてい〜?

神楽 風弦 : あぁ、それは構わないが音を大きくしすぎるなよ。

瀬戸口 紅葉 : あいよ〜(音量をお構い無しに上げる)

東 利久 : (レシピ見る為にスマホ見ます)

橘 紫 : 風弦さんのテレビ大きいから見やすいですよね!

KP : テレビをつけてみれば、液晶にここ最近世間を賑わせている事件の概要がパッと映し出された。

「麒麟事件」

最近巷で半分異形と化した人間の遺体が複数体発見され、連日マスコミを賑わしているのだ。
黒く変色した体、全身に浮き出たうろこ、四足歩行の動物のように変形した肉、角のように突出した頭蓋骨。異様な被害者の見た目から、この連続不審死事件は前述のとおり「麒麟事件」と呼ばれていた。
マスコミは何かしらの人体実験だとか原因不明の病気だとか様々な憶測を立てているが、それ以上の進展はなく事件の解決には至っていない。

KP : 【聞き耳】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 88 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 76 > 失敗

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 12 > スペシャル

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 53 > 成功

KP : 東さんと橘さんは「昨晩現場近くを通りがかった女性から現場から立ち去る警察の姿を見たとの情報が入り、警察と関係があるとみて当番組は独自の調査を…」とアナウンサーが報道している声が聞こえた。

KP : 東さんが電源をつけると、メールが一件入っているのが分かる。稲生具鷹からだ。
「起きたら電話をください」と記載されている。

 東 利久 : …(とりあえずスマホしまって卵焼き作ります)

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 90 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 96 > 致命的失敗

東 利久 : …(見て見ぬふりして橘用のとんかつソース机に置きにいく)

橘 紫 : りくくんありがとう!やっぱりこれがないとね

橘 紫 : みんなの分、俺作りましょうか?

瀬戸口 紅葉 : げ…またそれかよ

東 利久 : 結構です。貴方の舌はこれがあればまかり通るので助かりますが

神楽 風弦 : 必要がない。(テレビの音量を小さくしながら)

橘 紫 : ええ!?本当に!?そうですか…

東 利久 : …今度手伝ってください

東 利久 : そういえば皆様。稲生さんから連絡が来ていましたよ

瀬戸口 紅葉 : お?なんだってよ

東 利久 : 電話が欲しいとのことなので…少々お待ちくださいませ(稲生に電話かけます)

神楽 風弦 : おい、橘。ソースを使いすぎるなよ

橘 紫 : 大丈夫ですって!俺はいつも適正量ですよ

神楽 風弦 : 適正量を改めて考え直した方がいい。

橘 紫 : (いろはさんのもこっそりかけちゃお)

瀬戸口 紅葉 : って、おい、おま

瀬戸口 紅葉 : 馬鹿野郎(橘の顔を勢いよく押す)

橘 紫 : ぶへ!なんでえ…

瀬戸口 紅葉 : いらねーって、いつも言ってんじゃねーか

稲生からの伝達

KP : 数回のコール音の後、いつも通り挙動不審としか言いようのない稲生の返事が聞こえる。

東 利久 : …もしもし

稲生具鷹 : も、も、もしもし。おはよう

東 利久 : どーも、おはようございます

稲生具鷹 : お、おお、おはよう。ち、調子、はどう?

東 利久 : 絶好調に限りなく近いようでいてそうでないですね

稲生具鷹 : そ、そ、そう?

東 利久 : なにはともあれ…ご用件は?

稲生具鷹 : そ、その、き、今日から、その、ち、調査してくから、さ。と、とりあえず、連絡ほ、欲しくて

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 14 > スペシャル

KP : 本日からあなたたちヨツマガツはあの忌々しい記憶の残る四ツ神市をふたたび訪れることになっていたのだ。名目は勿論、「麒麟事件」の調査である。

東 利久 : 麒麟事件…ですか……

稲生具鷹 : そう、そう、麒麟事件。あれ、情報筋から警察の組織的犯行だって話が漏れ出てるんだ。に、ニュースは見たよね

東 利久 : (スピーカーモードにして皆に聞かせる)

東 利久 : はい、先ほどニュースがやっておりましたね…成程

瀬戸口 紅葉 : あー?麒麟事件の話か…

稲生具鷹 : あ、あ、も、もも、もしかして、み、皆いる感じ?か、かな?

東 利久 : ああ…言い忘れておりましたね。全員いますので

稲生具鷹 : い、い、いや、だ、大丈夫。ち、ちょうどいい、から

橘 紫 : 稲生さん!朝から話せて嬉しいです

稲生具鷹 : お、おはよう。たち、橘くん。あ、朝から元気だね

神楽 風弦 : …続けてくれ。

稲生具鷹 : あ、わ、分かった。つ、つ、続けるね

東 利久 : …焦らずにどうぞ

稲生具鷹 : そ、その、ぼ、僕たちの目的には警察の闇を暴いて世間に晒すことも、ふ、含まれてる

東 利久 : 存じております

稲生具鷹 : よ、四ツ神市…君にとってはいい思い出はない、ないかもしれない、し、警視庁の本拠点だけど、けど…えっと、大丈夫かな…

KP : 稲生はあなたの心持ち…過去を考慮してか、少し心配しているようだ。

神楽 風弦 : 問題ない。

瀬戸口 紅葉 : ま、だいじょーぶ。

橘 紫 : 稲生さんの言う事なら何でも聞きますよ!

東 利久 : …?(首をひねり)

東 利久 : …ああ、「あの事件」ですか

稲生具鷹 : あ、そ、そ、そういえば、あ、ああ、東くんは、そんな知らなかった、ね

東 利久 : 詳細のほどは私は詳しくありませんが、私から異論はありませんので、従いましょう。

稲生具鷹 : あ、あ、ありがとう。皆


[秘匿(いづき,六見樹)] 神楽 風弦 : あえて君に聞くんだけどこれ稲生は助けてくれただけって感じ?稲生も何かあった側?

[秘匿(いづき,六見樹)] SKP : 黙秘権を行使します!

[秘匿(いづき,六見樹)] 神楽 風弦 : うーんなるほど^^


稲生具鷹 : そ、それじゃあ、じ、準備が出来たら現地集合で、よろしくね。変装も、わ、忘れずに

稲生具鷹 : また、またあとでね。警察にバレないように、気を付けて来てね

神楽 風弦 : あぁ、後に。

瀬戸口 紅葉 : うーい

橘 紫 : はい、ではまた!

東 利久 : …また後で、それでは

KP : 稲生はしつこいほどの心配の言葉を吐き出し、ぷつりと電話は切れた。

東 利久 : (スマホしまい)…

東 利久 : …先ほどのニュースの件ですが

東 利久 : ニュース内で現場から立ち去る警察の姿を見たと聞こえました。稲生さんの話ともつながりが見えるでしょう

神楽 風弦 : そうだろうな。

瀬戸口 紅葉 : だね〜。

橘 紫 : それにしても本当に謎な事件ですよねー!怖い怖い

瀬戸口 紅葉 : んぁ〜…食い終わったら行くか。

東 利久 : そうですね、各々変装ともに気を引き締めてまいりましょう

東 利久 : 橘さん、これを忘れないように(ポケットティッシュ渡し)

橘 紫 : ありがとうー!本当に気がきくよね、さすが!

KP : 【変装】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 13 > 成功

橘 紫 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 23 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【変装】 (1D100<=70) > 15 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 54 > 成功

KP : 手慣れた手つきで姿を別人に変える。数年間警察から逃げ切ってきた手腕は伊達ではない。鏡で見ても何の違和感もない、どこにでもいる一般人だ。

東 利久 : …神楽さん足元大丈夫ですか?年ですか?

神楽 風弦 : …お前もう少し言い方どうにかならないのか。

瀬戸口 紅葉 : んはははw お前最高だよ東w

橘 紫 : そうだよりくくん、まっすぐ言い過ぎだよ!いろはさんも笑っちゃ失礼ですって!

東 利久 : そう言ってますが瀬戸口さん、腰からその…見えてますよ

瀬戸口 紅葉 : っあ?

神楽 風弦 : ………はぁ。

東 利久 : …ベルトもう少し絞めてください……

瀬戸口 紅葉 : 東もいるか?これ、多分2個くらいここに置いてあるぞ

東 利久 : …気持ちだけ受け取ります(少し迷う)

瀬戸口 紅葉 : お?いいじゃねーか 東クンよ〜

橘紫 : これ履いてるりくくん…くっ(笑いを堪える)

東 利久 : いや、流石に同じ柄を身に着けるわけには…

神楽 風弦 : 持って帰れと毎度言っているだろう。なぜいつも持って帰らない?

瀬戸口 紅葉 : いや、風呂入ってその後無いと困るじゃんかよ

神楽 風弦 : 毎度持って帰ればいい話だろう。俺の家に置いておく必要はない。

瀬戸口 紅葉 : ケチなやつ(足を小突く)

神楽 風弦 : ……今置いてるお前のものすべて窓から投げ捨ててもいいんだぞ。

瀬戸口 紅葉 : だったらお前のモンもやってやっからな!

神楽 風弦 : 俺の家だと言っているだろう。

東 利久 : はいはい…ふたりともそこまで

橘 紫 : 今日もみなさん仲良くて嬉しいな!

東 利久 : 年長者同士が茶番に勤しむのはおやめなさい、ほら、橘さんティッシュ持ちました?皆様出発しますよ

神楽 風弦 : はぁ…。(眉間を押さえ)

瀬戸口 紅葉 : わーったよ!

橘 紫 : はーい、ポケット入れましたー!…へっくしょい!

KP : 「四ツ神市にいい思い出はないかも知れないけど」…稲生の言葉を反芻しながらあなたは支度を終え、四ツ神市に向かうこととなる。

四ツ神市にて

KP : 四ツ神市、某所。
あなたたちは人気(ひとけ)の少ない静かなカフェテリアで、稲生の声が聞こえる範囲に各自着席している。

KP : 稲生はいつも通りビクビクした態度を崩さず、注文を伺いに来たウェイトレスにも「ひっ」と小さく声をあげて怯える始末だ。

稲生具鷹 : お、おはよう…み、み、みんな調子はどうかな…

KP : オドオドと口元にコーヒーを運びながら、稲生は引き攣った笑みを顔に貼り付けてあなたたちの様子を伺う。

東 利久 : おはようございます…稲生さんは相変わらずのようですね

KP : 【アイデア】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 59 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 1 > 決定的成功/スペシャル

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 29 > 成功

KP : いつもより稲生の怯え方がひどい気がする。

東 利久 : …(心理学振ります)

KP : SCCB<=72 (1D100<=72) > 99 > 致命的失敗

KP : 緊張している様に見える。

東 利久 : …どうかなさいました?いつもより緊張なさっているように見えますが

稲生具鷹 : そ、そ、そりゃあ警視庁の、ほ、本拠地だから緊張もするよ…

神楽 風弦 : ……気持ちは分からないでもない。だがそこまでになる必要もないだろう。

稲生具鷹 : ほ、ほら、き、きき、君達の、こ、事もし、し、心配だし、さ

瀬戸口 紅葉 : 稲生の方が慌ててどーすんだ?

東 利久 : …荒事などには対応できます、なにかあったら下がっていてください

稲生具鷹 : あ、あ、ありがとう、す、すまないね

稲生具鷹 : そ、それで先日も話した通りなんだけど、麒麟事件の概要、覚えてるかな

東 利久 : ニュース諸々貴方から聞いた話など存じています

稲生具鷹 : あ…改めて説明しておくね。まあ、この記事が一番わかりやすいと思うんだけど…

KP : 稲生はタブレット端末に表示させたネットニュースをあなたたちに見せてくる。
そこには「現場付近から立ち去る警察官の姿!現役警察官の犯行か!?」という記事が表示されていた。

KP : ネットニュースの続きはこうだ。

「四ツ神市で連続発生している変死体事件、麒麟事件。警視庁が勢力を上げて調査しているとの声明を発表した一方、一向に犯人は検挙されない。そんな中、本記者は独自に入手した防犯カメラの映像で驚きの光景を目にした。」

「警察官が写っていたのだ。現場検証をする姿が写っていたのではない。不可解なことに、最初の通報より5時間前にも複数名の警察関係者が現場入りをし、何かをしている姿が確認されていた。」

「今回入手した映像はたまたま発見されたものだ。現場からは防犯カメラが見づらい位置に設置されており、警察官たちも発見することができなかったのだろう」

「我々はこの映像を白日の元に晒し、昨今の四ツ神市内で度々みられる警察の不正を糾弾すべく…」

KP : あなたたちがネットニュースを見終わったのを確認すると、稲生は大きく息を吐き出した。

稲生具鷹 : み、見ての通りなんだけど、現場付近で警察の姿が目撃されてる

東 利久 : …この映像から確認できるに複数人、いるようですね

稲生具鷹 : そ、そうなんだ。き、協力者から情報提供を受けてね、今回の防犯カメラみたいに証拠はないんだけど、こ、これ以外にも複数回現場に現れてるみたいなんだ

瀬戸口 紅葉 : ふーん…(アイスコーヒーうまうま)

神楽 風弦 : …成程。

橘 紫 : ……

東 利久 : …カメラに写る前のはその、貴方の言う情報提供者から?

 稲生具鷹 : そ、そそ、そうだね。し、知り合いなんだ

東 利久 : 各事件にて警官が同一人物だったか確認できていますか?

 稲生具鷹 : あ、も、もちろんだよ。こ、これが現場にいた警察官の写真だよ

稲生具鷹 : ぼ、防犯カメラの映像だったから画質があまり良くなくて…もう少し僕に画像修正技術があったらよかったんだけど

KP : そう差し出してきた写真に写っていたのは、複数名の男女だ。

東 利久 : 十分ですよ、ありがとうございます

KP : 【目星】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 10 > スペシャル

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 33 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 57 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 90 > 失敗

KP : 橘さん以外の3人は画質が荒くて表情までは判別できないが、白衣の男性が1人、ショートヘアの女性が1人確認できる。その他にも複数名警察官がいたようだ。

KP : 橘さんは画質が荒くて表情までは判別できないが、男性が1人、女性が1人確認できる。


あなたは白衣の男性に見覚えがある。あなたの父、薬師寺進だ。あの日無表情で患者に得体のしれない薬を投与し、その患者が死ぬまでの十数秒をただただ眺めていた父の横顔を思い出し、焦燥感が蘇った。
{SANチェック1/1d2}

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 1d100<=74 【SAN値チェック】 (1D100<=74) > 22 > 成功

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : こっちで減らしとく?

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : いや、減らしたよ

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : あいあと!

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : いえいえ


あなたはその女性に見覚えがある。あなたのかつての師、相良川だ。首を絞めてあなたを殺害しようとした人物を不可抗力とはいえ突然目撃してしまい、トラウマが心臓を強く打ち呼吸が浅くなった。
{SANチェック1/1d2}

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 1d100<=74 【SAN値チェック】 (1D100<=74) > 68 > 成功


神楽 風弦 : 白衣……科捜の人間かもしれないな。

東 利久 : ……女性もいるようですね

瀬戸口 紅葉 : 女もいるのかよ

橘 紫 : 女性かあ…

東 利久 : ………

[ 東 利久 ] SAN : 74 → 73

[ 橘 紫 ] SAN : 74 → 73

稲生具鷹 : よ、ヨツマガツとしては見過ごすわけにはいかないし、世間に知らしめて断罪すべきだって、思って…ど、どうかな

KP : 稲生はあなたたちの様子を伺う。

神楽 風弦 : ……(心理学振ってください)

KP : SCCB<=55 (1D100<=55) > 26 > 成功

KP : へりくだってはいるものの、これを見過ごすはずはないだろうという自信を抱いているようだ。態度に似合わずしっかりとした強い目線であなたたちを見ている。

神楽 風弦 : 俺は大いに同意する。

瀬戸口 紅葉 : いーんじゃね〜の?


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 稲生さん可愛いね

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : ありがとう😊

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 抱ける?

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : なんという事を?

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 痴漢体質であれ

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : それはそう


橘 紫 : …稲生さんが言うなら

東 利久 : …そうですね…ええ、見過ごしませんとも。

東 利久 : 自らの正義の名のもとに命を賭けるだけです

神楽 風弦 : ただ。もう少し情報が分かり次第こちらにも伝達してくれると助かる。面割りの方もな。

 KP : あなたたちの返事を受け、稲生は大きく頷いた。

稲生具鷹 : よ、良かった。いい返事が聞けて

稲生具鷹 : じ、情報の方は、任せてほしい

稲生具鷹 : ただ、非常に申し訳ないんだけれど、こ、今回僕はあまり外に出られない。その…き…君たち以上に目をつけられてるからね

東 利久 : 成程…だから緊張なされていたので?

稲生具鷹 : ま、まぁ、そ、そんなところ、かな…

稲生具鷹 : ほら、えっと…僕、お、大きいし、みんなより変装得意じゃないからさ…

KP : 【アイデア】が振れます

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 64 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 75 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 63 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 55 > 成功

KP : 確かに以前見た稲生の変装は下手くそだった。違和感しか覚えない悲惨な完成度だったのをあなたは思い出す。

瀬戸口 紅葉 : …まぁw あの稲生のはな、

東 利久 : …体格が恵まれているようで羨ましい限りですが…よろしければ今度教えてさしあげましょうか?

稲生具鷹 : う、い、いや、大丈夫…ど、ど、どうせ、教えて貰っても、ろ、ろくな事にならないだろうし…

東 利久 : …そうですか(残念そう)

橘 紫 : 俺は稲生さんの変装好きですよ、味があって

稲生具鷹 : そ、そ、それは、ほ、ほめ、褒めてるのかい?

東 利久 : 個性的で良いと思います

神楽 風弦 : 多少は練習したほうがいいとは思うがな。

瀬戸口 紅葉 : オレと服買いに行くか?

瀬戸口 紅葉 : なんならオレの服貸してやるよ。
入るだろ?

稲生具鷹 : き、君達はや、やさ、優しいね

稲生具鷹 : ま、まぁ、とりあえずはだ、大丈夫だよ

瀬戸口 紅葉 : なんだよ、連れてってやっからな

東 利久 : …では、調査は我々だけで行うということですね

稲生具鷹 : そ、そ、そういうことになるね

稲生具鷹 : …ほ、本拠地…警視庁に潜り込んで埃を出したいのは山々なんだけど、僕だけじゃなくて君たちも、この四ツ神市では顔が割れてて有名人だ。け、警視庁本部なんてそう簡単に入れるはずもない

東 利久 : …と、なるとどうしたものでしょうね……

稲生具鷹 : だ、だから現場付近のもっと詳しい目撃情報を探しつつ、警視庁本部への侵入経路を探ろうかと、お、思う…

稲生具鷹 : よ…四ツ神はインフラも整っているから、逆に言ってしまえばいろんなところに入り口というか…あ、穴が多いんだ。そこをつけばうまいこと入れるかも知れない

東 利久 : つまり聞き込みという事ですか、少々リスクがあるように感じますが。致し方ない…言葉通りなら多少のザルもありそうですし…いいでしょうお任せください

稲生具鷹 : あ、あ、ありがとう。た、助かる

稲生具鷹 : け、け、警視庁本部への侵入はルートを確保できてから準備を整えて行おうと思ってる。…さ、幸い3日後に四ツ神花火大会が開催されて、その観光客の整備や対応でかなりの警察官が駆り出される。…ほ、本部の人員が減って侵入しやすくなるタイミングがある

稲生具鷹 : 本部に入ったら警視庁長官室を目指す。い、一番怪しいというか…警視庁長官の能海の指揮じゃないにしても、何か知ってる可能性がかなり高い。な、な何かしらの証拠が出てくるかもしれない。

瀬戸口 紅葉 : …能海……。(顔をしかめる)

神楽 風弦 : ……。

稲生具鷹 : な、何かあった時に1人だとまずいかもしれないから、僕は、つ、ツーマンセル以上で動くのがベストかなと思う…き、強制はしないけど

稲生具鷹 : ぼ、僕は君らの得た情報と、自分で得た情報を照合して侵入ルートを確保するのに専念したい。だから、ち、逐一情報は共有してくれるとありがたい、な…

神楽 風弦 : 了解した。各個人で連絡を随時見るようにする。

KP : そこまで話すと、稲生は話し疲れたのかほっと息を吐き出す。

稲生具鷹 : …こ、ここ、ここまでで何か質問はあるかな…

東 利久 : (未開封のミネラルウォーター渡す)

稲生具鷹 : あ、あ、ありがとう、あず、東くん


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これ、弟はまだ警察内にいるって解釈でいいんだっけ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうそう

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : おけありがとう


東 利久 : …お話してくださってありがとうございます。稲生さんはこの後どうされるので?……危険ならお送りしましょうか

稲生具鷹 : い、いや、だい、大丈夫。ぼ、僕はこの後、ほ、ホテルで情報収集と侵入ルートの確保を検討する、から

東 利久 : そうですか、どうかお気をつけて…我々も努力させて頂きますが今後も協力のほどよろしくお願いします

神楽 風弦 : 手伝えるようなことがあれば即時言ってくれ。情報捜査に関しては俺も出来ることがあるだろう。

稲生具鷹 : あ、あり、ありがとう

稲生具鷹 : そ、そう、そうだね。君は、さ、サイ犯のに、人間だったね

神楽 風弦 : あぁ。まぁ何かなければそれはそれでいい。こちらとしても動くことはあるからな。

稲生具鷹 : うん、うん、そ、それもそうだね

稲生具鷹 : …ほ、他には、だ、大丈夫そうかな。大丈夫かな

瀬戸口 紅葉 : んーまぁ、オレは特に。

東 利久 : 大丈夫ですよ、そんなに心配なさらずに、少なくとも貴方よりは腕っぷしに自信はありますので


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 今更だけど、風弦が知っているような人間は写真内にいない、ってことでいいね?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うん


橘 紫 : うん、大丈夫ですよ

神楽 風弦 : 俺も特にはない。なにかあれば各自連絡する。

KP : 稲生は相変わらずオドオドとした態度であなたたちに確認を取ると、レシートを持って立ち上がった。

稲生具鷹 : そ、それじゃあ、僕はもう行くね。一旦身を隠すね。どこで見張られてるか、わかんないから…

稲生具鷹 : あっ!お、お茶はゆっくり飲んでくれてて構わないから、ね、僕が払っておくよ

東 利久 : 残念…奢らせていただきたかったんですが

瀬戸口 紅葉 : お?サンキューな〜

東 利久 : まあ良いでしょう、次こそは私に奢らせてくださいね

稲生具鷹 : は、はは、そ、そうだね

稲生具鷹 : く、くれぐれも無理はしないでね!な、何かあったら連絡して!危なくなったら撤退すること!絶対に!死ぬのだけは絶対になしで!!

稲生具鷹 : 僕は何があっても君たちの味方だから…!

瀬戸口 紅葉 : オレ達は死にはしねーよ。

橘 紫 : うはー、優しい…

KP : 自分で押したレジカウンターの呼び出しボタンの音に「ひい!」と悲鳴を上げながら、全員分の会計を終わらせると稲生はあなたたちに手を振って退店していった。

東 利久 : (軽く振り返す)

橘 紫 : 稲生さんって本当にいい人だなあ…


…稲生が出て行った瞬間、店内の客の大半が一斉に自分たちを見たような視線と悪寒を感じた。
周りをこっそり見渡してみるが、そんな様子はない。気のせいだろうか。
{SAN チェック 0/1}

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : 1d100<=71 【SAN値チェック】 (1D100<=71) > 29 > 成功

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : よし!

[秘匿(いづき,おれだ!)] SKP : えらい!

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : やった!


…稲生が出て行った瞬間、店内の客の大半が一斉に自分たちを見たような視線と悪寒を感じた。
周りをこっそり見渡してみるが、そんな様子はない。気のせいだろうか。
{SAN チェック 0/1}

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 1d100<=73 【SAN値チェック】 (1D100<=73) > 89 > 失敗

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] SKP : 出目ェ…

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : なんでえ


…一瞬、あなたの視界が何分割もされたかのような錯覚を覚える。その視界は不思議なことに全て自分たちの姿を捉えている。正面から見たもの、横から見たもの、自分たちの背後を捉えたもの。あらゆる角度から撮影したビデオカメラのような映像に、自分がかつて警視庁内で感じていた無数の視線を思い出し、悪寒が走る。
{SANチェック1/1d2}

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 1d100<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 27 > 成功

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : ナイス

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : よっし


…稲生が出て行った瞬間、店内の客の大半が一斉に自分たちを見たような視線と悪寒を感じた。
周りをこっそり見渡してみるが、そんな様子はない。気のせいだろうか。
{SANチェック0/1}

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 1d100<=73 【SAN値チェック】 (1D100<=73) > 84 > 失敗


[ 神楽 風弦 ] SAN : 73 → 72

[ 橘 紫 ] SAN : 73 → 72

 [ 東 利久 ] SAN : 73 → 72

瀬戸口 紅葉 : おい、振り返してやれよケチなやつ(風弦のの手をグイッと引っ張る)

神楽 風弦 : ……おい、やめろ。(手を振り払い)


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 俺はする気はないです
てかしないほうがいいだろうな

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうだね


東 利久 : ……ッ

橘 紫 : …?

東 利久 : いえ…一瞬悪寒というか、見られていた気が、しただけです……


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あらぁ?これ俺なんちゃう?

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 面白れぇシナリオ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : さすがはヒコノスケさん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : にこっとしちゃった


橘 紫 : …あ、俺もしかして声大きかったです?

東 利久 : …いえ、気のせいでしょう……気になさらず。でも橘さんは少しは声抑えてください

橘 紫 : 外では声出さないようにしてるって!

橘 紫 : って言ってる俺の声もでかい…?

東 利久 : 静かに…(顔を顰めて橘の顔抑える)

橘 紫 : むぐ…!

神楽 風弦 : 多少は静かにしておけ。目を付けられてはいけないだろう。

橘 紫 : いやまじで静かにしてるつもり…

瀬戸口 紅葉 : も〜橘、店出るまで喋んなくていいぞ

橘 紫 : え!?何で俺が怒られてるんですかー?!

神楽 風弦 : ……はぁ。静かにしろと言っているのに。

KP : 準備ができたあなたたちは、頼んでいた飲み物を流し込み退店する。

KP : 自分たちがかつて所属していた警視庁の拠点がある四ツ神市。各々の過去と正義を抱え、これより探索を開始することになる。

▶探索可能場所 現場A(公園)/②現場B(工場跡地)/③図書館/④四ツ神広場/⑤森/⑥地下鉄

神楽 風弦 : …で、稲生はツーマンセルを推していたがどう別れる?

東 利久 : …どう行きましょうかね

橘 紫 : ね、りくくん!俺りくくんと一緒に行きたい

東 利久 : …おや

橘 紫 : (面倒見いいし…何かあったら頼れるし!)

東 利久 : …仕方ありませんね、貴方はおっちょこちょいで心配ですから私と一緒に行きましょう

神楽 風弦 : …じゃあ俺は瀬戸口と組もう。

瀬戸口 紅葉 : そんな嫌な顔すんなって、風弦さんよ〜

神楽 風弦 : そんな顔はしていないだろう。お前の気のせいだ。

神楽 風弦 : ……足だけは引っ張るんじゃないぞ。分かったか。

瀬戸口 紅葉 : あ?オレだって一応元捜査一課なんだが?

東 利久 : …言い争わないでください子供ですか

瀬戸口 紅葉 : ヨツマガツだって俺が集めたのによ〜(ぶつくさ)

東 利久 : ……やっぱり子供ですか

瀬戸口 紅葉 : うるせーよ

橘 紫 : (りくくん…一番年下なのにすごい度胸だな)

神楽 風弦 : もういい、時間もないだろう。俺たちは工場跡地に行く。お前たちは公園の方に行ってくれ。異論は?

瀬戸口 紅葉 : 勝手に決めやがったな。

東 利久 : 了解。では…各自気を付けて、お二人とも喧嘩はダメですからね

橘 紫 : ありません!!

東 利久 : 後道にも迷わないように、迷ったらちゃんと連絡してください

神楽 風弦 : 迷うとしたらこいつだろう。(瀬戸口の方を横目で見る)

瀬戸口 紅葉 : …チッ

神楽 風弦 : そっちの方は頼んだ。


公園

東 利久 : …さて、どこに行くか覚えておいでですか橘さん?

橘 紫 : えーっと…公園だよね!

東 利久 : そうです、では公園に行きましょうか。転ばないように気を付けて、ティッシュは切れていませんか?

橘 紫 : えっへへ、大丈夫だって!…へっくしょい!!うー…ティッシュ買っていっても良い?

東 利久 : …はいはい、道中買っていきましょうか(自分のティッシュ渡し)

橘 紫 : ありがとう!これだからりくくんはー!(肘ツン)

東 利久 : 、?…どういう意味です(ポケットティッシュ追加買って公園に向かいます)


最初に遺体が発見された小さな公園だ。
一ヶ月ほど前までなら報道機関や警察関係者で溢れかえっていただろうが、遺体が回収された今ではそんな様子はない。
 子供たちが駆け回るのを母親らしき女性たちが談笑しながら見守っており、凄惨な事件が起こったとは思えない至って普通の公園に見える。

KP : 辺りを見渡していると、何か土の中に埋もれているものがあることに気づく。

東 利久 : ………橘さん(土の中見る)

橘 紫 : …なんかある感じ…?(後ろから見る)

KP : くしゃくしゃに丸められた薬の処方箋のようだ。

KP : 【目星】を振って下さい

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 52 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 9 > スペシャル

KP : 裏面に「四ツ神市民病院」と印字がされている。

東 利久 : (拾い上げる)


[[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 【アイデア】を振って下さい

秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 36 > 成功

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : どこか聞き覚えがある病院だ。

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 共有していいやつ???

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : うん


[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 【アイデア】を振って下さい

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 80 > 成功

[秘匿(げんこか..,ちあ)]:どこか聞き覚えがある病院だ。


東 利久 : …聞き覚えがありますねココ

橘 紫 : うん、俺も思った!

KP : 【図書館・コンピューター・稲生に聞く】

東 利久 : 稲生さんに聞いてみますか?(橘見る)

橘 紫 : そうしよ!何でも調べてくれるって言ってたし

東 利久 : そうですね、では聞いてみましょうか(稲生に電話かけ)

稲生具鷹 : ……も、もしもし

東 利久 : もしもし、稲生さん。第一発見現場で「四ツ神市民病院」と記された処方箋が見つかりました。調べられますか?

稲生具鷹 : よ、四ツ神市民病院ね、ちょ、ちょっと待ってね

橘 紫 : えーっと…ちょっとかがんでくれる?(東の近くに耳を寄せて聞いてます)

東 利久 : (かがんで顔近づける)

稲生具鷹 : よ、四ツ神病院なんだけど、き、今日は休院らしい…

稲生具鷹 : で、でも、あ、明日からはまた開いてるっぽいから、そ、そ、その、患者に、な、なりすまして侵入出来るかもしれない

東 利久 : …成程、そういう手もありますね。調べてくださりありがとうございます

橘 紫 : ありがとうございます稲生さん!

稲生具鷹 : い、いいよ、ど、どういたしまして

稲生具鷹 : だ、大丈夫そう?ほ、他にはないかな?

東 利久 : …今はこれで充分です、ありがとうございます

稲生具鷹 : よ、良かった。じ、じゃあ、が、が、頑張ってね

 東 利久 : はい(切る)

▶︎探索可能箇所追加:四ツ神市民病院

▶探索可能箇所 フェンス/地面/水道/砂場

東 利久 : …(地面を調べる)

KP : 子供たちによって日々踏みならされてはいるものの、雑草がはえている。
しかし人間大の範囲のみ綺麗に生えていない場所がある。
稲生の情報では、ちょうど被害者が横たわっていた場所のようだ。
よくみてみれば、光に反射して何かキラキラと輝くものが砂に紛れて落ちている。

東 利久 : 橘さんこれを見て(拾い上げる)

橘 紫 : んん?なんかきらきらしてるね(よく見る)

KP : ガラス片だ。砕け散ってはいるが、ラベルのような物がいくつかのガラス片に付着している。

KP : 【アイデア】を振って下さい

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 12 > スペシャル

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 10 > スペシャル

KP : ガラス片の大きさから、薬瓶程度の大きさの入れ物だったのではないかとわかる。

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 76 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 75 > 成功

KP : ラベルは一部が滲んでいるが、繋げてみると「D●●g」と乱雑にメモ書きがされている。完全に読むことは出来ない。何かの暗号だろうか。

東 利久 : …何かの暗号でしょうか?

橘 紫 : D、D…Dog…あ、一個足りないや

東 利久 : ああ…そうですね?

東 利久 : (砂場行きます)

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 73 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 98 > 致命的失敗

KP : 足を滑らせました
ダメージ-1d2

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 34 > 成功

東 利久 : …ッ、あぶないですね…

橘 紫 : うっわ!!ご、ごめんりくくん!!

橘 紫 : あはは、王子様みたいだね、かっこいい!

東 利久 : …冗談はほどほどにお気をつけて

KP : 東さんは土に紛れて何か白い粉が混ざっていることを発見する。

東 利久 : (しゃがんで見る)

東 利久 : (白い粉ジップロック入れる)

東 利久 : ここはこれ以上なさそうですね、次行きましょうう(水場行き)

橘 紫 : (ついていく)

 KP : 蛇口をひねれば飲むことのできる射出口のついたものだ。
子供たちが遊び疲れて喉が渇いたのか、あなたたちの目の前で水を飲んでいる。

KP : 【聞き耳】と【目星】が振れます

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 75 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 81 > 失敗

KP : うっすら白濁しているような気がする。

東 利久 : …君たちいいかな(子供に近づき)

子供 : んー?どうしたのー?

東 利久 : ごめんね、そこの水場。調子が悪いみたいでお水が汚れているから飲むのは控えてほしいな?(しゃがんで視線を合わせ)


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 出目が怪しくなってきました

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 男の子が可愛いです

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 以上、現場からでした

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 草


子供 : そー?いつも通りだよ?

橘 紫 : その水はいつも飲んでるのかな?

子供 : そうだよ!おかあさんがすいぶんほきゅーは大事って言ってた!

東 利久 : …いつもこんな風に濁ってるのかい?

子供 : ?にごってる?

 東 利久 : ほら(指をさして)

 子供 : んー?(ジロジロと見る)

橘 紫 : (子供と一緒に見る)

子供 : ……たしかにそうかも?

橘 紫 : うん!そうかもしれない!(子供の肩を叩く)

東 利久 : …とりあえず今日は飲むのはやめとこう?

子供 : んー…わかった!じはんきで買ってくる!

橘 紫 : えらいねー、うんうん

東 利久 : …偉いね、気を付けるんだよ

子供 : うん!ありがとー!

東 利久 : (白濁した水を調べる)

KP : 東さんのみ【知識】もしくは【薬学】を振って下さい

東 利久 : CCB<=80 【薬学】 (1D100<=80) > 13 > スペシャル

KP : 水道の水に白い粉を当てると変化があるのではないかと思う。

東 利久 : (ジップロックから出して粉当てる)

KP : 水道から流れ出た水に接触して白い粉の色がキラキラと変わるのを発見してあなたは確信する。

これは一時期巷で出回っていたDB-gという薬だ。世間的な知名度はそこまで高くはないが、警視庁にいた頃にこの薬の噂が回っていたことを思い出せる。
一般的に販売されている薬でも病院で提供される薬でもない。いわば裏社会を中心に出回っている麻薬だ。

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 39 > 成功

KP : この薬の成分が、自分の知識の中に一切ないものだったことが思い出せる。得体の知れない薬だ。効果として一般的な麻薬のような幻覚・多幸感に加え、ドーピング作用もあったことを思い出す。

橘 紫 : …なんか、何してるかわかんないけどすごいね!さすがだね!

東 利久 : これは…もしや「DB-g」ですかね

橘 紫 : D…B?

東 利久 : 一種の麻薬です。一般的に裏社会に出回っている代物ですが、効果は通常の薬と変わらず幻覚と多幸感といったところでしょうね。成分は残念ながら存じてないですが

橘 紫 : …うわ、公園に麻薬なんて…最悪じゃん!

東 利久 : ええ…最悪ですね

東 利久 : …(フェンス向かいます)

KP : 狭い範囲だが、異様に綺麗な部分がある。体液などのなんらかの事件の痕跡が付着し、それを落とすために一部のみ清掃されて綺麗になっているのだろう。

KP : 【目星】と【生物学】が振れます

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 90 > 失敗

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 20 > 成功

KP : その綺麗になっている箇所の近くに、何かしらの液体が付着しているのを発見する。緑色の粘度の高い液体だ。

橘 紫 : ん!?何これ…りくくん、な、なんかべちゃってしてるよ

東 利久 : べちゃ…?なんですか?

東 利久 : (見る)

東 利久 : …べちゃっとしてますね

KP : 2人は【POW×2】を振って下さい

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 2】 (1D100<=75) > 76 > 失敗

東 利久 : CCB<=30 (1D100<=30) > 42 > 失敗

KP : 何故か安心感を覚える。いや、安心感というよりは「郷愁」に近い。クラクラとした感覚に一瞬身を委ねれば、猛烈な喉の渇きを覚えてハッとした。
…水分が欲しい。

東 利久 : …ッ

橘 紫 : あれ、何か急に…喉乾いたな


邂逅

 KP : あなたたちが調査を進めていると、後ろで「そこで何をやっているの?」という凛とした女性の声が聞こえた。

KP : 振り向けば白バイに乗った女性警官が怪訝そうな顔でこちらを見つめている。

KP : 【アイデア】を振って下さい

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 61 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル


女性の姿をあなたの双眸がとらえた瞬間、どくりと心臓が脈打ち呼吸が浅くなる。
忘れるはずもない。

4年ほど会わない期間があったため髪型や雰囲気にほんの少し相違はあるが、願掛けを込めてあなたとお揃いで購入した交通安全のお守りが彼女の腰からぶら下がっている。

女は間違いなく相良川優子だ。

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : あなたは首を絞められる感覚を思い出す。{SANチェック0/1}

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 1d100<=72 【SAN値チェック】 (1D100<=72) > 42 > 成功


KP : 女の後ろには他にも2人の警察官が控えている。

相良川優子 : ここで何をしていたの?身分証明書はあるかしら。出してくれる?

KP : 女はあなたたちに不信感を抱いたのか、職質をしようとそのまま近寄ってくる。

KP : そして橘の姿をその目で捉えた瞬間、ぴたりと動きを止め、そのまま顔をしばらく凝視した。
…みるみるうちに顔が大きく歪んでいく。

相良川優子 : ………剛…?

相良川優子 : 嘘、…なんで、

相良川優子 : なんで居るの?ねえ、何でここに居るのよ

橘 紫 : ……、(後ずさる)

相良川優子 : あれだけやってもまだ足りなかったわけ!?どうしてここにいるの!?

東 利久 : (橘を背に庇う)

KP : 【アイデア】もしくは【心理学】が振れます

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 76 > 成功

KP : 女性警官はかなり焦っているように見える。
発狂状態と言っても過言ではないほどの取り乱しようを見せたその女の前に、2人の警察官が割って入る。

相良川優子 : ち、ちょっと待って…

KP : 女性警官が静止するも、他の2人はそれを無視するように口を開いた。

 警察 : …ヨツマガツだな?ご同行願おうか

警察 : まあ、嫌と言ってもついてきてもらうんだが

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 12 > スペシャル

KP : 変装をしているはずなのに何故か自分たちがヨツマガツだとバレていることに気づく。
警棒を取り出した男たちは、そのままあなたたちを取り押さえようと向かってきた。


戦闘

相良川 優子 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 51 > 成功

相良川 優子 : 1d3
(1D3) > 2

 橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 6 > スペシャル

KP : 女性は手加減をしているらしい。

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 57 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 33 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 5

東 利久 : 1d4 (1D4) > 3

KP : 警官Aは気絶

東 利久 : チッ…!

橘 紫 : …

 警官B : CCB<=50 (1D100<=50) > 98 > 致命的失敗

警官B : 1d2 (1D2) > 

橘 紫 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 14 > 成功

 橘 紫 : 1d3+0 【ダメージ判定】 (1D3+0) > 2[2]+0 > 2

橘 紫 : 1d100 (1D100) > 86

相良川 優子 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 7 > スペシャル

相良川 優子 : 1d3
(1D3) > 1

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 7 > スペシャル

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 3 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : 1d8 (1D8) > 6

東 利久 : 1d4 (1D4) > 2

KP : 警官Bも気絶

東 利久 : …ッ面倒だな…

橘 紫 : CCB<=75 【言いくるめ】 (1D100<=75) > 96 > 致命的失敗

 KP : 喉に痛みが走りHP-1

橘 紫 : い…っ…

橘 紫 : 1d100 (1D100) > 59

[ 橘 紫 ] HP : 11 → 10

休戦

東 利久 : …流石に女性に無体は働きません、何の用ですか?

東 利久 : 見たところ知り合いのようですが(橘見る)


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : ゆうこりんはーと

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 草


相良川優子 : ……あなたには関係ないでしょう

橘 紫 : ……(首を押さえる)

橘 紫 : …なんで、手加減しました…?

KP : …その時だった。

KP : 気絶していた警察官2人が「ぐ、く、」と呻き声を漏らしながら体を痙攣させ始めた。

KP : 側から見れば「自分の体が言うことを聞かない」と言った様子の苦しみ方だった。

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 69 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 18 > 成功

KP : 橘の声を聞いてから彼らの様子がおかしい。

KP : 直後、背後から赤色灯の点滅する光と、パトカーのサイレンが響き渡る。
彼らが隙を見て応援を呼んでいたようだ。速やかにここから立ち去るのが得策だろう。

東 利久 : …、ここは立ち去ったほうが良いですね、行きますよ(橘の手を掴んで走り出す)

KP : しかし逃げようと横を通りかかった際、警察官が橘の足を掴む。

KP : 振り払おうとするもその手はビクともせず、とっさにその顔を見下ろせば驚きのあまり血の気がひくのを感じた。

KP : …視点が定まっていない。それどころか双方の眼球が真逆の方向を向いている。
不快なうめき声を発しながら、同時に緑色の粘液を垂れ流している。

KP : ゾンビのような抜け殻状態の意識のまま、ただただ足を怪力でつかんでいるのだ。

橘 紫 : CCB<=11*5 【STR × 5】 (1D100<=55) > 53 > 成功

橘 紫 : うう…離せ…!

KP : 慌てて何とか振りほどき、その場を立ち去ろうとする。その時背後から女性の悲痛な叫び声が聞こえた。

相良川優子 : …いッ…稲生…!!!話が違うじゃない…!!!!!

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 26 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 87 > 失敗

KP : 「なんでよ、これじゃあ、」と聞こえた。

東 利久 : 橘さん、しっかり

東 利久 : 幸い乗り物が奪えそうです、運転…お願いできますね?

橘 紫 : …ん、…ごめん、できるよ

KP : 東を後ろに乗せエンジンをかける。

KP : …数年ぶりの感覚だ。
そのまま何度かふかし、白バイを発進させることになるだろう。

東 利久 : 頼みますよ、…偶には年上らしくしてください

橘 紫 : …よし、つかまってて

橘 紫 : CCB<=70 【ナビゲート】 (1D100<=70) > 82 > 失敗

 クリティカルチケット使用

KP : そのまま応援の警察官たちも振り切り、一時的に身を隠しながらその場から逃げきることに成功する


工場跡地

神楽 風弦 : 行くぞ、瀬戸口。

瀬戸口 紅葉 : うーい。

SKP : 二番目に遺体が発見された工場跡地だ。

SKP : すでに工場が潰れてかなりの年月が経っている為、ぱっと見はただの空き地である。
辺りを見回す最中、何か鼻をつくような異臭がした。出所は分からない。

SKP : 【聞き耳】が振れます

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 58 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 43 > 成功

神楽 風弦 : …何か匂いがするな。

SKP : 生臭いような鉄臭いような形容しがたい異臭だ。気分の良いものではない。

瀬戸口 紅葉 : くせ〜…

▶探索可能箇所 地面/ドラム缶

神楽 風弦 : 何処から匂っているんだろうな。お前は見当がつくか?

瀬戸口 紅葉 : 残念なことに全く

神楽 風弦 : …成程。まぁ見れるところも多くはない。手あたり次第探そう。

瀬戸口 紅葉 : あいよ

神楽 風弦 : (地面を見る)

SKP : 一度掘り起こされたように一部の土が周りの土の色と違うことがわかる。
その部分だけ草が生えていないようだ。
何か埋まっているのかも知れない。

瀬戸口 紅葉 : んぁ?んだこれ(足で指し)

神楽 風弦 : …何か埋まっているのかもしれないか?

瀬戸口 紅葉 : …掘れと?

神楽 風弦 : 掘らないと中も分からないだろう。

瀬戸口 紅葉 : お前もやれよ

 神楽 風弦 : 多少はな。

神楽 風弦 : だがお前の方が向いているだろう。

 瀬戸口 紅葉 : はいはい、汚い仕事は毎回捜査一課ってよ。

瀬戸口 紅葉 : (地面を掘り始める)

SKP : 少し掘ってみると中から緑色に変色した土と、それに混じって真っ黒な木片のようなものが見つかる。

神楽 風弦 : ……成程。

瀬戸口 紅葉 : あ〜?なんだっけ、カビか?

SKP : アイデア、土に目星、木片に生物学が振れます。

瀬戸口 紅葉 : (土に目星振ります)

SKP : どうぞ!

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 60 > 成功

神楽 風弦 : ccb<=1 (1D100<=1) > 39 > 失敗

SKP : 【土に目星】粘度の高い緑色の液体が土に混ざり込んでいる。土が緑色に見えていた原因はこの液体だろう。

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 15 > スペシャル

SKP : 【アイデア】緑色の土の量がかなり多いため、証拠の隠滅に困って仕方なくその場に埋めたのだろう。

神楽 風弦 : 証拠隠滅のために盛ったのだろうか。

神楽 風弦 : ……この色は一体…

瀬戸口 紅葉 : んなところだろーな。オレも色に関しては分からねぇ。

SKP : 黒い木片の異物感に疑問を覚えながらも手の中で転がしていると、一瞬その木片が触手のようにグニュリと蠢いた。
{SAN チェック 0/1}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=71 【SAN値チェック】 (1D100<=71) > 15 > 成功

神楽 風弦 : 1d100<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 21 > 成功

神楽 風弦 : …なんだこれは。

瀬戸口 紅葉 : うげ、気持ちわりっ!!

神楽 風弦 : 何も分からないな。こんな非科学的な事、お前でも扱ったこともないだろう。

瀬戸口 紅葉 : おう、全くな

神楽 風弦 : 今のところは放置だな。あそこにドラム缶がある。そこも見てみるぞ。

瀬戸口 紅葉 : あいよ

神楽 風弦 : (ドラム缶へ向かう)

SKP : 外装が剥げて錆でボロボロになったドラム缶だ。風雨に晒されてか所々に穴も開いている。
パッと見た感じは特段違和感を抱く事もないが、何やら異様な雰囲気を醸し出しており、なぜか自然と視線がそちらに向かう。

SKP : 聞き耳が振れます!

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 54 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 46 > 成功

SKP : 異臭はその中からするように感じる。

神楽 風弦 : ……さっきの匂いはここからだったか。

神楽 風弦 : 中を開けてみるか。何かあるだろう。

神楽 風弦 : いいか瀬戸口。

瀬戸口 紅葉 : いいぞ

SKP : 中に注射器が打ち捨てられている。粉々に砕けてしまっているが、注射器の破片の周りに何かが乾燥したような黒色のシミが付着しているのを発見する。

SKP : 【POW×5】を振ってください

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 82 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 57 > 成功

SKP : 成功した風弦は覗き込んだ事でひときわ濃くなった異臭を吸い込んだ途端、意識が持っていかれそうになる。しかしギリギリで持ちこたえることができた。何か深淵に引き摺り込まれそうな、不可思議な悪寒だ。気分が悪い。{SAN チェック 0/1}

神楽 風弦 : 1d100<=72 【SAN値チェック】 (1D100<=72) > 61 > 成功

神楽 風弦 : ……っ、

SKP : 失敗した紅葉は覗き込んだ事でひときわ濃くなった異臭を吸い込んだ途端、意識が持っていかれそうになる。何か深淵に引き摺り込まれそうな、不可思議な悪寒だ。心臓を直接握られたようなじくじくとした感覚が未だに自分をむしばんでいる。気分が悪い。{SANチェック1/1d2}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=71 【SAN値チェック】 (1D100<=71) > 38 > 成功

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 71 → 70

瀬戸口 紅葉 : ……なっ。

SKP : また、ドラム缶の中には処方箋の切れ端のようなものがこびりついており、かろうじて四ツ神市民病院と書かれていることが判別できた

瀬戸口 紅葉 : 市民病院……

瀬戸口 紅葉 : って、風弦お前だいじょぶか?


[秘匿(いづき,おれだ!)] SKP : 四ツ神市民病院という文字を見た途端、側頭部に痛みが走る。何か聞き覚えのある病院だ。妙に気になる。

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : あーはん?


神楽 風弦 : 大丈夫だ。お前の方が顔色が悪いだろう、気分でも悪いか?

瀬戸口 紅葉 : このドラム缶、気持ちわりぃな


[秘匿(いづき,六見樹)] SKP : 四ツ神市民病院という文字を見た途端、目に痛みが走る。何か聞き覚えのある病院だ。妙に気になる。

[秘匿(いづき,六見樹)] 神楽 風弦 : あらぁ

[秘匿(いづき,六見樹)] 神楽 風弦 : 多分秘匿のあれですね?


瀬戸口 紅葉 : まー、オレは大丈夫。

神楽 風弦 : 体調でも悪いのであれば休んでいればいい。

SKP : 【図書館・コンピューター・稲生に聞く】ことが出来ます。

神楽 風弦 : 市民病院…調べてみようか。

瀬戸口 紅葉 : 頼むよ、サイ犯さんよ

神楽 風弦 : CCB<=71 【コンピューター】 (1D100<=71) > 13 > スペシャル

SKP : 四ツ神市民病院は本日休院だと Web サイトに記載されている。明日以降であれば人に紛れて患者として入り込むことができそうだ。

▶探索可能箇所追加:四ツ神市民病院

神楽 風弦 : …今日は休院のようだな。明日以降なら行くことが出来るだろう。

瀬戸口 紅葉 : …んでー今度は患者になればいいんだな

神楽 風弦 : そうだ。こんなところにあるんだ、何かしらの情報は手に入るだろう。

瀬戸口 紅葉 : だな。とりあえずここはこんくらいか?

神楽 風弦 : そうだな……(周りを見渡し)

神楽 風弦 : 稲生が言っていたようなやつらもいないことだ、これ以上調べることはないだろう。

瀬戸口 紅葉 : ん、あいつらのこと待つか…。

神楽 風弦 : …いや、こちらで手にした情報だけを伝えて、他のところも調査しに行ったほうが効率は良くないか。

瀬戸口 紅葉 : あ?それもそうか。

瀬戸口 紅葉 : 一旦持ち帰るのが癖だったからすまねぇ

神楽 風弦 : 一課はそうだろうな。

神楽 風弦 : ただ、時間も限られている。俺個人としては、にはなるが今後も二手に分かれて別々に情報を手に入れたほうがいいだろう。

瀬戸口 紅葉 : ん〜、わかった
ってずっと俺ら2人かよ!?

神楽 風弦 : …そうとは言っていないだろう。勘違いをするな。

神楽 風弦 : 別の組み合わせでもいい、稲生が言うんだツーマンセルを保った方がいいだろう。

瀬戸口 紅葉 : へいへい

瀬戸口 紅葉 : ま、1番硬っ苦しいやつよりはまだマシだよ

神楽 風弦 : …ほう。

神楽 風弦 : まぁ俺もお前のように年上も敬えないような奴とはやりにくいからな。

瀬戸口 紅葉 : あー?チビ!ケチなやつ!

神楽 風弦 : 語彙が乏しいな。一課はそんな語彙でやっていけるのか。

瀬戸口 紅葉 : 実績がなきゃ入れてねーだろ、

神楽 風弦 : 実績だけ、だろうか。


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ちあちあ!相棒の話出してもいい?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 名前はださぬ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : いいよ🙆‍♂️

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : やっちゃー!


瀬戸口 紅葉 : 優秀な相棒がいたんだよ。オレに勿体ないくらいのな

神楽 風弦 : ……ほう?

瀬戸口 紅葉 : …まー、もっとオレだってちゃんとやってたんだからな!

神楽 風弦 : そうかそうか偉いものだな?

瀬戸口 紅葉 : あー…思い出したくねぇ

神楽 風弦 : …まぁそれはそれでいい。あいつらに連絡したほうがいいだろう。

瀬戸口 紅葉 : わかった(スマホを取り出し東に電話をかける)


情報共有:1

東 利久 : …なんとか、振り切れたようですね

橘 紫 : …はあ

東 利久 : …何があったかは聞きません、ぐずぐずしてる暇もありませんから調査を続けますよ

橘 紫 : …ん〜!よし!そうだね、今の出来事はちょっと忘れとく

橘 紫 : 気をとりなおしてがんばろう!

東 利久 : …そうしてください、そうでないと調子狂うんで…と(電話が鳴る)

東 利久 : …瀬戸口さんからですね(出ます)

瀬戸口 紅葉 : 「お、出た」

東 利久 : 「どうなさいましたか?」

神楽 風弦 : 「情報共有でも、と思ってだな。」

瀬戸口 紅葉 : 「そ、なかなか出なかったから心配したぞ。」

東 利久 : 「なるほど…すいません所謂ドンパチしてたもので」

神楽 風弦 : 「…ほう。」

橘 紫 : 「あ!そうそう!聞いてくださいよー!りくくんがめちゃくちゃかっこよくって!」

瀬戸口 紅葉 : 「あ?お前ら何してたんだよ」

東 利久 : 「…とにかく、何とか振り切ることが出来たんです、が」(橘押しやり)

東 利久 : 「…相手は警官。我々の事を知っていたようです」

神楽 風弦 : 「変装はしていたが…ということで間違えないか?」

東 利久 : 「ええ」

神楽 風弦 : 「…そうか。」

瀬戸口 紅葉 : 「やべーじゃんかよ」

橘 紫 : 「あ、それは、俺の知り合いがいて…すいません!」

東 利久 : 「…まあ一応は全員元々そうでしたから知り合いがいてもおかしくないでしょう…」


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : りくくんのことすきになっちゃうよお

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 好きになっちゃえよ^^

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : ^^^^


東 利久 : 「いずれにしても顔が割れている可能性があるので十二分に気を付けて、我々は調査を続けます」

神楽 風弦 : 「…成程。まぁ分からないわけでもない、ここでは顔が割れてしまっている。これまでがなかっただけ、平穏だったということだろう。」

東 利久 : 「…そうですね、ですがここで立ち止まっているわけにはいきませんから、貴方達は次は何処へ?」

神楽 風弦 : 「…そうだな、近場ということで図書館にでも向かおうかと考えている。そっちは?」

瀬戸口 紅葉 : 「図書館ね、あいよ。」

橘 紫 : 「いろはさん、図書館では静かにしないといけないんですよ!大丈夫です?」

瀬戸口 紅葉 : 「なんかオレ全然信用されてなくないか!?
お前もかよ!橘!」

橘 紫 : 「だって静かにできなかったら大変じゃないですか!あ、風弦さんがいるから大丈夫ですね」

瀬戸口 紅葉 : 「声がうるせーのはお前の方だからな。覚えとけよ」

神楽 風弦 : 「…俺は子守係じゃないが。」

東 利久 : 「瀬戸口さん、橘さん、ここで騒がないでください…知能レベルをもう少しあげてもらえると助かります。……わかりました、我々は人目を避けるためにも森へ向かおうと思います」

神楽 風弦 : 「あぁ。よろしく頼む。」

東 利久 : 「…えぇでは、お互い気を付けて」

瀬戸口 紅葉 : 「あんな…一応お前ら集めたのオレなの覚えてっかよ…」

東 利久 : (紅葉が喋ってる途中で切る)

瀬戸口 紅葉 : って!あ!おい!


図書館

神楽 風弦 : …(図書館へ向かう)

KP : 大規模な市立の図書館だ。四ツ神市のコンセプト同様、図書館周辺には多くの木々が植えられている。
カフェテリアの併設・大学近くの立地ということもあり普段から人が多く、静かで安らぐ環境ながらも人々で賑わっている様子を見せていた。

KP : 一般的な書物や学術書はもちろん、過去数十年の新聞データも保管されており、麒麟事件以外についても調べることができそうだ。
四ツ神市で起こった大きな事件の新聞記事や、四ツ神市についての資料がいくつか検索履歴に上がっている。

KP : 調べられるもの:「四ツ神事件」「4年前の大規模住宅火災」「新種の麻薬横行」「四ツ神連続殺人事件」

神楽 風弦 : これだけあれば何かありそうだな。瀬戸口。何か調べたいことは?

瀬戸口 紅葉 : んー……オレは全部触った事あっからある程度は覚えてる。
だからお前に任せるわ

神楽 風弦 : …そうか、じゃあ「四ツ神事件」について改めて再確認しておきたい。それでもいいか。

瀬戸口 紅葉 : あー…まぁいいんじゃね。

神楽 風弦 : 感謝する。では調べよう。

瀬戸口 紅葉 : あいよ。

神楽 風弦 : まずは古新聞でも見ればある程度は分かりそうだが……

 ・「四ツ神事件」
4年前の発砲・立てこもり爆破事件の一連の総称だ。
警視庁捜査一課の刑事が突如としてその場にいた同僚に発砲しパトカーで逃走。そのまま四ツ神ビルに複数の武器を所持したまま立てこもり、ビルを爆破して死亡した事件。
本件は被疑者死亡で幕を閉じているが、被疑者は爆破に巻き込まれたのではなく、その直前に狙撃手によって射殺された。

KP : 【図書館】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 41 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 42 > 成功

KP : 幸い発砲された警察官の命に別状はなかったとの情報だ。
彼は重傷を負いながらも容疑者に対する懸命の説得を試みて事件解決に貢献したため、警察は彼に警察功績章を授与している。

KP : 本件はネットで闇が深い事件として都市伝説化されているようだ。
一部の噂では、警察に恨みを持つ何者かに洗脳されてテロまがいのことをさせられたのではというオカルトじみた話まで上がっている。

神楽 風弦 : ……確か。このマル被は一課の者だったろう。お前の知り得る人間か?


[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 【アイデア】を振って下さい

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 47 > 成功

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : うし!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : おし

その記事を読んで思い出した。事件を起こす直前の国唯は、痙攣した後ひどく怯えたような顔をして、周りを見渡していたことを。洗脳云々について馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないが、彼の様子はあまりにも平常時とは異なっていた。得体の知れない悪寒が走る。{SANチェック0/1}

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 1d100<=70 【SAN値チェック】 (1D100<=70) > 11 > 成功

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : お!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : えらい!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : これ、国唯だよっての言ってもいいのかしら…

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : タイミングがわからん

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 言ってもいいよ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : お、俺がその説得したやつだよ〜ってのも?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 大丈夫だお


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ただの考察、てかメモ
瀬戸口の相棒は弟だったのでは?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : おけ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : にこ!^^


瀬戸口 紅葉 : 知ってるってか、功績章貰ったのオレだよ。

神楽 風弦 : …成程。

瀬戸口 紅葉 : 発砲したのはオレの元相棒。さっきのやつ…な。

神楽 風弦 : ほう。先ほど言っていたのはこのマル被のことだった、と。

瀬戸口 紅葉 : そ、関係ないけどこれもそれの痕。(頬のガーゼを触りながら)

瀬戸口 紅葉 : ほらこれ以上四ツ神事件調べてももう新しくなんも知れないだろ。
次々、

神楽 風弦 : ……あぁ。他も見ようか。

瀬戸口 紅葉 : いやぁ、これも懐かしいな(大規模火災の際の新聞を取って見る)

「4年前の大規模住宅火災」
火事の新聞が見つかる。大規模火災で住宅から1人の遺体が見つかったというものだ。詳しい記事の内容は以下のとおり。
20××年●月●日、四ツ神市中央通り5丁目で大規模火災が発生しました。
この火事で火元とみられる住宅1棟と、隣接する家屋4棟の計5棟が全焼。
火災発生時現場近くは強い風が吹いており、それによって火の粉が飛び広範囲に広がった物とみられています。
また、火は5時間後に消し止められましたが、全焼した住宅から1人の遺体が発見されました。

KP : 【図書館】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 9 > スペシャル

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 55 > 成功

KP : 警察は遺体が行方の分からなくなっている辻山裕貴さんのものと見て特定を進めており、この住宅に共に住んでいた裕貴さんの双子の兄、辻山風貴さんから聴取を行なっています。

KP : 現在火災原因と火元の特定はされておらず、警察は放火の可能性も視野に入れて捜査を行なっているようです。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これ火元は俺たちの家だよなぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そう

おかしい。
死んだのが自分ではなく、弟だということになっている。
しかも弟はそれを訂正する事もなく聴取を受けているようだ。
彼は今、「火事で弟を亡くした哀れな辻山風貴」として生きていることになる。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あらぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : なるなる

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 入れ替わりってかそんなんかぁ…?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : どうだろう

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : まぁメモ的なそれ。関係なくてもぜーんぜん構わん


瀬戸口 紅葉 : …こんなんだった、そうそう。

神楽 風弦 : ……。お前はこれも調査していたのか?

瀬戸口 紅葉 : いやー、オレの所には話だけだったはず

神楽 風弦 : そうか。

瀬戸口 紅葉 : こっちは〜?っと(麻薬関連の新聞を見る)

「新種の麻薬横行」
四ツ神市を拠点とする暴力団構成員から新種の麻薬を押収したという新聞記事だ。
麻薬の名前は「DB-g」。正式名称を「DEEP BLACK GOAT」というもの。
依存性はなく、人体に悪影響を及ぼさないドーピング薬・ダイエット薬のようなものだと売買を行い逮捕された暴力団関係者は語る。
 インタビューを受けた四ツ神市民病院院長の薬師寺進氏は、「本当にそんな便利な薬があったら医薬品として世に出回っている」「一時の誘惑や好奇心に負けて人生を棒に振らないように」と記者に話した。


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 四ツ神市民病院という文字を見た途端、目に痛みが走る。何か聞き覚えのある病院だ。妙に気になる。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 痛いなぁやだなぁ


[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 四ツ神市民病院という文字を見た途端、耳に痛みが走る。何か聞き覚えのある病院だ。妙に気になる。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : まただ!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : なんだぁ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : しこりが疼いてる…!?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 厨二臭くなったなぁ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : www


瀬戸口 紅葉 : …っ……

神楽 風弦 : どうした?

瀬戸口 紅葉 : いや、だいじょぶ。すまん

神楽 風弦 : そうか。やはり体調が悪いのであれば休んでいたほうがいいんじゃないか?元一課と言えど数年前の話だ。

瀬戸口 紅葉 : だから、だいじょぶだっての!


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これワンチャン瀬戸口くん摂取してそうだなぁ~

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : ふふっ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : だよなぁ


瀬戸口 紅葉 : 座りっぱなしのサイ犯より体力はあるだろーよ

神楽 風弦 : そうだろうな。天下の一課には勝てないだろう。

瀬戸口 紅葉 : お?やっと分かってくれたか(ご機嫌)

神楽 風弦 : ……。はぁ。お前が単純で良かったことだ。

神楽 風弦 : 次見るぞ。(四ツ神連続殺人事件の新聞を見る)

瀬戸口 紅葉 : ういうい

・「四ツ神連続殺人事件」
30年以上前に四ツ神で起こった事件のようだ。年齢問わず何組もの親子が四ツ神市内で刺殺され遺体で発見された。
発生した時期や、刺し傷から推測される凶器が同一ではないかと考えられ、連続殺人事件だと断定された。
容疑者は何人かに絞られていたものの、最終的に容疑者不明で時効を迎えたと書かれている。

KP : 【図書館】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 40 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 15 > スペシャル

KP : 容疑者が捕まっていないにもかかわらず、ある時期を境にパッタリと犯行が止んだようだ。
しかしちょうど最後の犯行から一週間後にとある男性が凶器と同一のナイフで刺されたらしい。
巷では「第三者に犯行がばれてしまい口封じに殺したはいいものの、それ以上の発覚を恐れて以降の犯行を断念したのでは」と推測されている。
「四ツ神連続殺人事件」、その後の男性の殺傷事件ともに被害者の名前は遺族への配慮の為か、公表されていない

神楽 風弦 : これについては?何か知っていることなどあるか?

瀬戸口 紅葉 : これはもうみんな知ってるのと変わんねーよ。

瀬戸口 紅葉 : ギリギリ資料残ってたかもしれねーけどオレ自身は覚えは無い。
さっきの嘘になっちまったな、すまねぇ


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これについて風弦って何か知ってる?子どもの頃の記憶残ってるかとか

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ワンチャン手術前?

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これについて風弦って何か知ってる?子どもの頃の記憶残ってるかとか

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ワンチャン手術前?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うーん多分覚えてないと思う

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : おっけーあざます


神楽 風弦 : …まぁ、お前たちの生まれる前後の事件だからな。

瀬戸口 紅葉 : あぁ。

神楽 風弦 : 俺も大してお前たちとはこの事件についての知識の差に変わりはない。

神楽 風弦 : …30年以上前だからな。

瀬戸口 紅葉 : もし、今一課の奴らに聞いてもまともな情報は貰えないだろーな。

神楽 風弦 : 聞くことも叶わないだろうがな。

瀬戸口 紅葉 : …ははっ、知ってるよ、んなこと…。

瀬戸口 紅葉 : さー風弦さんよ。
他に気になる事、あっか?

神楽 風弦 : …いや。ないな。お前は?

瀬戸口 紅葉 : いーや、だいじょぶだ。

瀬戸口 紅葉 : ってか、四ツ神事件に関しては深入りしてこねーのな。

神楽 風弦 : ……聞いて欲しいのか?

瀬戸口 紅葉 : いや、オレが真面目にお前と話せるような話題と思ってよ。

神楽 風弦 : ……はぁ、そうか。話したいなら話せばいい。

瀬戸口 紅葉 : サイ犯も出てたじゃねーか。あれ。
なんかそっちは知らねーのか?

神楽 風弦 : 俺の担当ではない。

瀬戸口 紅葉 : んだよっ、まぁいいや


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 閲覧制限くらいだし、まだ弟のことは言わなくていいだろうからこういったけど良かった?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うん。大丈夫だよ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : おっけー


瀬戸口 紅葉 : …そーだ。

神楽 風弦 : …なんだ。

瀬戸口 紅葉 : オレはさ、この四ツ神事件で色々あって辞めちまったけど
風弦はなんでなんだ?


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あらぁ^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : どーしよ♪どーしよ♪

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 話してもいいよ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 君の好きにしな


瀬戸口 紅葉 : 単純によ、あん時のオレに乗ったのはなんでかって気になって。
いつもみたいにダンマリ決め込むならまぁ深くは聞かないが

神楽 風弦 : ……俺も同じだったからだ。警察への不信。四ツ神事件。それ以降のことも含めて。


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : えぇ、これ聞いちゃって良かった?
紅葉目線だとどーしてもずっと気になって

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 聞いていいよ🙆‍♂️お互いの事を知ることは大事

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ありがとう


神楽 風弦 : 多少は違えど根本的に通ずる部分があった、だから乗った。それだけだ。

瀬戸口 紅葉 : ……そ。さんきゅーな

神楽 風弦 : お前は。お前はどうしてこのヨツマガツを作ろうとしたんだ。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 風弦的には、あまり話すつもりはないです。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 話すタイミングがあれば話す……けど、こういった話はするべきではないだろうとか

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : なるほどね

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : いいと思う


瀬戸口 紅葉 : 稲生からお前たち3人の話を聞いてな。
まぁ、復讐だよ。簡単だろ

瀬戸口 紅葉 : 1人じゃ到底敵う相手じゃないのはオレでも分かるからな

神楽 風弦 : 復讐……そうか。

神楽 風弦 : …同じだな。きっとあいつらも。

瀬戸口 紅葉 : だといいけどな。
裏切られたりしたら困ったどころじゃねぇ

神楽 風弦 : そんなことはあいつらはしないだろう。俺も今のところは裏切るつもりはない。ただ、今後のお前たちの行動によっては裏切に感じることもあるだろうな。

神楽 風弦 : …熟慮しながら仲間でいてやる。

瀬戸口 紅葉 : ははっ、その点に関しては風弦、お前は信頼できるよ

神楽 風弦 : そうか。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : てかきっと弟出てくるタイミングあるだろうしその後かな!^^って感じ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うん!!!!!!^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 楽しみにしてるね!!!!!!^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : はい!!!!!!!!


瀬戸口 紅葉 : はぁ〜…
こんだけ話したのいつぶりだよ

神楽 風弦 : お前たちが頭を悩ませるからだろう。

瀬戸口 紅葉 : がははw 楽しいじゃねーかよ

神楽 風弦 : ……お前たちは良いだろうな。

神楽 風弦 : 多少は俺の気持ちも考えろ。

瀬戸口 紅葉 : へいへい…

瀬戸口 紅葉 : 別に黙ってんのが無理って訳じゃないんだぜ?

神楽 風弦 : じゃあそうすればいいだろう。

瀬戸口 紅葉 : …だって、ちょっとはなんかねーと
落ち着かねーんだもん

神楽 風弦 : ……騒がなくても話すことは出来るだろう。それもできないのか。

瀬戸口 紅葉 : …はいよ…。 ちょっとは静かにしてやんよ。

神楽 風弦 : それでいい。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : うーん…風弦のやつと同じそう

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうだね!!^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : だよなぁ


東 利久 : では、行きますか橘さん

橘 紫 : よーっし…がんばっちゃいましょう!

東 利久 : (バイクで森に向かいます)

KP : 東のスマホが鳴り響く。
画面に映し出されたのは「非通知」の文字。
出てみると老齢の男の声がスピーカーから吐き出された。


[秘匿(いづき,げんこか..)] 東 利久 : よろしく〜👉😁👈


??? : 「もしもし」

??? : 「ああ、良かった繋がった。久しぶり」


[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 能海からはないよね?

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : ないよ


東 利久 : ……!

??? : 「…今、四ツ神にいるんだね」


[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : あなたはすぐに気づくことができるだろう。
忘れるはずもない。

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 自身の父親、薬師寺進の声だ。

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : なぜ今の自分の番号を知っているのかはわからないが、間違いない。

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : お父さんって言っていい?

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : いいよ


東 利久 : …なぜ今四ツ神にいる事を?

橘 紫 : …?りくくん、誰から?

東 利久 : 「………お父さん」

薬師寺進 : 「…久しぶり」

東 利久 : 「……ええ、」

東 利久 : 「久しぶり、と言いたいところですが…」

東 利久 : 「…何の用でしょうか」

薬師寺進 : 「…いや、一つだけ聞きたいことがあって」

薬師寺進 : 「ヨツマガツを四ツ神市に連れて来たのは君かい?」

東 利久 : 「…いいえ、正直に申して私ではありません」

薬師寺進 : 「…そうかい」

薬師寺進 : 「能海から連絡は?」

東 利久 : 「……いえ、ありません」

薬師寺進 : 「…そうか」

薬師寺進 : 「いや、来てないのならいい」

薬師寺進 : 「…あまり時間がない」

薬師寺進 : 「仲間と、協力するんだよ」

KP : そう言って電話が切れる

東 利久 : ……

橘 紫 : りくくん、お父さんからだったの?もっとゆっくり話してよかったのに

東 利久 : …別に

東 利久 : 父の事はどうでもいいでしょう、行きますよ

橘 紫 : あ、うん…なんか、大丈夫?

東 利久 : …平気です、行きましょう

SKP : 四ツ神市に点在している小規模森林のうちの一つだ。鬱蒼と茂っているためか日中でも少し薄暗く、雰囲気もリラックスするというよりは少し不気味なくらいだ。
また、森全体を覆っている樹木は樹皮がやけに黒々としたものが多く、暗さも相まって何となく不安を覚える。

SKP : 進みながらも辺りを見渡していると、石造りの人工物があった。かなり大きな構造物で、言うなれば祭壇のような形をしている。

▶探索可能箇所 地面/祭壇

東 利久 : (しゃがんで地面を見る)

SKP : 普段見かけるような草木が生えている中で、黒い木片のようなものが所々に落ちている。
土全体は湿っており、またそれに紛れて緑色の粘液が地面に付着していた。

SKP : アイデアが振れます

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 58 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 58 > 成功

SKP : 黒い木片は麒麟事件被害者の体を覆っていた鱗のようなものに酷似している。
ただそれよりは遥かに大きく、また数も多い。

東 利久 : (木片のようなもの拾って見る)

橘 紫 : なんか森自体も怖いし、はやく調べちゃおう

SKP : 目星が振れます

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 68 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 89 > 失敗

SKP : 一部の地面に強く圧がかかったような痕跡がある。見方を変えれば巨大な動物の足跡のようにも見える。

東 利久 : …奇妙ですね、後は…アレですか(祭壇見る)

SKP : 足跡に追跡が振れます

東 利久 : CCB<=10 (1D100<=10) > 19 > 失敗

橘 紫 : CCB<=10  (1D100<=10) > 69 > 失敗

東 利久 : …なんですかね、動物の足跡でしょうか?

橘 紫 : ええ…でもここ都市も近いんだし、動物なんて…

東 利久 : …まあこれは私たちの管轄外でしょう(祭壇行き)

SKP : 石造りの祭壇だ。それなりに規模は大きく、また全体的に綺麗に清掃されているように感じる。
しかし近づいて見てみれば、祭壇の広範囲にかすかではあるが乾いた黒い液体の跡が残っていることがわかる。

SKP : 【医学・アイデア 1/2】【目星】が振れます

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 31 > 成功

橘 紫 : CCB<=30 (1D100<=30) > 38 > 失敗

SKP : 【目星】干からびた蛇の死体が所々に落ちている。

東 利久 : …ヘビの死骸?

橘 紫 : へび!?本当だ!こわっ

東 利久 : ……悪趣味ですね、祭壇で何かを行った…という事ですかね?

SKP : 【聞き耳】を振ってください

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 100 > 致命的失敗

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 88 > 失敗

SKP : 背後からガサガサと草をかき分けるような音が聞こえた気がした。

SKP : 東はその音に驚いて転んでしまう。(ファンブル処理)

東 利久 : ぅわ…!


[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : でっくすかけ5で救えますか

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] SKP : 振ってみていいよ!

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : ここでふる?

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] SKP : 向こうで大丈夫!


橘 紫 : CCB<=9*5 【DEX × 5】 (1D100<=45) > 14 > 成功

橘 紫 : おっと、大丈夫!?

東 利久 : …すいません、ありがとうございます

橘 紫 : ふふ、さっきの恩返しができた

東 利久 : フ、…どうも、助かりましたよ王子様

SKP : 先程の音の方へ振り向いて見れば男が慌てた様子で小走りに去っていく。

SKP : 追いかける場合男(DEX10)との【DEX 対抗】

東 利久 : …(追いかけようとする)。

東 利久 : CCB<=60 (1D100<=60) > 56 > 成功

橘 紫 : CCB<=55 (1D100<=55) > 29 > 成功

SKP : あなたたちは男に追いつき、その場に取り押さえることに成功する。

SKP : 取り押さえた際、勢い余って転んだ男の所持品が地面にぶちまけられた。財布や免許証、携帯などよく見かけるものが大半の中、「四ツ神市の神仏信仰の変遷」という本があることを発見する。

東 利久 : …何者だ

男 : た、大したもんじゃない、四ツ神大学で宗教学を教えているものだ…

SKP : 心理学が振れます

東 利久 : CCB<=72 【心理学】 (1D100<=72) > 35 > 成功

SKP : 嘘だと分かります。

東 利久 : 嘘をつくな…何が目的だ、言え

橘 紫 : うんうん、嘘はいけないぞ、嘘は!

SKP : た、ただの森の管理者だ…!たまたまあんた達が森に入っていくのが見えて…また不敬なことをしでかす輩がいるのかと思って…

東 利久 : …不敬な輩、とは?きちんと話していたただければ痛い目に合う可能性は低くなりますよ

橘 紫 : り、りくくんあんま痛いことはしない方が…

男 : ……ここ最近この森で深夜に大声を出してる輩がいるんだ。この森は古くから龍神様の森と呼ばれて、滅多なことでは入らんようにと代々言い聞かされて来たんだが…。

男 : これも昨今の時代の流れか、最近はズカズカとここに入って意味のわからん祭事の真似事をしてる奴らがいるんだ。

男 : 警察に騒音で通報しても動きやしない。大勢の白衣の人間を見かけたという話も聞くし、四ツ神市民病院の連中も信用ならん

東 利久 : …(締め上げ)[別行動] 橘 紫 : …とりあえずこれ没収しちゃお(神信仰の変遷の本を見ます)

SKP : 開いてみれば、以下のことが書いてある。

「四ツ神市には古くから龍神伝説が根付いており、各所の神社には蛇や竜のオブジェが多く残っている。

しかし昨今、というよりここ十数年で信仰対象が徐々に変わってきているのだ。
近隣の神社でも龍神を祀っていたものが、いつの間にか主祭神が黒い麒麟に変わっていた。

個人的な信仰対象の変化や新興宗教の台頭によるものならまだしも、400 年続く由緒ただしき神社の主祭神もいつの間にか変わっている。

少々異常なまでの規模とスピードで四ツ神市の信仰状況が変わってきているようだ。
宗教学や民俗学に詳しいわけではないが、現代人の宗教ヘの関心等を考えてもこの事態は異常と言えるだろう。」

SKP : 図書館が振れます

橘 紫 : りくくん、これ(東にも本を見せます)

東 利久 : ん?(男締め上げながら)

橘 紫 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 7 > スペシャル

東 利久 : CCB<=70 【図書館】 (1D100<=70) > 43 > 成功

SKP : とある神社に祀られている像の写真が載っている。黒いキリン像とキャプションに書かれているものの、どちらかというとヤギを若干抽象的に造形したような見た目だ。

東 利久 : …信仰が変わっている?400年も続いたものが早々に変わるのか……

橘 紫 : うん…それにこれ、麒麟っていうかヤギ?に見えるの俺だけ?

東 利久 : …確かに……

東 利久 : …とりあえずは離して差し上げましょう、逃げたら両足を折りますので気を付けてください(離します)

橘 紫 : (りくくん…本当にやりかねない…)

男 : ひぃっ…こ、これ以上何が知りたいんだあんた達…

東 利久 : …落ちてるコレは何かご存じですか?(黒い木片のような物指し)

男 : 知らん、大体あの祭壇だっていつのまにか勝手に作られてたんだ。

男 : 見ろ、あのぶちまけられた大量の血を。これも大声を出している不埒な輩の仕業かもしれん。

男 : …最近何百匹もの蛇やらネズミやらがいたずらに殺されて、ああやって祭壇の周りに死体が放置されてるんだ

東 利久 : …悪趣味な、

橘 紫 : うーん、これはひどいな

東 利久 : …どうやら貴方は我々の件とは無関係のようですね。疑ってしまい申し訳ありませんでした

SKP : 男は立ち上がり土埃を払った。
ここは神聖な森なんだ、くれぐれも妙なことをするんじゃないぞと探索者たちに釘を刺し、その場から足早に去っていった。

SKP : 聞き耳、目星、アイデアが振れます

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 10 > スペシャル

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 100 > 致命的失敗

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 41 > 成功

SKP : 【目星】服の下からチラリと見えた腕にうろこのような物があった気がする。

SKP : 【アイデア】うろこは麒麟事件の被害者の物とはまた別のもの…蛇のうろこのように思えた。

東 利久 : …特殊メイクか?

SKP : 探索を終え、あなたたちは森を後にしようとした。
その時だった。

SKP : 一歩踏み出した瞬間森全体が大きくざわめいたかと思うと、無数の視線に晒されている感覚を覚える。
あたりを見渡してみても何もない、誰もいない。

SKP : しかも無数の視線とは言っても遥かに高い位置から見下ろされているような距離感を感じるのだ。
また、錯覚かも知れないが視界の端で黒い木々が大きくうねったように感じる。
異様なまでの圧迫感と得体の知れない恐怖で体がすくんだ。
{SAN チェック 1/1d2}

橘 紫 : 1d100<=72 【SAN値チェック】 (1D100<=72) > 16 > 成功

東 利久 : 1d100<=72 【SAN値チェック】 (1D100<=72) > 7 > 成功

橘 紫 : うわ、なに!?

東 利久 : …なんだ、今の……

[ 東 利久 ] SAN : 72 → 71

[ 橘 紫 ] SAN : 72 → 71

東 利久 : ……妙な場所だ(風弦に電話掛ける)


情報共有:2

神楽 風弦 : …電話だ。あっちも終わったようだな。(外に出ながら電話に出る)

瀬戸口 紅葉 : お、案外早かったじゃねーか

神楽 風弦 : 「終わったか。」

東 利久 : 「もしもし、こちらは終わりました。瀬戸口さんは静かにできましたか?」

神楽 風弦 : 「少しはな。」

 瀬戸口 紅葉 : 「さっきはよくも切りやがってよ。東め」

橘 紫 : 「お〜!いろはさんえらい!(拍手)」

東 利久 : 「それはよかった(無視)」

瀬戸口 紅葉 : 「あんなぁ…w」

東 利久 : 「森の方ですが、儀式だとか動物の死骸だとかで正直のところよくわかりませんでしたね。そろそろ時間も遅いですし今日の調査は切り上げませんか?」


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : みんなの夢女になりたい

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : とりあえず落ち着こう

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 夢豚地雷女です踏んで

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 踏みません

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 足元にまとわりつく犬になろ

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : そこだけだと可愛い


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 裏切るとかありそうで怖いな〜ふんふん

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : もしこの後風弦以外と動くタイミングあったら
さっきみたいななんで?っての聞いてこうと思ってまする!!!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : おけ!


神楽 風弦 : 「そうだな。こっちは大した情報は得ていない。情報共有は早めに済ませておきたいし、朝のカフェテリアに集合しその後ホテルへと向かおう。」

東 利久 : 「了解です。私たちも迅速に向かいますのでお二人も道中お気をつけて」

瀬戸口 紅葉 : 「へいへーい」

神楽 風弦 : 「お前たちもな。」

神楽 風弦 : (電話を切り)…カフェテリアに向かおう。

瀬戸口 紅葉 : あいよ。


合流

KP : あなた達4人はカフェにて合流するだろう。

東 利久 : …どうも

橘 紫 : あ!お二人とも久しぶりですね!

神楽 風弦 : そっちは上々か?

瀬戸口 紅葉 : んー。(不機嫌そうな顔で)

東 利久 : …朝会ったばかりでしょう、どうしました瀬戸口さんお手洗いならあっちですよ(指をさし)

瀬戸口 紅葉 : あ?(思わず蹴りを入れる)

東 利久 : (倍の力で蹴りを入れる)

瀬戸口 紅葉 : あーーー!もうめんどくせぇ!こいつ!

神楽 風弦 : …はぁ、勝手にしていろ。こいつらは置いて先に行くぞ、橘。

橘 紫 : そうですね!仲良さそうにしてるから邪魔しちゃいけないかも!

瀬戸口 紅葉 : あっ、おい待てよおめーら!(東におまけの蹴り)

東 利久 : …(遅れてついていく)

KP : 全員【聞き耳】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 55 > 失敗

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 27 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 85 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 28 > 成功

KP : 橘さんと神楽さん誰かに見られている気配がすることに気がつく。…背後からだ。

KP : 振り向きますか?

神楽 風弦 : …っ……

橘 紫 : …(ゆっくり振り向く)

KP : そこには2つ、人影があった。
否、人影と形容していいのかすらわからない。
ゆらゆらと危なげに体を揺らしながらこちらに近づいてくるそれらは、注視するまでもなくその異常性を理解せざるを得なかった。

神楽 風弦 : …っ、おい、橘!(橘を止め)

KP : ぼこぼこと変形し、黒く変色した顔半分。角のような頭蓋骨の突起物、別々の方向を向き何を捉えているかの判別すらつかない両目。全身に浮き出た真っ黒な鱗。腹は大きく爛れ、中から内臓とも肉とも判別できない緑色の何かが不快な音を立てて溢れ出している。

KP : 細部こそ違えど、同じような体組織の崩壊具合を見せるそれらは、到底人間とは言い難い異形そのものだ。
そして見るも悍ましいその化け物は突然唸り声をあげ、鉤爪の光る腕を振り下ろしあなたたちに襲いかかった。

KP : 橘さんと神楽さんは{SAN1d2/1d4+1}

神楽 風弦 : 1d100<=72 【SAN値チェック】 (1D100<=72) > 86 > 失敗

橘 紫 : 1d100<=71 【SAN値チェック】 (1D100<=71) > 72 > 失敗

神楽 風弦 : 1d4+1 (1D4+1) > 3[3]+1 > 4

[ 神楽 風弦 ] SAN : 72 → 68

橘 紫 : 1d4+1 (1D4+1) > 4[4]+1 > 5

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

[ 橘 紫 ] SAN : 71 → 66

橘 紫 : 1d10 (1D10) > 10

橘 紫 : 1d10+4 (1D10+4) > 6[6]+4 > 10

KP : S1d4 (1D4) > 4

東 利久 : …なんです、?(振り返る)

瀬戸口 紅葉 : ………あ?(振り返る)

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=70 【SAN値チェック】 (1D100<=70) > 49 > 成功

東 利久 : 1d100<=71 【SAN値チェック】 (1D100<=71) > 11 > 成功

東 利久 : 1d2 (1D2) > 2

瀬戸口 紅葉 : 1d2 (1D2) > 2

[ 東 利久 ] SAN : 71 → 69

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 70 → 68

神楽 風弦 : …まずいな……っ…

神楽 風弦 : CCB<=70 【精神分析】 (1D100<=70) > 88 > 失敗

KP : 戦闘です

黒い子山羊との戦闘

瀬戸口 紅葉 : 1d100
(1D100) > 76

黒い仔山羊 : (1D100<=70) > 80 > 失敗

黒い仔山羊 : 1d4+1d3 (1D4+1D3) > 1[1]+2[2] > 3

東 利久 : 1d100 (1D100) > 47

瀬戸口 紅葉 : (1D100<=70) > 68 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 67 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 7 > スペシャル

神楽 風弦 : 1d3+1d4 【ダメージ判定】 (1D3+1D4) > 1[1]+3[3] > 4

東 利久 : CCB<=70 【三段式警棒】 (1D100<=70) > 18 > 成功

東 利久 : 1d6+4 (1D6+4) > 6[6]+4 > 10

東 利久 : …チッ化け物が…!橘さん!ぼさっとしてないで殴れ!!!

黒い仔山羊 : CCB<=70 (1D100<=70) > 1 > 決定的成功/スペシャル

黒い仔山羊 : 1d3+1d4 (1D3+1D4) > 2[2]+3[3] > 5

黒い仔山羊 : 1d4
(1D4) > 1

[ 瀬戸口 紅葉 ] HP : 14 → 9

橘 紫 : …、あ、

橘 紫 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 84 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 84 > 失敗

[神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 50 > 成功

神楽 風弦 : 1d3+1d4 【ダメージ判定】 (1D3+1D4) > 2[2]+3[3] > 5

神楽 風弦 : …っはぁ………何だったんだ。

KP : 戦闘終了

黒麒麟

KP : 化け物は唸り声をあげ、口から緑色の粘液を撒き散らして倒れる。
倒れた後も黒く変色した器官をうねらせ、体全体をボコボコと変形させてのたうち回っていた。

KP : およそ人間らしからぬ動きと姿。

KP : しかし次第に動きは鈍くなり、そのまま動かなくなってしまう。

KP : 生き絶えたその姿は報道されている麒麟事件の被害者そのものであり、醜悪な見た目と鼻を衝くガスのような臭気が辺り一帯に重苦しい雰囲気を漂わせていた。
{SANチェック0/1}

神楽 風弦 : 1d100<=68 【SAN値チェック】 (1D100<=68) > 53 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=68 【SAN値チェック】 (1D100<=68) > 72 > 失敗

東 利久 : 1d100<=69 【SAN値チェック】 (1D100<=69) > 46 > 成功

橘 紫 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 10 > 成功

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 68 → 67

東 利久 : ……汚い(体液付いた三段式警棒見ながら)

神楽 風弦 : CCB<=70 【精神分析】 (1D100<=70) > 87 > 失敗

神楽 風弦 : …はぁ、瀬戸口。傷診せろ。

瀬戸口 紅葉 : あ、あぁ…。気持ちわりぃ感覚。

東 利久 : …はぁ、橘さんお怪我は?

東 利久 : CCB<=70 【応急手当】 (1D100<=70) > 43 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 77 > 失敗

東 利久 : 1d3 (1D3) > 2

瀬戸口 紅葉 : んだよ、お前下手くそかよ

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 11 > スペシャル

瀬戸口 紅葉 : 1d3
(1D3) > 3

 [ 瀬戸口 紅葉 ] HP : 9 → 12

[ 橘 紫 ] HP : 10 → 12

橘 紫 : …、…う、…

東 利久 : …とりあえずアレは何とかしましたし、貴方はしばらく休んでどうぞ

橘 紫 : ……?

東 利久 : (化け物の死体に向かう)

神楽 風弦 : ……お前も休んでいろ、瀬戸口。(死体に向かう)

瀬戸口 紅葉 : わーったよ。

KP : 人間のような姿を微妙に残した化け物の死体だ。報道されていた麒麟事件の被害者同様の姿で亡くなっている。
しかしよく見てみれば全身に浮いている”鱗”は、「木の表面のように変化した皮膚」がめくれあがってそう見えていたのだとわかる。

KP : 【目星】と【聞き耳】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 41 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 9 > スペシャル

KP : 【目星】腕に比較的新しい注射痕のようなものがある。注射痕から推測される針は一般的なものより太く、またその注射痕付近の腐食が激しいようだ。

KP : 【聞き耳】スマートフォンのバイブレーションが聞こえる。かろうじて残っている衣服のポケットにスマートフォンが入っているようだ。

 KP : スマートフォンに【目星】が振れます

神楽 風弦 : …注射痕か。

東 利久 : …………………

東 利久 : (スマートフォン取り出して見せる)

KP : メールに「カフェテリア」と言うメッセージが来ていた。

KP : 送り主は「シー」、メッセージ受信時刻はおよそ15分前だ。

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 66 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 70 > 成功

KP : この怪物が何者かの指示を受けてここにきた可能性に気づく。

神楽 風弦 : …15分前。直近の犯行か。

東 利久 : …この者何かしらの指示がなされていたようですね


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 多分弟と色々話していただろうしこういう捜査は出来そうだなぁ~って感じ


神楽 風弦 : そうだな。…送り主が「シー」にはなっているが……見当はつかないな。

東 利久 : …これ以上コレは調べられないようですし、騒ぎになれば面倒です。

神楽 風弦 : …立ち去るほかない、アイツらを連れてさっさとホテルへ向かうぞ。(瀬戸口と橘を横目で見つつ)

東 利久 : …そうですね、異論はありません

東 利久 : 行きますよ瀬戸口さん、橘さん

瀬戸口 紅葉 : …っしょと。あいよ

橘 紫 : ……っ

東 利久 : 橘さんこちらへ

橘 紫 : …う…?

神楽 風弦 : …行くぞ。(先に進む)


ホテル

KP : あなた達は稲生に伝えられていたホテルへと到着する。

東 利久 : …橘さん(そこそこの力で平手打ち)

橘 紫 : …いだ!!え!?何!?

瀬戸口 紅葉 : ……あれは痛てーぞ…w(小声)

橘 紫 : あれ、俺…どうかしてました?

神楽 風弦 : …どうかはしていたな。

橘 紫 : あんま覚えてないや…ねえめっちゃほっぺたじんじんするんだけど!

東 利久 : 戻ったのなら良いです、次もこの手で行きましょうかね

橘 紫 : 武力行使反対…いってぇ…

東 利久 : 痛かったのなら次はもう少し頑張ってください

橘 紫 : うん、ごめん、迷惑かけちゃったな

神楽 風弦 : …はぁ、そんなことは良い。今日の情報共有を進めたい。

瀬戸口 紅葉 : 稲生、あいつはどーする?

東 利久 : …個人的にお話したいことがあるので、お呼びしたいところですが……

瀬戸口 紅葉 : (東の話を聞いて無言で稲生にスタ連をし始める)

神楽 風弦 : 俺は構わない。

瀬戸口 紅葉 : 多分これで来んじゃね?

稲生具鷹 : 『え?何?』

瀬戸口 紅葉 : 『東が話あるってよ。部屋に来てくれ』

稲生具鷹 : 『了解』

KP : 少ししてからドアがノックされる

稲生具鷹 : お、お疲れ様。つ、着いてたんだね

東 利久 : (ずかずか近づいて稲生の隣の壁蹴る)

稲生具鷹 : ヒィッ!!!!!!ごめんなさいごめんなさいなんですか僕なんかしましたかすみませんすみません!!!!!

橘 紫 : ええ!り、りくくん!!

瀬戸口 紅葉 : がははww

神楽 風弦 : …あまり騒ぐなよ。

東 利久 : …貴方に聞きたいことがあります、橘さんもどうぞ?(橘に振り返り)

橘 紫 : えっ足ドンしろってこと!?

東 利久 : …はぁ…そういうことではありません(足を下す)

東 利久 : …とにかく、今朝警官と争ったことはお二人にも言いましたでしょう?

神楽 風弦 : …あぁ。その時に何かあったのか?

瀬戸口 紅葉 : 聞いた聞いた。

東 利久 : 詳細は説明していませんでしたが警官は男が二人と女性が一人いました

東 利久 : そしてまぁ、なんやかんやしたあとに立ち去る際に女性が稲生さんの名を確かに呼んでいたのを聞いたんです

橘 紫 : それは俺も聞きました!これどういうことですか稲生さん!

稲生具鷹 : え、あ、あぁ、そ、そそ、そのことか…

稲生具鷹 : そ、その女性警官…ゆ、優子さんの事なら、そ、そ、遭遇した時に、み、見逃してもらう代わりに橘くんを二度とよ、四ツ神に入れない、と取引を、し、したんだよ

稲生具鷹 : や、やばいなぁ…お、怒ってるかなぁ…

神楽 風弦 : …そうであるのなら、今回の調査で橘をここにいれたのは取引不履行だろう。

橘 紫 : え、え?何それ…

稲生具鷹 : そ、そ、それはそうだけど、で、でも、し、し、仕方ないだろう

稲生具鷹 : い、今が、さ、最高のタイミングなのは君達も、し、承知してることだろう?そ、それに、君達の変装は、ふ、普段はバレないから、安心、し、してたんだよ

橘 紫 : 何で俺を遠ざけようとしてるんだろう…うーん…

東 利久 : ……はぁー…なるほど、とりあえずは信用しましょう貴方にはお世話になっておりますし

稲生具鷹 : …!よ、よかった…こ、このままカツアゲでも、さ、されるのかと…

東 利久 : …お望みならしてさしあげましょうか?

稲生具鷹 : すみませんすみません結構です調子乗ってごめんなさい

東 利久 : …とにかく、誤解は解けましたあとは…情報をまとめたほうが良いですかね?

神楽 風弦 : そうだな。それで、そいつはどうする?(稲生を少し睨み)

稲生具鷹 : ヒィッ!!!!!!!!!!!!本当にもう後は何にもないので本当マジで何にも持ってないので勘弁して下さいお願いしますお願いします

瀬戸口 紅葉 : まーまー、そのくらいにしてあげろってw
稲生も、ほら一言くらい謝っときな(とんでもない力で稲生の肩を掴む)

稲生具鷹 : 痛い痛い痛い痛い痛いすみませんすみませんマジで申し訳ございませんでした

橘 紫 : ほら、いろはさん可哀想じゃないですか!こんなに怯えてるのに…でもそれ俺が知ってても良い情報でしたよね?

橘 紫 : 俺めっちゃびっくりしたんですけど!どうしてくれんですか!?

稲生具鷹 : う……ご、ご、ごめん…

稲生具鷹 : で、でも、つ、月並みの言葉だけど、き、君の為でもあったんだよ、橘くん

橘 紫 : …う、そう言われるとそうなのかもしれないけど

稲生具鷹 : だ、だ、だから、ゆ、許してくれ、までは言わない。け、けど、理解は、し、して欲しい

東 利久 : …そうですね、彼を苛めるのはこの辺にしましょう。

神楽 風弦 : …お前が言うんじゃない。

東 利久 : …?

稲生具鷹 : ……じ、じゃあ、ぼ、僕はこの辺で、ま、まだ作業、の、残ってるし

神楽 風弦 : ……あぁ。何か変動などあれば連絡する。こいつらが悪かったな。

稲生具鷹 : い、いや、いいんだ

稲生具鷹 : …あ、そ、そうだ、よ、四ツ神市民病院な、んだけど

稲生具鷹 : そ、その、明日、4人で行った方が、い、良いと、お、思うよ

東 利久 : …なぜ

稲生具鷹 : ふ、ふ、2人だけだと太刀打ち出来ない可能性が、あ、あるから、ね

神楽 風弦 : ………はぁ、分かった。情報提供助かる。

稲生具鷹 : じ、じゃあ、また、明日、が、頑張って(部屋を出る)


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 多分風弦かなぁ~^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : どうだろうね^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : どうかな~^^


東 利久 : ええ、疑って申し訳ありません。おやすみなさい

瀬戸口 紅葉 : じゃーな〜

橘 紫 : はあ、もう俺疲れちゃったし寝たいです…

神楽 風弦 : ……時間ももう遅いことだ、寝てしまおう。

瀬戸口 紅葉 : オレも久しぶりに色々動いて疲れたなー…

東 利久 : …疲れました、寝ます(ベッドに入って丸まる)

橘 紫 : みんな仲良く川の字で寝ましょう!

神楽 風弦 : 俺はいい。

瀬戸口 紅葉 : オレここ〜!(ベットダイブ)

橘 紫 : みんなで寝てみんなで起きて、幸せ幸せ…すや…

東 利久 : ZZZ

瀬戸口 紅葉 : …あ、風呂だけ入って寝るか

神楽 風弦 : 上がったら教えろ。俺も入る。

瀬戸口 紅葉 : へいへい

KP : あなた達は翌日に備え身体を休める事だろう



HO1 コマイヌ

SKP : 規則正しい機械音が聞こえる。

SKP : 目の前には見知らぬ天井。これは、病室の天井だろうか。
視界が悪く、何かの隙間からのぞいているようなぼんやりとした狭い視野での光景だ。

SKP : 自分の腕には何本もの点滴。そして一部は黒く変色して鱗のようなものまで見える。
動かす気力がない、というよりはその考えに至ることができない。何か、脳の大事なものを支配されているような感覚だった。
それでも自分の中に何か大きな感情がくすぶっているのをひしひしと感じる。

SKP : カラカラと扉が開く音が聞こえた数秒後、白衣の人間が自分を覗き込んだ。

? : …やはり、あまり芳しくはありませんか

? : …本当に、すみません。私のせいで、こんな

? : 私も最善は尽くしますが…DB-g の効力もまだまだ未知数。下手な真似はできませんから

SKP : 少し悲しそうな顔をした彼は、自分の腕を持ち上げて何本もの注射をさす。

? : 頑張りましょう、国唯さん。瀬戸口さんを逃がしたいのでしょう

? : きっと、きっとうまくいきますよ。

SKP : そう告げられた自分は、確かな意思を持って小さく頷いた。
{SAN0/1}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=67 【SAN値チェック】 (1D100<=67) > 72 > 失敗

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 67 → 66

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : これは国唯の目線ってことだよね…?

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : 泣きそう

[秘匿(いづき,おれだ!)] SKP : そうです!


HO2 ヤタガラス

SKP : 泣き声が聞こえる。

SKP : 自分の視界はひどく歪み、水を通して景色を眺めているようだった。
それが涙によるものだと気づくのに時間はかからない。

SKP : スマートフォンの液晶を眺めて泣いているようで、女性の泣き声はだんだんとひどくなっていく。

? : ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい

? : ごめんなさい。あれぐらいしか方法が思いつかなかった

? : 死んで欲しいわけじゃない、傷つけたいわけじゃなかったの

SKP : …泣き声は相良川のものだ。

SKP : スマートフォンの液晶画面をよく見てみれば、自分と相良川のツーショットが写っていた。

SKP : 泣きじゃくる彼女の声が直接脳に響くような状況に多少の気持ち悪さを覚えてしまう。
…その時だった。突然バキリと凄まじい音を立てて、スマートフォンが粉砕する。

? : いや!!お願い、やめて…

SKP : 割れた破片に映り込んだ相良川の顔が、ぐにゃりと骨格ごと歪んだ気がした。
{SAN0/1}

橘 紫 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 82 > 失敗

[ 橘 紫 ] SAN : 66 → 65


HO3 サンザル

KP : 四方からうめき声が聞こえる。
自分は暗くて狭い何処かの部屋の中にいて、力無くだらりと足を投げ出している。
暗さに慣れた目を凝らせば、そこには鉄格子。牢屋の中に自分がいることがわかるだろう。

KP : 対面にはまた別の鉄格子があり、そのまた隣にも同じようなものが続いている。
いずれも暗くて中までは見えないが、断続的に響き渡るうめき声で何か得体の知れない存在が全ての部屋に入っていることがわかる。

KP : その時、何か扉が開くような音がした。
革靴の音がこつこつと反響し、自分の牢屋の前で立ち止まる。
顔を上げたらおしまいだという謎の強迫観念に囚われながらも、足音の本人の「顔を上げろ」という声には逆らえない。

KP : …能海月埜だった。
能面のような顔で自分を見ている彼は、自分が生きていることを確認すると舌打ちをする。

能海月埜 : 忌々しい双子共め…

KP : 気分を害したのか、能海は対面の鉄格子を苛立った様子で蹴り上げ、退出していった。
{SAN0/1}

神楽 風弦 : 1d100<=68 【SAN値チェック】 (1D100<=68) > 72 > 失敗

 [ 神楽 風弦 ] SAN : 68 → 67

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : も~そんなこといわないでよぉ~~~~

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : かなしみかなしみ(棒)

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : てかどえっちだな?少し興奮した

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : なるほど、これでちあが興奮していた意味が分かった

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 良かった!^^


HO4 シロヘビ

KP : あなたは病院の廊下のような場所を歩いている。
目の前には鍵のかかった病室。中からは規則正しい機械の音。
鍵を開けて中に入れば、そこには純白のカーテンに区切られた一つのベッドがあった。
自分の手には注射器が数本。そして音を立ててカーテンを開けば、そこにはぐったりとベッドに横たわる男がいた。

KP : 男は生きてはいるものの、心底疲れ切っている様子だ。しかしあなたが訪れたことに気づくと、体を起こし気丈に笑って見せた。
顔と耳に切り傷がある特徴的な風貌をしている。

KP : 自分は男の顔をゆっくりと覗き込む。
…そのまま乾いた唇を湿らせ、男に静かに呼びかける。

?: …やはり、あまり芳しくはありませんか

?: 私も最善は尽くしますが…DB-gの効力もまだまだ未知数。下手な真似はできませんから

?: …本当に、すみません。私のせいで、こんな

KP : あなたの父、薬師寺進の声だ。

薬師寺進 : 頑張りましょう、国唯さん。瀬戸口さんを逃がしたいのでしょう

薬師寺進 : きっと、きっとうまくいきますよ。

KP : 国唯と呼ばれた目の前の男は、あなたの目を見据えしっかりと頷いた。
{SAN0/1}

東 利久 : 1d100<=69 【SAN値チェック】 (1D100<=69) > 75 > 失敗

[ 東 利久 ] SAN : 69 → 68


???

KP : 大きな黒い影が一つ、佇んでいる。
しかしそのもやのような物の実態は上手くつかみきることが出来ない。なにか動物のような形をしているようにも見えるが、常に不定型で形を変え続けているため、形容のしようがないのだ。

KP : 口のような全身の穴から発せられる音は低く、腹の底まで響くような獣の唸り声をあげている。
何か具体的な言葉を発するわけでもなく、ただただあなたたちを睨みつけて佇んでいる。目すら視認できないというのに、睨みつけられているという確信だけはあった。

KP : やがてその体は金切り声と共に激しく波打つ。
揺れる巨躯から繰り出された腕は鞭のようにしなり、勢いよく全身に叩きつけられる。
その瞬間、あなたたちの意識は暗闇に落ちた。

KP : 全員【聞き耳】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 42 > 成功

紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 32 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 15 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 51 > 成功

KP : 意識を落とす直前、『返せ』と聞こえた。


二日目

目覚め

KP : カーテンの隙間から光が差している。どうやら朝になったようだ。

神楽 風弦 : ……起こすか(起き上がり)

神楽 風弦 : おい、起きろ。お前たち、朝だ。

瀬戸口 紅葉 : …っるっせぇ…(風弦に蹴りを入れる)

橘 紫 : あれ、ここどこだっけ…

神楽 風弦 : ホテルだ。相変わらずの寝相だな。

橘 紫 : 風弦さん、おはようございます!なんか背中が痛い…なんで落ちてるんだろ俺…

東 利久 : …(丸まっている)

神楽 風弦 : 東も起きろ。瀬戸口は顔でも洗ってこい。

瀬戸口 紅葉 : へいへ〜い…(あくび)

東 利久 : …あと5分

神楽 風弦 : 五分じゃない、朝だと言っている。

東 利久 : ……ねむい、嫌です…

橘 紫 : りくくーん!おはようー!(耳元で叫ぶ)

東 利久 : ……うるさい…(橘の顔を掴む)

神楽 風弦 : ……はぁ、朝から騒がしいな…

橘 紫 : いたたた!助けて風弦さん!いろはさーん!

瀬戸口 紅葉 : んだよ、朝っぱらから…

東 利久 : …(起き上がって力強める)

東 利久 : …おはようございます皆様

橘 紫 : うう…顔潰れちゃう…

神楽 風弦 : あぁ。さっさと用意をしろお前たち。

東 利久 : 人の鼓膜に少しは配慮してください(橘を離して髪整える)

橘 紫 : あー痛かっ……へっくしょい!!

神楽 風弦 : 今日は何をするか覚えているんだろうな…お前ら。

瀬戸口 紅葉 : 病院だろ?

東 利久 : …本日の調査の件ですが、4人で行動したほうが良いという助言がありましたね、あとは…病院です、か……

東 利久 : …はぁ……

神楽 風弦 : 何か気掛かりでもあるのか、東。

東 利久 : …お気になさらず、問題ありません

東 利久 : では、皆様。4人で行動する前提として何処から向かいましょうか?

神楽 風弦 : 病院の前にどこか調べられるのなら調べたいが…どこか行きたいところはあるか?

橘 紫 : あ、じゃあ地下鉄経由で病院行きます?ついでに周辺探っちゃいましょ!

 瀬戸口 紅葉 : いーんじゃね?それでよ

東 利久 : 異論はありません

神楽 風弦 : 俺もそれで構わない。

神楽 風弦 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 53 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 98 > 致命的失敗

橘 紫 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 84 > 失敗

東 利久 : CCB<=70 【変装】 (1D100<=70) > 57 > 成功

東 利久 : …瀬戸口さん、橘さん

瀬戸口 紅葉 : …あ?

東 利久 : もう少しこう…何とかならなかったんですか……

瀬戸口 紅葉 : 東と橘、お前ら2人顔バレてんだろ。
今更変わんねーよ

神楽 風弦 : 違和感しかない。もう少し隠せ。

橘 紫 : なんかうまくいかなくって!まあ、そんなに目立たないし大丈夫ですよね?だめ?

東 利久 : …もし何かあったらまっさきに見捨てるのでよろしくお願いします

神楽 風弦 : ……はぁ。もうそれでいい、何かあれば退散しろ。いいな。

橘 紫 : 何だかんだでみんな優しいんですから〜(にこにこ)

瀬戸口 紅葉 : (気にさず鼻歌を歌っている)

東 利久 : (なぜ瀬戸口さんの靴下の色が左右違うのだろうか)

神楽 風弦 : (地下鉄へ向かう)


地下鉄

KP : あなたたちが現在いるのは本四ツ神駅であり、警視庁の最寄りの地下鉄駅だ。
地上の出入り口から階段やエスカレーター、エレベーターを降りていくとすぐに改札が見える。

KP : 何かのキャンペーンをしているのか、改札口付近で「よろしくお願いします」の声とともにポケットティッシュを配っている複数の人がいる。

人 : よろしくお願いしまーす!

東 利久 : …橘さんは受け取った方がいいのでは?

橘 紫 : うん!ティッシュはみんな使うだろうし、人数分と僕のストックと…

橘 紫 : とにかくいっぱいもらってくるよ!すいません!ください!

東 利久 : …ああちょっと、行儀が悪いでしょう…せめて一つにしなさいったら

神楽 風弦 : 沢山は要らない。お前の分だけでいいだろう。

橘 紫 : そうですか?…あ!

橘 紫 : …ください(小声)

東 利久 : …ちゃんと鼓膜に配慮したんですね……

人 : はーい!どうぞ!(ポケットティッシュを渡す)

橘 紫 : ありがとうございます!これ何のキャンペーンだろ(ティッシュを見る)

KP : 受け取ってみればポケットティッシュの表面には小さな「広告」が折り込まれており、それと一緒に個包装の「小さなチョコレート」も付いている。

東 利久 : …こういった物に菓子がついているのは珍しいですね

橘 紫 : ね、チョコ?と広告?みなさん、これ見てください(広告をみんなに見せる)

瀬戸口 紅葉 : 急になんだ?(前の方から近寄る)

KP : 市内屈指の病院である四ツ神市民病院の広告だ。
「健康診断・予防接種無償化!日本随一の医療発展都市、四ツ神!」と書かれている。
見れば、健康診断と多種多様の予防接種を無料で行なっているという広告だった。


[秘匿(いづき,おれだ!)] SKP : アイデア 振ってください

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 68 > 成功

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : なに!!!?!!!

この病院に昔訪れたことがあることを思い出す。警察時代にも定期検診で何度も訪れた。というより、なぜか今の今まで忘れていた。思い出したことでやけに記憶がすっきりとしている。

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : は〜ん?

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : ほうほう…

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : え、定期検診なら情報とか残ってるのか…あぶね〜怖い


[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] SKP : アイデア 振ってください

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 87 > 失敗

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 87 > 失敗

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] SKP : なにも!分かりません!

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : えーん!


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 【アイデア】を振って下さい

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 81 > 成功

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : うーん高い

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : まあまあいいでしょう

この病院に昔訪れたことがあることを思い出す。警察時代にも定期検診で何度も訪れた。というより、なぜか今の今まで忘れていた。思い出したことでやけに記憶がすっきりとしている。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ほーん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あざます

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : いえいえ〜

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 昔、ってのは子ども時代も、って感じでいいよね


[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 父親である薬師寺進が院長を務める病院だ。

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 【アイデア】を振って下さい

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 18 > 成功

警察時代に定期検診でも何度も訪れたことを思い出す。というより、なぜか今の今まで忘れていた。思い出したことでやけに記憶がすっきりとしている。



東 利久 : …多種多様の予防接種を無料とは、随分大盤振る舞いですね

神楽 風弦 : ……。

 神楽 風弦 : そうだな、中々にないことだ。

橘 紫 : しかもチョコもついてるし、宣伝にお金もかけてるみたいですね!

瀬戸口 紅葉 : だな〜。

東 利久 : 随分自信があるようですが…

東 利久 : まあいずれにしてもこれから向かう場所です、予防接種はしませんが

橘 紫 : そうだね…あっこれ食べていいやつですか?

瀬戸口 紅葉 : ダメだろーよw

東 利久 : …こら、いけません(取り上げ)

神楽 風弦 : こんなものを食うんじゃない。チョコを食べたいのなら他で買えばいいだろう。

▶探索可能箇所 改札/ホーム

橘 紫 : みなさん用心深いですねー!とか言ってりくくんが食べたりして

東 利久 : なわけないでしょう…橘さんも公園の水道見てたでしょうが、疑うに越したことはありません(ジップロック入れ)

瀬戸口 紅葉 : あー…言ってたヤツな

神楽 風弦 : …よくその不用心さでやれていたな。

橘 紫 : 俺の仕事取り締まりでしたもん!みなさんと見るところが違うんですって

橘 紫 : でも俺も見習います!先輩方!

東 利久 : 私としては先輩と呼べる者がコレなのは悩ましいですがね

瀬戸口 紅葉 : おいおい、それオレだけじゃね?東

橘 紫 : りくくん!いろはさんだってエキスパートなんだからね!敬わないと!

東 利久 : 自分の胸に聞いてください

瀬戸口 紅葉 : おめーら誘ったオレが間違いだったんか…?

神楽 風弦 : 駄弁るのはいい、早く行くぞ。(3人を置いて改札に向かう)

瀬戸口 紅葉 : …チッ。(着いていく)

東 利久 : …行きましょう(ホームへ行く)


改札

KP : 警察官がなぜか多く配備されている。稲生の言っていた花火大会は1日後のはずだ。目立った行動をとれば見つかってしまう可能性が高い。慎重に行動しなければならない。

神楽 風弦 : ……PMが多数配備されているな。目立った行動をするんじゃないぞ。

橘 紫 : わかってますって!しかし何でこんなに多いんですかね…(風弦に隠れながらついてく)

SKP : 注意深く耳をすませば、警察官たちの話し声が聞こえた。

警官 : 本当にヨツマガツが四ツ神にいるのか?

警官 : 警視庁長官がそのようにおっしゃっていたが、さてどうだろうな

警官 : そもそもどこ情報なんだろう

警官 : さあ…警視庁長官もだいぶ焦っておられるし、情報源がどこでも手を出しそうではある

警官 : そんなにヨツマガツに好き勝手されたくないのなら、あいつを切らずに潜り込ませたままにしておけば良かったのに。結局逃げられてそのままだろう?

警官 : ああ、そうらしいな。まったく難儀な御方だ。俺たちにゃ考えが分からんよ

SKP : 【聞き耳】が振れます

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 49 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 36 > 成功

神楽 風弦 : …あいつ……?(小声)

橘 紫 : 潜り込ますって…誰のことでしょうね…?(小声)

警官 : 前まであんな人だったか?元から正義感は強い人だったが…最近はなんか、拍車がかかっているというか

警官 : さあなあ、この間退職した鈴木さんが言うにゃ、昔はかなりの熱血漢だったらしいぜ。大変な仲間思いで、殉職した同僚のご遺族にずっと見舞金を渡してたって話も聞いたな

警官 : はあ~…あの警視庁長官がねえ…最近はどっちかって言うとなりふり構わない印象のが強いわな

警官 : いろんな経験を経て思うところもあるんだろうさ。ま、俺たちにゃわかるまい

警官 : ああ…事件に巻き込まれたっていう、あれか

警官 : お嫁さんも娘さんも、気の毒だったなあ

警官 : お嫁さんはダメだったけど、娘さんは助かったんじゃなかったっけ?

警官 : いや、亡くなったって聞いたけどな

SKP : 以上の会話が聞き取れます。

神楽 風弦 : …一体誰のことを言っているんだろうな。

橘 紫 : うーん、噂話が広がってるっぽいし…どこまで信じたらいいのやら…

神楽 風弦 : 何処かで歪んでいる可能性もかなりありそうだ。これについては、調べてみないとわからなさそうだな。

橘 紫 : ですね!とりあえず改札見てみますか!

神楽 風弦 : そうだな。大きな声出すなよ、橘。

橘 紫 : あ!えへへ…つい…(小声)

神楽 風弦 : …はぁ、先が思いやられる。

橘 紫 : 風弦さんがいてくれれば大丈夫ですって!

神楽 風弦 : だから……はぁ…黙ってついてくればいい。いいか。

神楽 風弦 : ……他には特異点はないな。あいつらに合流しよう。

橘 紫 : はーい!警察も多いし、はやく病院向かっちゃいたいな…

神楽 風弦 : それもそうだな。…気になることはないことはないが……あとの二人次第だ、ここに長くいても何もないだろう。駅前で待って居よう。

橘 紫 : 風弦さんの家って綺麗で広くていいですよね〜早く帰りたいなー

神楽 風弦 : …お前たちの家は別にあるだろう。

橘 紫 : 居心地とかってあるじゃないですか!俺みなさんと一緒にいるの好きなんで、たむろしたいんですよ!

神楽 風弦 : …はぁ……そうか。もうそれならそれでいい。


ホーム

東 利久 : …おや、改札はいいんですか瀬戸口さん

瀬戸口 紅葉 : いや、ぼーっとしてたら置いてかれた

東 利久 : …はぁ

KP : 地下鉄のホームだ。平日の昼間だからかそこまで人は多くなく、電車の本数も通勤通学ラッシュ時に比べればはるかに少ない。
特段変わった様子はなかったが、まるで導かれるように線路を挟んだ壁を何の気も無しに見る。

KP : そこには何故今まで気づかなかったのか、異様なほど重厚な鉄扉が鎮座していた。
周りの人間は一切気にするそぶりもない。というより、気づいていないようだ。

KP : その扉に入ろうとすると必然的に線路に降りることになるため、危険を考慮すると職員用の扉とも思えない。

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 82 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 62 > 成功

KP : 瀬戸口さんは遠目でもわかるが鍵がかかっているようだ。位置も相まってこちら側からは開けられそうにない。

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 86 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 61 > 成功

KP : 瀬戸口さんはこの扉の位置がちょうど警視庁の直下あたりになることに気づく。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 78 > 失敗

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 65 > 成功

KP : 東さんは何か扉から不思議なものを感じる。うまく言葉にできないのだが、無理矢理にでも言葉にするのであれば一番近いのは「疎外感」だ。

東 利久 : …なんだアレ

瀬戸口 紅葉 : あれよ、多分真上きれ〜に警視庁じゃね?(扉を指さしながら

東 利久 : …なるほど?……侵入経路として考えられますかね

KP : あなた達は探索をしていると稲生から電話がかかってくる

瀬戸口 紅葉 : ん?

東 利久 : …(電話に出る)

稲生具鷹 : 「…あ、も、もしもし」

東 利久 : 「どうかしました?」

稲生具鷹 : 「い、いや、そ、その、今って、も、も、もしかして、地下鉄にいる、かい?」

瀬戸口 紅葉 : 「おう、そうだぜ」

稲生具鷹 : 「あ、よ、良かった」

稲生具鷹 : 「そ、そこに、鉄扉とか、あ、あったりする?」

瀬戸口 紅葉 : 「ある」

東 利久 : 「…ああ丁度」

稲生具鷹 : 「…!ほ、ほ、ほんとうにあるんだ…」

瀬戸口 紅葉 : 「あ?なんなんだよあの扉」

稲生具鷹 : 「す、すごいよみんな、もしかしたらそこから、警視庁に侵入できるかもしれない」

東 利久 : 「やはり、侵入経路として使えるようですね」

稲生具鷹 : 「じ、情報屋から、から、そうかもとは聞いていたんだけど」

東 利久 : 「なるほど…ありがとうございます」

稲生具鷹 : 「えと、あの、と、扉の写真を送ってくれるかい?ば、場所の位置情報も一緒に」

東 利久 : 「了解」(写真と位置情報送り)

稲生具鷹 : 「あ、ありがとう」

稲生具鷹 : 「僕が現地に赴いて確認しなきゃわからないけど、と、扉の形状によっては、ぼ、僕が鍵、つ、作れるかもしれない」

稲生具鷹 : 「が、が、頑張るから、さ」

瀬戸口 紅葉 : 「んな事もできたのかよ、稲生」

稲生具鷹 : 「ま、まあ、き、基本的に、ものづくりとか、と、得意だし」

東 利久 : 「なるほど、では頼めそうですか?」

稲生具鷹 : 「あ、あぁ、ま、任せて欲しい」

KP : 相変わらずオドオドとした雰囲気は崩さないまでも、その声色は明るい。

東 利久 : 「…期待してますよ、稲生さん」

瀬戸口 紅葉 : 「頼むぞ〜!稲生」

稲生具鷹 : 「…あぁ、わ、分かった」

稲生具鷹 : 「じゃ、じゃあ、また、情報があれば、で、電話かけてくれると、た、た、助かる」

東 利久 : 「ええ、何かあればまた」(切ります)

東 利久 : …さて、ホームはこれくらいでしょうか…改札のお二人と合流しましょう。瀬戸口さんまたぼーっとして置いていかれないようにしてくださいね

東 利久 : それとも今置いていきましょうか?

瀬戸口 紅葉 : (無視して改札へ向かう)

東 利久 : …(ついていく)


合流

東 利久 : …もどりました

橘 紫 : あ!おかえりなさい!

瀬戸口 紅葉 : …ん、たでーま。(あまりにも不機嫌な顔)

東 利久 : ところで皆さん、瀬戸口さんを置いていかないようにしてくださいね

瀬戸口 紅葉 : 今は"オレ"が置いてきたけどな?な?東

東 利久 : 先ほど一人で寂しそうにしていたので、可哀そうでしょう?

橘 紫 : えっ寂しかったんですか!?何ですかもー、言ってくださいよー

瀬戸口 紅葉 : (無視)

神楽 風弦 : ……目立つ行動は控えろ。これだけPMがいるんだ、お前たちの行動次第でやりにくくなるのは分かっているだろう。

瀬戸口 紅葉 : いや、こいつのが勝手に動くだろーよ。(東を見て)

東 利久 : (首を傾げる)

瀬戸口 紅葉 : なー!もうこいつ嫌いだ!

東 利久 : …それを言うなら今の瀬戸口さんの格好の時点で大分やりにくいでしょう?

神楽 風弦 : 特異行動をしなければいい。別段、今派手に動く必要はない。

瀬戸口 紅葉 : だとよ?東

東 利久 : ですって瀬戸口さん?

神楽 風弦 : ……はぁ。

橘 紫 : 今日も仲良しですねー!

瀬戸口 紅葉 : (東の脛を思い切り蹴る)

東 利久 : (渾身の力で瀬戸口の足蹴る)

神楽 風弦 : 橘、こいつらはここで仲良くしていたいようだから先に行くぞ。

橘 紫 : はーい!二人とも、また置いてかれても知りませんからね!

瀬戸口 紅葉 : あっ!オレは行くからな!じゃあな゛!東゛!

東 利久 : …不名誉な(ついていく)


病院

KP : 四ツ神市で一番大きな病院だ。警視庁が全面的に協力を求める病院でもあり、警視庁職員の健康診断や遺体の司法解剖の協力なども行なっている。

KP : 市内屈指の規模・医療技術を誇り、平日の昼間ではあるがかなりの人が診察を受けに来ている。老若男女問わず信頼を得ている病院だということが分かるだろう。

KP : 病院内の案内地図を見てみると、「受付」「待合室」「入院病棟」「院長室」があることがわかる。

▶探索可能箇所 受付/待合室/入院病棟/院長室


この病院は定期検診で訪れただけではない。幼い頃にも訪れたことがあるのを思い出す。自分が大きな事故に遭って手術を受け、入院したのは確かこの病院だ。

[秘匿(いづき,おれだ!)] 瀬戸口 紅葉 : 耳のしこりか!?


この病院は定期検診で訪れただけではない。幼い頃にも訪れたことがあるのを思い出す。風邪が悪化し気管を痛め、生死の狭間をさまよった末に手術を受け、入院したのは確かこの病院だ。

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 共有してもいいやつ?!

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : でも悩む…せんほうがおもろいかな

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : いやいっか!胸のうちにひめよ


この病院は定期検診で訪れただけではない。幼い頃にも訪れたことがあるのを思い出す。自分が視力を得るために手術を受け、入院したのは確かこの病院だ。
弟は心配して入院するあなたにビーズのネックレスを渡した。
幼い弟の作った稚拙なものだったが、あなたは大切にしていた。今はどこにやってしまったんだったか。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : え~かわいい~


 あなたはこの病院がかなり警備体制が厳しいのを知っている。
 昔医師を逆恨みした傷害事件が発生しており、そのため基本的に患者でない人間が入院病棟に入るには特別な申請を出さなければならない。同様の理由で院長室も厳重な鍵がかかっていたはずだ。
 様子を見るだけにしても日中では目立ちすぎる。
「入院病棟」「院長室」へは夜に侵入することが得策だろう。

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : りょ!!


東 利久 : ……

東 利久 : 皆さん、聞いてください

神楽 風弦 : …なんだ。

瀬戸口 紅葉 : んだよ

東 利久 : ここは病院の割には警備体制が厳重です。理由として、昔傷害事件があったそうでして患者でないものは入院病棟には入れないようになっております

東 利久 : 入る場合は申請して許可を貰わないといけません、それも特別な

東 利久 : …なので目立つ行動は極力控えて頂けると助かります

神楽 風弦 : ……どうしてそこまで知っている?

瀬戸口 紅葉 : たーしかに〜゛

東 利久 : …さぁ、何故でしょうね?気にする事でしょうか

神楽 風弦 : ……言いたくないのであればそれでいい。別段気になるようなことでもない。

東 利久 : そうですか、ちなみに院長室にも厳重な鍵がかっているはずなので入院病棟と院長室は出来れば夜などに調査したほうが良いと思われます

橘 紫 : …あ

橘 紫 : 俺ここ…いや何でもないです(小声)


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : うーんこれ橘くんも入院してた可能性ありそうか


橘 紫 : …静かにしときます、りくくんの言う通り

東 利久 : …橘さんもここに何かあるようで?

橘 紫 : いや、元々定期検診で来てたけど…昔病気できたことあるなって思い出してさ

橘 紫 : それだけだよ

神楽 風弦 : ……。

東 利久 : …そうですか

瀬戸口 紅葉 : てか定期検診ならおめーらも全員来たことあるんじゃねーのか?


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あるな!これ!!!!^^


神楽 風弦 : ……ここで話すべきではない。後で聞かせろ。

瀬戸口 紅葉 : それもそーだな。早く行こーぜ

東 利久 : (ついていく)

KP : 白を基調にした清潔感のある受付だ。
総合受付はやはり大きな病院と言うこともあり、かなり規模が大きく人員も多い。
十数人の受付スタッフが代わる代わる来院患者の応対をしている。

看護師 : 本日はどうなされましたか?

東 利久 : …質問がありまして

東 利久 : 我々は警察関係者です

神楽 風弦 : 捜査にご協力いただきたいのですが、構いませんね?

看護師 : あぁ!なるほど!大丈夫ですよ

東 利久 : …先日公園にこれが落ちておりまして(ジップロックの処方箋、白い粉、ガラス瓶を出し)

東 利久 : こちらは「DB-g」と呼ばれる薬物の類なのですが、まさかここで処方されたりなどしてませんよね?

看護師 : DB-g?私は存じ上げませんが…少々お待ちください。(内線をかける)

看護師 : …申し訳ありません、弊院の薬剤師に確認を取りましたが、そのような薬は処方していないと…

東 利久 : …なるほど、疑って申し訳ありません

看護師 : いえ、こちらこそお役に立てず申し訳ございません(頭を下げ)

東 利久 : …いいんですよ、御協力感謝します(軽く微笑む)

神楽 風弦 : …健康診断、予防接種の無償化について。これは事実で?

神楽 風弦 : 更にこの活動に関して、いつからやられているのかとお聞きしても?

看護師 : はい、本当ですよ。そちらの申し込みでしたら、必要書類と保健所に記入してこちらに持ってきていただければ予約ができます

看護師 : そうですね…確か4年ぐらい前からでしたかね。普及したのは最近です

神楽 風弦 : …成程。どなたが始めたのか、などはお聞き出来ますでしょうか。

看護師 : 確か…院長先生だったはずです

神楽 風弦 : 薬師寺進…ですね。成程。

東 利久 : …

神楽 風弦 : 院長は本日いらっしゃいますか?可能であれば直接お話を聞きたいのですが。

看護師 : あ、院長先生は本日は学会に出ておりまして、夕方に帰ってこられるご予定です。院長先生に何か御用でしょうか?

神楽 風弦 : …いえ、今すぐに話をというわけではないので。

神楽 風弦 : ご協力ありがとうございます。

看護師 : いえ、少しでもお役立ち出来れば幸いです

KP : しばらく受付スタッフと話していると、妙な視線を感じることに気づく。
後ろを見ていないにもかかわらず、受付待ちの来院患者が全員一斉にこちらを向いているのが直感的にわかった。

KP : 特段何か目立つことをしたわけではない。それなのに何故か、全員が全員こちらを向いているという視線をひしひしと背中に感じる。
{SANチェック0/1}

神楽 風弦 : 1d100<=67 【SAN値チェック】 (1D100<=67) > 81 > 失敗

東 利久 : 1d100<=68 【SAN値チェック】 (1D100<=68) > 83 > 失敗

[ 神楽 風弦 ] SAN : 67 → 66

[ 東 利久 ] SAN : 68 → 67

KP : しかし咄嗟に後ろを振り向いてみれば、スマホをいじったり子供をあやしたりと各々が別のことをしている。全員がこちらを向いているということもない。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 視線に関しては風弦関係だろうね


神楽 風弦 : ………視線。

東 利久 : ……

東 利久 : …お話ありがとうございます、では、我々はこれにて…引き続きお仕事頑張ってください

神楽 風弦 : 失礼致します。

瀬戸口 紅葉 : …やっとおわったか?

東 利久 : お待たせしました

瀬戸口 紅葉 : んでよ、なんかいいもん聞けたのか?

神楽 風弦 : 看護師はこう言っていた。(かくしか)

瀬戸口 紅葉 : ま、んなもんだよな。わかった

東 利久 : では…現時点で向かうことが出来るのは後は待合室くらいですかね、行きましょう

KP : 多くの来院患者が処置を受けるために待機する場所だ。
来院患者たちが十分に座れる広いソファが多めに設置されている。

KP : 老若男女問わず様々な人間が集まっており、キッズスペースなども併設されている雰囲気のよい空間だ。

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 43 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 97 > 致命的失敗

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 60 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 72 > 失敗

KP : 目の前の看護師がペンを落とす。

KP : 瀬戸口さんは不運にもそのペンを踏んでしまい転んでしまう

KP : 止める場合はDEX×5

神楽 風弦 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 81 > 失敗

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 49 > 成功


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これ掴めなかったのちょっとおもしろいね


東 利久 : …大丈夫ですか?

瀬戸口 紅葉 : っ、ぶね、

瀬戸口 紅葉 : …離せよ(東を押しのける)

東 利久 : おやこれはすいません、ではどうかお気をつけて

KP : 東さんと神楽さんは何か言い争っているような声が聞こえる。

KP : 辺りを見渡してみればどうやら入院患者が看護師に言いがかりをつけているらしく、ヒートアップしたのかどんどん声が大きくなっている。

KP : しばらく様子を伺っていると「もういい!!」と大層腹を立てた様子で患者は入院病棟の方に一人で戻っていった。

KP : 看護師は申し訳なさそうに待合室にいる人々に頭を下げた。

東 利久 : …大丈夫ですか(看護師に近づく)

神楽 風弦 : いかがなさいましたか。

看護師 : あ…すみません…少し一悶着ありまして…

東 利久 : 何事でしょう?

看護師 : 実は…患者さんが入院病棟に勝手にご家族を招いてらして…当院では特殊な事情があって、お見舞いに来られる場合は事前の連絡を必ず入れることをお願いしてるんです。

看護師 : 伝え方が悪かったのか、機嫌を損ねてしまったみたいで…

東 利久 : …なるほど、困りますねルールを守って頂かないと

看護師 : いえ…本当に申し訳ございません…

神楽 風弦 : いえ、大丈夫です。お怪我などは。

看護師 : いえ、大丈夫です。ご心配をお掛けしてしまいすみません

神楽 風弦 : …分かりました。

神楽 風弦 : …特殊な事情、とは何か、お聞きしてもよろしいでしょうか。

神楽 風弦 : 私、警察の者でして。時間がよろしければお聞きしても?

看護師 : あぁ!警察官の方でしたか!はい、大丈夫ですよ

看護師 : その…かなり昔、ここに運び込まれてすぐになくなってしまった方のご遺族…だったかしら、その方が担当医師を逆恨みしたのか怒鳴り込んで来られたそうで。その時かなり大きな騒動になったらしいんですよ。それで安全面を考慮してそういう決まりになったそうです。

看護師 : 私はその時はまだ勤めていなかったので、又聞きにはなるんですけどね。詳しい話はあそこのベテラン看護師の佐藤さんならわかると思います

KP : そういって看護師は少し離れたところで患者の応対をしている老齢の看護師を手で指し示した。

神楽 風弦 : 成程。ご協力の程ありがとうございます。

看護師 : いえ、お役に立てたのであれば良かったです

神楽 風弦 : ええ。では失礼いたします。

神楽 風弦 : …ということだ。話を聞くぞ。

東 利久 : …了解です

橘 紫 : …げほっ

東 利久 : …すいません、佐藤さんですか?

佐藤 : はい、私が佐藤ですが…何か御用でしょうか?

東 利久 : 警察の者です、捜査の為にいくつか質問してもよろしいでしょうか

佐藤 : はい、大丈夫ですよ

東 利久 : ありがとうございます。まず、過去にあったこの病院で傷害事件の事ですが…

東 利久 : 事件当時に当院に勤めていたと聞きました、詳しいお話をお伺いしたいのですが

佐藤 : あぁ、その事件の事ですか…

佐藤 : 結構昔の事なので詳しくは覚えてないんですけど…そうですね…確か患者さんが運び込まれて来て…

佐藤 : あぁ、そうだ、薬師寺先生が執刀したはずです

神楽 風弦 : …何年前かは覚えていらっしゃいますか?

佐藤 : 確か、35年くらい前ですかね…本当に凄い剣幕でしたのでそこは覚えてます。怖かったんですよ…

神楽 風弦 : 35年前…成程。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これって風弦が入院してた頃とかぶってたりする?

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 幼少期の頃に風弦が手術していた時期、とこの傷害事件が被っているのか気になったりするけど、今の時点で言えることはありそうです?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : まあないかな

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ないか


東 利久 : ……、…と、薬師寺、先生はご無事だったんですか?

佐藤 : 無事ではあったんですけど…薬師寺先生もかなりこたえたみたいで、今でもたまにその時のお話をするんですよ。『あの時私が患者を救えていれば…』って

佐藤 : その時当院で妙な出来事がたくさん起こってましたから、なおさら精神的に参ってたみたいです。霊安室からご遺体が歩いて出ていったとか妙な噂が出回ってたのも確かその頃だったじゃないかしら。

東 利久 : …なんとも奇妙な、その…亡くなってしまった患者さんはどういった容態だったんですか?

佐藤 : 結構重症で、もう助からないくらいには酷かったはずです

佐藤 : なので助からなかったのは仕方の無い事なのですが…

東 利久 : …なるほど

神楽 風弦 : そのご遺体と四ツ神連続殺人事件とは関係などはございますでしょうか。

佐藤 : そうですね…確か関係あったような…

佐藤 : 警察…警察を呼んで収束したんじゃなかったかしら?ええと…あれ、おかしいわね…

東 利久 : おかしい?

神楽 風弦 : …よく覚えていらっしゃらないと?

KP : 思い出せない、という素振りをした後、看護師は突然動きを止め、視線を虚空に数秒間漂わせたのち、

KP : 「知りません。知りません。知りません。知りません。知りません。」と機械的にまくし立てた。どこか虚ろな目をしている。

KP : 看護師はそのままびくりと大きく痙攣したのち、
糸が切れたように地面に倒れこむ。見れば気絶してしまったようで、慌てた他の看護師数名に運ばれていった。


[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 【アイデア】を振って下さい

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 74 > 成功

国唯が突然発狂した時と同じような痙攣の仕方をしていたと感じる。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : おもった!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : それ!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : えらい!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 書いた!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : よしよし

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 四ツ神事件関連になるとこういう感じになるね

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : うんそうだね

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : なんなんだ!誰なんだ国唯おかしくしたヤツめ!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 許せないですねプンスコ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : んとだよ!


東 利久 : ……今のは、

橘 紫 : わ、どうしたんだろう…

神楽 風弦 : ……。

東 利久 : …ふむ、歩く遺体についても聞きたかったのですが、しょうがない

神楽 風弦 : まるで何かにとりつかれたようだったな。

橘 紫 : あ、でも!病院だったら助かってるかもしれないですよね!

神楽 風弦 : そうだといいがな。

瀬戸口 紅葉 : ……ふーん。

瀬戸口 紅葉 : ま、入院病棟には夜しか行けねーっぽいんだろ。
とりあえず帰って寝ようぜ

KP : あなたたちが探索を終え、一旦出ようとすると入り口付近が妙に騒がしいことに気づく。
何やら来院患者が病院の職員と大きな声で話しているようで、それを病院スタッフが囲んで聞いている様子だった。

KP : 【聞き耳】を振って下さい

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 87 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 68 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 57 > 失敗

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 46 > 成功

KP : 神楽さんと橘さんは「ヨツマガツがいたのよ!本当よ!」と大きな声で話しているのが聞こえる。

KP : 東さんと瀬戸口さんは「ヨツマガツが…」と喚いているのがうっすらと聞こえた。

KP : 入り口に向かっていたあなたたちに背を向けて話していた十数人だったが、突然一斉にあなた達の方を向く。
何か大きな音を立てたわけでも、怪しい行動を取ったわけでもない。

KP : ただそこに居た人間達が全員、的確にこちらを振り向いたのだ。

人 : 居たぞ!!!!!!!!!!!

KP : 誰かの大きな叫び声を皮切りに、そこに居た全員が一斉にこちらにむかって走り出し手を伸ばす。
狂気を孕んだ人の波が、押し寄せてくる。

神楽 風弦 : …まずいな

東 利久 : …ッ!

瀬戸口 紅葉 : やべーぞ、これw

橘 紫 : こわいこわい!なに!?

KP : 【DEX×5】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 26 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 52 > 成功

橘 紫 : CCB<=9*5 【DEX × 5】 (1D100<=45) > 74 > 失敗

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 25 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 13 > スペシャル

KP : 瀬戸口さんは橘さんを引っ張って脱出する事が出来ます

瀬戸口 紅葉 : って、おい橘、突っ立ってんじゃねーよ!

橘 紫 : いろはさ…!ありがとうございます!

神楽 風弦 : もたついていないで行くぞ!

東 利久 : …足引っ張らないでくださいよ、!

KP : 突然襲いかかってきた人々をかわしながら進むも、行く先行く先全員が振り返り「ヨツマガツだ」「どうしてこんなところに」「捕らえろ、警察に突き出せ」と狂気が伝染していく。

KP : 必死の逃走も空しく、院内の行き止まりに追い込まれてしまった。

KP : 数十人にも膨れ上がった人の波が狂気を目にはらみ、じりじりと探索者を追い詰める。
そして先頭の人間が「捕まえろ!!」と、怒号を上げた。

東 利久 : …ここまで、か

橘 紫 : ひ、なんで、こんな…

瀬戸口 紅葉 : ……訳分かんねーよ。


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 【1d100】を振って下さい

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 1d100 (1D100) > 34

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : そこそこにいいな

警視庁に居た頃の無数の視線を思い出す。
自分に向けられる、ねっとりとねぶられるような不気味な視線。思い出してしまった恐怖か否か、あなたは咄嗟に目を瞑る。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : はわ~

…その直後だった。目の前まで迫っていたはずの人間が、「どこにいった?」とざわめき始めたのは。
状況確認のために目を開けても良かった。しかし耳元で突然何者かの声がして、それを一度はためらうはめになる。

弟の声だ。

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 「兄貴、まだ目を開けちゃダメだ」と、そう聞こえた。

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 【精神分析】を振って下さい

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : CCB<=70 【精神分析】 (1D100<=70) > 88 > 失敗

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : うーーーーーーん


混乱

神楽 風弦 : ……っ、

KP : 突然、探索者達に押し寄せていた人の波が動きを止める。
そして狂ったように「前が見えない!」「暗い、暗い」と口々に悲鳴をあげる。
焦った顔をした民衆は、そのままパニックに陥り、そこは怒号と悲鳴の入り混じる混沌と化す。


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 目を開けますか?

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 開けない

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : おけ


KP : ふと、目線を逸らすと神楽が目を瞑っている

KP : なぜ目の前にいるはずの自分たちを人々がスルーしたのかはわからない。
しかもそれと同時に突然院内が一斉に停電したのだ。

東 利久 : …神楽さん?

KP : 逃げるのなら今のうちだ。

瀬戸口 紅葉 : あ……?

東 利久 : …とりあえず今は逃げましょう、神楽さんもほら早く!!

KP : 【変装】を振って下さい

神楽 風弦 : ……っ、あぁ…

神楽 風弦 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 85 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 88 > 失敗

橘 紫 : CCB<=60 【変装】 (1D100<=60) > 67 > 失敗

東 利久 : CCB<=70 【変装】 (1D100<=70) > 15 > 成功

KP : 東さんはうまく別人になりすますことができ、そのままスムーズに病院の外へ脱出することができた。

KP : 他の3名は数人の視線を感じる気がする。ヒソヒソとした話し声が耳につき、脱出するまでに精神的負荷がかかってしまった。{SANチェック0/1}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 65 > 成功

橘 紫 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 36 > 成功

神楽 風弦 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 27 > 成功

東 利久 : …はぁ、たく…貴方達は…

東 利久 : もう少し腕を磨いたらどうです?

橘 紫 : そんなこと言ってる場合じゃないことが起こってたけどね!めっちゃ怖かったけどね!

神楽 風弦 : ……。(目を開ける)


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これはもう目を開けてもいい?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : おけおけ


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : お声のことは共有してよか?

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : どこまで言えばいいのかしらね…

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : まあ、実はちょっと喉がおかしくてとかぼやかしても良いしド直球に伝えてもいいよ

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : なーやーむー


東 利久 : …はぁ、アレといいコレといい……なんなんだ(橘と神楽を交互に見る)

瀬戸口 紅葉 : …? なんかあったのか?

神楽 風弦 : …いや、俺についてはいい。

瀬戸口 紅葉 : いや、気になんだろがよ

東 利久 : …心配しなくても、僕は何も聞きませんので

神楽 風弦 : いつか話す。それで今は良しにしてくれ。

瀬戸口 紅葉 : んだよおめーら、気持ちわりぃ…

東 利久 : 人のは人のタイミングというものがあるんですよ瀬戸口さん、大人になってください

瀬戸口 紅葉 : 後から後悔したくねぇんだよ。もういい黙ってくれ…。

東 利久 : …瀬戸口さん………

橘 紫 : あ、でも!無事逃げれてよかったんじゃないですか!?とりあえず!

神楽 風弦 : ……あぁ。

橘 紫 : 4人みんな一緒だし…!

東 利久 : ………そうですね、とりあえず、今は立ち止まっている暇はない(稲生に電話掛ける)

襲撃

KP : 稲生に調査の報告の連絡を入れることにする。
いつも通りの気弱でどもった「も、もしもし」という言葉が電話口から聞こえるだろう。

稲生具鷹 : 「な、何か収穫は、あ、あったかい?」

東 利久 : ……そう、ですね……とりあえず病院についてはまだ、気になることがあるので夜に出直すために我々はこれから少し休ませて頂きます。

稲生具鷹 : 「そ、そうか、き、気をつけてね」

稲生具鷹 : 「よ、夜って言ってもやっぱり、け、警察とかはまだ警備とかしてると、お、思うから、」

KP : そこまでいうと電話の向こうから突如ガラスの割れるような激しい衝撃音と、稲生の悲鳴が聞こえた。
直後、ゆっくりとガラスを踏みしめる音。
獣のような唸り声は徐々に電話口から近いところまで迫り、焦った稲生の浅い息が漏れ聞こえる。

稲生具鷹 : 「な、な、なんでここが!!」

稲生具鷹 : 「…え?待って、君は、」

東 利久 : …稲生さん?どうしました、稲生さん!?

KP : おそらく放り出された状態の電話にかろうじて拾われたのだろう。ドスンという重たい音とくぐもった稲生のうめき声が聞こえる。


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 国唯じゃありませんように国唯じゃありませんように国唯じゃありませんように


稲生具鷹 : 「…ゆ、……こ、…さ…」


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ゆうこりんか!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 思わず良かったって声出ちゃった


KP : 雑音とともに最後に粘り気のある液体にまみれた稲生の言葉を吐き出し、通話は途切れてしまった。

KP : 瀬戸口さんと神楽さんは【1d100】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : 1d100
(1D100) > 81

神楽 風弦 : 1d100 (1D100) > 38

KP : 神楽さんは直感的に稲生の位置情報を正確に取得することができる。どうやら自分たちの部屋を訪れていたらしい。

東 利久 : …稲生さん!………チッ…

神楽 風弦 : ……これはただの勘ではあるが。稲生は俺たちが昨日居た部屋にいたようだが…

東 利久 : …勘、ですか……ふーん…

瀬戸口 紅葉 : あ?んなもん信じれっかよ

神楽 風弦 : ……信用してもらわなくてもいい。実際、俺自身不確定なことばかりだ。

東 利久 : …いいでしょう別に、ならホテルに向かうだけです。

東 利久 : 今の神楽さんならUFO呼んでも星落としたとしてもおかしくないと思っておきます

神楽 風弦 : そんなことできるはずがないだろう。俺はただの人間だ。

橘 紫 : そうですよ!勘でもUFOでも何でも俺は信じます!

東 利久 : でももし本当にUFO呼べたら写真お願いします。絶対ですよ。

瀬戸口 紅葉 : おめーら、んな事言ってる暇あったら早く行くぞ。
稲生に死なれちゃ困る、今はな

神楽 風弦 : ……はぁ、そうだな、行くぞ。


ホテル

ホテルに駆けつけ、部屋の扉を勢いよく開く。
そこは惨状だった。
 辺り一面に飛び散ったガラスの破片、破壊し尽くされた室内、部屋中に飛び散った夥しい量の血液。
その中で倒れている稲生。

 意識はなく、白い髪の毛は自身の血液で赤く染まり、口や鼻から大量の出血をしている。
 そしてその稲生を自身の腕で貫き、またがっている人影があなたたちに気づいて振り向いた。

 昨日、自分たちを襲撃した怪物と同じような風貌だ。
しかし一つ違ったのは元の素体の人間が女性だと体つきではっきりわかったことだ。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 19 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 86 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 36 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 35 > 成功

KP : 監視カメラの映像に残っていた交通機動隊の女性に雰囲気が似ている。


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 顔が黒い触手のようなものに覆われて判別がつかないが、女性は相良川のつけていた交通安全のお守りを腰からぶら下げている。



KP : 女は稲生の腹から凶器と化した腕を引き抜くと、そのままあなたたち目掛けて勢いよく振り下ろした。

KP : 戦闘です

戦闘

橘 紫 : …な、なんで

橘 紫 : 嘘だ、嘘…優子さん…!

東 利久 : ……橘さん…今は手段を選べません(橘の肩掴む)

化け物 : S1d3 (1D3) > 3

化け物 : CCB<=60 【キック】 (1D100<=60) > 77 > 失敗


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 泣きそう


瀬戸口 紅葉 : んだよ!こいつ…!

瀬戸口 紅葉 : CCB<=70 【拳銃】 (1D100<=70) > 19 > 成功

橘 紫 : う、うつんですか!?

瀬戸口 紅葉 : どーこー言ってらんねぇだろ!
目の前の稲生を見ろよ!

橘 紫 : そんな…

瀬戸口 紅葉 : 1d6+2 (1D6+2) > 5[5]+2 > 7

 [ 化け物 ] HP : 40 → 33

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 6 > スペシャル

神楽 風弦 : 1d4+1d4 【ダメージ判定】 (1D4+1D4) > 4[4]+3[3] > 7

[ 化け物 ] HP : 33 → 26

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 56 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 70 > 成功

東 利久 : …残念ながら、今の貴方を「女性」とは見なさない事にします

東 利久 : 1d6 (1D6) > 3

東 利久 : 1d4 (1D4) > 1

[ 化け物 ] HP : 26 → 19

神楽 風弦 : 橘、遠慮する必要はない。ただの化け物だ。

東 利久 : …人の心がないのですか貴方は…!

神楽 風弦 : 今はそういう状況でもないだろう。

瀬戸口 紅葉 : どーすんだよ!橘!

橘 紫 : 俺…で、でも…

東 利久 : はぁ~…アンタも早くしろ!死にたいなら止めませんがね!!!

橘 紫 : っわかってるよ!!!

橘 紫 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 53 > 成功

橘 紫 : 1d3 (1D3) > 2

[ 化け物 ] HP : 19 → 17

化け物 : S1d3 (1D3) > 3

化け物 : CCB<=60 【キック】 (1D100<=60) > 23 > 成功

化け物 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 1[1]+4[4] > 5

化け物 : 1d4
(1D4) > 4

[ 東 利久 ] HP : 12 → 7

東 利久 : …ッ!!!

瀬戸口 紅葉 : おい!東下がってろ
橘も何渋ってるかよくわかんねぇけどよ!

瀬戸口 紅葉 : CCB<=70 【拳銃】 (1D100<=70) > 49 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d6+2 (1D6+2) > 6[6]+2 > 8

[ 化け物 ] HP : 17 → 10

[ 化け物 ] HP : 10 → 9

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 7 > スペシャル

神楽 風弦 : 1d3+1d4 【ダメージ判定】 (1D3+1D4) > 2[2]+1[1] > 3

[ 化け物 ] HP : 9 → 6

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 24 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 35 > 成功

東 利久 : …心底、不愉快だ……

東 利久 : 1d6 (1D6) > 1

東 利久 : 1d4 (1D4) > 3

橘 紫 : ...

[ 化け物 ] HP : 6 → 1

橘 紫 : …もうやだよ

橘 紫 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 33 > 成功

橘 紫 : 1d3 (1D3) > 2

[ 化け物 ] HP : 1 → 0

KP : 戦闘終了


再開

KP : 怪物は倒れた。
最後の力を振り絞ってか否か、橘の方に向かって手を伸ばす。すがるように伸ばされたその腕は、持ち上げるのが精一杯といった様子だった。

KP : 次の瞬間。突然その腕が触手のように形状を変え、橘を絡め取る。
そのままの勢いで橘を引き寄せ、もう一方の手で橘を貫く

KP : ―ことは、なかった。

KP : 優しげに絡め取った橘を、そのまま自分の上にかぶせる形で柔らかく抱きしめたのだ。

相良川優子 : …ごめん…

KP : 雑音の混じった声で、泣きながら謝りながら橘の頭を愛しげに撫でる。

橘 紫 : …ゆ、こさ…なんで

相良川優子 : ごめん…怖かったね

相良川優子 : …自分を殺そうとした人間の手なんて触りたくないよね

橘 紫 : …わかってます、わかってますから…(手を握る)

相良川優子 : …ごめん…

相良川優子 : でも、最後だから…少しだけ許して

橘 紫 : 嘘、まだ、まだ助かりますよね…?手当するから…

橘 紫 : お願い、お願いします…

相良川優子 : ……もう、だめだよ

相良川優子 : …ごめんね…殺したくなんてなかった。
殺すつもりなんてなかったの

相良川優子 : 私、あなたを逃がしたかったのよ。逃げて欲しかった

相良川優子 : 四ツ神から、警察から……能海から

橘 紫 : ……

相良川優子 : でも本当のことを伝えたら、あなたは能海を問いただしに向かうと思った

相良川優子 : あなたは正義感の強い子だから、

相良川優子 : そうなったら殺されてしまうと思ったの。そういう人を何人も見たから…だから…

KP : 元の面影をほんのり残しただけの、人間とかけ離れてしまった顔つきのままぽろぽろと泣き始める。橘を優しく抱きしめながら、懺悔を吐き出し子供のように泣きじゃくる。

相良川優子 : ごめん 
…本当にごめんなさい

相良川優子 : 警察としてあるまじきことを言うけれど、罪を犯してでもあなたに死んで欲しくなかった

橘 紫 : ゆ、こさ…ん…

相良川優子 : …今でもそう思ってる。でももう遅かった。ごめんなさい。私何も出来なかった。いろんなこと伝えたいのに…制限をかけられて何も言えないの

相良川優子 : …お願い。能海を止めて…

 ごぼりと緑色の粘液を吐き出した彼女は、苦しそうに喉を詰まらせながら息をする。
 全身からあふれ出る血と、緑色の液体が混ざって形容しがたい色の液体が床に広がっている。

 体は致命傷を与えたにも関わらず絶え間なくその形を変え、わずかに残った人間の姿さえも飲み込み人ならざるものへ変貌していく。
 相良川は橘を見上げるとその手を握り、小さく笑って自分の首に添えさせた。

さながらその手で、終わらせてくれと言わんばかりに。

KP : 【アイデア】を振って下さい

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 27 > 成功

KP : あなたは察する。これが彼女の人として死ねる最後のチャンスだと。

KP : 首を絞めますか?


橘 紫 : …ねえ、優子さん…それが、最後の望み、なんですか…?

橘 紫 : …俺に向ける、最後の指導…なんですか?

橘 紫 : …優子さん、言う事、きかないと…こわ…こわい…から……う、(嗚咽をあげて泣く)

橘 紫 : ごめん、ごめんなさい…(首を絞めます)

KP : ぐっと、力を込める。

KP : はくはくと口を何回か動かした後、彼女は橘にゆっくりと笑いかける。

相良川優子 : 相変わらずやさしいのね

相良川優子 : …ごめんなさいね…なにもかも…最後までこんな…酷なお願いをしてしまって…

橘 紫 : …はは、そんなの…

相良川優子 : …大好きよ。剛。…生きてね

KP : 彼女は小さく笑いながら、腰についていたお守りを橘に渡した。懐かしい交通安全のお守りだった。

橘 紫 : …(お守りを受け取る)

KP : ただただ空気の漏れるだけのその口で、最後にわずかに聞こえる声で、「ありがとう」と彼女はつぶやいた。

KP : とさり。

KP : あまりにも軽い音を立てて、彼女の腕は地面に落ちる。

KP : 安らかな顔の彼女の首には、橘の指の跡がくっきりと残っていた。

橘 紫 : …あ

橘 紫 : 俺…殺しちゃった…

橘 紫 : …はは

神楽 風弦 : ……いい。寝かせてやったんだ。

東 利久 : ……(橘の手を握ってやる)

橘 紫 : …恩師、だったのに…

東 利久 : …貴方は、悪くないのです…

瀬戸口 紅葉 : 最後まで顔みれたんだろ…。
良かったじゃねえか。

橘 紫 : …そっか、あは、は…


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : え~これ弟死にそ~^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : ^^


橘 紫 : …よし、うん、俺元に戻ります!…

橘 紫 : 大丈夫、大丈夫!…うん

神楽 風弦 : もう少し弔ってやってもいいんだぞ。

瀬戸口 紅葉 : 無理はすんなよ。

東 利久 : ……(優子さんの遺体にシーツを掛けに行く)

橘 紫 : …無理しなくていいんですか?

神楽 風弦 : いいと言っている。俺は稲生を見ているから、好きにしていろ。

瀬戸口 紅葉 : あぁ、もちろん

橘 紫 : いろはさん、胸貸してください(抱きつく)


語らい

瀬戸口 紅葉 : …(何も言わず手を添える)

橘 紫 : …う、う…(ひとしきり泣きじゃくる)

橘 紫 : …あー!すっきりしました!

瀬戸口 紅葉 : 橘、あまり詳しくは話さないがオレは泣く暇も無かった。
泣くのはもう十分か?

橘 紫 : はい…!みんな、色々あって…俺だけが辛いわけじゃないから

橘 紫 : 立ち直ります!ありがとうございます!

橘 紫 : ついでに鼻噛んでいいですか?

瀬戸口 紅葉 : オレの服に付いてんだよおめー

瀬戸口 紅葉 : (ポケットからくしゃくしゃになったテッシュを出す)

瀬戸口 紅葉 : もってたからよ一応な

橘 紫 : ちーーーん!うあ、ついでにくしゃみでそ…

瀬戸口 紅葉 : おい゛!

橘 紫 : は、はっくしょい!…あはは

瀬戸口 紅葉 : おまえよ〜…

橘 紫 : …いろはさんも、何かあったんですよね?

瀬戸口 紅葉 : おう

橘 紫 : 泣く暇もないって、…一体何が

瀬戸口 紅葉 : 気づいた時にはもういなかった。それだけだよ

橘 紫 : そっか…他のみなさんもきっと…

橘 紫 : 俺、なんか、みなさんに会った時変な連帯感みたいなの感じて

瀬戸口 紅葉 : あ?……あぁ。

瀬戸口 紅葉 : それこそ稲生にお前らの話を聞いて俺が集めたんだからな

橘 紫 : そう、ですよね!俺みなさんと居ると居心地よくて、元気出るんです

橘 紫 : だから、集めてくれたいろはさんには、一番感謝してるっていうか!

瀬戸口 紅葉 : そーか

瀬戸口 紅葉 : ま、復讐でしかねぇんだけどな。オレ自身は

橘 紫 : えへへ、理由なんて何でもいいんです

橘 紫 : 俺…全然役に立たないけど…みなさんの力になりたいです!

瀬戸口 紅葉 : あ、あぁそれは伝わってる

瀬戸口 紅葉 : 空回りするのがちと痛てーけどよ

橘 紫 : えぇ?そんなぁ…でもちゃんと見てくれてるって事ですよね!

瀬戸口 紅葉 : はは、まぁ目はいいんじゃねーの?
それでお仕事させてもらってたわけだしよ。

瀬戸口 紅葉 : ……クソ警察が。

橘 紫 : …いろはさんは…俺達よりも警察の恨みが強いんですね

瀬戸口 紅葉 : あぁ

瀬戸口 紅葉 : …で、だよ。橘

瀬戸口 紅葉 : さっきの奴、能海って言ってたな。(優子に目線を向けながら)

橘 紫 : …言ってましたね

瀬戸口 紅葉 : お前は何か知ってるのか?
全て吐いてくれ。


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 命を狙われてるっていってもよし?

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : うん


橘 紫 : …俺は…能海さんに命を狙われてます

瀬戸口 紅葉 : …………は?

橘 紫 : 何で、とか聞かないでくださいよ!それは俺自身が一番知りたい事だし!

瀬戸口 紅葉 : それ以上は

橘 紫 : …何も知りません!で、でも

橘 紫 : 優子さんは…俺を殺そうとしてた

瀬戸口 紅葉 : 駒にされたってことだな。

橘 紫 : で、でも…よくわかりません!優子さんは逃がすために…俺を殺そうとしてたって

瀬戸口 紅葉 : あ?どーゆーことだよ

橘 紫 : 稲生さんが俺に四ツ神市に近寄らせないように言われてたって言ってたけど…

瀬戸口 紅葉 : あぁ、言ってたな


調査

▶探索可能箇所 稲生/相良川の体

神楽 風弦 : (稲生に近づく)

KP : 血だまりの中で倒れ伏し、わずかな呼吸すら不規則だ。顔も大量の出血のためかいつにも増して青白い。

KP : しかし傷跡は出血量に見合わずあまり大きくはない。というよりも塞ぎかかっているのだ。近くには液体がこぼれたガラス瓶がある。
通常では考えられない速度で治り始めているようだ。

KP : ただしかなり苦しそうに呻いており、額に手を当てると熱を帯びていることが分かる。
手には何かを握りしめている。

神楽 風弦 : …おい、稲生。俺の声は聞こえるか。

稲生具鷹 : ……っ、ぐ…………ぁ…………

神楽 風弦 : 手に握っている物を離せるか。それが見たい。

KP : 手を開かせると中に見えたのは血にまみれた鍵と紙だ。紙には「侵入経路用」と書かれている。地下鉄ホームの鉄扉のものだろう。

KP : 一見普通の鍵に見えるが、何か異様な雰囲気のする摩訶不思議な鍵だ。

神楽 風弦 : ……例のブツか。感謝する。

神楽 風弦 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 27 > 成功

KP : 稲生はうっすらと目を開ける。苦しそうに患部を押さえながら、相良川の体を指さした。

神楽 風弦 : …成程、分かった。あいつを見ればいいか。

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 45 > 成功

神楽 風弦 : (鍵を手に取る)

KP : 鍵をよく見てみると全体にうっすらと不可思議な模様が刻まれていることがわかる。じっと見ていると吸い込まれそうな模様だ。

東 利久 : …(優子の遺体に近づく)

KP : ほのかに熱の残っている相良川の遺体だ。絶命しているので、じきに冷たくなっていくだろう。

KP : 麒麟事件の被害者同様の姿だが、他の被害者とは違い腕に注射痕がないことに気づく。
また、ポケットに何か入っているようだ。

神楽 風弦 : …こっちは終わった。手伝う。(東に近づき)

東 利久 : …(ポケット調べる)

KP : 警察手帳とカードキーが入っている。

東 利久 : 忍びないですが…(手帳とカードキー取る)

神楽 風弦 : …警察手帳の方は後でのほうがいいだろう。

KP : 四ツ神市民病院の名前が印字されており、その隣には「院長室」と記されている。
カードキーと同じストラップの中には写真付きの名刺も入っており、そのストラップが四ツ神市民病院院長の「薬師寺進」のものだということがわかる。

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 58 > 成功

KP : 図書館で発見した記事に載っていた人物の名前だ。


写真の薬師寺の顔を見て驚いた。記憶に残っている父親より、はるかに覇気がなくやつれているのだ。
優しい笑みを浮かべてはいるものの、おそらく疲弊しているであろうことをあなたは感じ取ることができる。

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : (´;ω;`)

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : ( ; ; )


東 利久 : …どうして、これが……

東 利久 : ………いや…そうだな…

神楽 風弦 : …院長室のカードキーと市民病院の院長の名刺をなぜ持っていたのだろうな。

東 利久 : …今は、いや…うん…

東 利久 : ……そうですね、無関係だとは思えない。調べなければならないでしょう

神楽 風弦 : …どうした。何か危惧することがあるか?

東 利久 : …いいえ、個人的なものなのであしからず

東 利久 : それとも聞きたいのですか?貴方が?

神楽 風弦 : …まさか。珍しくしおらしくしているものだから何かあるのかと思っただけだ。

東 利久 : ハッ…そうですか、そうですよね貴方は

神楽 風弦 : …まぁいい。俺もそうだが、話せるときに話すのが一番いいのだろう。

神楽 風弦 : 今はそのタイミングじゃない。そうだろう。

東 利久 : はて?タイミングは貴方が決めるものなのでしょうか、知ってますか…隠し事って意外と辛いんですよ

神楽 風弦 : …それは重々理解している。

東 利久 : 人間だれしも胸の内に隠すものはあるだろうが…その重みは人それぞれです…抱えきれないものだっている

東 利久 : 又、抱えたものを知ることができないのが辛い人だっているのです

神楽 風弦 : ……そうか。…そうだな、俺も詳しくはお前らの事情を知らない。4年経っても、な。だがいつか聞けるようなことはあるだろう。思いつめる必要はあまりない。

東 利久 : いえ、コレは貴方に対する皮肉です。先ほどの瀬戸口さんが可哀そうだったので

神楽 風弦 : ……はっ、そうかもしれないな。

神楽 風弦 : だが現時点でお前らが気にすることでもない。気にするな。(頭をぐりぐり撫でて二人の元へと戻る)

東 利久 : …(撫でられた頭抑えて戻る)


合流

神楽 風弦 : そろそろ落ち着いたか。

東 利久 : ……(不機嫌そうな顔で戻ってくる)

瀬戸口 紅葉 : いつもの橘らしくなったぞ。ほら

橘 紫 : はーい!迷惑かけてごめんなさい!

東 利久 : …少しは立ち直れたようで安心しました、おばかじゃない貴方は調子が狂います

橘 紫 : おばか!?ひどいよりくくん…あれ?髪乱れてない?

東 利久 : ええ、神楽さんにやられました。酷いです

神楽 風弦 : 酷くはないだろう。可愛がってやっただけだ。

橘 紫 : え!?ふ、ふたりで何を…

瀬戸口 紅葉 : なー?髪崩されんのが1番傷つくよな〜東クン〜(肩を組み東の頬をつつく)

東 利久 : …む、それには同感です、が…痛いですのでやめてください

橘 紫 : あはは、いいようにされてるー!俺もつついていい?

瀬戸口 紅葉 : な、なんかそんな素直なの、気持ちわりーな東

東 利久 : ひゃめなひゃい

神楽 風弦 : …………はぁ、相変わらずだな、お前たちは。

橘 紫 : あ、風弦さんもつついていいですか?

神楽 風弦 : 俺はいい。止めろ。

瀬戸口 紅葉 : まぁまぁ許してやれよこんな仏頂面だけど
(東の口角を無理やり上げる)

東 利久 : ……ぅむ…

橘 紫 : あはは!変な顔〜!(指差して笑う)

神楽 風弦 : ……そろそろやめておけ。情報共有をするぞ。

瀬戸口 紅葉 : へーい。(パッと手を離す)

東 利久 : …頬が痛い……

神楽 風弦 : 稲生から鍵を受け取った。…まぁ話を聞いたほうが早いな、起こそう。(踏みつける)

稲生具鷹 : ……

KP : 稲生はしばらくすると力尽きたのか、何かを言うでもなくぐったりと床に体を預ける。

KP : 本来であれば救急車を呼んで病院で治療を受けてもらうのが一番良いだろうが、場所が悪い上に自分たちは犯罪者だ。

KP : 少々不安が残るが、傷も何故か塞がりつつある。
このままホテルで寝かせて様子を見るしかないだろう。

神楽 風弦 : ………。はぁ…。

神楽 風弦 : …起きないから続ける。これが侵入経路用の鍵…地下鉄の鉄扉の鍵だと思われる。(鍵を見せ)

東 利久 : なるほど、これを使えば行けそうですね

瀬戸口 紅葉 : お?あの扉か

神楽 風弦 : 不可思議な模様はあるが…使えるだろうと思う。

東 利久 : あとは…あぁ…これを(警察手帳出して開く)

KP : 相良川優子と書かれている。昨日橘を襲った女性と同一人物が写っているが、その姿は正義感に満ち溢れた凛々しい女性だ。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 57 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 67 > 成功

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 70 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 32 > 成功

KP : 自分たちの警察手帳にはなかった朱色のハンコが顔写真の空きスペースに捺してある。

橘 紫 : CCB<=14*5 【EDU × 5】 (1D100<=70) > 82 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=14*5 【EDU × 5】 (1D100<=70) > 81 > 失敗

東 利久 : CCB<=18*5 【EDU × 5】 (1D100<=90) > 28 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=16*5 【EDU × 5】 (1D100<=80) > 58 > 成功

KP : 東さんと神楽さんは篆書体で「済」と書かれていることがわかる。

東 利久 : …済、と書かれていますね

神楽 風弦 : …そうだな。

瀬戸口 紅葉 : 反対からじゃわっかんね

橘 紫 : ……

東 利久 : …これだけではどうにもわかりませんね(ジップロック入れる)

東 利久 : あと…は……(カードキー出す)

東 利久 : ………これで院長室に侵入できるでしょう

瀬戸口 紅葉 : なんでんなもん出てくんだよ

神楽 風弦 : 先程の女が持っていたようだ。医院長の名刺と共にな。

瀬戸口 紅葉 : ……ふーん。

橘 紫 : …なんで、優子さんが…

神楽 風弦 : 今の時点では何も判断材料がないから俺にも分からない。

神楽 風弦 : だが…今夜分かることもあるのだろう。

橘 紫 : …そっか、そうですね!

瀬戸口 紅葉 : …あーそーだな。

東 利久 : はい、少し休みを取って再度向かいましょう

瀬戸口 紅葉 : 1d3
(1D3) > 2

東 利久 : 1d3 (1D3) > 1

[ 東 利久 ] HP : 7 → 8

[ 瀬戸口 紅葉 ] HP : 12 → 14


KP : あなたたちは薄暗い部屋に立っている。
部屋と言っても規模がかなり大きいドーム状の広い部屋だ。

KP : 無数の何かが床を這うしゅうしゅうという音が聞こえ、音の中心部に目を向ければ目の前に巨大な蛇に似た怪物が鎮座していることが分かる。

KP : とはいっても全容は定かではない。薄暗くてそれ以上見ることは出来ないのだ。

KP : 怪物は暗闇の中で爛々と光る目を探索者たちに順番に向け、なめ回すような視線をそのままにゆっくりと口を開く。

??? : あの不敬な男を止めろ

??? : 止めるための力はお前たちの中にある

??? : 戦え

??? : さもなくばお前たちも死ぬことになるぞ

KP : 鼓膜を揺らす低音が響き渡り、あなたたちの意識は闇に沈んだ。


二日目夜

KP : ピピピ、ピピピ、とアラームがなる。どうやら、予定の時間となったようだ

神楽 風弦 : ……起こすか。(起き上がり)

神楽 風弦 : おい、お前たち、時間だ。起きろ。

瀬戸口 紅葉 : …るっせぇ。(蹴りかける)

橘 紫 : あれ、もう朝ですか?おはようございます!

東 利久 : …ぅ~……(物凄く顔顰めて起きる)

神楽 風弦 : 予定の時間だ。さっさと用意をしろ。

瀬戸口 紅葉 : へいへーい…(あくび)

橘 紫 : ん?あれ?朝じゃな…あ、そうだった!病院に侵入するんだった!

東 利久 : …はぁ……

東 利久 : 夜なら、変装の必要はなさそうですね。向かいますか……

神楽 風弦 : その前にお前怪我をしてるだろう。見せろ。

東 利久 : いえ、これしきのこと

神楽 風弦 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 91 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : お前…オレん時もだけどよ案外不器用か?w

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 39 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d3
(1D3) > 1

東 利久 : いいですってばもう…

神楽 風弦 : 苦手なわけじゃない。東が逃げるからだろう。

[ 東 利久 ] HP : 8 → 9

東 利久 : …平気だと言ってるでしょう、おやめなさい


病院

KP : あなた達は病院へと辿り着く

KP : 瀬戸口のスマホが鳴り響く。

瀬戸口 紅葉 : ……(電話を取って出る)

KP : 出てみるとほとんど無音で、何を話しかけても明確な言葉はおろか、声らしきものは帰ってこない。
しゅうしゅうという空気の漏れるような音が反響するように聞こえてくる。


ふと、気づいた。
この着信音は国唯の連絡にのみ設定している着信音だ。
4年前に死んだはずのあなたの相棒から、連絡が来ている。{SANチェック1/1d2}

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : まって

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ひい

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ふります

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 39 > 成功

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 66 → 65


KP : 特段何かが聞こえるわけでもなく、すぐに電話は切れてしまう。
いたずら電話にしてはおかしな点がいくつもあった。

東 利久 : …この音、夢で

神楽 風弦 : …あぁ。同じもののように聞こえる。

橘 紫 : え!?みなさん同じ夢って事ですか?

瀬戸口 紅葉 : ………あ、あー。うん

東 利久 : つまり、我々は仲良しということですか……

橘 紫 : !!そういうことか!

瀬戸口 紅葉 : やだよ

神楽 風弦 : 違うだろう。

橘 紫 : え!?何でですか!?

橘 紫 : みんな仲良しで嬉しいじゃないですか、ね、りくくん!

東 利久 : そうですね、仲が良いのは良いことです

神楽 風弦 : ……はぁ。(眉間を押さえ)

瀬戸口 紅葉 : なんか調子狂うからやめてくれよ、気持ちわりぃ

橘 紫 : りくく〜ん!(手を握ってぶんぶんします)

東 利久 : (大人しくぶんぶんされる)

KP : 【聞き耳】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 85 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 35 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 5 > 決定的成功/スペシャル

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 20 > 成功

KP : 東さんのクリティカルを瀬戸口さんに使います

KP : 嬉しそうな笑い声が最後に聞こえた。

KP : 【アイデア】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 13 > スペシャル

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 22 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 58 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 98 > 致命的失敗

KP : その笑い声はどことなく自分の中を恐怖を掻き立てるものであった
橘さんはSAN値チェック{0/1}(ファンブル処理)

橘 紫 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 13 > 成功

KP : 他の3名は聞き覚えのある笑い声である事に気がつく。

東 利久 : …笑い声?


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これ誰の声か分かったりはしない?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : しないね

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : クリティカルしてたら分かった

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : そっかぁ


瀬戸口 紅葉 : …?

神楽 風弦 : ……聞き覚えはあるが、誰か分からないな…

橘 紫 : し、しかも何か怖かったですよ!誰かに見られてるんじゃないですか…?

東 利久 : …そうですね。もしかしたら見られてるのかも、なんてね


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : これ国唯のだっての言うべきなのかな〜

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 言わなくていいよ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : おけ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : みんなSAN値減ったことにほぼノータッチだからソワソワしてる

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 後で分かってくるよ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : うーんこわい

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : なく準備は出来てる

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : ^^


神楽 風弦 : 一体誰が見ているというんだ。

橘 紫 : それはわかんないですけどぉ…

東 利久 : 喫茶店しかり病院しかり見られてばかりですから見えない視線もあるかもですよ?

東 利久 : …冗談はさておき、行きましょうか

KP : 【鍵開け】もしくは【DEX×5】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 93 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 95 > 失敗

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 77 > 失敗

橘 紫 : CCB<=9*5 【DEX × 5】 (1D100<=45) > 44 > 成功

KP : 橘さんはすんなり侵入する事が出来る

KP : 他3名は大きな音を立ててしまい焦りでSAN-1

[ 神楽 風弦 ] SAN : 66 → 65

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 65 → 64

[ 東 利久 ] SAN : 67 → 66

橘 紫 : …みなさん大丈夫ですか…!?

東 利久 : 大丈夫です、申し訳ありません

橘 紫 : もー、大きな音だしちゃだめですよ!侵入なんですから!!

神楽 風弦 : …申し訳ない。こういうことは慣れていないんだ。

瀬戸口 紅葉 : オレ向きの仕事じゃねー。

橘 紫 : …ふふ、先進みましょ!(優越感)

KP : 患者の居ない夜間の病院は、フィクションで見るような少々不気味な雰囲気を放っている。

KP : 暗い受付は昼間の異常な事態をまったく感じさせず、誰も居ない待合室は静かで物音一つしない。
これなら昼間に出来なかった探索が可能だろう。

KP : 院内地図通りに廊下の奥に進んでいくと、そこには院長室があった。

KP : 木製の荘厳な扉にはカードロック式の鍵がかかっている。

橘 紫 : …こういうのどきどきしますね

東 利久 : …この感覚は久しぶりです

瀬戸口 紅葉 : まー…久しぶりっちゃ久しぶりか。

東 利久 : …そういえば貴方は捜査一課でしたね

瀬戸口 紅葉 : だから何回も言ってんだろ

東 利久 : そうでしたそうでした、そういえばそうでしたね

瀬戸口 紅葉 : 黙れよお前

神楽 風弦 : ……はぁ、いい。入るぞ。

KP : カードを挿入すると機械が小さく電子音を吐き出し、それは解錠した。


院長室

KP : 扉を開けばそこはいかにも格式高い院長室…ではなかった。

KP : 室内はひどく荒らされており、数分前に強盗に入られたかのような状態だ。

KP : 引き出しは軒並み開かれ、本は床に散らばり、とにかく部屋をひっくり返して漁ったようにひどく物が散乱している。

KP : 【アイデア】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 35 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 53 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 7 > スペシャル

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 94 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 73 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 47 > 成功

KP : 【アイデア】確かにロックがかかっていたはずなのに、荒らされている。院長が招き入れるような顔見知りの犯行かもしれない可能性に気づける。

KP : 【聞き耳】東さん以外の3名は空気が淀んでいる。ほんのり嫌な匂いが鼻腔をつくことに気がつく。

神楽 風弦 : ……これは。

瀬戸口 紅葉 : 下手に動くなよお前ら

橘 紫 : なんか…変な匂いしますね

▶探索可能箇所
デスク/本棚/金庫/奥の扉

東 利久 : ………ッ!…これは、

瀬戸口 紅葉 : …あぁ。吸いすぎるのも良くない気がする。急くぞ

神楽 風弦 : あぁ。二手に分かれて調べよう。

瀬戸口 紅葉 : 橘、足元には気をつけろよ

橘 紫 : はーい…

瀬戸口 紅葉 : んじゃあよ、とりあえずはデスクの上から見よーぜ。東

東 利久 : はい、同行させて頂きます


別行動1

神楽 風弦 : (本棚に近づく)

橘 紫 : あ、風弦さん待ってくださいよ〜…

神楽 風弦 : ……お前こっちに来たのか。あまり荒らすなよ。

橘 紫 : だって俺どこ行ったらいいのか…じっとしてるから大丈夫ですって!

神楽 風弦 : それならいい。

SKP : 医学書や研究レポートなど、医療関係の書籍や書類が大量に保管されている。
そのなかでも端っこの方に目立たない形で無機質な 3 冊のファイルが鎮座していた。

神楽 風弦 : …一つずつ見よう。(DB-gのファイルを手に取り)

神楽 風弦 : 見えるか、橘。

橘 紫 : よいしょ…うん、大丈夫です(背伸びして横からのぞく)

SKP : そこには DB-g の作成方法が記されていた。

SKP : 大半を読み解くことはできなかったが、DB-g の構成物質が「支配血清」と「シュブ=ニグラスの乳」であることはかろうじてわかった。

SKP : また、DB-g の効果についても記されている。身体能力の向上・術者の思想を強く植え付けて完全に支配下に置く、というものだ。
所謂洗脳のための薬物と言ったところだろう。

SKP : 図書館 が振れます

神楽 風弦 : …シュブ、ニグラス……?

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 91 > 失敗

橘 紫 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 55 > 成功

SKP : 最後のページには「能海の指示で四ツ神市全体に散布するために試験的に水道に投薬」と書かれている。

橘 紫 : 風弦さん、これ…最後のページ!

神楽 風弦 : ん……何が…

神楽 風弦 : ……成程。これがお前たちが言っていたやつか。

橘 紫 : や、やばいですって!これ飲んでましたよ…!?

神楽 風弦 : あぁ…まずいことになっているな。

神楽 風弦 : ………次を見よう。他に何かあるかもしれない。(ファイルを戻し)

橘 紫 : そ、そうですね…(極秘処理事案のファイルを見ます)

SKP : そこには世間に公開されていない四ツ神市民病院での出来事が書き記されていた。

SKP : とはいっても医療ミスを隠蔽した事実などではなく、院内で起こった事件の記録のようだ。

SKP : 書かれてるのは以下の 2 つである。
・傷害未遂事件について
・院内同時幻覚事件について

神楽 風弦 : …非公開事件があったらしいな。

橘 紫 : こんなの隠すなんて…何も信じられないですね…

神楽 風弦 : ……自分たちに不都合のあることを隠したいのはどこも同じということだな。

橘 紫 : ね!嫌な世の中ですよねー!

神楽 風弦 : とりあえず見よう。じゃないと分からない。

SKP : 図書館 振ってください

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 15 > スペシャル

実際には故人の方とは血のつながりのない「友人」ではあるが、ここでは便宜上「ご遺族」として表記することにする。

 19△△年○月○日(35 年ほど前の日付)、深夜に腹部を刃物で深く刺された男性「田志摩義久」が当院に救急搬送。到着時には出血多量で既に危篤状態で、かつ運の悪いことに当時病院内に宿泊していた対応できる医師が研修医だった「薬師寺進」しかおらず、必死の治療も空しく数十分後に亡くなってしまった。

 後日、「田志摩義久」が搬送された際に救急車に同伴した「能海月埜」という男性が刃物を持って薬師寺進に詰め寄る傷害未遂事件が発生。
能海氏は「田志摩は生きているのか」「死んだと言ったじゃないか。どこに隠した、会わせろ」と怒鳴り散らしていた。この直後ご遺体との対面で泣き崩れ冷静を取り戻した様子。

 薬師寺進は「責任は私にある」として本件を内密に処理。現在に至るまで対外に情報漏洩なし。
当医師のメンタルケアを継続的に行うものとする。

神楽 風弦 : …看護師が言っていた内容の詳細か。

橘 紫 : まさか能海さんの事だったとは…

神楽 風弦 : そうだな、俺も知らなかった。

神楽 風弦 : 次は……院内同時幻覚事件だな。

SKP : 図書館 振ってください

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 43 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 51 > 成功

上記の事件の故人、「田志摩義久」氏のご遺体が歩いているのを見たと複数の看護師・医師が言い出した事件。

 おそらく能海氏はこの話を聞いて田志摩氏が生きていると錯乱し、乗り込んできたものと思われる。
当時霊安室には鍵がかかっておらず、誰でも入れる状態だったという。これは担当医師のミス。

 田志摩氏の身長は 190 センチ越え、運び出すにしても誰にも気づかれずというのは不可能だ。報告を受けて確認しに行った翌日にはご遺体は霊安室で安置されており、複数名の同時幻覚として内々で処理。

 しかし何人もの夜勤職員がパニックになりながら「蛇のような怪物が入っていった」「その直後に田志摩さんのご遺体が歩いて出て行った」と看護師長に報告したらしい。

 一体どういうことだ。何が起こっているのかもう分からない。
ご遺体の検査は警察に一任した。

神楽 風弦 : 成程。そういうことだったのか…

橘 紫 : うええ…もう訳わかんない事になってますね

神楽 風弦 : 蛇のような怪物……不可思議なことばかりだな。

橘 紫 : ちょっと俺の頭じゃ限界あります…うう

神楽 風弦 : 時間をかけて良い。今後必要になってくるだろう。

橘 紫 : 風弦さんが優しい……?

神楽 風弦 : ……何が言いたい。

橘 紫 : え!?…ふ、深い意味はないです!

神楽 風弦 : …はぁ。

神楽 風弦 : ……次を見るぞ。(術後経過観察記録のファイルを取る)

SKP : ファイルを開いてすぐに目に入ったのは、あなたたちの名前だ。

SKP : 執刀医・手術部位・手術日は違いこそすれ、全員がこの四ツ神市民病院で何らかの手術を受けていたことがそこには書かれていた。
しかしなにより目を引いたのは、担当医・ないし手術同意書の院長欄に「薬師寺進」、ドナー提供者の欄に「稲生具鷹」といずれも書かれていたことだ。

SKP : 通常ドナー提供者に関してはプライバシーの問題があるため、基本的には公表されていない。だからこれはここに書類として残るのみの内密な記録だ。

SKP : そしてカルテのメモ欄には恐らく薬師寺の文字で「田志摩氏と瓜二つの彼は一体何者だ?」
「医学で可能な移植技術の範疇を超えている」「これは彼の体ではない、もしかして非合法的なルートで提供されたドナーなのか」「私は彼らを救うために得体の知れない物を移植させてしまったのかも知れない」
と書かれていた。

SKP : 自分の身に何か得体の知れない物が移植されているかも知れない事実に直面した。
{SAN チェック 0/1}

神楽 風弦 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 13 > 成功

橘 紫 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 73 > 失敗

[ 橘 紫 ] SAN : 65 → 64

神楽 風弦 : ……皆ここで手術していたのか。俺だけでなく。

橘 紫 : …え、風弦さんは…なんで手術したんですか?

神楽 風弦 : ………そうだな。

神楽 風弦 : 先にお前の方を聞いてもいいか。


[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : これいっていいやつ?

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] SKP : 好きにしていいよ!


橘 紫 : あ、えーっと…俺小さい頃の風邪で死にかけちゃったみたいで

橘 紫 : ねえ風弦さん、俺の声ってそんなおかしいです?

神楽 風弦 : …いや。おかしいとは思ったことはない。

橘 紫 : なーんか変なんですよね…うーん

神楽 風弦 : ……俺は、…生まれつき視力が一切なかった。幼少期にここに書いてある提供手術を受けて、視力を手に入れたんだ。

橘 紫 : え!そうなんですね!それは…大変でしたね

神楽 風弦 : …あぁ。提供者が稲生だとは決して思わなかったがな。

橘 紫 : 稲生さんって…一体なんなんですかね…

橘 紫 : 怪我も治ってるし、俺もうよくわかりません…

神楽 風弦 : ……それについては俺も同意だ。

橘 紫 : その目になって、変わった事ってありました…?

神楽 風弦 : …変わったこと。例えば?

橘 紫 : えーっと…俺の話なんですけど、こう…いや、自分で言うのも何ですけど

橘 紫 : うっとり…?っていうか…声に反応する人が多くなったような…?

神楽 風弦 : そんなことが…成程。

神楽 風弦 : 俺は…そのようなことはない。だが……これは視力がなかった所以…ではあるだろうが、自分の目に恐怖を覚えるくらいだ。

橘 紫 : 恐怖?ってどういう…

神楽 風弦 : …どういう……と言われると困る。何とも言えない。

神楽 風弦 : ただ、ガラスや窓、鏡などで目が合うとどうしても。

橘 紫 : えー!そうなんですか?俺は風弦さんの目かっこいいと思いますけど

神楽 風弦 : …そうか。

橘 紫 : はい!でもそんな事情を抱えてたのは初めて知りました…

神楽 風弦 : お前たちには言っていないからな。

橘 紫 : うーん、でも…みなさんここで手術してるって事ですよね?だったらいろはさんや、りくくんも…

神楽 風弦 : きっとそうだろう。ここには詳しいことはよく分からないが……聞ければ聞こう。本件に関わりそうだ。

橘 紫 : なんだかんだで俺たちよく、わかんないまま連んでましたよね!

橘 紫 : これを機に親睦が深まるかも、ですね!

神楽 風弦 : …そうだといいな。

神楽 風弦 : 他には気になるようなことはないようだ。他のところも見るか…あいつらに合流するか。

橘 紫 : ですね!戻りましょう!


別行動2

瀬戸口 紅葉 : 1番身近な行動範囲からな。(デスクに近づく)

東 利久 : (瀬戸口についていく)

KP : そもそも置いてある物が少ないが、そのわずかなものさえ荒らされているようだ。
机上には「メモ」と「小さな木箱」、「スチールケース」があり、またデスクには「引き出し」も備わっている。

瀬戸口 紅葉 : (メモに目線をやる)

東 利久 : (メモを拾って瀬戸口と共に見る)

KP : 「昔大きな医療ミスを犯しました。自責の念で長年苦しんできました。この世を去ります」と書かれていた。遺書のつもりだろうか。
切羽詰まっていたのか筆跡は乱れている。


[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 乱れていて少々判別はしづらいが、幼少期より父親の字を見慣れているあなたならわかるだろう。
これは明らかに父親の筆跡ではない

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : ヽ(`Д´)ノ


瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 75 > 成功

東 利久 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 83 > 失敗

KP : 瀬戸口さんはふとデスク横のゴミ箱を見てみれば、メモが一枚細かく破られた状態で捨てられている。

瀬戸口 紅葉 : (破られたメモを全て拾い集める)

瀬戸口 紅葉 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 45 > 成功

KP : あまり時間がなかったのか復元不可能なほどの破られ方ではなく、うまく修復することができる。

KP : つなぎ合わせてみれば、そこには達筆で『22:00能海と面会、市内全体へのDB-g散布について』と書かれている。


[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 【アイデア】を振って下さい

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 41 > 成功

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : これは父親の筆跡だ。


東 利久 : …なんてことを……ッ!

瀬戸口 紅葉 : やべー…

東 利久 : やはり…!、…クソッ………(遺書のようなもの握りつぶす)

瀬戸口 紅葉 : …おい、おい無駄なことすんなって!(東の手をグイと掴む)

瀬戸口 紅葉 : んだよ、このメモがなんなんだ東

東 利久 : …ッ…はぁ…クソ…ふぅ…(息を整える)

瀬戸口 紅葉 : 何かあるんだったら正直に言え。
たった今情報1つを潰したんだぞ!

東 利久 : ……申し訳、ありません…取り乱しました(紙を広げて瀬戸口に渡す)

瀬戸口 紅葉 : いらねーよ、もう内容も見た。
お前の勝手な態度は許せねぇ。

瀬戸口 紅葉 : ハッキリ言ってくれ

東 利久 : はぁ…いいでしょう、

東 利久 : …ここの院長は私の父です

瀬戸口 紅葉 : …あ?

瀬戸口 紅葉 : んだよ、いいとこの坊ちゃんじゃねぇかよ。

瀬戸口 紅葉 : で、それがなんでそうもお前を取り乱すんだ

東 利久 : まず、コレは父の筆跡ではありませんのでさほど重要ではないと思います(遺書のようなメモ見せ)

瀬戸口 紅葉 : …ふーん。そうか

東 利久 : 重要なのはこっちです、間違いなく父の字です(破れたメモ指し)

瀬戸口 紅葉 : なるほどな…
わーったよ。

瀬戸口 紅葉 : こりゃ余計もたもたしてる暇はねえってことな

東 利久 : 自分の父親がこのような事に加担していた気持ちが貴方にはわかりますか

瀬戸口 紅葉 : んなもん、わかんねーし分かりたくもねーよ。

東 利久 : …取り乱したことについて、そして勝手な行動に対して謝罪をさせていただきましょう。ごめんなさい

瀬戸口 紅葉 : あっそーかよ。

東 利久 : …調査を続けましょう

瀬戸口 紅葉 : じゃ、こっちだな。お前は触るな(小箱に触れる)

東 利久 : …(一緒に見る)

KP : 開けてみると、そこには少し大きめのぬいぐるみが大事そうにしまわれている。
重要な物ではないと判断して放置されていたのだろう。

KP : 四ツ神市近くの水族館のロゴが入れられているが、劣化の仕方からそれなりに古い物だということがわかる。

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 27 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 91 > 失敗

KP : 東さんは「20●●.05、一澄と水族館にて」と木箱の裏に彫られている事に気づく。


[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 幼い頃自分を水族館に連れて行った父親が記念にとキーホルダーと共に購入した物だ。
このぬいぐるみは特殊な作りになっており、背面のファスナーを開けると小物入れになる構造だったことを思い出す。
父親は昔よくここに家の鍵など、大切なものを入れていたはずだ。

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 開けますか?

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 開けます!


東 利久 : …瀬戸口さん、それ見せてもらってもいいですか

東 利久 : …妙なことはしないので、お願いします

瀬戸口 紅葉 : あ゛?あぁ。(渡す)

東 利久 : ……(開ける)

KP : そこには紙に包まれた鍵が二つ入っていた。「スチールケース」「シェルター」というタグのついた銀色に輝く二つの鍵は真新しく、最近作られたものだとわかるだろう。

KP : 紙には「よく覚えていたね、一澄」と書かれていた。

東 利久 : ……ッ

東 利久 : …スチールケースはこれで開けられますね(瀬戸口に鍵を両方渡す)

瀬戸口 紅葉 : ん。(鍵を受け取る)

瀬戸口 紅葉 : んじゃ、こいつか(スチールケースを鍵を使って開ける)

KP : かなり頑丈な作りのスチールケースだ。気になって持ち上げようとすれば机に固定されていることがわかるだろう。ケースには鍵がかかっているようで、側面には無理やり開けようとしたのか無数の傷や打撲痕がついている。

KP : 中には1本の注射器が入っている。そのとなりにはワクチンの容器に透明な液体が揺らめいていた。

KP : ラベルに「DB-g短期接種者解毒薬(長期接種者安楽死剤)」と書かれている。

KP : 【目星】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 88 > 失敗

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 54 > 成功

KP : 「これは辻山風貴さんへ 使う機会がないことを願います」と書かれている。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 使う機会????

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : はぁーん

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 楽しみだね


東 利久 : 辻山…?

瀬戸口 紅葉 : 辻山?あの火災ん時の被害者か

東 利久 : ああ、そういえば言ってましたね、「DB-g」を摂取しているという事ですか

瀬戸口 紅葉 : 関連性が見つかんねぇ…。

東 利久 : そうですね…話が見えてこない……

瀬戸口 紅葉 : 聴取は多分オレ達がしてるはずなんだが
んなようなことはなかったはずだ。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これ聞いてるの楽しいね

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 俺だよ~~~~ん^^


東 利久 : …聴取の後か…秘密裏に、ですかね……

瀬戸口 紅葉 : とりあえず置いとけ、そいつ。
(引き出しを開ける)

東 利久 : はい(引き出しを共に見る)

KP : 開けてみると、部屋と同じようにぐちゃぐちゃに荒らされていた。物がほとんどない。大半は持って行かれてしまったのかもしれない。

KP : しかし引き出しの中を念入りに調べてみれば、何やら机の奥行きと幅から想定される広さよりも引き出しが狭い気がする。

KP : そのまま手を奥に突っ込めば、引き出しが二段構造になっていることに気づけるだろう。

KP : そこには隠されるように一冊の本が鎮座していた。

KP : 持つだけで手にずっしりとした圧を感じる重厚な本だ。何か不思議な気配も感じる。

瀬戸口 紅葉 : …読むか

東 利久 : …はい

KP : 開いてみるとそこには理解不能な魔術のような物が乱雑に書き記されていた。

KP : 「支配血清作成の方法」「門の創造」「似姿の利用」「記憶を曇らせる」「神格の招来・退散」などなど、怪しい文字列が嫌という程並んでいる。

KP : しかしその中でもとりわけ付箋がついて読み込まれているのは「退散の呪文」についてのページだ。

KP : 残念なことにページの大部分は引きちぎられているが、そこにメモや付箋を貼りこみなんらかの考察がされていることがわかる。

KP : また、間には文字が書き込まれた写真が一枚挟まれている。

KP : 【目星】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 67 > 失敗

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 49 > 成功

P : メモに小さな文字で「退散の呪文に関する書物は全て破棄されている」→「国唯、相良川、辻山の三名と新たな退散の呪文を仮定・開発する」「退散を現実的に行えるのは四凶のみ」「彼らに託すしかない」と書き込まれていた。

東 利久 : 我々に託す…どういうことだ……?

瀬戸口 紅葉 : わかんねーよ

瀬戸口 紅葉 : オレは事実からしか考察できねぇ。

東 利久 : そうです、か…(写真取ってみる)

KP : 暗闇で寝転がっている蛇に似た巨大な怪物だ。仄暗いため全容は見えない。写真のキャプションは「イグ」。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ふふふふふふwwww

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 楽しすぎる

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 良かったねえ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 俺が辻山だ(コロンビア)

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 本当に楽しそうで良かった

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 人狼やってる気持ち


東 利久 : …(写真裏返す)

KP : 裏面に「19△△年 四ツ神市地下にて休眠中の様子」「能海に支配血清とシュブ=ニグラスの乳を渡したのはこいつか?」と書かれていた。

KP : これを見た人はSANチェック0/1d2、クトゥルフ神話に+1d4。

東 利久 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 56 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 96 > 失敗

東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

瀬戸口 紅葉 : 1d2
(1D2) > 1

[瀬戸口 紅葉 ] SAN : 64 → 63

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 64 → 63

瀬戸口 紅葉 : 1d4
(1D4) > 3

東 利久 : …イグ……シュブ二グラス…珍妙な名前ですね……

瀬戸口 紅葉 : だな。

瀬戸口 紅葉 : まぁ、デスクん上はこんくらいだろう。
金庫見るぞ

東 利久 : あ、はい(ついていく)

瀬戸口 紅葉 : (金庫に近づく)

KP : 人がすっぽり入ることができるのではないかというほど大きな金庫だ。ロッカーサイズといっても過言ではない。

KP : ここもどうやら何者かが無理やりこじ開けようとしたらしく、扉には無数の傷が刻まれている。しかし恐ろしかったのは、それを遙かに上回る大きな爪痕のようなものが刻まれていたことだ。

KP : 電子ロック式の施錠がされている。
手のひら型のマークが基盤に描かれており、指紋や生体認証で解除できる代物らしい。

瀬戸口 紅葉 : ……?(手のひらをのせる)

KP : 「認証しました」というアナウンスと共に小さな解除音が鳴る。中を見ればそこには縦長の桐箱が一つと、鍵が一つ。そして小さなメモが一枚落ちていた。

瀬戸口 紅葉 : (一旦全部拾いデスクの上に置き、桐箱を開ける)

KP : 開けると中には鞘から刀身まで全体が真っ黒な日本刀が鎮座しており、光さえも反射しないその色に思わず息を飲んだ。鞘をなぞると不思議な感覚が指を伝う。

東 利久 : …日本刀?

瀬戸口 紅葉 : …らしいな。

瀬戸口 紅葉 : (コートの中に日本刀を仕舞う)

東 利久 : …今盗難現場を目視しましたが

瀬戸口 紅葉 : …まぁいい武器だろ?
人並み以上には使いこなせるからな。

瀬戸口 紅葉 : (そのままメモを見る)

東 利久 : …(日本刀にこれ以上突っ込まずに見る)

KP : 「申し訳なかった。レオンさん、これらはあなたに」と書かれている。…まるで自分がここに来ることがバレていたかのように。

瀬戸口 紅葉 : ……あ?んだよ。気持ちわりぃ…。

東 利久 : レオン…みたところ日本人ではなさそうですが


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : これオレの名前!って言わなくていいよね?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : いいよ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : おっけい


瀬戸口 紅葉 : だな。オレも検討はつかねぇ

瀬戸口 紅葉 : はぁ……(鍵を見る)

KP : 「入院病棟」「000号室」と書かれた鍵がそれぞれ一つずつある。

東 利久 : …入院病棟に行く理由が出来ましたね

瀬戸口 紅葉 : 侵入も楽になったな。良かった

瀬戸口 紅葉 : 000号室は…なんだ?まぁいい後で見るか。


合流

神楽 風弦 : こっちは見終わった。何かあったか。

瀬戸口 紅葉 : ま、いい事を東クンが教えてくれたよ

東 利久 : …そこまで重要だとは思っていませんが

神楽 風弦 : ……まぁ何かあるだろうなとは思ってはいるが。お互いにな。

瀬戸口 紅葉 : まぁいい。今それよりもこっちだろと思ってよ(集めた鍵を見せる)

東 利久 : …あとは……(本とメモの内容を簡潔に伝える)

神楽 風弦 : 1d2 (1D2) > 1

橘 紫 : 1d2 (1D2) > 1

神楽 風弦 : …成程。大体は理解した。こちらはこのファイルを見つけた。(ファイルを見せ)

橘 紫 : はあ…なんか俺、頭こんがらがってきました…


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 紅葉これ移植云々今思い出してないよね?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 事故の耳のしこりってのはそれなんだろうけど

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : うん

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ほか2人の目とか喉みたいな部位的なのって

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : どーなんだろ、
自分がわかってないから聞かれても言えない

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : わからんでいいよ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : あー…いいんだぁ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : もし、体に変なとこないか的な事聞かれたら耳のしこりの事言って

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : わかった


東 利久 : …情報が多すぎて整理に手間がかかりそうですね

瀬戸口 紅葉 : まぁあとで資料にでもしてまとめておけ。

神楽 風弦 : まぁ仕方のないことだ。俺自身、分からないことも多い。

神楽 風弦 : …兎に角、時間がない。進みたいところだが、お前たちはどうする?

東 利久 : …進むしか、ないでしょうね

橘 紫 : 俺はみんなについていきます!

瀬戸口 紅葉 : ま、あと この扉っしょ。

[メイKP : 院長室にはふさわしくない…言うなれば牢獄の入り口だと言っても疑われないような重たい鉄の扉だ。鍵がかかっている。

KP : しかしそんな扉にも、こじ開けようとしたのか数え切れないほどの傷がついている。
一番大きなものでヒグマの爪痕のようなサイズのものまであり、獣害にでもあったかのような状態だ。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あ~夢の内容に関係ありそ~

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : ^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : なぁにわろてんね~ん^^


東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 91 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 78 > 失敗

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 12 > スペシャル

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 24 > 成功

KP : 橘さんと神楽さんは扉の隙間からわずかに血が漏れ出している事に気づく。

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 71 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 89 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 42 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 86 > 失敗

KP : 神楽さんと瀬戸口さんはかすかに呼吸音が聞こえます。

神楽 風弦 : …血と、呼吸音が………

東 利久 : 血…?

橘 紫 : う、うわ…!(後ずさる)

神楽 風弦 : …ここだ。わずかにだが血が漏れ出している。(そこを指さし)

瀬戸口 紅葉 : 血…?あれか。音は聞こえたぞ

東 利久 : …鍵がかかっていますね、……そういえば瀬戸口さんシェルターの鍵を試してみては?

瀬戸口 紅葉 : …あ?あーわかった(シェルターの鍵を刺し回してみる)

KP : 鍵が開きます


シェルター

KP : 入れば、そこには60手前くらいの男が倒れていた。
おそらく男が着ているのは白衣だろう。しかしそう推測せざるを得ないほどに衣服が真っ赤に染まっている。

KP : そこら一帯に漂う鉄臭い香りで嫌が応にもその色の原因が血液だと理解できてしまう。
近寄り確認しようものなら男の背と腹には大きな裂傷があり、そこから大量に出血していることがわかる。

KP : かすかに胸が上下しており、それがかろうじて男が生存していることを証明していた。


あなたの父、薬師寺進だ。
かろうじて息をしているものの、この出血と怪我の大きさだ。もう長くないことがわかってしまう。
意識を失っているはずの彼が口をはく、とかすかに動かした

わずかなものだった。それでもあなたが読み取れたのは、その唇の動きが「いずみ」だったからだ。
意識をなくしてなお、薬師寺進はあなたを呼んでいた。
{SANチェック1/1d4}

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 75 > 失敗

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 1d4 (1D4) > 2

[ 東 利久 ] SAN : 66 → 64


東 利久 : …父さん!!!(駆け寄る)

東 利久 : お父さん…!どうして、て、手当を…!

東 利久 : CCB<=70 【応急手当】 (1D100<=70) > 76 > 失敗

KP : 焦りからかもたついてしまう。止血を試みて圧迫した血管から勢いよく血が吹き出した。あなたの顔面に飛び散る。{SANチェック0/1}

東 利久 : 1d100<=66 【SAN値チェック】 (1D100<=66) > 5 > 成功

東 利久 : …どうすれば…だ、誰か…はやく、おねがいしますから(3人に振り返る)

瀬戸口 紅葉 : こいつがさっきの父親か…!(駆け寄る)

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 70 > 失敗

神楽 風弦 : ……父親…?

瀬戸口 紅葉 : …血が止まんねぇ…。

東 利久 : なんでもいいからはやくしてください!…はやく、おねがいします!!!

神楽 風弦 : …分かった、見せろ。

神楽 風弦 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 24 > 成功

KP : 焼け石に水ではあるが、的確に処置を施すことができる。男は小さくうめき声を上げた後、ゆっくりと瞼を開けた。

再会

東 利久 : …おとうさん、…

薬師寺進 : …ああ…一澄、久しぶり。…元気そうで何よりだ

東 利久 : ……おとうさん、どうして…

薬師寺進 : …すまなかったね…

KP : その男はあなたたち全員をゆっくりと目だけを動かし見回したあと、東をやさしげな目で見つめて柔らかく微笑んだ。

東 利久 : お父さん…なにが、おこっているのですか……

薬師寺進 : …能海の指示に従わなかった事がバレてね…刺客を送ってきたらしい

東 利久 : …やっぱり能海に協力していたのですね…いえ、それはともかく指示に従わなかったとは?

東 利久 : このような危険にさらされるなら、何故…?

薬師寺進 : ……これ以上市民の接種が進まないように今日浄化水槽に解毒薬を流し込んだが、……それも能海にバレてしまったよ

薬師寺進 : 私はどうやらお役御免らしい

東 利久 : …ッそんな……

薬師寺進 : ……すまない、一澄。危険に晒してしまったね

薬師寺進 : お前を人質に取られてしまって……動く事が出来なかった…

東 利久 : …人質…僕が………?

薬師寺進 : ……能海は、お前も実験に使おうとしていた

神楽 風弦 : 実験、とは。

薬師寺進 : ……Db-gの実験だ

東 利久 : …僕はもうすでに、実験に使われているのだと思っていたのですが…違うなら、あの、薬は……?

薬師寺進 : …あぁ、あれか…

薬師寺進 : あれば中和剤だ。お前だけでも助けたくて入れたんだ

東 利久 : 中和剤?DB-gの…?でもそんなもの僕は摂取した覚えなどありません…!

薬師寺進 : 能海が既に手を回していたんだ……やられたよ

神楽 風弦 : 手を……もしかして幼少期の手術などで、ということでしょうか。

薬師寺進 : …いや、君達が警視庁にいた期間中に投与されたんだ

神楽 風弦 : つまり健康診断の時に、ということですね?

薬師寺進 : …そこは分からない。タイミングは別々だろう

神楽 風弦 : …成程。他の市民へは予防接種などで投与で間違っておりませんか。

薬師寺進 : ……そうだ…私が開発した…

薬師寺進 : ……能海のいいなりになり、ここまで大勢の人を犠牲にしてしまった…

薬師寺進 : …罪を償う覚悟は、出来ているよ

神楽 風弦 : いえ。……不透明な部分が分かっただけ、感謝致します。

東 利久 : ………

神楽 風弦 : 能海は…今後どういったような動きをするか、などは分かりますでしょうか。なんでもいいです、お話しください。

薬師寺進 : ……能海は…神の復活を図ろうとしている…

薬師寺進 : 能海は…神の復活にDB-g適合率が高かった国唯さんの体を依代として使うつもりだ…

薬師寺進 : ……能海は、彼の遺体を血眼で探しているため、私が隠しました


[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 夢の内容だけど国唯いきてるっぽかったけど、生きてるでよろし?いえない?

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 言っていいよ

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 間違えた

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 死んではいるよ

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : なるなる

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : おけ


東 利久 : …国唯の遺体を…

瀬戸口 紅葉 : おま、今なんて

薬師寺進 : ……あぁ、瀬戸口さん…そうでしたね…

薬師寺進 : ……弔いたいだろうと思ったので、国唯さんの遺体は能海からバレない場所に隠してあります

瀬戸口 紅葉 : どーゆーことだよ…!

薬師寺進 : ……もし、能海に見つかれば、真っ先に連れて行かれます

瀬戸口 紅葉 : もし国唯…あいつの遺体が見つかって…
依代って、、具体的にどーなっちまうんだ。

薬師寺進 : …依代になれば…国唯さんは国唯さんでは無くなります…

薬師寺進 : …そして…また、大勢の人々が犠牲になります…

薬師寺進 : ……私は、それを防ぎたい

瀬戸口 紅葉 : …んだよそれ。んなもののためになんで国唯が殺されたのかよ…。くそ…クソが!

橘 紫 : あ、あの、終わった事って…思われるかもしれないけど

橘 紫 : 優子さんは…俺のせいであんな怪物にされちゃったんですか…?


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 聞こうと思えば聞けるけどなんも言えてないからねぇ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : せやね

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 聞きたいけどなぁ~~~~


薬師寺進 : ……警視庁の方々は、長期投与されている方が多かったんです

橘 紫 : ……じゃ、じゃあ!えっと…俺のこの声って何なんですか…?

薬師寺進 : ……貴方の喉は…私が執刀しました…

薬師寺進 : …稲生さんがドナー提供して下さった方の臓器移植をしたんです

橘 紫 : 稲生さん…稲生さんと院長先生はどういう繋がりなんですか…?

薬師寺進 : 稲生さんは……なんと言いましょうか…

薬師寺進 : …私との繋がりは言いづらいですが……でも、もし、稲生さんの事を疑っているのであれば…心配は要らないです

薬師寺進 : 能海を止めるという最終目標は一緒ですので

瀬戸口 紅葉 : はぁ。……さっきは取り乱してすまなかった…。

瀬戸口 紅葉 : な、1個気になんだが、オレのこの耳のやつはなんなんだ?

瀬戸口 紅葉 : 国唯にも大事にしろって……

薬師寺進 : …あぁ、そこも移植です

瀬戸口 紅葉 : こんな飛び出てるやつがか?

薬師寺進 : …はい

瀬戸口 紅葉 : なんのためにだよ…。
ほぼ記憶にねぇんだ。教えて欲しい

薬師寺進 : …耳を元通りにするため、耳の骨の代わりに提供されていた頭骨を移植したんです

瀬戸口 紅葉 : …事故でか。やっとわかったよありがとう。

神楽 風弦 : …瀬戸口、お前は耳だったのか。

瀬戸口 紅葉 : そ、ほらこれ見てみてよ(耳のしこりを見せる)

神楽 風弦 : …成程。先ほども言ったが、お前たちも俺もここで手術をしていたらしい。俺は目、橘は喉。…で、お前が耳だ。

神楽 風弦 : ……東はどうなんだ。

東 利久 : …僕は……お父さん…僕の、…僕の足にも、何かあるのですか……

薬師寺進 : …あぁ、お前の足も提供されたものだよ…

東 利久 : …そうですか………

瀬戸口 紅葉 : な、あと辻山。辻山だよ。
4年前の住宅火災で被害にあった辻山って何か関係あるのか?

薬師寺進 : ……辻山さん…ですか

瀬戸口 紅葉 : あぁ。兄貴の方に聴取してた同僚がいてよ。
名前は知ってたんだ。
さっき箱の中に注射とそいつの名前を見た。

薬師寺進 : 辻山さんは……退散の呪文の手がかりを掴んでいます…今はどこにいるのか分からないですが…


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 辻山は俺で~~~す^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 兄貴じゃなくてそれ弟だけどな!


瀬戸口 紅葉 : …はぁ。了解した。探すよ

薬師寺進 : ……ありがとうございます

薬師寺進 : ……あぁ、そうだ…瀬戸口さん…

瀬戸口 紅葉 : …んだ?

薬師寺進 : 刀を持っていますか?

瀬戸口 紅葉 : あ、あぁ。さっき(コートから刀を出す)

KP : 男は刀を指差す

薬師寺進 : 国唯さんが、それをあなたにと……必ずあなたの力になるからと…四ツ神事件の前に…それを、私に託されました…

永別

KP : 激しく咳き込む度にその口からは血がこぼれ出す。それでも言葉を紡ぐのを止めようとはしなかった。視線は瀬戸口の方向をしっかりと見据えている。

瀬戸口 紅葉 : お、おいっ…!

薬師寺進 : …許されないことをしたのはわかっています…

東 利久 : …っ、おとうさん…!

薬師寺進 : …おこがましいのは十分分かっています…元凶は違いこそすれ、原因は私だ…私が、あの時田志摩さんを救えていれば…能海は…もしかしたら…

薬師寺進 : …どの口がと思われるかもしれませんが…どうか…息子を…よろしくお願い致します…

薬師寺進 : …いくつになっても…私の…かわいい……子供なんです…

東 利久 : …っ……、

KP : 男は短い言葉を精一杯吐き出す。
逆流する血液に喉をつかえさせながら、それでもしっかりとあなたたち4人を見渡し、訴えた。
しばらくすればその険しい顔から、ふっと力が抜ける。

KP : 閉じる寸前のまぶたの中から最後に東をしっかりとその双眸に捉え、愛しい家族を見据えるようにゆっくりと弧を描いた。

瀬戸口 紅葉 : …あ、あぁ、素直で良いや……

東 利久 : おとうさん…!うそ、まって、まってください…!

KP : 男は東にむかって最後の力を振りしぼり、何かを渡す。
よく見てみればそれは幼いころに二人で訪れた水族館の思い出の小さなキーホルダーだった。

KP : 渡し終えるとその手は力を失い、とさりと床に落ちる。

瀬戸口 紅葉 : おい!息子残していっちまうなよ!

東 利久 : ……、

KP : 東さんは【1d100】を振って下さい

東 利久 : 1d100 (1D100) > 96

KP : そのまま、男は目を閉じた。
幾度となく人の死に様を見て来たあなたたちならわかる。

KP : その目は二度と開かれることはない、と。

東 利久 : …おとう、さん

東 利久 : おとうさん……何で…なにも言ってくれなかったの…ぼくは、貴方を……

東 利久 : ……(抱きしめて父の肩に顔埋める)

 瀬戸口 紅葉 : (東に寄って無言で背中を摩る)

東 利久 : …ふ、…ぐす、…おと、さん……

瀬戸口 紅葉 : 泣けるだけ泣いておけ、後悔は残すなよ。

橘 紫 : …(東に寄り添う)

神楽 風弦 : ……好きにしろ。俺は離れておく。(東の頭をぐりぐりと撫でて離れる)

東 利久 : …どうして、…なんで…ふ…うぅ…

東 利久 : (しばらく抱きしめた後そっと父を寝かせて立ち上がる)

東 利久 : ……

東 利久 : …いきましょう、……時間が、勿体ないので

瀬戸口 紅葉 : いいんだな。東

東 利久 : …お構いなく、見苦しい所を…見せました。申し訳ありません

橘 紫 : …見苦しいなんて思わないよ!お父さんが死んで、大丈夫な人なんていない

橘 紫 : …無理しないで、りくくん

東 利久 : いいえ、…僕がここでぐずぐずするわけには…

橘 紫 : …もー!いいから!俺だってさっきめちゃくちゃ時間とっちゃったし!

橘 紫 : 気持ちの整理してからでいいじゃん、ね

東 利久 : ……、こういう時、どうすればいいのでしょうか…?

瀬戸口 紅葉 : 素直に悲しめばいいんだよ。
橘だってだいぶ汚く泣いてたぞ


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 風弦弟居るし、年下三人可愛がっては良そうだよな~

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : という独り言

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : わかる

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : だよね

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : なんだかんだ可愛かろうと

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : にこ!^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : みんないい子だしな~

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うんうん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 今この状況も遠くから見て、心配はしているけどなんもできない

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 無力だねえ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : …まぁ若い者は若いもので

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 若い(5~10しか離れてない)

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうなんだよなあ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 風弦はこういうところあるから困るね!^^;

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : こ、困っちゃうナ!(A^_^;

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ま、頭撫でてるし普通にかわいがってるな~特に東くんは10離れてるし

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : …ということはサイ犯時代も後輩とかこういう風にしていたってことかぁいいなぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : キャッキャッしちゃった

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あまり可愛がっていないように見えて可愛がっているんだろうなぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : それが伝わっていなかったり伝わっていたり…って感じか、いいですね

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : ありがとう(ありがとう)

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 感謝草

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 感謝しかない


橘 紫 : そうそう!汚くてもいいんだよ…ってひどくないですか!?

橘 紫 : 俺がいろはさんにしてもらったように、ね、りくくん(手を広げます)

東 利久 : (首を傾げる)

橘 紫 : こうだよ!(抱きしめる)

東 利久 : …、!?

橘 紫 : …ちょっと身長は足りないけど、こうやって泣いたらいいの(ぽんぽん)

東 利久 : …(橘の背に手をまわして肩に顔埋める)

東 利久 : …しばらく、こうさせてください……

橘 紫 : …もちろん、気がすむまでどうぞ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

東 利久 : …時間を取らせました、参りましょう…ありがとうございました……橘さん(そっと橘から離れる)

橘 紫 : うん、よかった!

神楽 風弦 : …もういいのか。

東 利久 : …えぇ、父の為にも…先に進まねば

瀬戸口 紅葉 : ん、そうか

神楽 風弦 : ……お前たち、あまり無理するんじゃないぞ。(橘と東の頭をぐりぐりと撫でる)

東 利久 : ……む、あんまり子供扱い…しないでください

橘 紫 : あはは、風弦さんくすぐったいです!

神楽 風弦 : 俺にとってはお前たちみんな子供だ。だからこそ…そうだな、俺に何かできることがあれば言ってくれればいい。無理に言う必要もないが。

東 利久 : …そう、ですね…しょうがないから偶には頼ってあげない事もないです

神楽 風弦 : …そうか。…あと瀬戸口、お前も。

瀬戸口 紅葉 : …あぁ。まぁいつかな

神楽 風弦 : 国唯のことが気掛かりかもしれないが、あまり無理をするな。いいか。

瀬戸口 紅葉 : …まぁ、だいじょぶだよ。
じゃなきゃオレ自身4年も生きてねぇ。

神楽 風弦 : …ふ、ならいい。

瀬戸口 紅葉 : うし、じゃあ鍵もある事だしよ、行くか…入院病棟。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 注射器を持つ場合は特殊処理的なそれ…ってことでいい?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : いや、注射器は特殊処理では無いかなただのアイテムってだけ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 成程

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : じゃあ今のところ、他の人が持っていなかったら風弦が隠し持っててもいい?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : いいよ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : スリな

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : おけ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : スルわ!^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : まぁ確認してから…個チャでって感じでお願いします

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : はいよ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 「注射器、呪文系の資料、ファイルとかは持っていってる?」って感じで聞いたらいいかなぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうだね

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 何かデスクにあったやつなんぞ?的な

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : そやね

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : なんやったけ的な

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 改めて確認って感じなら、何も不自然ではないはず…だけど……うーん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : マジで人狼やってる気持ち

_____(PL発言で確認中)_______

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 持ってたか~~~

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 後でスルか~

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : おけ


[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : 最初はスパイだった事ってPL発言で言っていい?

[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : いいよ〜ほとんど秘匿内容は喋った様なもんだし

[秘匿(げんこか..,ちあ)] 東 利久 : おっけ〜


入院病棟

KP : 院長室で入手した鍵を開け、入院病棟の中に侵入することができる。
夜間だからかほとんどの部屋は消灯されており、物音もしない。

KP : 当直の人間も少ないようで、隠れながらではあるがすんなりと進むことができた。
少し進めば一室、鍵のかかった000号室という部屋があった。ネームプレートはなく、誰かが入院しているわけではなさそうだ。

KP : しかし薬師寺の部屋から出て来た鍵は間違いなくこの部屋を示している。


「レオン」
かすかにあなたの名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り向いて見てもあなたたち以外には誰もいない。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : おっと

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 【アイデア】を振って下さい。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 68 > 成功

違う。中からだ。000号室の中から聞こえたのだ。この中に生者なんているはずもないのに。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : うわ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : …オレ開けたくねぇってちょっと渋ってみてもいいですか*ˊᵕˋ*

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : いいよ〜


KP :【聞き耳】を振って下さい。

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 77 > 失敗

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 3 > 決定的成功/スペシャル

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 2 > 決定的成功/スペシャル

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 87 > 失敗

KP : 東さんと瀬戸口さんは中から何も音は聞こえず、気配もない。ただ何か異様な雰囲気が漂っている事を感じる。

瀬戸口 紅葉 : ……オレ。開けたくねぇ。(後ずさる)

東 利久 : …何言ってるんですか今更

瀬戸口 紅葉 : いや…だってよ、なんか…

東 利久 : 何があるんです?

神楽 風弦 : ………俺が開ける。鍵を貸せ。(鍵を奪う)

橘 紫 : …(珍しいなあ)

瀬戸口 紅葉 : …あ、あー…。(固まる)

神楽 風弦 : 何かあれば援護しろ。(鍵を開けます)

KP : カチャリと音がかすかに響く。解錠されたようだ。


000号室

KP :扉を開けると、そこは少し広めの個室だった。

KP : 白いカーテンがぴっちり閉められたベッドが一つあり、物音は何も聞こえない。
本来であれば何かしらの医療器具がベッドのそばに設置されていてもいいようなものだが、それすらもない。

KP : また外に面しているはずの窓は内側から鉄板が何重にも打ち付けられており、外から中の様子を伺うことは困難だ。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 12 > スペシャル

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 54 > 成功

KP : 奇怪な文字列がびっしりと書き込まれている。

]神楽 風弦 : …何か文字が書かれているな。

瀬戸口 紅葉 : …っ、んだあれ…。

神楽 風弦 : 何かは分からないが……まぁいい、問題はここだ。(カーテンを見る)

東 利久 : …御託は良い、開けますよ(橘と共に開ける)

橘 紫 : うーん、何か怖いけど!開けちゃお!(東と一緒に開けます)

神楽 風弦 : おい、勝手に開けるな

1人の男性がベッドに寝かされていた。
 男は両目を覆うように頭部に包帯を巻かれており、病衣の隙間から見える全身には痛々しいほどの火傷の後がある。また、足の指の先は黒く変色し、所々鱗のようなものが表皮に浮き上がっていた。

側頭部からは黒い樹皮の植物のようなツノがわずかに顔を見せている。
かすかに開いた口の中は真っ黒で、少量の緑色の粘液がこびりついている。

: 程度こそ違えど、麒麟事件の被害者に近しい姿だ。
一目見て死んでいることはわかる。
男は、穏やかとは程遠い苦悶の表情で人ならざる姿のままただそこに寝かされている。
{SANチェック0/1}

東 利久 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 90 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=63 【SAN値チェック】 (1D100<=63) > 94 > 失敗

神楽 風弦 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 45 > 成功

橘 紫 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 62 > 成功


あなたはその男に見覚えがあった。
顔の包帯から見える数本の線状の傷、耳の上部についた特徴的な切り傷。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : むり

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : いやです

忘れるはずもない。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : むりむり

 数年前に突然発狂したのちあなたを撃ち抜き、四ツ神事件を引き起こした張本人。
 目の前で撃ち抜かれ、目の前で命はてたはずの捜査一課刑事、狛犬阿吽の片割れ。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 泣きそううるうるしてる

国唯大信だ。

その人が、変わり果てた姿でそこにいた。
{SANチェック1/1d4}

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 1d100<=63 【SAN値チェック】 (1D100<=63) > 28 > 成功

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : なんで成功すんの!?w


[ 東 利久 ] SAN : 64 → 63

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 63 → 61

東 利久 : …ふむ

橘 紫 : うっわあ!

神楽 風弦 : …国唯か。

瀬戸口 紅葉 : ………っ…あ…

東 利久 : …(近づいて見る)

KP : 異様なまでに固くこぶしを握りしめており、手に血が滲んでいる。何か持っているようだ。

東 利久 : (手をこじ開ける)

瀬戸口 紅葉 : …おま、何勝手に…!

KP : 死人とは思えない程の力で握られており、開けることが出来ないだろう

東 利久 : …開けられませんね、皆さん手伝ってください

神楽 風弦 : あぁ。分かった。

橘 紫 : え、えっと…(いろはと東を交互に見る)

東 利久 : …瀬戸口さん、怖気づきましたか?なにもしたくないならどうぞそこで尻尾巻いててください

瀬戸口 紅葉 : …勝手にしろよおめーら。

東 利久 : …(神楽と共に開けようと試みる)

KP : 開けられないですね

神楽 風弦 : ……駄目だな。

東 利久 : …そこのお二人も手伝ってください……

橘 紫 : …りくくんと風弦さんがやってもだめなら、開かないの…かも…


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : え、まじで手つけたくないんだけど
紅葉やんなきゃ止まるパターン?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : うん

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : あ゛ーーーーーーー

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : どうしようか。一悶着入れたいんだけど勝手すぎるかな…

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : まぁ良いよ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : やりな


東 利久 : …半数の力でしか試してないのです、ダメかどうかは全員で試してから決めましょう?

橘 紫 : …(いろはを見る)

瀬戸口 紅葉 : …3人とも触んじゃねぇよ。もう

東 利久 : …このまま放置しろと?

瀬戸口 紅葉 : ちげーよ。おめーらがやるくらいならオレ1人でやる。

神楽 風弦 : …はぁ。お前がそうしたいならそうすればいい。

瀬戸口 紅葉 : …どけ。(3人を押し入って国唯の手に触れる)

KP : 手の力が安心したように抜ける。手を開いてみればそこには血が滲み、あまりの握力にしわくちゃになった小さな紙が握られていた。

瀬戸口 紅葉 : (国唯の手を片手で掴みながらメモをもう片方の手で取る)

「れおん れおん たのむ にげろ  いきろ 」

「ろうや へやのおく」

KP : と書かれている。その文字はひどく震えており、大人の書いたものとは到底思えないほど崩れていた。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 56 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 97 > 致命的失敗

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 22 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 35 > 成功

KP : 神楽さんは唐突に目に刺した様な痛みが走る
HP-1

[ 神楽 風弦 ] HP : 12 → 11

神楽 風弦 : ……っ、…(目を押さえ)

KP : 他3名は文字すら書けない極限の状態で、必死に書いたものだとわかる。

KP : 瀬戸口さんのみ追加で【アイデア】を振って下さい

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 39 > 成功

KP : かろうじて解読できるほどの崩れ具合だが、確かに国唯の文字だ。撃たれて十数秒の絶命するまでの瞬間に、最後の力を振り絞って書いたのだろうと悟ってしまった。{SANチェック1/1d2}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 81 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : 1d2
(1D2) > 1

[ 瀬戸口 紅葉 ] SAN : 61 → 60

[メイン] 瀬戸口 紅葉 : 1d10
(1D10) > 9

[メイン] 瀬戸口 紅葉 : 1d10
(1D10) > 1

東 利久 : …瀬戸口さん

橘 紫 : …いろはさん、だ、大丈夫ですか?

瀬戸口 紅葉 : …うるせぇ。

東 利久 : ……国唯さんは貴方にとってなんなのですか…

瀬戸口 紅葉 : 相棒だ。元な

東 利久 : …なるほど、先ほどから動揺していた理由はそれですか

東 利久 : …冷たいことは言いたくありませんが彼はもう…ですから、割り切ってください……

橘 紫 : …いろはさん…っ(肩に触れようとする)

瀬戸口 紅葉 : (思い切り手を払う)触んじゃねぇっ!

橘 紫 : !!

東 利久 : …ちょっと、……!(瀬戸口の手掴む)

瀬戸口 紅葉 : だから触んじゃねぇって言ってんだろ!(足を思い切り蹴る)

神楽 風弦 : ……何を仲間割れしているんだ。今そうしている場合じゃないだろう。

瀬戸口 紅葉 : ……目の前で死んだくせに!!最後の姿も見れないで
んなところで会いたくなかった……!

神楽 風弦 : CCB<=70 【精神分析】 (1D100<=70) > 25 > 成功

KP : では、瀬戸口さんの発狂は解除

神楽 風弦 : しっかりしろ。お前の相棒だろう。ちゃんと現実を見てやれ。

瀬戸口 紅葉 : やだよ。こんな姿

神楽 風弦 : 言っている場合じゃない。命が切れる時までお前に伝えたかったんだろう。

瀬戸口 紅葉 : 国唯が…一体何したってんだ……クソ…(顔を抑えて少し泣く)

神楽 風弦 : ……はぁ。それでいい。泣きたいなら泣け。(頭をガシガシと撫でる)

東 利久 : ……

橘 紫 : …(そばに寄り添う)

瀬戸口 紅葉 : ……クソ…。くそ。

東 利久 : …ガラでは、ありませんがね(瀬戸口の近寄って頭を抱きかかえる)

東 利久 : …申し訳ありません、貴方の気持ちを考えるべきだった……

瀬戸口 紅葉 : ……あぁ。もういい、離れてくれ。(3人を軽く払う)

東 利久 : …先ほどの礼のつもりだったんですが、ね…

橘 紫 : 僕もお礼したかったから!すぐにとは言わないけど、元気だしてくださいね!

瀬戸口 紅葉 : …柄でもなかった。(そう言いながら国唯に寄る)

瀬戸口 紅葉 : ……お前の代わりにぜってぇ能海を殺しに行く。(小さく国唯に伝えメモをポケットに入れた)

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 49 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 72 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 16 > スペシャル

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 42 > 成功

KP : 国唯の死体は死後四年は立っているというのに、腐っている様子が見られない。死後硬直も起こしていないようだ。姿に目を瞑れば今にも起き上がってきそうだと思える。何か普通の遺体とは違う。

神楽 風弦 : …瀬戸口、こいつが死んだのは4年前で間違えないな?

瀬戸口 紅葉 : …あぁ。間違いない。
目の前で見てるんだ。

神楽 風弦 : だが…ここまで腐敗が進んでいないのは珍しいな。腐敗処理でもされていたのだろうか。

瀬戸口 紅葉 : …どーせおかしなあの薬だろ。

東 利久 : …ある意味では、尚更残酷だ(カーテン閉める)

東 利久 : …これ以上ここにいる必要は、ないでしょう………

瀬戸口 紅葉 : …もうあいつの顔も見飽きた。出ようぜ

神楽 風弦 : ……あぁ。行こう。

橘 紫 : …はい!(ついていく)

KP : あなたはゆっくりと扉を開けて、退出しようとする。
カラカラと車輪の擦れる音が室内に響いた瞬間だった。

KP : 突然背後から大きな破壊音が響き渡る。
驚いて後ろを振り向いてみれば、そこには国唯の遺体を小脇に抱えた全身真っ黒の怪物がいた。

KP : その怪物はあなたたちに気づくと口角を耳まで裂けんばかりに引き上げ、

「ミツケタ」

KP : と叫び窓から飛び降りた。
…慌てて下をのぞき込めば恐らく怪物の着地したであろう地点にクレーターのようなへこみが残っているのみで、既に怪物の姿はなかった。

P : 怪物は、国唯の遺体を奪ってどこかに逃走してしまった。
{SANチェック0/1}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 34 > 成功

神楽 風弦 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 62 > 成功

橘 紫 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 25 > 成功

東 利久 : 1d100<=63 【SAN値チェック】 (1D100<=63) > 40 > 成功

瀬戸口 紅葉 : ………は?

東 利久 : …、マズい…!

橘 紫 : …え!?ちょ、ちょっと!!やばくないですか!?

神楽 風弦 : ……っ、やばいとか言っている場合じゃないだろう!

東 利久 : …ここから追跡するのは不可能でしょう…ッ

瀬戸口 紅葉 : (窓に駆け寄って)ぜってぇ殺すぞ!能海!!!

神楽 風弦 : …まずいな、このままでは依代になってしまうだろう。

東 利久 : ……我々には時間がない、せめて事態に対処できるように出来る事をするだけです。心苦しいですが、今は一度撤収するべきでしょう………

橘 紫 : だ、だよね!大丈夫!たぶん!

神楽 風弦 : 今は何も出来ることはないだろうからな。一度ホテルに戻ろう。

瀬戸口 紅葉 : …チッ、クソが。

東 利久 : …そうですね、明日も早いですし…一度戻りましょう

東 利久 : ………………さようなら、お父さん

KP : あなた達はホテルに戻り明日に備えて身体を休める事だろう


三日目

起床

KP : ─────カーテンの隙間から光が差している。朝になったようだ

神楽 風弦 : ……朝か。起こすか。

神楽 風弦 : …起きろ、瀬戸口、橘。東は……どこだ。

瀬戸口 紅葉 : あ゛ーー。(顔を抑えながら起きる)

橘 紫 : …ん、おはようございまーす…

神楽 風弦 : 支度をしていろ。俺は東を探してくる。

瀬戸口 紅葉 : あいよ。

橘 紫 : はーい!

神楽 風弦 : ……はぁ、全く。(寝室を出る)

東 利久 : …(休憩室の机に突っ伏して寝てる)

神楽 風弦 : ………おい、起きろ東。こんなところで寝ていると体を壊すぞ。

東 利久 : ……わざわざ探しに来たんですか?物好きな方だ(起きる)

神楽 風弦 : 物好きでいい。俺は俺なりにお前たちを心配している。

東 利久 : 心配しなくてもやるべきことはやります、僕は父のしたことの責任を取らねばなりませんので

神楽 風弦 : ……無理はしなくていい。あんなことがあった手前、普段通りにとはいかないだろう。

神楽 風弦 : 俺たちは幸いお前よりも長く生きている。年上には頼ってもいい。

東 利久 : …気持ちだけ有難く受け取っておきます。待たせるわけにはいきませんのでお二人を迎えに行きましょう

神楽 風弦 : あぁ。

橘 紫 : あ!りくくん!どこ行ってたのー!?

東 利久 : …野暮用です、お待たせしてすみません

瀬戸口 紅葉 : …ん、来たか東。 早く用意しろよ

橘 紫 : …たくさん色んな事あったけど、まだまだやる事ありますもんね!よし、優子さんのお守り持っていこうっと!

東 利久 : すぐに出発できますのでお気になさらず(水族館のキーホルダーを懐にしまう)


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : てか寝てる間にスっておこうかな

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : いいね

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : うん、そうしたほうがよさそう


神楽 風弦 : 用意が出来たらすぐに向かうぞ。


警視庁

KP : 都警察の本部、あなたたちがかつて勤めていた職場だ。
久しぶりに訪れた警視庁を見てあなたたちが何を思うかは、それぞれにしかわからない。

KP : 数万人規模の職員が勤めているだけあって大きさはかなりのもので、高さも相まって威圧感をひしひしと感じる。
ただそれを除いても、自分たちがいた頃とはまた違う雰囲気の異様な怖気を感じた。

KP : 【目星】を振って下さい

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 91 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 91 > 失敗

]瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 65 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 40 > 成功

KP : 瀬戸口さんと橘さんは光の反射でいまいち確認できなかったが、目を凝らして見ると中から何人かの人間がこちらをじっと見ていることに気づく。外で注目の的になるような何かが行われているわけではない。ただただ様々な背格好の人間が地表付近を無表情に見つめていた。
{SANチェック0/1}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 76 > 失敗

橘 紫 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 53 > 成功


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 風弦のそれじゃ~ん


[ 瀬戸口紅葉 ] SAN : 60 → 59

瀬戸口 紅葉 : …?

▶探索可能箇所 外観/入り口付近

橘 紫 : え、な、なに…?俺たち目立ってます…?

神楽 風弦 : …何かあったか。

東 利久 : …どうかされました?

瀬戸口 紅葉 : いや、また視線がよ

神楽 風弦 : …視線?

東 利久 : あぁ、アレですか

橘 紫 : 何か見られてます…あれ?俺たち見てるんじゃないのかな?

神楽 風弦 : ………。気にしなくていい。気のせいだ。

東 利久 : とにかく、様子を伺いましょう

KP : 入り口付近では全国指名手配犯が張り出されたボードが設置されている。
よくよく見てみればあなたたちの名前や警察に勤めていた頃の写真も指名手配用情報として張り出されている。

KP : その下に書かれた罪状は、どれもあなたたちが自分なりの正義を抱えて起こした身に覚えのあるものだ。

KP : 【目星】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 55 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 62 > 成功

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 88 > 失敗

SKP : クリチケいっぱいだあ

KP : 東さん以外の3名は稲生具鷹の名前も発見する。写真の顔は探索者たちの知っている彼の姿そのままだが、ピアスや刺青などはつけておらず、また雰囲気も快活明朗な好青年の写真が張り出されている。目の下のクマなどもない。

KP : 写真の下には指名手配に至ったであろう罪状が書いてある。死体損壊罪だ。

神楽 風弦 : …当たり前に俺たちのはあるが……稲生も手配されているのか。

東 利久 : 死体損壊罪…?

橘 紫 : 死体損壊罪って…ていうかこれ本当に稲生さんですか?雰囲気違う気がするけど…

瀬戸口 紅葉 : だな。なんか気持ちわりぃ

東 利久 : …本棚の資料と何か関係があるのでしょうか

瀬戸口 紅葉 : だろーな。

橘 紫 : ううん…あんまりここに居てもあれだし、移動します?

東 利久 : …まだ行ってない場所がありましたね

神楽 風弦 : …そうだな。変装しているとはいえ、危険だろう。そこへ向かおう。


四ツ神広場

KP : 緑との調和を果たした美しい森林公園が併設された人々の憩いの場だ。
中央には噴水があり、近くのビルから流れる音楽が広場に響き渡っている。

KP : 楽器を弾く若者、犬の散歩をする女性、ジョギングをする老夫婦など、様々な人がそれぞれの日課を過ごしている。
凄惨な連続変死体事件が起こっているとは到底思えないのどかさだ。

▶探索可能箇所 広場/人混み/イベントステージ

橘 紫 : わ〜のどかだあ…

東 利久 : …はぁ、相変わらずですね貴方は

瀬戸口 紅葉 : ま、東もそっちのが助かるんじゃねーの?


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : え、これ今更なんだけど、指名手配は「神楽風弦」?

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 本名出てないよな

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 出てないことを祈る

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : いやこの場合みんなそうなんだけど

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうだね神楽 風弦だね

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : おけ、良かった

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : みんなそうだね?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : おけ、ありがとう

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ちょっとだけ気になってたから


東 利久 : そうですね、確かに今はこの抜けた感じがありがたくも感じます

橘 紫 : 抜けたつもりはないんだけどなー!調べるついでにみなさんとお散歩できるのは嬉しいですよ!(広場にいきます)

神楽 風弦 : …この状況でよく言えるな……

東 利久 : …はいはい、貴方はそのままでいいですよもう……(ついていく)

KP : ベンチや噴水のへりに座って人々が談笑している。
鳩が人を恐れず、餌を求めてそこかしこを闊歩しているのどかな光景が広がっていた。

KP : 野良猫や鳩が多いのは言わずもがな、リスなど普段あまり都会では見られない動物たちも木の上でくつろいでいる。

KP : ふと目を横にずらすと、広場の隅でカラスが何やらついばんでいた。

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 87 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 22 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 11 > スペシャル

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 31 > 成功

KP : 神楽さん以外の3名は蛇の死体である事が分かる。無残に食い散らかされてはいるものの、それにしては綺麗に分断されたような死体が落ちている。

KP : 神楽さん以外の3名は【アイデア】を振って下さい

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 57 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 57 > 成功

KP : 自分たちがいた頃からこの土地は何かと蛇が多かったように感じる。

東 利久 : …ここにも蛇の死骸が

橘 紫 : なんか、森にもあったよね…

神楽 風弦 : …蛇?どこだ。

瀬戸口 紅葉 : あそこだよ(風弦の顔をグイッ)

神楽 風弦 : ……あぁ。これか。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : いや〜集中出来なさそう、視線の話されたし過去のこと思い出しててもしょうがない

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : にこ!^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : にこにこ


橘 紫 : んん?なんか体が切れてる感じだけど…

東 利久 : …何かしらで切断したという事でしょうか

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 11 > スペシャル

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 6 > スペシャル

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 29 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 76 > 成功

KP : ナイフですっぱりと切られたような跡がある。

東 利久 : 随分と、悪趣味な輩がいるようですね…森の死骸と同一犯でしょうか

神楽 風弦 : 累犯の可能性もありそうだな。

橘 紫 : にしてもめちゃくちゃヘビ殺されてますけどね…うーん

瀬戸口 紅葉 : んだけ捕まえてくんのもめんどいだろうによ〜…

東 利久 : …蛇に恨みがあるだとかそんなレベルじゃなさそうです、何の目的が?

東 利久 : ……これ以上死骸を観察する趣味もありません(イベントステージ行く)

KP : 今日は何かイベントが開催されるようで、特設ステージが設置されていた。
ステージの目の前には何十人も並んでおり、各々の会話を繰り広げている。

KP : どうやらアイドルグループが四ツ神警察署長を一日務めるPRイベントを開催するようで、その任命式をステージ上で行なう予定らしい。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 48 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 71 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 33 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 83 > 失敗

KP : 東さん以外の3名は「警視庁長官が挨拶に来るらしいよ」という内容の会話が漏れ聞こえてくる。

神楽 風弦 : …………能海が来るらしいな。

橘 紫 : …ひえ…

瀬戸口 紅葉 : ……チッ

東 利久 : …能海がくるんですか?

神楽 風弦 : 今日は花火大会がある事だ、その関係もあるのだろう。

東 利久 : 殺しますか?

瀬戸口 紅葉 : …いいんじゃねーの?

神楽 風弦 : いや、今ではない。

橘 紫 : そ、そうですよ…こんな人混みでできませんって…

東 利久 : いつ殺しますか?

神楽 風弦 : だから今ではない。殺すべきタイミングを見計らえ。

瀬戸口 紅葉 : 準備は出来てっからよ。(隠してる日本刀の方を向き)

東 利久 : …銃刀法違反でくれぐれも捕まらないように

神楽 風弦 : ……はぁ。(眉間を押さえ)

橘 紫 : でも、どんな挨拶するのかちょっと聞いてみたいですよね!

瀬戸口 紅葉 : 橘、お前狙われてんじゃねーのかよ…

東 利久 : どれくらい我々の殺意を滾らせてくれるのか見物ですね

橘 紫 : う〜ん…なんかこんだけ殺意ある人が近くにいたら大丈夫な気がしてきました!

神楽 風弦 : ……面倒事だけは起こすんじゃないぞ。(先を歩きだす)

KP : 人々がのんびりと過ごしている。
子供たちを遊ばせている主婦が数人ベンチで世間話に花を咲かせており、耳を傾けてみれば度々「麒麟事件」の話題が上がっているようだ。
彼女らはあなたたちの姿を捉えると、にこやかに軽く会釈した。


別行動1

東 利久 : (会釈する)

瀬戸口 紅葉 : (同じく会釈する)

東 利久 : …どうも、良いお天気ですね

主婦 : どうも、こんにちは。そうですね。今日は絶好の花火大会日和で良かったです

瀬戸口 紅葉 : そうっすね〜!

瀬戸口 紅葉 : そういえば僕達、友人に久しぶりに会いに来てて、
友人の母さんに似てたもんでつい声掛けちまったっす(ぺこぺこ)

主婦 : あら、そうなんですね〜全然大丈夫ですよ〜

瀬戸口 紅葉 : で、花火大会見に行くんすよ。
結構凄いらしいっすね!ここの

主婦 : あら!そうなんですね!そうなんですよ〜ここの花火大会は本当すごくて!

主婦 : 子供も毎年楽しみにしてて、毎年日が近づく度にまだ?ってうるさくって

東 利久 : …子供たちの気持ちもわかりますよ。僕も今日この日を…に、…兄さんと来るのを楽しみにしてたんです

主婦 : あら〜!ご兄弟でおいでになったんですね!

瀬戸口 紅葉 : …え、えぇ。
で、ニュース見てびっくりしたんすけど
麒麟事件…あれやべーっすね。

東 利久 : このような事件が起こってるだなんて想像もしてませんでしたよ、怖いですね

主婦 : そうなんですよ…実は友人が現場を目撃して通報したんですけど…その時警察は動かなかったみたいで…

東 利久 : …そうなんですか、警察って思ったより役にたたないんだね?兄さん

瀬戸口 紅葉 : んだな…陸太郎。
いくら昔の友人でも今行くのは心配になってきたな…。

東 利久 : ………

東 利久 : …そう、だね…花火大会は気になるけど…随分と物騒みたいだし、僕怖いよ兄さん

瀬戸口 紅葉 : 陸太郎ー。お前もいい歳だしよ〜
そろそろ僕を頼るのも、な?

東 利久 : ごめんよ、兄さん。僕ももっとしっかりできるよう頑張るから、ね?

瀬戸口 紅葉 : 期待してるよ。陸太郎

主婦 : うふふ、仲が良いんですね

東 利久 : えぇ、大好きな兄さんなんです。それにしても…警察が動かなかったのってどうしてなんでしょうね?

主婦 : なんか友人が説明したみたいなんですが「その時間警察は出動していない」の一点張りだったらしいんですよ…

東 利久 : …出勤してないだなんてその時は一体何時だったんでしょうか?

主婦 : いつだったかしら……詳しい時間は言って無かった気がするけど…

主婦 : 多分夕方とかですかね……?そこのとこ友人づてですので曖昧なんですが…

瀬戸口 紅葉 : 夕方…ますます心配だなぁ花火大会。

主婦 : そうですね…こういう日くらいは何も起きて欲しくないですよね…

主婦 : 麒麟事件が起こってから、町中に妙な雰囲気が漂っている気がしますし…ほんと、嫌になっちゃう

瀬戸口 紅葉 : あ…じゃあその友人さんはよく、ニュースでよくやってるおかしな姿ってのは見てたんすか?

主婦 : 多分見てたと思います。凄い勢いで連絡してきたので

東 利久 : …怖いですね、いったいどんな場所で見たんでしょうか?

主婦 : 多分友人宅の近辺じゃないですかね?友人も主婦ですのでそこまで行動範囲は広くないですし…

東 利久 : …そうなん、ですね…住宅街とかかなぁ…怖いなぁ……

瀬戸口 紅葉 : お、そろそろ集合の時間じゃないか?陸太郎。

東 利久 : ああ…そうだったね兄さん、そろそろいかないといけないね、久しぶりにお友達に会うの楽しみだね兄さん

瀬戸口 紅葉 : あぁ。
じゃ、花火大会楽しみっすね!
急に声掛けちまってすいませんした。では

主婦 : いえいえ〜!花火大会楽しんでって下さい!

東 利久 : はい、ありがとうございます。行こう兄さん???

瀬戸口 紅葉 : あぁ!陸太郎!(その場を離れる)

東 利久 : …もう少し、もじり方ってもんがあったでしょうが………(主婦から離れて)

瀬戸口 紅葉 : 可愛いじゃんか、陸太郎

東 利久 : その妙な名前はやめてください。太郎つけただけじゃないですか

瀬戸口 紅葉 : じゃ、太郎でいいか?

東 利久 : 一番重要なとこ抜けてるんですが

瀬戸口 紅葉 : おめーの事、名前でなんて呼んだ事ねーし気持ちわりぃだろーよ。

東 利久 : …咄嗟の言い訳なのでしょうがないでしょう?年上なんですからそれくらい許したらどうです

東 利久 : というか蹴らないでください、その足癖治したほうが良いですよ

瀬戸口 紅葉 : ついでにまたお前の生意気な足も治してもらえ

東 利久 : 私はやられたらやり返すだけです、貴方が何もしなければ私も何もしません

瀬戸口 紅葉 : そーか、お前は口だな?口塞ぐか。

東 利久 : 塞げるもんならどうぞ?

瀬戸口 紅葉 : (思い切り東の頬を両方から引っ張る)

東 利久 : ひゃめなひゃいったら

瀬戸口 紅葉 : (もっとグイッと力を入れる)

東 利久 : …こら、いい加減になさい…!たく、(離れる)

瀬戸口 紅葉 : がはは、見事な顔

東 利久 : …はぁ、貴方って人はよくわかりませんね

東 利久 : こうやって距離を詰めてきたと思ったら突き放したり、理解が出来ませんよ貴方は

瀬戸口 紅葉 : ?
そんなオレおかしいのか?

東 利久 : …よもやお気づきでないのですか?貴方の態度はてんでバラバラだ、自分の感情を理解してるんですか

瀬戸口 紅葉 : まー…一課で色々あったしよ。とかで納得するか?

東 利久 : …納得するとでも?………そういえば貴方がなぜ我々を集めたのか聞いていませんでしたね

瀬戸口 紅葉 : あー…次はお前か

東 利久 : …次、とは?私にだけ黙っているなんていけずな方ですね?

瀬戸口 紅葉 : へいへい…

瀬戸口 紅葉 : 昨日見ただろ、国唯。
あれはオレの元相棒、四ツ神事件の加害者だ。

東 利久 : …なるほど、発砲された警官とは貴方でしたか

瀬戸口 紅葉 : そ。これね(頬のガーゼをとり傷跡を見せる)

東 利久 : …相棒に、撃たれたんですか………

瀬戸口 紅葉 : あぁ。止めにオレが入ったからな。

東 利久 : …その事件の結末は知っております。して、それがなぜ我々を集めるということに?

瀬戸口 紅葉 : 稲生からお前らの話を聞いたんだ
同じように警察を恨んでる奴らがいるってな

東 利久 : つまり貴方も警察を恨んでいると

瀬戸口 紅葉 : あぁ。国唯は能海に殺されたんだよ。
全てはあいつなんだ。

東 利久 : 全ての黒幕だと思っていましたがそこまで手が及んでいましたか

東 利久 : それで、貴方は相棒の復讐を果たしたいわけと

瀬戸口 紅葉 : お?さすが東。その通り

東 利久 : …私、実は警察のスパイとしてヨツマガツに所属してたんです(そっと瀬戸口に耳打ちする)

瀬戸口 紅葉 : …………は?

瀬戸口 紅葉 : 何言ってんだよお前(東から咄嗟に離れる)

東 利久 : …フ、安心なさい、それは昔の事なので今は正式に加入してるつもりですよ

瀬戸口 紅葉 : …そうか。

東 利久 : スパイをしていた目的に至ってもそれは貴方達が警察を離れた理由を知りたかったからです、まぁ…いまとなってはどうでもいいですが

東 利久 : …私自身も警察から切られた身ですから貴方達と立場は変わらない……裏切るつもりも毛頭ありません

瀬戸口 紅葉 : わかったよ
話してくれてありがとう。

東 利久 : …、

東 利久 : もっと、疑われるものかと……

東 利久 : …まぁいいでしょう、もし疑わしいと感じたならその時は殺して頂ければいいです

瀬戸口 紅葉 : 元々そのつもりだよ。全員

瀬戸口 紅葉 : 集めた以上、オレに責任があるだろ。

東 利久 : それはそれは…貴方も中々危険な男ですね?

瀬戸口 紅葉 : ははっ、じゃなきゃ一課なんてやってらんねーよ。

東 利久 : それもそうですね、ところで、何故貴方にこのことを教えたと思いますか?

瀬戸口 紅葉 : さぁな。

東 利久 : 貴方に嫌われたくないからです

瀬戸口 紅葉 : …、?

東 利久 : 貴方からはよく嫌いだとかなんだとか言われますが僕は貴方の事、好きなので(神楽達の方へ歩き出す)

瀬戸口 紅葉 : っておい…!んだよその捨て台詞…w

瀬戸口 紅葉 : …お前達は殺させねぇ……(小さく呟く)


別行動2

 神楽 風弦 : ……どうも。(会釈する)

橘 紫 : あ、えーっと…こんにちは!

神楽 風弦 : …可愛らしいお子さんたちですね。

主婦 : あらこんにちは、もう元気ばっかり良くて嫌になっちゃうわ〜

神楽 風弦 : えぇ、分かります。子どもは毎回振り回してきますからね。…うちの息子も小さいときはそうでして。

橘 紫 : ちょっと父さん!小さい時の事はいいでしょ?僕ももう大人なんだしさ

神楽 風弦 : はは、そうだったな…

橘 紫 : ね、おねえさん!今何話してたの?僕にも教えてほしいな〜

主婦 : あらあら〜!おねえさんだなんて…お上手ね!

神楽 風弦 : …はは、お綺麗ですので私もお若いのかと。

主婦 : やだわ〜もうお世辞が上手いんだから!…そうそう、麒麟事件の話ね!

神楽 風弦 : 麒麟事件……巷で話題になっている事件ですね。

主婦 : 実は警察を見たと取材で証言したのは私なのよ!

橘 紫 : え!?そうなんですか!?

主婦 : そうなの!通報して警察が現場検証に来る数十分前に警察の姿をみたのよ!

神楽 風弦 : …おや。そうなんですね。警察が……

主婦 : バキバキっていう何かがこう…しなって軋むような変な音がしてね?何かの事件に巻き込まれたら嫌じゃない?私もしばらく放っていたんだけど…

主婦 : 窓から覗いてみるとすでに警察がいたの。その時は私以外の誰かも通報したのかと思ったんだけど

主婦 : しばらくして変な匂いがしたから現場を見に行ったら警察はいなくて、被害者があの姿ですでに事切れていたの…!

橘 紫 : わあ…それは大変だったねお姉さん…死体を見たって事…だよね?

主婦 : ええ……私もうびっくりしちゃって…

橘 紫 : あの姿って…こう…なんか化け物みたいな姿だったってこと?


主婦 : そうね…動転しててあんまりしっかり見たわけじゃ無いけれど…

神楽 風弦 : …そうでしたか。それはそれは恐ろしかったでしょう。

橘 紫 : ……ちなみにその出来事って時間帯ってどのくらい?

主婦 : 確か……夕方くらいだったかしら?

橘 紫 : なるほど…亡くなった方って、どんな感じの人だったとか…あ、もちろんわかる範囲でいいんだけど…

神楽 風弦 : …竜胆、気が動転していた方にそんな聞き方はいけないだろう。

神楽 風弦 : すみません、うちの息子が…

主婦 : いえ!大丈夫ですよ〜!

主婦 : えっと…そうね……あまり詳細は覚えてないのだけれども……確か肌が黒ずんでて、鱗?みたいなやつがあった気がような気が…

橘 紫 : 鱗?それって…ヘビみたいな…?

主婦 : うーん…蛇というよりかはもっと別の種類の鱗だったような気がするけども…

主婦 : ごめんなさいね、あんまりそういうのには詳しくなくて……

神楽 風弦 : …いえいえ。急に聞いたものですから、無理に思い出さなくても構いません。

神楽 風弦 : むしろ話を聞かせていただきありがとうございます。

主婦 : いえいえ〜!最近話題ですもんね!


神楽 風弦 : ええ、いつ私たちも犠牲になってしまうか不安にはなりますし……奥さん方もお気をつけくださいね。

主婦 : お兄さん達優しいのね〜!ありがとうね!

橘 紫 : あ、お姉さん!事件の事は置いといてさ、息子さん何歳なの?このあたりに住んでるの??

主婦 : 息子は最近4歳になったばっかりよ〜!住んでるところは秘密よ♡

橘 紫 : 4歳って、めっちゃ可愛い時じゃないですか〜!息子さんと一緒に遊びたいなー!

神楽 風弦 : ………。

主婦 : 今は遊びたい盛りだから遊んであげると喜びますよ〜!

橘 紫 : わーい!仲間に入れてもらっちゃおうかな〜(息子さんの方に走り出そうとします)

神楽 風弦 : 竜胆。…遊びたいのはいいけどな、私たちは用事があるだろう?

神楽 風弦 : …母さんが待ってる、戻ろうか。

橘 紫 : あ、そうだった!えへへ、お姉さん話聞かせてくれてありがとう!

主婦 : いえいえ〜!こっちこそ楽しかったわ〜!

神楽 風弦 : …では。失礼しますね。竜胆、行こう。

橘 紫 : はーい、父さん!

橘 紫 : (主婦から離れて)…親子って無理ありませんでしたかね?

神楽 風弦 : ………友人よりはましだろう。

橘 紫 : そっか!ま、それで通ってたし大丈夫だったみたいだね、とーおさん!(腕を絡める)

神楽 風弦 : ……はぁ、調子に乗るんじゃない。(頭を押し)


橘 紫 : いたた…わかってますって!ふふ…竜胆って名前に変えちゃおうかなー

神楽 風弦 : いや、変えなくていいだろう。適当につけた名だ。

神楽 風弦 : …ただまぁ、花言葉は「橘」よりはお前に合っているのかもしれないな。

橘 紫 : え!?花言葉なんて俺全然詳しくないですよ!教えてください!

神楽 風弦 : 自分で調べろ。

橘 紫 : えー…でもこれで「足手まとい」とかだったらどうしよう…

神楽 風弦 : 少なくともいい意味だということは教えてやろう。


橘 紫 : うっそ…いい意味…風弦さんが俺を褒めてるってこと…?!

橘 紫 : それ!風弦さんの口から聞きたいんですけど!ね!お願いします!

神楽 風弦 : 嫌だ。スマホでもなんでも調べればいいだろう。

橘 紫 : えー、じゃあ俺は風弦さんの事褒めちゃおーっと

橘 紫 : かっこよくてー、きりっとしててー、イケメンでー、頭よくてー…

神楽 風弦 : …俺のことはいい。

橘 紫 : スタイルもよくてー、メガネが似合っててー、毎朝起こしてくれてー…

神楽 風弦 : いいと言っているだろう、止めろ。

橘 紫 : あ、…照れてます?

神楽 風弦 : 照れていない。

橘 紫 : …(顔を覗き込む)

橘 紫 : …まじで何も表情変わってなかった…

神楽 風弦 : …照れるはずもないだろう。

橘 紫 : 少しは表情変わるかと思ったのに〜!

神楽 風弦 : お前は良く表情が変わる方だからな。俺みたいなやつは物珍しいだろう。

橘 紫 : えへへ、珍しいからもっと知りたいです!

神楽 風弦 : 知っても得にはならない。

橘 紫 : 俺が得になるって思ったら得なんですよ!だから一緒にいさせてください、この4人で

神楽 風弦 : ……お前も物好きな奴だな。(頭をぐりぐりと撫で)

橘 紫 : あはは、俺風弦さんから撫でてもらうの好きなんですよね!

神楽 風弦 : そうか。ならいい。

橘 紫 : …この4人でいれるなら…俺なんだってしますからね

神楽 風弦 : ……それはお前の心持ちか?


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ちょっと幼少期思い出してそうだな~って

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : にこにこしちゃう


橘 紫 : そうです!何回も言ってるかもしれないけど、俺みなさんの事大好きですし!

神楽 風弦 : ……ふ、そうか。

神楽 風弦 : まぁいい。お前だけはそのままでいてくれ。(瀬戸口たちの方へ歩き出し)

橘 紫 : …はい!(ついていく)


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 弟ですぅ^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 個人的に弟は変わってしまった、って感じだからな~とは思ってて

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : こういう言い方でいいかな

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うっうっごめんね……ごめんね……

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ふははおもしろい

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 何わろてんねん

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : お前もわろてんねん

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : せやった!!^^すまんな!!^^


合流

東 利久 : おや…おかえりなさい、あなた?(神楽の方を見て)

神楽 風弦 : ………。はぁ…。

橘 紫 : あ、おかあさーん!ただいま!

瀬戸口 紅葉 : おいおい、いつからこいつの嫁になったんだ?
弟だろ?陸太郎?

東 利久 : つい先日籍を入れたものでして、祝福してください

瀬戸口 紅葉 : おう…そうか……(ドン引き)

橘 紫 : …できちゃった婚ってこと…?

神楽 風弦 : ……冗談じゃない。


逢着

_________キィン

KP : マイクのハウリング音の後に明朗快活な「四ツ神市の皆様、いかがお過ごしでしょうか」という男性の声が響き渡る。

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 91 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 74 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 34 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 78 > 失敗

KP : 聞き覚えのある声に背筋が凍る。
その方向に振り向いて見れば、広場のイベントステージにてスーツの男性がマイクを片手に挨拶を行なっていた。

KP : あなたたちはその男性に見覚えがあるだろう。警視庁長官の能海月埜だ。

瀬戸口 紅葉 : ……

神楽 風弦 : …能海。

能海月埜 : お集まりいただきまことにありがとうございます。本日は日本を代表するアイドルグループさんが一日四ツ神警察署長を勤めていただけるとのことで、私たち警察官も浮き足だっているところではございますが…

KP : 彼はニコニコと優しい笑みを顔に浮かべながら、明るくハキハキとテンポ良く話す。昔から求心力のある人物だ。

KP : 能海はスピーチの途中でふと真剣な目つきになり、じっと前を見据えた。そしてそのまま話を続ける。

能海月埜 : …昨今、四ツ神市では“麒麟事件”と呼ばれている連続不審死事件が発生しています

能海月埜 : 市民の皆様には我々警察が不甲斐ないばかりに、ご心配をおかけしていると思われます。私の不徳の致すところ、誠に申し訳ない限りです

能海月埜 : しかしご安心いただきたい。必ずや事件の真相を暴き、真実を白日のもとに晒してみせます

能海月埜 : われわれの使命は市民の皆さまの安全をお守りすることですから。

能海月埜 : …私はこの事件には犯罪集団の『ヨツマガツ』が関わっているのではないかと踏んでおります

能海月埜 : 彼らは正義を履き違えた極悪人です。自らの正義を貫くという暴論を振りかざし、ただの犯罪を大義名分のもと正当化しようとしている。大方我々の権威を失墜させるための罠のようなものでしょう

能海月埜 : ぜひ今後も皆様のお力をお借りして情報提供をお願いしたい。われわれも全力で事件解決に努めさせていただきます。

KP : 能海の演説は不思議とその場にいるものの耳を傾けさせているようで、アイドル目当てで集まったであろう若者たちも、彼の話に聞き入ってウンウンと頷いている。

KP : あなたたちが何を思うかはわからない。
しかし、ふと能海に視線を向けると、パッチリと目があった。

KP : たまたまというよりは的確にピンポイントで、だ。
かすかに開いた能海の双眸は、無感情でただただあなたたちを見つめていた。

KP : 瞬きをすれば視線はすぐに元に戻る。
不気味な気配に{SANチェック1/1d3}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 58 > 成功

東 利久 : 1d100<=63 【SAN値チェック】 (1D100<=63) > 86 > 失敗

神楽 風弦 : 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 63 > 成功

橘 紫 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 79 > 失敗

東 利久 : 1d3 (1D3) > 3

[ 神楽 風弦 ] SAN : 65 → 64

 [ 東 利久  ] SAN : 63 → 60

橘 紫 : 1d3 (1D3) > 3

[ 瀬戸口紅葉 ] SAN : 59 → 58

[ 橘 紫 ] SAN : 64 → 61

東 利久 : 1d10 (1D10) > 4

東 利久 : 1d10 (1D10) > 6

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 14 > スペシャル

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 47 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 7 > スペシャル

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 26 > 成功

KP : 能海の唇がわずかに動いた気がする。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 98 > 致命的失敗

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 64 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 72 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 14 > スペシャル

KP : 風に飛ばされた枝が瀬戸口さんの頬を掠る
HP-1

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 14 → 13

瀬戸口 紅葉 : !……痛って。

橘 紫 : わ、大丈夫ですか!?

橘 紫 : CCB<=65 【応急手当】 (1D100<=65) > 9 > スペシャル

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 13 → 14

KP : 唇の動きは「よくぞ」だった。 

KP : しばらくすればステージ上での挨拶は済んだのか、能海は司会者にマイクを返却し、一礼をしてステージを後にする。
あれだけ目が合ったにもかかわらず、あなたたちには一切反応しなかったように見えた。

KP : 紹介されたアイドルと入れ替わるようにして、かすかに笑みをたたえたまま能海は舞台上から姿を消した。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 37 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 73 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 80 > 失敗

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 82 > 失敗

KP : 「あの人が警視庁長官になってから目に見えて治安良くなったよな」「でもめっちゃ昔に傷害事件起こしたって噂聞いたことあるよ」「いや、そんなことしたら警察のままで居られないだろ。デマだよデマ」と話す声が瀬戸口さんと神楽さんは聞こえた。

東 利久 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 20 > 成功

[ 東 利久  ] HP : 9 → 12

[ 東 利久  ] HP : 9 → 12

[ 神楽 風弦 ] HP : 11 → 12


三日目夜

警視庁

KP : 人気の一切なくなった地下鉄に、息を殺して侵入する。
深夜になった今では電車も通らず、安全に線路に降り立ち扉の下にたどり着くことができるだろう。
稲生から渡された鍵を鍵穴に差し込めば、そこから水色の光が扉全体に瞬時に走る。そのままガチャリという重厚な音と共に難なく扉は開いた。

KP : 中は薄暗いコンクリートがむき出しの、冷たい空気を纏う長いトンネルのような作りだった。
一歩一歩進むたびに足に嫌な空気がまとわりつくが、そのまま足を進めればじきに警視庁の地下に到着することになる。

KP : その先にあったエレベーターに乗り込むとあなたたちは警視庁本部に難なく侵入をすることができた。

KP : 幸い稲生の情報通り花火大会関連の取り締まりで忙しいのか、普段の警視庁よりは格段に人が少ないと感じる。

KP : しかしあまりおおっぴらに会話することはできない。位置関係の把握や通信のためにはインカムを使うことになる。
能海が警視庁長官になってからのこの五年間、四ツ神の犯罪発生率はぐんと下がっている。それに伴い警察官の宿直勤務が減って働き方改革につながっているらしいが、それが仇になるとは誰も思わなかっただろう。

KP : 【アイデア】を振って下さい

 瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 93 > 失敗

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 9 > スペシャル

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 99 > 致命的失敗

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 35 > 成功

神楽 風弦 : 1d2 (1D2) > 1

[ 神楽 風弦 ] SAN : 64 → 63

KP : 東さんと橘さんはふと違和感を覚える。能海が警視庁長官になって本当に5年だったのか記憶が定かではない。年齢も、出自も、今までなんとも思わなかった事が妙に違和感となってまとわりついてくる。記憶の靄が急に晴れる感覚だ。

▶探索可能箇所 捜査一課/交通課/警視庁長官室


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : まぁ…弟一課だしなぁ……

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうなんよなぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : そうだろうとは思ったけど嫌な予感しかしやん

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : がんば

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 俺もちょっと行きたくないよ~

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 行こうね〜^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 行くけど~~~~


東 利久 : …

瀬戸口 紅葉 : ……きた…か。

神楽 風弦 : 着いたな。どこから行く。

橘 紫 : き、緊張しますね…どうしましょう…

東 利久 : …私は捜査一課と交通課の場所は把握していないので任せます

瀬戸口 紅葉 : …風弦。お前でいい。行くぞ(一課の元へ歩き出す)

神楽 風弦 : ……あぁ。分かった。そっちは頼んだ。(瀬戸口についていく)

橘 紫 : …りくくん!俺と一緒に交通課行こう!

東 利久 : ……いいでしょう、くれぐれも静かに案内おねがいしますね?

橘 紫 : わ、わかってるよ〜…


捜査一課

KP : 捜査一課の刑事たちが集まる部屋だ。
数多くのデスクが並んでいる。捜査資料の集められた棚が設置されており、物が多いためか全体的にごちゃっとした印象を受ける。

KP : 宿直勤務の刑事など誰かしら仕事を行なっていてもいいようなものだが、人一人いない。

▶探索可能箇所 デスク/資料棚

神楽 風弦 : ………誰もいないな。

瀬戸口 紅葉 : んな事なかったぞ。変だな

神楽 風弦 : …祭りごとに一課が出動はないはずだろう?

瀬戸口 紅葉 : あぁ。少なくともオレがいる頃にはな

神楽 風弦 : 妙だな。

瀬戸口 紅葉 : …気持ちわりぃな。(デスクに近づく)

KP : 複数人で一つのかたまりになっている。書類やらパソコンやらで雑多としているものや整理整頓されたものなど人によってデスクの環境は様々だ。

KP : 置いてあるのは近年発生した事件の概要や共有資料など様々だが、その中に「四ツ神花火大会当日について」という書類を見つける。

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 57 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 92 > 失敗

KP : 神楽さんは「当日は総員18:00までに森林区域の配置につくこと」という記載があることを発見する。またその書類は捜査一課だけではなく、ほとんどの警視庁職員向けにメールと合わせて配布されていたようだ。

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 98 > 致命的失敗

神楽 風弦 : 1d10 (1D10) > 4

神楽 風弦 : …瀬戸口。これを見つけた。(資料を見せ)

瀬戸口 紅葉 : …ん?なんだ

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 17 > 成功



KP : たしかに四ツ神花火大会は大きな祭りだが、ほとんどの警視庁職員が取り締まりに出払うほどの規模ではなかったはずだ。それに加えて安全面を考慮して毎年海沿いで開催されており、森林付近で行われたことはない。


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 捜査一課であるあなたの弟、辻山裕貴のデスクが見当たらない。デスクに名前が書いているわけではないので気のせいだと言われればそれまでなのだが、あなたはなぜか「無い」と確信をした。
直感のようなものに等しい。
あれだけ放火をした時に警察は自分の味方だと豪語していた弟が、その警察を辞めているとは考えにくい。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : はーん…?

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : なんでやね~ん^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これについて反応しても…いいとは思うけど……うーん

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 匂わせてもいいよ


[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 当たり前だがあなたのデスクは既にない。しかしよくよく見てみれば、国唯のデスクらしきものがあるのだ。がさつな彼が誤って分厚いファイルを落とした時についた特徴的な傷が残っている。
いや、正確に言えば国唯のデスクを現在別の誰かが使いまわしているのだろう。デスクの上は現在非常に整っている。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 【目星】を振って下さい

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 4 > 決定的成功/スペシャル


[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : ふとかがんでデスクの裏を見てみれば、乱れた筆跡で「いあ あ、しゅ   らす」と何度も書かれている。それらは必死に上からマジックで塗りつぶされているようだった。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : これは共有するべき?


[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : してもいいよ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : あい


瀬戸口 紅葉 : …なんで森林区域なんだ?
花火大会って海沿いだったろ…。

神楽 風弦 : ……。

神楽 風弦 : いや、それは分からないが…ここまで規模の大きなものではなかった記憶だが。

瀬戸口 紅葉 : そうだな。
一課の奴らまで出てくのは、やっぱりおかしい。

神楽 風弦 : ……そうだな。

瀬戸口 紅葉 : (不意にしゃがむ)…あ?んだこれ

神楽 風弦 : …何かあったか。

瀬戸口 紅葉 : なんか書かれてる。(指を指し)

神楽 風弦 : ……。(そこを見る)

KP : ふとかがんでデスクの裏を見てみれば、乱れた筆跡で「いあ あ、しゅ   らす」と何度も書かれている。それらは必死に上からマジックで塗りつぶされているようだった。

神楽 風弦 : ……これは…院長室にあった名前か…?

瀬戸口 紅葉 : わっかんねぇけどよ、気味はわりぃ。

神楽 風弦 : ………。そうだな。不可思議なことばかりだ。少なくとも現実的ではない。

瀬戸口 紅葉 : ……(資料棚へ寄る)

KP : 様々な事件・事故の概要がまとめられた分厚いファイルが何冊も入っている棚だ

瀬戸口 紅葉 : ……(資料棚へ寄る)

KP : 様々な事件・事故の概要がまとめられた分厚いファイルが何冊も入っている棚だ

▶探索可能箇所 ファイル1/ファイル2

瀬戸口 紅葉 : (ファイル1を手に取る)

KP : 開いてみると何やら警視庁職員・関係機関職員の名前と写真がずらりと並べられている。その写真や簡易プロフィールの隣に「投与失敗」「投与済」など不穏な文字が記入されていた。

KP : この場所では調べたい名前を調べることができる。
調べる場合は【図書館】

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 21 > 成功


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 言っていい?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : いいよ

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : あ~助かる~^^


瀬戸口 紅葉 : (ヨツマガツメンバーの名前を探す)

KP : 「効果なし。要経過観察」と書かれている。

神楽 風弦 : …効果なし、か。

瀬戸口 紅葉 : …ふーん。(国唯の名前を探す)

KP : 「投与」と書かれている。時期は6年前の5月ごろだ。

瀬戸口 紅葉 : …事件の2年前、からか…


神楽 風弦 : ……あとであいつらにもこのファイルを見せよう。持っておけ。

瀬戸口 紅葉 : …あいよ。

神楽 風弦 : (もう一つのファイルを手に取る)

KP : ファイルに挟んである紙全体が黄ばんでいる古いファイルだ。
開いてみるとどうやら35年ほど前のファイルのようで、とある事件についての概要が記載されている。

KP : 事件の名前は「四ツ神警察官刺殺事件」
とある刑事が「四ツ神連続殺人事件」の容疑者を追跡中、犯人の反撃にあい刺殺されたというものだ。
事件の主な担当者は捜査一課刑事の「田志摩義久」「能海月埜」の2名だと記載されている。

KP : 詳しく読み込んでみるとそこには被害者刑事の顔写真も貼ってあり、その顔はピアスなどのアクセサリーや刺青がないとはいえ、稲生具鷹そのものだった。

KP : 写真の下には「田志摩義久(たじまよしひさ)27歳 容疑者にナイフで腹部を刺されて死亡」と書かれていた。
読み進めていくと「田志摩義久」はどうやら刺された時点では意識があったものの、搬送された四ツ神市民病院で亡くなったことが記載されているのがわかるだろう。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 93 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 77 > 失敗

KP : クリティカルチケット使用で成功

KP : 瀬戸口さんは「四ツ神連続殺人事件」の被害者についても書かれている事が分かる。最後の被害者は「能海公子 30歳」と「能海海月 5歳」の親子だ。背中を何度も刺されて惨殺されていたらしい。

東 利久 : …丁度誰もいないようですね、橘さん足元に気を付けて

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 51 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 29 > 成功

KP : ファイルには何か水が落ちて乾いたような跡と、くしゃくしゃに握り締められた形跡があった。

瀬戸口 紅葉 : 田志摩…稲生…んだよこいつら。

神楽 風弦 : 最後のマル被は能海の親族だったわけか…

神楽 風弦 : 稲生はこの事件で刺殺…とされているが。アイツは一体何なんだ。

瀬戸口 紅葉 : …訳わかんねぇ。

神楽 風弦 : ………。今は判断材料が少なすぎる。仮定したとしてもそれが邪魔をして理解を拒んでしまうことになってしまうかもしれない。

瀬戸口 紅葉 : まぁそれはそうだ。
とりあえずあいつらに合流しようぜ

神楽 風弦 : …あぁ。行こう。


交通課

東 利久 : …交通課、という事は貴方の実家のようなものでしょうかね

橘 紫 : うーん…実家だけど、今は安心できる場所じゃないなあ…

SKP : 交通課の職員達が使う部屋だが、同じようにここにも人が居ない。交通整備に駆り出されていると言えばそれまでだが、やはり違和感を感じざるを得ないのだ。
白バイのキーがそのまま置かれている、ひときわ物の少ないデスクが一つある。

▶探索可能箇所 ホワイトボード/デスク

東 利久 : …そういえば橘さん

橘 紫 : うん?


東 利久 : …コレを、護身用くらいに思っといてください(三段式警棒を橘に渡す)

橘 紫 : え!?い、いいの?あ、でもりくくんが持ってた方が…

東 利久 : お構いなく、己の肉体のみで乗り切るので大丈夫です。貴方が持っておいた方がいいと思うので……私の脚力は横で見ていたでしょう?

橘 紫 : …それもそうかも。鋼の肉体だね!かっこいいね!(肩ばしばし)

東 利久 : …痛いです、……私に構わず何かあったら遠慮なく使ってください(ホワイトボードに近づく)

SKP : その日の交通事故の死傷者数などが書かれたホワイトボードだ。
職員の行き先や予定の記入も行っていたものらしい。
現在はほとんど何も描かれていなかったが、一箇所だけ何か乱雑に消された痕跡がある。

SKP : 目星 が振れます

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 24 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 60 > 成功

SKP : 名前の消されたスペースに書かれていた文字がうっすらとだが判別ができる。「相良川優子 処分済」だ。

橘 紫 : あ…

東 利久 : ……やはり

東 利久 : 恐らくは警察側から切り捨てられたかと予想してましたが案の情でしたか………チッ

橘 紫 : …処分なんて…言い方悪いよね

橘 紫 : もっとこう…旅立ちとかさ!成仏とかさ!色々あるのにさ〜…

東 利久 : そのような配慮の効いた言い方など必要ないのでしょう、奴らにとっては処分という言葉が適切なんでしょうね。行きますよ、橘さん(デスクに向かう)

SKP : 物の少ないデスクだが、整理整頓されているわけではなく、直近で処分されたのだと感じる。

デスクの引き出し部分には「相良川」というシールが貼ってあり、彼女が死んだことによってデスクが廃棄される予定なのは明白だった。

SKP : 引き出しを開けると中身は案の定全て処分されて空のようだが、何か奥に引っかかっているような音がする。

東 利久 : …(手を突っ込む)

SKP : 取り出してみると、それは小さなスケジュール帳だった。

SKP : 日付は五年前の物だが、五年間繰り返しおなじ日にちのところに記入してあるため、記録としては五年分の物となる。

橘 紫 : …俺見てもいい?

東 利久 : …いいですよ(橘の横から覗く)

橘 紫 : (開きます)

相良川の手記


五年前

稲生という男が、職務中に一人になった時急に声を掛けてきた。
ビクビクオドオドしてて変なやつ、その上意味の分からない妄想を話してくる。バイクをふかしたら悲鳴を上げて逃げていった。何なのあれ?

最近なんだか妙に頭が冴え渡って体の調子が良い。特段食生活とか変えた覚えはないけど…。ちょうどかかりつけ医を変えた辺りからかな。薬師寺先生は腕のいいお医者様だって聞いて紹介してもらえてよかった。

一課の国唯さん、辻山くんもあの稲生とかいう男に声を掛けられたと。本当に何なのアイツ?今すぐ警察から逃げたほうがいいとか、このままだととんでもないことになるとか…
今話題の陰謀論ってやつ?馬鹿馬鹿しい。

待って、なんで稲生の写真が資料室から出てくるの?それにこれ、田志摩って誰?あの人、元刑事だったってこと?それに能海長官の元相棒って…稲生は偽名…?
頭痛くなってきた。情報が足りない。

稲生がまた接触してきた。意味わかんない。なんで?あの子が、あの子達が殺されるって。
殺すことになるのは私たちだって、どういうこと?ばかなこといわないで。

嫌 警視庁長官が、能海さんがそんなこと企んでるなんて 私たちはもう手遅れってこと?

どうしよう あの子達だけでも逃がさないと これも見られてる?だとしたら本当にまずい

国唯さん ごめんなさい 私たちもそろそろ

ごめんなさい剛 このまま逃げて
もう能海の命令を無視できなくなってきてるの、このままだと本当に殺してしまう
殺すフリじゃどうにも出来なくなってきてる
お願い 私への恐怖と引き換えに逃げて

稲生に任せるなんて 任せるしかないなんて

一昨日の日付

なんで戻ってきたの
逃げてくれたんじゃ
私 殺したくないよ






東 利久 : ……


橘 紫 : …稲生さんの名前が、どうして

東 利久 : …本当に何者なんでしょうか、あの男


[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : 手帳ってまだ調べれる?

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] SKP : もうこれ以上情報ないかな!

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : ありがとう!


橘 紫 : …(手帳をしまう)

東 利久 : …それは持っておいても良いんじゃないですか?私も見て見ぬふりをしますので

橘 紫 : …ありがとう。じゃあ持っておこうかな…


情報共有

 神楽 風弦 : ccb<=65 (1D100<=65) > 7 > スペシャル

東 利久 : 「…もしもし、お二人とも聞こえますか」

神楽 風弦 : 「聞こえる。」

瀬戸口 紅葉 : 「なんだ」

東 利久 : 「こちらの方で見つけた資料に辻山という名前を発見しました。そちらのほうで彼に関する情報などを見つけましたか?」

神楽 風弦 : 「…調べることは出来る。少し待っていろ。」

瀬戸口 紅葉 : 「辻山…あれか。わかった」

_______________________

 神楽 風弦 : 貸せ。(ファイルを奪い取り、辻山の名前を探す)

KP : 辻山裕貴→「双子の兄より先に投与、効果の違いを観察予定」と書かれている。時期は6年前の5月ごろだ。

神楽 風弦 : ……国唯と同時期か。

瀬戸口 紅葉 : だな。ってかなんで兄貴が打たれてんだ…?


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 兄貴は俺で~~~~~す^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : ほま草

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 言えねぇからさ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうね


神楽 風弦 : …分からないな。もしかしたら警察関係者なのかもしれない。

_______________________


神楽 風弦 : 「…聞こえるか。」

東 利久 : 「はい」

神楽 風弦 : 「…辻山弟の名前を発見した。DB-g投与をされているらしい。」

瀬戸口 紅葉 : 「ついでに国唯も見といた。
2人とも投与された時期は6年前の5月だってよ。」

東 利久 : 「…なるほど、それほど前から投与が始まっていたのですね」

神楽 風弦 : 「また何かあり次第連絡する。」

東 利久 : 「わかりました。こちらは終わったので先に警視庁長官室に向かいます」

_______________________

東 利久 : では、行きましょうか橘さん

橘 紫 : うん!


アクシデント(年上組)

神楽 風弦 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 85 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 44 > 成功

KP : 1d2 (1D2) > 2

KP : 2人の警察官に見つかってしまうだろう

警察官 : そこ!!何をしてる!?

瀬戸口 紅葉 : ……っべ。

神楽 風弦 : …はぁ。

順調(年下組)

東 利久 : (警視庁長官室に向かう)

東 利久 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 44 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 70 > 成功

東 利久 : …丁度誰もいないようですね、橘さん足元に気を付けて

橘 紫 : う、うん!そーっと行こう、そーっと…

神楽 風弦 :_____「すまない。見つかった。先に行っていてくれ東、橘。」

東 利久 : 「…なにしてるんですかまったく………」

橘 紫 : 「えー!が、がんばってください!そんなに心配してないけど!」

東 利久 : 「まあ我々は待っていましょう、なるべく早く終わらせてくださいね?」

神楽 風弦 : 「…分かっている。」


戦闘

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=60) > 66 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 70 > 成功

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 2[2]+3[3] > 5

警官A : CCB<=50 (1D100<=50) > 67 > 失敗

警官B : CCB<=50 (1D100<=50) > 27 > 成功

警官B : 1d6 (1D6) > 6

警官B : 1d2 (1D2) > 1

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 14 → 8

瀬戸口 紅葉 : うぜぇ

瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【日本刀】 (1D100<=85) > 11 > スペシャル

瀬戸口 紅葉 : 1d4+1d4 【ダメージ判定】 (1D4+1D4) > 1[1]+2[2] > 3

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 48 > 成功

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 3[3]+1[1] > 4

KP : 警察官Aは気絶

警官B : CCB<=50 (1D100<=50) > 48 > 成功

警官B : 1d6 (1D6) > 6

警官B : 1d2 (1D2) > 2

[ 神楽 風弦 ] HP : 12 → 6

神楽 風弦 : CCB<=9*5 【CON × 5】 (1D100<=45) > 61 > 失敗

神楽 風弦 : 1d10 (1D10) > 2

瀬戸口 紅葉 : おいジジィ!!

東 利久 : ___「まさかやられました?」

瀬戸口 紅葉 : 「その通りだよ!クソ!
まぁタフな奴だすぐ起こす!」

橘 紫 : 「だ、大丈夫ですよね!?いろはさん守ってあげてください…!」

東 利久 : 「…はぁまったく……」

瀬戸口 紅葉 : …チッ。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【日本刀】 (1D100<=85) > 44 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d4+1d4 【ダメージ判定】 (1D4+1D4) > 1[1]+1[1] > 2

警官B : CCB<=50 (1D100<=50) > 90 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【日本刀】 (1D100<=85) > 87 > 失敗

警官B : CCB<=50 (1D100<=50) > 75 > 失敗

神楽 風弦 : ……っい゛…はぁすまん……

瀬戸口 紅葉 : …勝手にぶち倒れてんじゃねーよっ

瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【日本刀】 (1D100<=85) > 64 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d4+1d4 【ダメージ判定】 (1D4+1D4) > 2[2]+2[2] > 4

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 80 > 失敗

警官B : CCB<=50 (1D100<=50) > 73 > 失敗

KP : 応援が1人来てしまう

瀬戸口 紅葉 : ……あ?クソめが…

神楽 風弦 : …はぁ。


東 利久 : 私たちも加勢したほうがいいですねこれ…橘さん案内お願いできますか?

橘 紫 : CCB<=70 【ナビゲート】 (1D100<=70) > 10 > スペシャル

橘 紫 : うん…!こっちだからついてきて!

東 利久 : ありがとうございます(神楽達に加勢しに行く)


瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【日本刀】 (1D100<=85) > 17 > スペシャル

瀬戸口 紅葉 : 1d5+1d4 (1D5+1D4) > 2[2]+4[4] > 6

KP : 警察官Bは気絶

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル

神楽 風弦 : 1d8+1d4 (1D8+1D4) > 5[5]+2[2] > 7

警官C : CCB<=65 (1D100<=65) > 67 > 失敗

KP : 警察官Cは気絶

KP : 戦闘終了です


[メイン] 神楽 風弦 : ……はぁ…これで応援は呼ばれないだろう。

[メイン] 瀬戸口 紅葉 : …1回飛んだくせにやるじゃんかよ。

[メイン] 神楽 風弦 : それに関しては申し訳ないと思っている。


合流

東 利久 : お二人とも…!……って、なんだ終わってるじゃないですか。心配して損しました

橘 紫 : 無事だったんですね!よかったぁ…

神楽 風弦 : …こいつらを縛り上げていてくれ。

神楽 風弦 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 83 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 49 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d3
(1D3) > 1

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 8 → 9

東 利久 : CCB<=70 【応急手当】 (1D100<=70) > 24 > 成功

東 利久 : …はぁ、見せてください

神楽 風弦 : …あぁ。

東 利久 : 1d3 (1D3) > 1

[ 神楽 風弦 ] HP : 6 → 7

東 利久 : (警官縛り上げる)

東 利久 : とりあえず、幸い合流することも出来ましたし共に警視庁長官室に向かいましょうか

瀬戸口 紅葉 : ……あぁ。時間使っちまってすまねぇ。

東 利久 : お気になさらず…お二人とも無事でよかった

橘 紫 : うん!本当によかった!

神楽 風弦 : ……その前に。このファイルを見てくれ。職員などの名前が書いてある。お前たちも見たいやつがいれば、見るといい。

東 利久 : CCB<=70 【図書館】 (1D100<=70) > 7 > スペシャル

東 利久 : …(ファイル受け取って父親の名前探す)

KP : 薬師寺進→「指示に従わなくなってきたため、統制も兼ねて投与」と書かれている。時期は3ヶ月前だ。

東 利久 : ……自分で開発した薬を投与されるのはどのような気分でしょうね

東 利久 : …貴方も見たければどうぞ(橘に渡し)

橘 紫 : CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 52 > 成功

橘 紫 : あ、うん…(受け取って相良川優子の名前を探す)

KP : 相良川優子→「武者小路剛殺害工作を目撃されたため、予定を早めて投与」と書かれている。時期は6年前の5月ごろだ。

神楽 風弦 : 相良川も同時期か。

東 利久 : …ファイルは十分確認しました。行きましょう

瀬戸口 紅葉 : ……あぁ。


警視庁長官室

KP : 警視庁長官の能海が恐らく普段の執務を執り行っているであろう部屋だ。

KP : 厳重な警備体制がしかれていてもよいものだが、警視庁トップの部屋という重要さに比例せず護衛は誰もいない。
鍵もかかっていないようだ。

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 60 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 18 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 53 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 73 > 失敗

KP : 特に何の音もせず、人の気配もしない。
開けてみると、いかにも高そうなソファや家具が揃っており、開放的な窓がデスクの背面にそびえている。

KP : 刑事ドラマでよく見るような室内だが、呼び出され何度か訪れたこともあるあなたたちにとってはもはや懐かしいと言っても過言ではない光景だ。

▶探索可能箇所 デスク/壁

瀬戸口 紅葉 : (デスクに近寄る)

KP : デスクを見てみれば綺麗に整えられており、筆記用具やパソコン、ノートの他に写真立てが飾られている。デスク上の小さな鍵掛けには真っ黒な鍵が一つだけかけられており、タグには何も書かれていない。

▶探索可能箇所 写真立て/パソコン/手帳

瀬戸口 紅葉 : (写真立てを手に取る)

KP : 能海と女性、小さな赤ちゃんの写った三人の写真だ。恐らく家族写真なのだろう。
能海の風貌は今と変わらない。
彼は相変わらずうっすらと笑顔を浮かべているが、今よりはるかに人間味のある柔らかい笑顔に見えた。

瀬戸口 紅葉 : …ふーん…。(写真立てを開ける)

KP : 写真立てを外すと、裏側から別の写真が出て来た。服装や背景、天気から同日に撮ったものだと思われるが、先ほどの写真に写っていた家族に加えて、また別の男が一緒に写り込んでいる。

KP : 男の姿は、雰囲気や付けている装飾品は違いこそすれ稲生具鷹そのものだった。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 38 > 成功

KP : 裏面に「19●●.06 田志摩と家族と。こんなかけがえのない日々を守っていきたい」と書かれている。日付は35年以上前の物だ。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 16 > 成功

KP : 35年以上前の写真にもかかわらず、能海の姿が一切変わっていない違和感に気づく。

瀬戸口 紅葉 : …おいこれ、見てみろ。(二枚目の写真を全員に見せる)

東 利久 : …(見る)

橘 紫 : 能海さん…35年前…って全然変わってない…!?なんで!?

東 利久 : …どうにも容姿に一切の変動が見えませんが

神楽 風弦 : …まるで時が止まったみたいだな。

瀬戸口 紅葉 : あぁ。田志摩?稲生?に続けてこいつもだ。気持ちわりぃ。

神楽 風弦 : …全く不可解だ。(パソコンを見る)

KP : 開いてみればぱっと見で目につくのは「投与データ」と「メールの履歴」だ。
というより他にはほとんど何もない。

神楽 風弦 : CCB<=71 【コンピューター】 (1D100<=71) > 74 > 失敗

KP : クリティカルチケット使用で成功

KP : それ以外のデータは完全に廃棄されており、復元が不可能なことがわかる。

神楽 風弦 : …投与データとメール履歴しか残っていない。他は復元不可のようだが……流石というべきか否か…

瀬戸口 紅葉 : …とりあえず見てくれよ。頼んだ

東 利久 : …残っている物だけでも確認しましょう

神楽 風弦 : …あぁ。(投与データを開く)

KP : 開いてみれば、そこにはずらりと数え切れないほどの人間の名前が並んでいた。
ほとんどが黒文字で構成されており、名前の横には「投与済み」と記入されている。

KP : その中で四ヶ所だけ赤文字で記載されている箇所がある。
あなた達の名前だ。

瀬戸口 レオン→投与済み 効果なし、四凶の可能性あり。経過観察の後判断。殺処分の後遺体回収予定。

武者小路 剛→投与済み 効果なし、四凶の可能性あり。経過観察の後判断。殺処分の後遺体回収予定。
 
辻山 風貴→投与済み 効果なし、四凶の可能性あり。経過観察の後判断。殺処分の後遺体回収予定。
 
薬師寺 一澄→投与済み 効果なし、四凶の可能性あり。経過観察の後判断。ヨツマガツに潜入させ、薬師寺への牽制として利用。→訂正:殺処分の後遺体回収予定。

神楽 風弦 : ………どうしてこれが。

東 利久 : …なるほど、貴方が辻山さんでしたか………

瀬戸口 紅葉 : ……ふーん。

神楽 風弦 : ………あぁ。俺が辻山だ。

橘 紫 : へ〜!そうだったんですね!

瀬戸口 紅葉 : …で、今まで吐かなかった理由は?

神楽 風弦 : 言う必要がなかった。それだけだ。

瀬戸口 紅葉 : いくつも資料が出ててお前は何も言わなかった。
それで何か得られたか?

東 利久 : 今は争っている暇はない……そうでしょう?レオンさん?

橘 紫 : レオン!?レオンってかっこいい名前ですね!外人だったんですか?

東 利久 : …はぁ、衝撃の実名タイムが始まったわけですがそれでどうなるんでしょうか

瀬戸口 紅葉 : ……チッ。
母親が外国人だったんだよ。

東 利久 : …そうなんですね、どうでもいいですが

橘 紫 : あ…辻山さんには色々聞きたい事ありましたよね、確か

瀬戸口 紅葉 : だったらわざわざ呼ぶんじゃねぇ。クソ一澄

神楽 風弦 : ……何が聞きたい。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : それって弟じゃないの?一課に受けたの

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 医院長とやり取りしてないよね?

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 呪文とかも知らない、でいいよね

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : うん

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 裕貴は知ってるけど君は知らないからね

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : はー…なるほど

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 多分皆そこら辺ごっちゃになってる


瀬戸口 紅葉 : …そーだ、あの注射。
名前書いてあったやつはなんなんだ。

神楽 風弦 : あれについては俺は知らない。俺も驚いたくらいだ。

瀬戸口 紅葉 : ……あっそう。

橘 紫 : 院長先生と何かやりとりがあったんじゃないんですか?

東 利久 : それと呪文ですね…なんなんです退散の呪文って

神楽 風弦 : ……それについても俺は無知だ。

神楽 風弦 : 知っているとしても、弟の方だろう。

神楽 風弦 : 俺よりは弟の方がそれに関しては知っているはず。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : ふふ…放火したのは弟なんだよなぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : そうだねえ


東 利久 : …なるほど残念ながらお兄さんの方は今は使えないようですね

神楽 風弦 : ……隠していたのは申し訳ないとは思っているが、お前たちも同じだろう。

橘 紫 : …りくくんの隠し事もけっこうなものだと思うし、お互い様だよね!

瀬戸口 紅葉 : …オレは別に名前だけだろ、
事件は知ってただろうしよ。

神楽 風弦 : …はぁ。今はいい。後で問いただせばいいだろう。(メール履歴を開く)

KP : 残っていたのはおよそ3年ほど前の以下のやりとりだけだった。他は削除されてしまっている。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------
From: N―――――@×××××.×××
To: s_y――@×××××.××.×××

DB-g散布の話はどうなっている
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
From: s_y――@×××××.××.×××
To: N―――――@×××××.×××

すみません。
やはり私にはできません。あの薬には欠陥が多すぎます。
市民を皆化け物に変えるおつもりですか。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
From: N―――――@×××××.×××
To: s_y――@×××××.××.×××

犯罪をこの世界からなくすためだと言っただろう
そのためには危険思想を全て排除し、思想の統一を図る必要がある
あの薬で怪物になるのは犯罪者予備軍の者だけだ
そう作ったのだから
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
From: s_y――@×××××.××.×××
To: N―――――@×××××.×××

あなたは狂っている。目をそらすのをやめてください。
あの薬はそんなに都合の良い物ではない、我々人間にどうにかできる代物ではないんです。
あなたの理想とそのための工程が矛盾し、破綻しているのがわからないのですか。
できません。私はこれを告発します。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------
From: N―――――@×××××.×××
To: s_y――@×××××.××.×××

そうか 残念だ
ならばヨツマガツに潜入しているお前の息子の無事はこれ以上は約束できない
ヨツマガツにスパイがいるとの情報を流せば、あの犯罪者共にどんな目に合わされるんだろうな
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
From: s_y――@×××××.××.×××
To: N―――――@×××××.×××

人質のおつもりですか。
あなたがすでにその自身の忌み嫌う犯罪者に身を落としているというのに。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
From: N―――――@×××××.×××
To: s_y――@×××××.××.×××

私は犯罪者ではない 警察だ 正義だ
恨むなら田志摩を救えなかった自分を恨め


KP : 【アイデア】を振って下さい

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 41 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 48 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 17 > スペシャル

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 17 > 成功

KP : このやりとりだけ残されている不自然さに気づく。

神楽 風弦 : CCB<=55 【心理学】 (1D100<=55) > 81 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【心理学】 (1D100<=60) > 78 > 失敗

橘 紫 : CCB<=60 【心理学】 (1D100<=60) > 90 > 失敗

東 利久 : CCB<=72 【心理学】 (1D100<=72) > 49 > 成功

KP : 東さんはこれはあなたたちに見せるためにわざと残しておいたのだと感じる。自分の思想を誇示しているようだ。

東 利久 : …どうやら能海さんはこれを我々に見せたかったようですね

瀬戸口 紅葉 : ……クソがよ。

橘 紫 : え!じゃ、じゃあ俺たちがここに来るの、能海さんにばれてたってこと!?

東 利久 : まあ恐らくは…本人は何処にいるのかわかりませんが

神楽 風弦 : これを見せたかったからこそ、あの時見逃したのだろう。

東 利久 : …ふざけた奴だ(手帳開き)

KP : かなり古い手帳3冊と、比較的新しい手帳が紐でくくられて一つになっている。
紐を解き中を見てみれば、それらが日記帳だとわかるだろう。

東 利久 : …(開く)


古い日記帳1

久しぶりに田志摩が家に来た。なかなかプライベートの時間が取れない仕事だ、公子も海月も親戚がきたかのように喜んでいる。
「俺もいつか結婚したい」というくせに、いざ考えたらどうだというと難色を示す。私たち家族を見てるとそれだけで満足だと。よくわからんやつだ、私はいつかお前の子供も抱き上げてみたいよ。

海月の5歳の誕生日だった。田志摩も同じタイミングで休みを取れたため、自宅に招いて誕生日会をした。幸せだ。私は警察として、市民のこういうささやかな幸せを守って生きたい。

(しばらく日付が空いている)

公子 海月 どうして どうして(これ以降は筆跡が乱れている)

(しばらく日付が空いている)

許さない よくも

かならず法の裁きを受けさせる。
公子と海月の無念を晴らすためにも犯人を必ず捕らえてみせる。
田志摩、ありがとう。お前が私同様怒ってくれて私は少しだけ救われたよ。
しばらく日が空いてしまった、冷静になるためにも日記は継続しよう。
私は警察だ。復讐に身を投じるのではなく、悪を法のもとに断罪せねばならない。

ようやく犯人の目星がついた。
上司には勝手に捜査を行なっていることを気づかれてやんわりと制止されたが、そんなことは関係ない。被害者の関係者が捜査に関わるなというならさっさと犯人を捕まえてくれればいいのだ。
しかし田志摩には危ない橋を何度も渡らせてしまった。
それだけは本当に申し訳ない。
私に同情してくれたのだろう、必ず犯人を見つけようと鼓舞してくれた。復讐に走ろうとする私を警察のままでいさせてくれた。
あいつがいなかったら私はここまで来ていない。
本当にいい友を持った。

公子 海月
これでようやくお前たちの仇を取れるよ。

(しばらく日付が空いている)

たじま
なんで なんでおまえがしんで
うそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだ

おまえがいなければわたしは おまえがころされら んで ああ

(しばらく日付が空いている)


神楽 風弦 : ……こっちも見るぞ(手帳を開き)

東 利久 : …気持ち悪い


古い日記帳2

私は警察だ
私は警察だ
私は警察だ
私は警察だ
私は警察だ
私は警察だ
私は警察だ
私は警察だ
私は正義だ
私は正義だ
私は正義だ
私は正義だ
私は正義だ
私が正義だ

もう何も信じない もう何も頼りにしない
警察は腐りきっている
警察の身内が犯罪なんて、ましてやそれを権力を使って秘匿するなんて
上層部はいったい何を考えているんだ
我々は法の番人だろう

絶対に許さない 私が必ずこの警察を 正義を 立て直してみせる
誰も傷つかない 犯罪の消えた世界を わたしが

きみこ みつき たじま  かたきはかならずとってやる

(かなり日付が空いている)

面白い話を聞いた。
どうやらこの四ツ神には「イグ」という神、蛇の父が眠っているらしい。
たまたま見つけた蛇人間から取り上げた支配血清だが、うまくイグに取り入って気に入られれば犯罪抑制効果のある洗脳薬を作れるかもしれない。
ようやくだ。ようやく一歩近づいた。

(しばらく日が開いている)

支配血清だけではダメだ 乳だ シュブ=ニグラスの乳が要る
支配血清の力はほんの数日で薄れてしまう
効果を永遠たるものにするためにシュブ=ニグラスの乳が必要だ
イグはシュブ=ニグラスとも子を成していると聞く、少しくらいは持っているだろう

ダメだ イグに渡されたあれだけでは足りない
シュブ=ニグラスを招来せねば
海月の遺体をシュブ=ニグラスの依代にしよう
成熟する前の海月の体ならDB-gの適合率も高い なんとか招来できそうだ

理想郷を作るために
犯罪者を捕まえきれないのなら 罰しきることができないのなら
犯罪のない世界を作ってしまえばいい
市全体への散布と浸透率の上昇のために薬師寺を使おう
市民病院の院長であるあいつならたわいもないはずだ
あいつのせいで田志摩は助からなかった
それで揺さぶろう、最悪奴の子供を人質にすれば言うことも聞くだろう


橘 紫 : …(手帳を見る)


古い日記帳3

田志摩がいきている?

ふざけるな
あの男 稲生 あいつ田志摩の遺体を勝手に 似姿の利用だと?  ふざけたことを 

田志摩   すぐおまえのからだとりかえしてやる
あいつはぜったいに

稲生 あいつ 海月をどこにやった
イグの余分な出がらしの別個体ごときが 返せ
シュブ=ニグラスをどこにやった

どこにやった
どこだ
どこにある

殺すぞ

ない

まさかバラして人に移植したのか?そんなバカな
依り代とはいえ神本体の体だぞ 普通の、正気の人間に耐えられるわけが
…いや
まさか…


瀬戸口 紅葉 : …んだよこんなの…。(最後の日記を見る)


新しい日記帳

ヨツマガツが四ツ神に戻ってきた。
これで私はようやく 完全体のシュブ=ニグラスを招来できる。
長かった。ようやくだ。
これで誰も犯罪の被害者になることのない理想郷が完成するのだ。

そうだ
何もかも 支配してしまえば

神使?
バカなことを言うな。奴らは私の計画を頓挫させる、全人類の敵となるただの犯罪者たちだ。
神使なんておこがましい。
奴らは、四凶だ。新世界での絶対悪だ。
人の心は脆い。だからこそ共通の敵を作ることで思想の統一を図る。
そうしてできた世界は犯罪もなく、誰も悲しまず緩やかに寿命を終える理想郷だ。
奴らには死んでもらった上で、“全人類が結託して倒すべき悪”…実体を持たぬ仮想敵になってもらおう。

これらはもう不要だ 見てるんだろう?


神楽 風弦 : ………つまり俺たちが依代にってことか。

瀬戸口 紅葉 : …馬鹿じゃねぇのか?
結局能海おかしくなっちまってんじゃねーかよ。

東 利久 : …………とうさんは、わるくない

橘 紫 : …悪くないよ!全然!

瀬戸口 紅葉 : …あぁ、悪くねーよ。
全部能海だ。ぜってぇに殺す。

神楽 風弦 : 例え悪だとしてもお前の中では正義でいさせてやれ。

東 利久 : ……は、い………そうですね、そうだ……平気です、大丈夫

神楽 風弦 : ……はぁ。無理に言い聞かせなくてもいい。自分の中で納得できるまでゆっくり向き合え。(東の頭をぐりぐりと撫で)

東 利久 : ……

橘 紫 : …ここにいるのばれてるって思うと、ゆっくりしてられないですよね

瀬戸口 紅葉 : ……だな。さっさとずらかるぞ

瀬戸口 紅葉 : (振り返った際にふと壁の1部が目に入る)

KP : 窓とは反対側の壁を見れば、うっすらと光が漏れ出しているのが見える。
違和感を抱いて指をねじ込んでみれば、重たい感触と共に扉のように壁が開いた。

そこには、無機質な黒い扉がもう一つ鎮座していた。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 40 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 79 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 47 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

KP : 先程入手した鍵の形が一致することに気づく。

橘 紫 : あれ!さっきの黒い鍵、ここと合いません?

神楽 風弦 : …確かにな。

神楽 風弦 : 気をつけろ。何かあるかもしれない。慎重に開けるんだ。

橘 紫 : …は、はい(開ける)

KP : 開くとそこには長い廊下のような物があった。電気は切れており、何処を見渡してみても薄暗い。

KP : 【聞き耳】を振って下さい

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 3 > 決定的成功/スペシャル

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 66 > 失敗

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 43 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 95 > 失敗

KP : 瀬戸口さん以外の3名は異様な匂いがする。一番近いのは獣の臭気だろう。

橘 紫 : う、ケモノくさい…

東 利久 : …においがひどい

▶︎探索可能箇所追加 牢屋


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : これは…夢の場所だよね?

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : ^^

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 教えませんよ、ってことか~はいは~い

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : でもまぁ合ってるよなぁ~

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 楽しみにしててよ


瀬戸口 紅葉 : …っ゛(ポケットにある国唯のメモを握る)

神楽 風弦 : …………(牢屋に近づく)


牢屋

KP : そこは薄暗く、また異様な臭気が漂っている。
長い廊下のような狭いスペースの左右に地下牢のような施設が見え、その中は薄暗く灯りのない状態ではよくわからない。

KP : しかしよくよく見てみれば牢屋の手前に血痕のような物がこびりついていたりと異様な様相をなしている。

KP : あなたたちの入ってきた物音に反応してか、一つの部屋から小さなうめき声が上がった。
そしてその声に反応してそこかしこの部屋から同じように呻き声が上がり、さまざまな声色の大反響でおよそこの世のものとは思えないような地獄の空間が出来上がった。

KP : あなたたちに助けをすがるように、鉄格子の向こうから無数の手が伸びている。
{SAN0/1}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 23 > 成功

神楽 風弦 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 94 > 失敗

▶探索可能箇所 /手前の牢屋

橘 紫 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 71 > 失敗

東 利久 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 54 > 成功

[ 神楽 風弦 ] SAN : 63 → 62

[  橘 紫  ] SAN : 61 → 60

橘 紫 : 1d10 (1D10) > 4

橘 紫 : 1d10 (1D10) > 10

瀬戸口 紅葉 : クソっ……なんだよこれ。気持ちわりぃ

神楽 風弦 : ……。

東 利久 : …(橘と共に手前の牢屋に近づく)

[メイン] KP : 中を見てみれば、黄ばんだ眼球と目があった。
その生き物はあなたたちに近づき、鉄格子に指をかける。

KP : …それはもう、人間とは呼べない生き物だった。
崩壊した顔面、黒く変色した皮膚。四足獣のように折れ曲がった背骨はその生き物が動くたびに不快な軋む音をあげる。一部は触手に覆われ、うぞうぞと蠢くそれに不快感を示すこともなくこちらを見ている男。

[メイン] KP : 麒麟事件の被害者同様の見た目。…DB-g接種者の成れの果てだった
{SAN0/1}


直感的にこの男は自分の弟ではないと感じる。根拠はない。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 良かった


東 利久 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 54 > 成功

橘 紫 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 53 > 成功

神楽 風弦 : 1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 30 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 41 > 成功

KP : 化け物は焦点の合わない双眸を別方向に動かした後、神楽の姿を捉えて驚いたような顔をする。

男 : 縺雁燕縺ゥ縺」縺。縺��溷�雋エ縺ョ譁ケ縺�

KP : 男は一度一番奥の牢屋を見やり、再び視線を戻して不快なノイズをその言葉に混じらせながら、神楽に話しかけた。
人の言葉とは思えない不思議な言語だ。


男が言葉を発した瞬間、突然側頭部に小さく痛みが走る。
目の前の男が自分の理解できない言語で話しているにもかかわらず、なぜか「お前どっちだ?兄貴の方か」という言葉を発したのがわかった。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : …何か、共鳴しているかのような気味の悪い感覚を覚える。
{SAN1/1d2}

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : お?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 62 > 失敗

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ばか!

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 1d2
(1D2) > 2

[ 瀬戸口紅葉 ] SAN : 58 → 56

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ミミ……。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : これ言わなきゃだめよな?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : うん

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ぬーん

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : これ、弟でもないけど、2人のこと知ってるって人よな?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : そう

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : へい!!!


神楽 風弦 : ………何を言っているのか理解できないが。

神楽 風弦 : お前は少なくとも裕貴ではない。

瀬戸口 紅葉 : っ…!

橘 紫 : …?よく、わからないですけど…

東 利久 : …なにかを喋っていると、おもっていいのでしょうか……?

瀬戸口 紅葉 : …風弦、お前に向かって兄貴の方かって聞いてる。

神楽 風弦 : ……どうしてお前が理解するんだ。

瀬戸口 紅葉 : …分からねぇ。たしかにそう聞こえたんだ

神楽 風弦 : ……成程。

神楽 風弦 : …俺が兄貴の方だ。弟…裕貴が今どこにいてる知っているか。(牢屋に話しかけ)

男 : 蠑溘↑繧牙・・縺ョ迚「螻九↓縺�k繧医�


[秘匿(おれだ!,ちあ)] 男: 弟なら奥の牢屋にいるよ。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : うわ

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : まってなんで

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 涙出てきた

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 伝えたくねぇ………………!!!!!むり

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : はい

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 行こうね


瀬戸口 紅葉 : ……奥。

瀬戸口 紅葉 : 奥の牢屋だって、はっきり…。

神楽 風弦 : ……は?

神楽 風弦 : もう一度言え。はっきり。

瀬戸口 紅葉 : だから、弟なら奥の牢屋いるよ。って

神楽 風弦 : …………なんでだ。おい、本当に言っているのか!(牢屋に話しかけ)

KP : 男は一通りあなたたちと話した後突然びくりと痙攣して目を見開き、口から泡を吐き出した。
静止してしばらく。そのままドシャリと地面に突っ伏す。
胸が呼吸で上下する様子もない。…絶命したらしい。

神楽 風弦 : ……チッ…

東 利久 : CCB<=43 【アイデア】 (1D100<=43) > 90 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : ccb<=33 (1D100<=33) > 4 > 決定的成功/スペシャル

神楽 風弦 : ccb<=45 (1D100<=45) > 73 > 失敗

橘 紫 : CCB<=33 (1D100<=33) > 46 > 失敗

KP : 瀬戸口さんと神楽さんは倒れる直前の反応が薬物の過剰接種による心臓発作と似ていた事が分かる。DB-gの効果かもしれない。

神楽 風弦 : ……裕貴。(奥の牢屋に向かう)

KP : 薄暗い牢屋の中、いっとう暗い影からだらりと力なく2本の足が伸びている。
その足は牢屋の前で止まったあなたたちの足音を聞くとピクリと動いた。
他の牢屋とは違ってうめき声をあげるなどのアクションはないが、まだ生きているらしいことはわかる。

KP : 薄汚れて輝きを失った革靴がゆらゆらとかすかに揺れ動いていた。


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 弟が普段から履いていた靴に酷似している。

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : だよなぁ

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : はい


瀬戸口 紅葉 : おいっ、風弦待てって…!

神楽 風弦 : ……裕貴、おい、どうしてこんなことになっている。

再会

??? : …どうして、ここに


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 弟の声だと確信した。ちょうど夢で見た光景と酷似している。{SAN1/1d4}

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 1d100<=62 【SAN値チェック】 (1D100<=62) > 58 > 成功


KP : 神楽が牢屋の前まで進むと、牢屋の中から弱々しい声が聞こえた。

[ 神楽 風弦 ] SAN : 62 → 61

神楽 風弦 : …どうしてはこっちの台詞だ。


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : なんで?意味が分からない

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 共謀していた、っていうのは聞いていい?弟に

[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : いいよ


神楽 風弦 : お前は……能海と共謀していたはずだろう。

辻山裕貴 : ……はは、そうだったな

神楽 風弦 : …俺を始末しようとしていたのはお前たちのはずなのに、どうしてお前が始末されそうになっているんだ。

辻山裕貴 : …放火した後、兄貴になりすましてた

辻山裕貴 : 何とか騙そうとしたけど、サイ犯でボロ出しちまって…能海に双子の弟の方だってバレたんだよ

神楽 風弦 : ……そうか。俺の代わりに…なっていたんだな。

辻山裕貴 : ……あぁ…だいぶん怒りを買ったらしい。それ以来ここに閉じ込められてDB-gの実験モルモットだ

神楽 風弦 : …………は、馬鹿な奴だ。どれもこれも全て俺を守るためだと?

辻山裕貴 : …そうだ。バカでいい

辻山裕貴 : ……生きてて良かった

神楽 風弦 : 何を言っているんだ、生きていたのはお前の方だろう。…それに俺が生きていたのは…裕貴のおかげだろうが。

神楽 風弦 : ……全く馬鹿だ、4年前からずっとだと?俺を騙していたのか。

辻山裕貴 : そうでもしないとあんたを守れなかった

KP :【目星】を振って下さい。

東 利久 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 40 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 56 > 成功

橘 紫 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 51 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=65 【目星】 (1D100<=65) > 67 > 失敗

KP : 瀬戸口さん以外の3名は牢屋の奥は陰っており顔まで確認することはできないが、所々黒く変色した体は、DB-gを長期にわたって接種させられていたことを物語っていた事が分かる。

KP : そんなあなたたちの視線を感じたのか、辻山は自嘲気味にため息をついた。

辻山裕貴 : 見ての通りだ。…俺はもう長くない

辻山裕貴 : DB-gの副作用だ。あれ、接種し続けるといずれは怪物になってしまうんだってさ。…フィクションでしか見たことないがな、こんな馬鹿げた話…

神楽 風弦 : ………。

辻山裕貴 : こんな格好でまた会うことになるとは思わなかった。……ごめんな、兄貴

神楽 風弦 : …勝手に自分の命を粗末にして。俺がこんな結果を望んでいたと思っているのか。

辻山裕貴 : …ごめんな

KP : 辻山は神楽への懺悔を吐き出した後、あなたたち全員の顔を見て、瀬戸口に目を留めた。

辻山裕貴 : …ああ、そうだ…思い出せた。瀬戸口さん、これを。

瀬戸口 紅葉 : ……なっ…なにを。

KP : 辻山はおぼつかない手つきで胸元から手帳と、折りたたまれた紙を取り出す。

KP : 国唯が愛用していた手帳だ。

KP : 手帳をあなたたちの元に渡そうとしたのだろう、少し前かがみになった辻山の顔が照明にぼんやりと照らされた。

KP : …本来神楽と瓜二つであるはずのその顔の造形は崩壊している。
皮膚はただれ、鱗が並び、側頭部から生えたツノに顔の大半を侵食されている。

かろうじて目元にその面影を残しているのみだった。
その目元が、穏やかに弧を描く。

辻山裕貴 : …あんたの相棒の…国唯さんの手帳と遺書だ。これくらいしか守れなかったが、そこに全部書いてある

神楽 風弦 : ……っ、裕貴…

瀬戸口 紅葉 : …国…唯、の……。(手を震わせながら受け取る)

辻山裕貴 : …よっぽどあんたのことが大切だったんだろうな

辻山裕貴 : …守りきれてよかった

瀬戸口 紅葉 : ……あ…りがとう……。(大事そうに抱える)

KP : ゆるゆると力なく瀬戸口に手帳を渡し、話終えた辻山は激しく咳き込んだ後苦しそうに肩で息をする。

神楽 風弦 : っ、おい、裕貴、しっかりしろ!

辻山裕貴 : ……はは、もう、長くないな

神楽 風弦 : 何を笑っているんだ、お前は死ぬんだぞ

辻山裕貴 : ……そうだな…

辻山裕貴 : ……最期に、兄貴に会えたからだな

辻山裕貴 : ……ありがとう

神楽 風弦 : …クソ、………なんで今更そんなことを言うんだ。

神楽 風弦 : ……俺はお前を…

辻山裕貴 : …ははっ、相変わらず頑固だな……お互い様だろ…?

神楽 風弦 : ……あぁ…そうだろう、そうだったら、良かった。

辻山裕貴 : ……はは、それでいい

KP : ごぷりと緑色の粘液を吐き出して、苦痛に顔をゆがめながらもどこか吹っ切れたような顔をして。
辻山は目を瞑り、話すのをやめた。

神楽 風弦 : ………裕貴…?おい、なんでだ、おい!

神楽 風弦 : CCB<=90 (1D100<=90) > 24 > 成功

KP : 本人が言うとおり、呼吸の不安定さからもう長くないことが分かる。長きに渡りDB-gを体内に取り込んで来たのだ、おそらく安らかに逝くことも叶わない。

神楽 風弦 : ………お前は俺にどうしてほしかったんだ。

東 利久 : ……注射器を

東 利久 : おとうさんが残した、DB-g薬の…長期接触者には……安楽死剤になる…………

神楽 風弦 : ………。

神楽 風弦 : ……今度は俺が殺す立場だと。

東 利久 : …辻山さんに宛てに、おいてありました……なので、あの、その……

神楽 風弦 : …………は…はは、成程。あぁ、そうだろう。それが一番良いのだろう。

東 利久 : ………っ、

東 利久 : …これ以上苦しませたくないのなら、…どうか

神楽 風弦 : 裕貴、俺が殺してやる。苦しいだろう。…もういい。もう、俺の代わりなんてしなくていいんだ。

神楽 風弦 : …裕貴、すまない。俺のせいだ。(注射器を取り出し)

KP : 注射器を取り出し、薬をとる。
薬師寺に教わった手順通りに投与しようとすると、それを見ていたのか対面側の牢屋からうめき声が上がった。

「なんでそいつだけ」

「私たちだって正義を信じて頑張ってきたのに、こんなのあんまりだ」

「痛い、もう殺してくれ」

「楽になりたい」

KP : それに呼応してかそこかしこから恨み言や救いを求める声が上がり、あまりの悲痛な声色に脳が直接揺さぶられるような怖気を感じる。
{SANチェック0/1}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 82 > 失敗

東 利久 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 12 > 成功

橘 紫 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 90 > 失敗

神楽 風弦 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 43 > 成功

[  橘 紫  ] SAN : 60 → 59

[ 瀬戸口紅葉 ] SAN : 56 → 55

東 利久 : ……ッ…、(耳を塞いで蹲る)

神楽 風弦 : ………裕貴。苦しませてすまない。…ありがとう。(注射器を裕貴に刺し)


一別

KP : 木のように節くれだった肌に針を刺し薬を投与すると、痛みを覚えたのか辻山は小さく声を漏らして顔をしかめる。
投与する量が増えれば増えるほど彼のひたいには脂汗が滲み出し、苦しげにうめき声をあげている。

KP : やがて全て体内に入れ終わる頃、彼の視点は宙を漂い定まらなくなり、完全に壁にもたれていた上体を神楽の方に緩慢に動かす。
おぼつかない意識の中で、辻山は神楽の顔をゆっくりと見上げた。

[メイン] 辻山裕貴 : …ありがとう、兄貴

[メイン] 辻山裕貴 : …………これ………お守り………

[メイン] KP : あなたとそっくりの面影をわずかに残した顔で、そう笑う。
胸元からゆっくりとビーズで作られたネックレスを出し、神楽に手渡す。

[メイン] KP : そして安心しきったようにふつりと意識を手放し、乾いた音を立てて神楽の腕に倒れこんだ。
その体はひどく軽く、到底双子のあなたと同じ重量とは言えない。

KP : …それでもあなたの腕の中で眠りについた裕貴の顔は、少しだけ安らかであるように思えた。

神楽 風弦 : ………。…お前が持っていたのか。

神楽 風弦 : …………こんなに軽くなってしまって。何が御守りだ。何が代わりだ。(抱きしめ)

東 利久 : ……

東 利久 : ごめんなさい、

東 利久 : 本当に…ごめんなさい‥‥ごめんなさい…

橘 紫 : …だから、りくくんのせいじゃないってば

瀬戸口 紅葉 : 落ち着けよ…東。お前は何も悪くないって言ってるだろ。(肩を組み)

神楽 風弦 : ………。

神楽 風弦 : …確かに誰か一人を罪として跳弾すれば、楽にはなるだろう。…だがそれは、東ではなく能海だ。勘違いをするな。(裕貴をゆっくり床に寝かせ)

神楽 風弦 : ……お前を責めても何も変わらない。

神楽 風弦 : 裕貴だって戻らない。過去もなかったことには出来ない。

神楽 風弦 : だからこそ俺たちは前を向いて、能海を跳弾するしかない。…そうだろう。

瀬戸口 紅葉 : んな?そうだぞ東。(足を小突く)

東 利久 : ………

橘 紫 : ね!がんばろ!!こっからだよ!

東 利久 : …大丈夫、大丈夫です、僕の事は気にせず、大丈夫ですから


[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 所属している理由がなくなってしまったなぁ~

[秘匿(ちあ,六見樹)] 神楽 風弦 : 弟悪くなかったし復讐対象がすげ変わった感じだな~


東 利久 : …だから、それを(瀬戸口の持つ国唯を手帳を見る)

神楽 風弦 : ……あぁ。

瀬戸口 紅葉 : ……わかった。(手帳を開く)


託すもの

KP : 使い回してボロボロになっている手帳だ。
捜査における重要事項やあらゆるメモが乱雑に走り書きされている中、最後のページにびっしりと文章が書かれている。


国唯の手帳

俺、相良川、辻山、薬師寺の四人で導き出した退散の呪文と、他にも書けることについてここに全て記しておく。
対神生体兵器、「四凶(よつまがつ)」。
麒麟にとっての凶事、麒麟を引き摺り下ろす四凶悪。

これは麒麟…すなわちあの黒山羊と形容される神への唯一の対抗手段だ。
なんとしてでも守らねばならない。
能海は幸い招来にご執心で、四凶が神を退散させる手段を有していることを知らない。
退散の呪文は薬師寺が検診の際に四凶全員の無意識下に知識として仕込んだ。記憶のロック解除は稲生が行える。
これであいつらも本能的に呪文を使えるようになるだろう。

しかし俺たちもいよいよ自分の意思だけでは能海の支配をはね除けることができなくなってきた。
「DB-g」の支配力は日に日に力を増している。少しでも気を抜けば狂気に飲まれ、彼らに危害を与えてしまう。
そしてもうすでにそれを外部に伝えることも叶わなくなってきた。DB-g接種者の視界を通して常に見張られているからだ。そもそもこんな話、誰も信じてくれるはずもない。

俺だって当事者でなければ信じなかっただろう。
それに、誰かに伝えたことがバレれば俺たちも即座に始末され、それこそ「四凶」を守るものがいなくなってしまう。
ただ、このまま手をこまねいていても結果は変わらない。だから俺は行動に移す。

手筈は整えた。
辻山、相良川、薬師寺も何とか上手くやってくれるといいんだが。

後は頼んだぞ、稲生。


瀬戸口 紅葉 : ……

東 利久 : …僕たちは、守られて……いたんですね…

瀬戸口 紅葉 : これが…全部知ってる…って国唯……。

瀬戸口 紅葉 : ……何してんだよ。

神楽 風弦 : ………。

神楽 風弦 : ………弟が兄を守るんじゃない。

瀬戸口 紅葉 : ……(手帳を閉じて、遺書を開く)

瀬戸口 紅葉 : …見んじゃねぇ


遺書

これを読んでる頃には俺はこの世にはいないだろう。
とか
お前ならありきたりな始まりだとか言いそうだな。
うるせえよ。これしか思いつかなかったんだからおとなしく読め。

実際、お前がこれを読む頃には俺、相良川、辻山、薬師寺の誰一人として無事に生きてねえと思う。
俺含めてみんなその覚悟はできてる。

ぶっちゃけ今でも神だなんだとばかげた妄想話だと思ってるよ。
それでも知らないうちに能海からのお前の殺害命令を遂行してしまいそうになる自分に気づいたら、もう認めざるを得ない。
相良川も辻山もそれで苦しんでるし、薬師寺も過去に救えなかった命と自分の子供を人質に取られてることに苦しんでる。

能海の唱える理想論は破綻している。
犯罪をこの世界から無くすためと言っておきながら自分はその理想のために市民を犠牲にし、自らの手を汚すことをも厭わない。
あいつはもう、それを自分の「譲れない正義」だと思い込んでいるんだ。
とっくに狂っちまっている。
四凶全員で何とか阻止してくれ。このままでは世界が滅ぶ。お前たちには生きていて欲しい。
それが俺たちの願いだ。

…俺は警察失格だ。
純粋に正義を貫いているお前を、犯罪者に落とすんだから。
世間からつまはじきものにされるだろうし、これからずっと隠れて生きる日陰の道を歩ませることになるだろう。
これはただお前に生きていて欲しいからってだけの、俺の勝手なエゴだ。
自殺するつもりなんだけどどうなるかな…いや、お前にはなんで言わねえんだって怒られそうだけど。

ごめんな。
俺はもう助からん。
お前ごと世界を滅ぼしかねないあんな神の依り代になりたくはねえんだわ。

これを読んで自分の正義が揺らぐかもしれない。罪悪感に押しつぶされたり、自分の正義に嫌悪感を抱きもするかもしれない。
それでもお前が譲れない信念のために自分なりの正義を貫いてると信じて、頼み事がある。

武者小路、辻山、薬師寺と協力して能海を止めてほしい。
お前なら、神をも喰らってくれるだろ。

なあ、レオン。
頼むよ。俺、お前に生きててほしいんだ。

最期までこんな相棒でごめんな。
今までありがとう。


橘 紫 : …大丈夫ですか?

東 利久 : …それは貴方だけが持っておくべきです、どうか大事にして

瀬戸口 紅葉 : ………話しかけないでくれ。構うな

瀬戸口 紅葉 : ……早く…早く能海を殺さねぇと。

瀬戸口 紅葉 : オレの気がすまねぇ

橘 紫 : …こんなの許せる事じゃないです

東 利久 : …敵は只一人です。我々は進み続けなければならない

神楽 風弦 : ……そうだ。今止まっていても、何にもならない。

KP : 突然、着信音が鳴る。

KP : 東のスマートフォンだ。画面には「非通知」と表示されていた。

KP : 出ますか?

東 利久 : …(出ます)

KP : 通話がつながり、スピーカーから音声が漏れ出した。

「__やあ、潜入捜査は捗っているかな」

KP : …能海月埜の声だった。

能海月埜 : 「いやはや麒麟事件の情報を流せばまた四ツ神に戻ってくるんじゃないかと踏んでいたが、こうも思い通りに事が進むと清々しいな」

能海月埜 : 「ああ、警視庁本部にいるのはもう知っている。牢屋にも行ったね?皆の目を通じて見させてもらった」

能海月埜 : 「もう気づいてるんだろう。辻山の視界はDB-g接種者…すなわち黒い仔山羊と同期する」

能海月埜 : 「いや…今は神楽だったかな?」

能海月埜 : 「さて、君たちに埋め込まれた“かの神の体の一部”の話だ。君たちを殺して奪い集めようと思っていたんだが、事情が変わった。私はそれらが本体に戻らずとも万物の母を招来する手段を手に入れてね」

能海月埜 :「 四ツ神市を覆うように点在する森林、その全てに特殊な魔術を貼らせてもらった。君たち…もとい、シュブ=ニグラスの体が四ツ神市に集まってさえいれば完成する招来の呪文の術式だ」

能海月埜 : 「君たちは悪だ。犯罪のない世界、思想の統一された理想郷に招かれざる犯罪者だ」

能海月埜 :「 だから君たちには生まれ変わった世界で、"全世界の敵"になってもらう」

KP : 能海は高揚感でネジの外れたような話し方のまま会話を続ける。気分が浮ついているのかやけに饒舌だ。

能海月埜 :「 ああ…諸君。今宵はいい夜だなあ…」

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 13 > スペシャル

瀬戸口 紅葉 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 11 > スペシャル

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 70 > 成功

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 62 > 成功

KP : 能海の言葉で天気予報を思い出す。今夜は新月だ。

KP : スウ、とスピーカーの向こう側から大きく息を吸い込む音が聞こえる。

KP : やめろと叫ぼうが何をしようがその場に居ないあなたたちに止めるすべなどあるはずもなく、空しくも能海月埜はその言葉を発してしまった。

KP : 冒涜的で、祈るような、母にすがるその「招来の呪文」を。


イア、イア、シュブ=ニグラス!千匹の仔を連れた森の黒山羊よ!


KP : 途端。

KP : 電話口から、否、遠く離れたはずの森から空気を震わせる咆哮が轟く。
それは地面を伝い、直線距離にして数百メートルはあるであろう警視庁を大きく揺らした。
ミシミシ、バキンと不快な音を立てて壁に巨大なヒビが入る。

KP : 電話の向こうで狂わんばかりの高らかな笑い声をあげた能海月埜。
彼の「叶った、これでようやく、」という狂喜に満ち満ちた声を吐き出して通話は途切れた。


[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 激しい痛みが側頭部に走る。HP-1

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : ( ´ ˘̩̩̩ᾥ˘̩̩̩`)

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 9 → 8


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 激しい痛みが喉に走る。HP-1

[  橘 紫  ] HP : 12 → 11


[秘匿(ちあ,六見樹)] KP : 激しい痛みが両目に走る。HP-1

[ 神楽 風弦 ] HP : 7 → 6



[秘匿(げんこか..,ちあ)] KP : 激しい痛みが両足に走る。HP-1

[ 東 利久  ] HP : 12 → 11


KP : 【聞き耳】を振って下さい。

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 31 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 34 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 70 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 45 > 成功

KP : 「ォ、ォ」という一種のうめき声のようなものが聞こえる。…背後の檻からだ。

KP : 振り向いてみれば人間の成れの果ての「それら」は黒い巨躯をミチミチと膨張させ、今にもはち切れんばかりに檻を圧迫している。

KP : 先ほどの呪文に呼応したのか、人間の形をわずかに残していた「それら」はその名残すら打ち捨てて獣のように唸り声をあげる。

KP : …直後、どこにもつながっていなかったはずのスマートフォンから耳を劈く怒号が響き渡った。


今すぐそこから逃げろ!!!!!!!


神楽 風弦 : CCB<=74 【回避】 (1D100<=74) > 65 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【回避】 (1D100<=60) > 37 > 成功

橘 紫 : CCB<=48 【回避】 (1D100<=48) > 69 > 失敗

東 利久 : CCB<=24 【回避】 (1D100<=24) > 3 > 決定的成功/スペシャル


逃走

KP : 檻が破壊されると同時に繰り出された鞭のようにうなる触手を咄嗟に回避することができる。

KP : 破壊された檻や化け物から溢れ出た粘液によってあなたたちは勢いよく部屋の外に押し出され、警視庁長官室の壁に激しく打ち付けられる。

KP : 肺から押し出される空気で強制的に咳き込み、あまりの衝撃に目の前が点滅した。

KP : しかし呆けている暇はない。

KP : 先ほどまで居た牢屋の方から、激しい咆哮が聞こえてきたからだ。

KP : 人間のものとは似ても似つかない声。それがものすごいスピードで牢屋からこちらに迫ってくるのが察知できた。

KP : 警視庁地下と直結している本四ツ神駅へなら逃げ込むことができそうだ。

瀬戸口 紅葉 : ………走るぞ!早く!(先頭を駆けていく)

神楽 風弦 : あぁ。(着いていく)

東 利久 : …!(よろけつつ走り出す)

橘 紫 : わ、ま、待って…!ごほっ…(ついていく)

神楽 風弦 : 着いてこい。(東の腕を引っ張り)

KP : あなたたちは黒い波の迫る警視庁本部から駆け出し、「本四ツ神駅」のホームになだれ込む。

KP : 逃げ切れてほっと息をついたのもつかの間、後方から奇声と咆哮が響き渡る。
耳を澄ませばそれは先程の怪物の声だと気づけるだろう。

KP : こちらに近づくにつれそれらは地鳴りをあたりに響き渡らせ、あなたたちに明確な殺意をもって近づいてくることが分かる。

KP : あなたたちの背後の、金属扉が開いている。

KP : せめてもの気休めだが、閉じれば足止めになるかもしれない。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 91 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 43 > 成功

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 49 > 成功

橘 紫 : CCB<=9*5 【DEX × 5】 (1D100<=45) > 70 > 失敗

KP : 金属扉を素早く的確に閉じることが出来る。直後、何かが激しく打ち付けられる音がした。

KP : 地下に逃げ込んで少し息を整えていると、電波が悪い上に多少ノイズ混じりの通話がかろうじてつながっていることに気づく。

稲生具鷹 : ___ああ、ぶ、無事、無事かな

KP : 吃音気味の音声が、通話口から流れ出した。
どうやら先程の怒号は稲生のものだったようだ。
稲生はあなたたちの無事に安堵しそのまま話し出す。

瀬戸口 紅葉 : …無事なように聞こえてたか?

稲生具鷹 : う…ご、ごめん

稲生具鷹 : ご、ごめん。勝手に、は、ハッキングして…

神楽 風弦 : …いい。

東 利久 : …別に構いません

稲生具鷹 : よ、よ、良かった

稲生具鷹 : 大変な、ことに、なななってしまった。こうなる前に全て止められていればよかったのだけど、遅かったみたいだ

稲生具鷹 : ああ、も、もう君達にしか頼ることが出来ないんだ。僕たちじゃどうしようもなかった。だか、だから、どうにか、そ、そこ、そこから地上に出て欲しい

稲生具鷹 : 詳しいことはまたあとで話す、いまはそこから脱出することが先決だ。に、に、逃げてくれ。ひ、被害が少ないのは北四ツ神駅だ。とにかく、そ、そこから地上に出てくれ。

瀬戸口 紅葉 : ……わかった。

KP : 切羽詰まった様子の稲生の言葉は酷く震えており、およそ嘘を言っているとは思えなかった。
困惑するかも知れない。頭の中で整理が追いつかず、彼に聞きたいこともたくさんあるかも知れない。

KP : しかしそんな数分の猶予さえも、許されなかった。

KP : あなたたちの背後で轟音が鳴り響き、金属扉が盛大に破壊される。
吹き飛ばされた扉は見るも無惨にくの字にひしゃげ、まるで子供がおもちゃを投げるように無造作に放り出される。

KP : …現れたのはのたうつ巨大な塊だった。
その塊はロープのようなミミズに似た黒い触手で形作られている。塊の表面にはシワの寄ったいくつもの大きな口がついていて、そこから緑色のよだれがボタボタとしたたり落ちている。その怪物のシルエットは、どこか木に似ていた。

KP : 体中から臭気を漂わせ、あなたたちを捕捉したそれら奇妙な化け物達は、大きなうなり声を発しながら巨大な体をこちらに向けた。

黒い仔山羊を目撃した探索者達はSANチェック{1d3/1d10}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 56 > 成功

橘 紫 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 73 > 失敗

東 利久 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 22 > 成功

神楽 風弦 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 43 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d3
(1D3) > 2

橘 紫 : 1d10 (1D10) > 6

神楽 風弦 : 1d3 (1D3) > 2

[ 神楽 風弦 ] SAN : 61 → 59

東 利久 : 1d3 (1D3) > 3

橘 紫 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 99 > 致命的失敗

[ 瀬戸口紅葉 ] SAN : 55 → 53

[ 東 利久  ] SAN : 60 → 57

[  橘 紫  ] SAN : 59 → 53

KP : 先程の地響きにより緊急停止をしたのか、地下鉄の車両がホームに止まっている。行き先は警視庁から離れた駅となっており、運良く扉が開いていることに気づく。

KP : 車両は自動操縦車両で運転手もおらず、もしかしたら動かすことが出来るかも知れない。

KP : 逃げますか?

神楽 風弦 : …っ、逃げるぞ!

東 利久 : …、はいッ!!

瀬戸口 紅葉 : おう!行くぞ!(橘の手を引き)

橘 紫 : う…は、はい!

KP : 車内に駆け込み、手動で扉を閉めることが出来る。

瀬戸口 紅葉 : 1d3+6 (1D3+6) > 3[3]+6 > 9

神楽 風弦 : 1d3+6 (1D3+6) > 1[1]+6 > 7

東 利久 : 1d3+6 (1D3+6) > 2[2]+6 > 8

KP : 正確に、的確に、明確に。
ただやるべきことを、確実に。

神楽 風弦 : CCB<=71 【コンピューター】 (1D100<=71) > 83 > 失敗

KP : クリティカルチケット使用で成功


緊急脱出

KP : 襲いかかる仔山羊たちをものともせず、操作基盤を淀みなく操作する。
走り出した電車は次第に加速し、小気味よい音を奏でながら線路上を進んでいく。
見事に路線変更時点も正確にナビゲートすることができるだろう。

KP : やがて目的地の駅に近づくと、電車はなぜか加速していく。

KP : このままでは止まりきれない。北四ツ神駅は終点だ。確実に車止めに激突する。

神楽 風弦 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 69 > 失敗

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 40 > 成功

橘 紫 : CCB<=9*5 【DEX × 5】 (1D100<=45) > 21 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 60 > 成功

KP : 神楽さん以外の3名はうまく吊革に捕まることができる

[ 神楽 風弦 ] HP : 6 → 5

KP : 神楽さんは吊革を掴み損ねて数メートル前方に吹き飛ばされてHP-1。

東 利久 : …ッ神楽さん!!!

瀬戸口 紅葉 : って、おい!ジジィ!またかよ!

KP : 脱線しない程度とはいえそれなりの勢いで車止めにぶつかり、慣性の法則で黒い仔山羊たちは前方に吹き飛び激突し、動かなくなった。

神楽 風弦 : …、すまないっ…

KP : 車内の明かりが追突の衝撃で点滅する中なんとか扉をこじ開け、あなたたちは地下鉄駅構内に脱出することができる。

KP : 辺りを見渡せば、地上へつながる階段を発見できた。
一帯に響き渡る地鳴りから推察するにあまり悠長にしていられる時間はないが、手当をするなら今のうちだ。

東 利久 : CCB<=70 【応急手当】 (1D100<=70) > 30 > 成功

東 利久 : 1d3 (1D3) > 3

[ 神楽 風弦 ] HP : 5 → 8

東 利久 : …先ほどはありがとうございました

神楽 風弦 : …いや、気にしないでいい。

瀬戸口 紅葉 : CCB<=60 【応急手当】 (1D100<=60) > 41 > 成功

[メイン] 瀬戸口 紅葉 : 1d3
(1D3) > 2

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 8 → 10

瀬戸口 紅葉 : …はぁ。早く向かうぞ

東 利久 : えぇ、


KP : その場から駆け出し、地上への階段を上がっていく。

KP : 一歩、二歩。

KP : 足を踏み出すたびに身体中が軋むような重圧が全身を襲う。全身の筋肉が悲鳴をあげ、心臓を握りつぶされるようなその場から生を放棄して逃げ出したくなってしまう途轍もない悪寒。

KP : そんな中でも重たくなる足を無理やり動かし、がむしゃらに地上へとあなたたちは駆け抜ける。
地上から流れ込む光は、夜にもかかわらずやけに煌々としていた。

──────────そこはまさしく地獄絵図だった。
あちらこちらから火の手が上がり、その炎に飲まれた人間の悲痛な叫びがあたり一帯に響き渡っている。

それだけではない。

先ほど自分たちを襲っていたなり損ないの黒い仔山羊たちが、DB-g長期接種者の成れの果てたちが人間を手当たり次第に襲っているのだ。

触手に叩きつけられてひしゃげた死体、まさに食われている最中の人間、咀嚼音と悲鳴、炎があらゆるものを焼き付ける音で奏でられるカオス。

この世の地獄が、視界いっぱいに広がっていた。

逃げ場などない。

再び辺り一帯を襲った巨大な地鳴りに驚いて思わず上を見上げてみれば、闇夜に紛れる「それ」がいた。


際会


___それは、巨大な雲状の塊だった。
その塊は泡立ち、爛れている。雲の一部が融合して体の一部を形成しているのだ。

紐のような黒い触手、粘液をだらだらと垂らしている口、先端が黒い蹄になっているねじれた短い足などといった組織を形成している。

巨大な塊は時たま山羊の形を為し、遠くからでも確認できる口が大きく開いたかと思うと体を大きく震わせた。

「黒い仔山羊たちの母」が森からその巨躯をのぞかせ、地面を揺るがす不快な咆哮を辺り一帯に轟かせる。

そしてあなたたちを遠目に視認すると怒り狂わんばかりに数多の足を掲げ、大きく地面に振り下ろした。

万物の母、「千匹の仔を連れた森の黒山羊」シュブ=ニグラスを目撃した探索者達は{SANチェック1d10/1d100}


 瀬戸口 紅葉 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 81 > 失敗

東 利久 : 1d100<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 90 > 失敗

橘 紫 : 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 36 > 成功

神楽 風弦 : 1d100<=59 【SAN値チェック】 (1D100<=59) > 56 > 成功

KP : 瀬戸口さんと東さんはクリティカルチケット使用で成功

神楽 風弦 : 1d10 (1D10) > 6

東 利久 : 1d10 (1D10) > 10

瀬戸口 紅葉 : 1d10
(1D10) > 1

橘 紫 : 1d10 (1D10) > 5

[ 瀬戸口紅葉 ] SAN : 53 → 52

[ 神楽 風弦 ] SAN : 59 → 53

[  橘 紫  ] SAN : 53 → 48

東 利久 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 60 > 成功

[ 東 利久  ] SAN : 57 → 47

神楽 風弦 : CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 69 > 成功

神楽 風弦 : (1D10) > 2

東 利久 : 1d10 (1D10) > 10

神楽 風弦 : 1d10 (1D10) > 4

神楽 風弦 : 1d10 (1D10) > 1

東 利久 : 1d10 (1D10) > 8

東 利久 : ………ぅ、……(立ちすくむ)

神楽 風弦 : なんだあれはこんな不可思議なことがあるはずもないだろうこんな非科学的な事がないこんな阿鼻叫喚を能海は望んでいたというのかおかしいだろうこんなことがあっていいはずがない、あるはずもない、こんなことを裕貴は避けたかったというのに何で起こってしまったんだたおかしい、おかしい、おかしいおかしいおかしい

瀬戸口 紅葉 : …おめーら!なにしてんだよっ!!

橘 紫 : え、大丈夫ですか!?

KP : 【聞き耳】を振って下さい。

東 利久 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 54 > 成功

橘 紫 : CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 71 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 47 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 71 > 成功

KP : 近くで何かに大きく亀裂の入る音がする。
先ほどの地震で耐えられなかったのか、バキリと大きな音を立てて地下鉄入り口の天井が崩落した。

KP : 降り注ぐ瓦礫、ひしゃげた鉄柱、崩れ落ちる何もかもスローモーションに見える景色の中で、駆けつけた稲生が青ざめた顔でこちらに手を伸ばすのがあなたたちの視界に映る最後の光景だった。

神楽 風弦 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 100 > 致命的失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=14*5 【DEX × 5】 (1D100<=70) > 32 > 成功

東 利久 : CCB<=12*5 【DEX × 5】 (1D100<=60) > 44 > 成功

橘 紫 : CCB<=9*5 【DEX × 5】 (1D100<=45) > 14 > 成功

神楽 風弦 : 1d3 (1D3) > 3

[ 東 利久  ] HP : 11 → 10

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 10 → 9

[ 神楽 風弦 ] HP : 8 → 5

[  橘 紫  ] HP : 11 → 10

KP : …あなたたちは崩落に巻き込まれる。瓦解したコンクリートの塊はいとも容易くあなたたちを飲み込み、ありとあらゆる全身の骨をへし折るような重量が無情にものしかかった。

KP : 稲生の焦ったような叫び声が鼓膜にこだましている。

KP : しかしそんな状態で息もできず、動けるはずもなく。
静かに、ゆるやかに意識を手放すほかなかった。
あなたたちの視界は暗転する。


語らい HO1

SKP : 声が、聞こえる。
うっすらと瞼にかかる光に眩さを覚えて目を開けば、あなたの目の前に国唯大信がいた。

国唯大信 : 久しぶりだな

瀬戸口 紅葉 : …くに……ただ……?

SKP : 目に優しさをたたえ、白い空間をバックに座りながら、国唯はあなたを見つめている。

国唯大信 : …かわいそうに、

瀬戸口 紅葉 : …何が……何がかわいそうなんだ。

国唯大信 : ……たまたま交通事故で大怪我をして、たまたま四ツ神市民病院に運ばれて、たまたま神の一部を埋め込まれて

瀬戸口 紅葉 : 何が言いてぇんだ

国唯大信 : 運命は残酷だ。

国唯大信 : でもよかった、俺が居て。

国唯大信 : 俺 1 人の命でお前が助かるなら、俺は喜んで差し出すよ

瀬戸口 紅葉 : ………

国唯大信 : …なあ、お前の正義を見せてくれ

瀬戸口 紅葉 : オレの…正義?

国唯大信 : 警察とか、犯罪者とか、今となっちゃそんな立場は関係ない

国唯大信 : お前は無力じゃない。嘆かわしいことだが、お前にはあの神を退散させる力の一部が埋まっている

瀬戸口 紅葉 : ……書いてあったな。

国唯大信 : その角は黒い仔山羊が仕える万物の母の角


国唯大信 : なあ、『檮杌とうこつ』。四凶の一柱

国唯大信 : 狛犬の括りをかみ砕いて、”麒麟”を穿つぐらいのお前の信じる正義を見せてくれ

瀬戸口 紅葉 : …………あぁ。

瀬戸口 紅葉 : わかった……わかったよ国唯。
お前の残してくれた命、存分に使わせてもらってやる。

国唯大信 : ……俺はお前に、ただただ生きて欲しいんだ

瀬戸口 紅葉 : …うん。オレは死なないぞ。死ねない

国唯大信 : ……レオン、

国唯大信 : 怒り、恨み、信念、正義、何を原動にお前は立つ

国唯大信 : ほら、起きて戦え。さもなくば死んでしまう

瀬戸口 紅葉 : ……んなもん、恨み一択だ
お前を殺した能海をぜってぇに殺してやる。
あいつらと一緒にな。

瀬戸口 紅葉 : ……あぁ。お前の為に戦ってくるよ……。

国唯大信 : はは……お前は相変わらずだな。

SKP : 国唯はそう言うと、優しげにあなたの「側頭部」に触れ、息を吹きかけると黒いもやとなって霧散する。

SKP : その瞬間、側頭部に激しい痛みが走った。骨を内側から砕き、植物が無理やり脳を押しのけ発芽するかのような堪え難い激痛。
メキメキ、バキバキ、人体から発されてはならない異様な音がする。
揺れる視界と、側頭部を伝う生暖かい液体の感覚。

国唯大信 : 信じてるぜ、相棒

SKP : 飲み込まれそうな狂気の中、国唯に預けられた日本刀が目に入った。

瀬戸口 紅葉 : ……。

瀬戸口 紅葉 : 国唯……。


語らい HO2

SKP : 声が、聞こえる。
うっすらと瞼にかかる光に眩さを覚えて目を開けば、あなたの目の前に相良川優子がいた。

相良川優子 : 久しぶりね

橘 紫 : …え?優子さん?

SKP : 目に優しさをたたえ、白い空間をバックに座りながら、相良川はあなたを見つめている。

橘 紫 : …なんで?っていうかここどこですか!?

相良川優子 : ……かわいそうに、

相良川優子 : たまたま病に倒れて、たまたま四ツ神市民病院に運ばれて、たまたま神の一部を埋め込まれて

相良川優子 : 運命は残酷だわ。

橘 紫 : …

相良川優子 : でもよかった、私が居て。

相良川優子 : 私 1 人の命であなたが助かるなら、私は喜んで差し出すわ

相良川優子 : ……ねえ、あなたの正義を見せてくれる?

相良川優子 : 警察とか、犯罪者とか、今となってはそんな立場は関係ない

相良川優子 : あなたは無力じゃない。嘆かわしいことだけど、あなたにはあの神を退散させる力の一部が埋まっている

相良川優子 : その声は黒い仔山羊が仕える万物の母の声

相良川優子 : ねえ、『|窮奇《》』。四凶の一柱。

相良川優子 : 八咫烏の導きにすら抗って、”麒麟”を惑わすぐらいのあなたの信じる正義を見せて欲しいの

橘 紫 : …お、俺…俺は…

相良川優子 : ……剛、

相良川優子 : 怒り、恨み、信念、正義、何を原動にあなたは立つの?

相良川優子 : ……ほら、起きて戦って。さもなくば死んでしまうわ

相良川優子 : 私はあなたに、ただただ生きて欲しいの

橘 紫 : お、俺!そんな…そんな立派な人じゃ…

橘 紫 : 優子さんの命に代わるような事…俺…

相良川優子 : しっかりしなさい剛。……あなたならきっと、大丈夫。

SKP : 相良川は愛しそうにあなたの「喉」に触れ、息を吹きかけると黒いもやとなって霧散する。

SKP : その瞬間、喉に激しい痛みが走った。肉がひしゃげ、喉の構造そのものが筋繊維ごと変わってしまうかのような堪え難い激痛。
ぐちゃぐちゃ、ゴキゴキ、人体から発されてはならない異様な音がする。
揺れる視界と、口から溢れ出る生暖かい液体の鉄臭い味。

相良川優子 : 大好きよ、剛

SKP : 飲み込まれそうな狂気の中、相良川に預けられた交通安全のお守りが目に入った。

[秘匿(いづき,ヒロ🐑)] 橘 紫 : …!?


語らい HO3

KP : 声が、聞こえる。
うっすらと瞼にかかる光に眩さを覚えて目を開けば、あなたの目の前に辻山裕貴がいた。

神楽 風弦 : …裕貴?

辻山裕貴 : 大丈夫か、兄貴

神楽 風弦 : ……大丈夫も何も…お前こそ。

神楽 風弦 : …どうしてお前が……いや、ここは一体どこなんだ。

KP : 目に優しさをたたえ、白い空間をバックに座りながら、裕貴はあなたを見つめている。

辻山裕貴 : …かわいそうに

辻山裕貴 : たまたま生まれつき目が見えなくて、たまたま四ツ神市民病院で手術を受けて、たまたま神の一部を埋め込まれて。

辻山裕貴 : 運命って残酷だ。イグも酷なことを考える

神楽 風弦 : …なにを。

辻山裕貴 : でもよかった。俺は兄貴にはなれなかったけど、少しは守ることができたかな

神楽 風弦 : ……俺に…なりたかったのか。お前は。

辻山裕貴 : …そうかもな

辻山裕貴 : …なあ、兄貴の正義を見せてくれよ

辻山裕貴 : 兄貴は無力じゃない。嘆かわしいことだけど、兄貴にはあの神を退散させる力の一部が埋まっている

辻山裕貴 : その目は黒い仔山羊が仕える万物の母の目だ

辻山裕貴 : なあ、『渾沌こんとん』。四凶の一柱。

辻山裕貴 : 三猿の慎みを捨て去って、”麒麟”を堕とすぐらいの兄貴の信じる正義を見せてくれよ


辻山裕貴 : 怒り、恨み、信念、正義、何を原動にあんたは立つのかな

辻山裕貴 : ほら、起きて戦え。さもなくば死んでしまう

辻山裕貴 : 俺はただ、兄貴に生きて欲しいんだよ

神楽 風弦 : ……あぁ、分かった。お前が…裕貴が言うのなら。俺は何だってやってやろう。

神楽 風弦 : 見ていろ。俺の正義を見せてやる。

神楽 風弦 : 俺はお前の分まで生きてやろう。足掻いてみせる。

神楽 風弦 : …ごめんな、お前を今更でも信じさせてくれ。

辻山裕貴 : …ははっ、それでこそ兄貴だ

KP : 裕貴は愛しそうにあなたの「瞼」に触れ、息を吹きかけると黒いもやとなって霧散する。

KP : その瞬間、目に激しい痛みが走った。眼球そのものが熱を帯び、視神経が全て焼き切れ目が潰れるかのような堪え難い激痛。

KP : グリュグリュ、ドロドロ、人体から発されてはならない異様な音がする。

KP : 赤く染まる視界と、涙のように溢れ出る生暖かい液体の鉄臭い香り。

辻山裕貴 : 俺はあんたの弟で幸せだったよ

KP : 飲み込まれそうな狂気の中、弟に手渡されたネックレスが目に入った。

神楽 風弦 : 俺もお前の兄で良かった。


語らい HO4

KP : 声が、聞こえる。
うっすらと瞼にかかる光に眩さを覚えて目を開けば、あなたの目の前に薬師寺進がいた。


東 利久 : …おとう、さん………?

薬師寺進 : すまなかった


東 利久 : …謝らないで、ください…むしろ僕の方こそ…ごめんなさい………


東 利久 : 僕は貴方を信じることが出来なかった…恐怖に任せて背を向けた…ゆるされない、臆病者だ………

薬師寺進 : …謝らないでくれ、一澄

KP : 目に優しさをたたえ、白い空間をバックに座りながら、薬師寺はあなたを見つめている。



東 利久 : …本当にごめんなさい、僕のせいで、僕の存在が貴方を縛り付けたんだ、ぼくは、ぼくは…生まれるべきじゃなかった…!!!


東 利久 : 僕がいなければ貴方は罪を犯すこともなかったんだ、僕の…僕のせいだ……ごめんなさい、ごめんなさい…!!!!

薬師寺進 : 一澄


東 利久 : …おとう…さん……


薬師寺進 : 私がお前の父親で。私は大切な息子を守れた。こんなに嬉しいことはない

薬師寺進 : お前は自分の足で地に立てていて、毅然とした態度で周りに接する事が出来る子だ

薬師寺進 : 私にはもったいないくらい、立派な息子だ

東 利久 : ……っ…、…

薬師寺進 : …お前の正義を見せて欲しい

東 利久 : …うん、………


東 利久 : …ぼく、がんばるからどうか、みて……見ててください

東 利久 : お父さん(微笑む)

薬師寺進 : …あぁ

薬師寺進 : …お前は、無力じゃない。嘆かわしいことだが、お前にはあの神を退散させる力の一部が埋まっている

薬師寺進 : その足は黒い仔山羊が仕える万物の母の足だ


薬師寺進 : 『饕餮とうてつ』。四凶の一柱。

薬師寺進 : 白蛇の皮を脱ぎ捨てて、”麒麟”を喰らうぐらいのお前の信じる正義を見せてくれ

薬師寺進 : 怒り、恨み、信念、正義、何を原動にお前は立つのかな

薬師寺進 : ほら、起きて戦ってくれ。さもなくば死んでしまう

薬師寺進 : 私はただ、お前に生きて欲しいんだ

 東 利久 : …はい

東 利久 : 僕は戦います、胸を張って貴方に恥じぬ息子であると誓います

薬師寺進 : …良かった


薬師寺進 : …くれぐれも、死なないでくれ

東 利久 : ………最後にひとつ言わせてください

東 利久 : お父さん、僕を育ててくれてありがとう

東 利久 : …28年間、本当に本当に……ありがとうございました……………

薬師寺進 : ……

薬師寺進 : こんないい子に育ってくれて嬉しいよ

薬師寺進 : …こちらこそありがとう、一澄

薬師寺進 : 私は、幸せ者だ

KP : 薬師寺は愛しそうにあなたの「足」に触れ、息を吹きかけると黒いもやとなって霧散する。

KP : その瞬間、足に激しい痛みが走った。筋繊維が引きちぎれ、その圧で骨が砕け散り立っていられなくなるような堪え難い激痛。

KP : ミシミシ、メリメリ、人体から発されてはならない異様な音がする。

KP : ひしゃげる足と、それを伝う生暖かい液体の感覚。

薬師寺進 : 大きくなったね、一澄

東 利久 : …ッ、ぐぁ”、…ぅ”…!…う”ぅ”…ッ…!

KP : 飲み込まれそうな狂気の中、父に渡されたキーホルダーが目に入った。


KP : そうしてまた視界は暗転する。
「お父さんを止めて」
暗闇の中でかすかに聞こえた幼い子供と女性の声が重なったその言葉は、一体誰のものだったのだろう。



[  橘 紫  ] HP : 10 → 11

[ 東 利久  ] HP : 10 → 12

[ 神楽 風弦 ] HP : 5 → 12

[ 瀬戸口紅葉 ] HP : 9 → 14


覚醒

…ふと、意識が明瞭になっていく。

 突然自分の体にのしかかっていた瓦礫がものすごい力で持ち上げられたのだ。

砂埃で痛む目をうっすらと開けると、そこには巨躯を携えた1人の…いや、1匹の怪物がいる。
その怪物はヒト型の体に長い首と尻尾がついており、爬虫類の頭部を携えている。

巨大な尾を振り乱し、鉤爪のついた腕で次々と瓦礫を砕いてはねのけていく。

そのまま

険しい顔をしたそれは、ついにあなたたち全員を引っ張り上げて救出した。
そしてあなたたちの無事を確認すると、その怪物はゆっくりと口を開く。

だ、だ、大丈夫かな

KP : 人間のものとは似ても似つかない口の動きで発されたその吃音気味の声は、あなたたちのよく知る稲生具鷹の声そのものだった。
{SAN0/1d4}

瀬戸口 紅葉 : 1d100<=52 【SAN値チェック】 (1D100<=52) > 64 > 失敗

神楽 風弦 : 1d100<=53 【SAN値チェック】 (1D100<=53) > 61 > 失敗

東 利久 : 1d100<=47 【SAN値チェック】 (1D100<=47) > 99 > 失敗

橘 紫 : 1d100<=48 【SAN値チェック】 (1D100<=48) > 69 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : 1d4
(1D4) > 4

神楽 風弦 : 1s4

東 利久 : 1d4 (1D4) > 1

神楽 風弦 : 1d4 (1D4) > 4

橘 紫 : 1d4 (1D4) > 3

[ 東 利久  ] SAN : 47 → 46

瀬戸口紅葉 ] SAN : 52 → 48

[ 神楽 風弦 ] SAN : 53 → 49

[  橘 紫  ] SAN : 48 → 45

稲生具鷹 : あっ、ご、ご、ごめんね、びっ、びびびっくりしたよね

神楽 風弦 : ……その口調…稲生……か…?

東 利久 : ……これで…驚かないほうが…おかしいでしょうが………

瀬戸口 紅葉 : …びびったぁ……。

橘 紫 : へ、へびじゃん!へび!

稲生具鷹 : ま、まあ、僕、い、いい一応イグの、ひ、一個体だから…

稲生具鷹 : そ、そ、それに、き、君達も、それらしい、み、みみ、見た目になってるからね

東 利久 : ……?(目の前の仲間の様子を確認する)

瀬戸口 紅葉 : …あ?(他のメンバーを見る)

神楽 風弦 : それらしい見た目?(他のメンバーを見る)

橘 紫 : (みんなを見る)


HO1
瀬戸口 紅葉:側頭部から樹木のような角が生えている。その樹皮は黒く、しかし鼓動に合わせてほのかに赤みを見せる。禍々しいうねりはいびつな形を成しており、それからはもはや暴圧的な風格すら感じる。

HO2
橘 紫:喉に走る血管は黒く、呼吸に合わせて開いた口の中は光を通さないほどの黒をたたえている。声を発しようものなら、凛とした響きの中にある確固たる威厳に自然と背筋を伸ばしてしまう。

HO3
神楽 風弦:怪我をしているわけでも、目が落ち窪んでいるわけでもない。ただただ異様に黒々とした眼球が前を見据えている。虹彩の元の色以外黒く染まった目に睨まれれば、足がすくむような思いさえしてしまう。

HO4
東 利久:手術痕から下は微塵も元の肌の色が見えないほど黒い。手術痕を境に真っ黒な血管が走るその足はひどく猛々しく、かつりと地面を蹴る音が鼓膜に響くたび、道を開かねばと体が本能的に退いてしまう。


稲生具鷹 : か、体の方も準備できたみたいだね。それじゃあもう、鍵をかけている必要もないか

KP : 稲生は頷いた後、あなたたちの姿を順番に見て額に手を添えた。

稲生具鷹 : 対神生体兵器、四凶(ヨツマガツ)起動

KP : 瞬間、脳が激しく揺れる感覚がした後、記憶にないはずの知識が濁流のように流れ込んで来る。

裏HO


HO1「檮杌とうこつ

裏 HO「檮杌とうこつ
あなたは人類を護る「狛犬」であり、神をも穿つ「檮杌」である。

特徴表:暗黒の祖先(99)
あなたは幼少期、シュブ=ニグラスの頭骨及び角を移植された。
あなたの体がそれに耐えられたのは、あなたが暗黒の神々の影響を強く受けているからである。

HO1 特殊技能:【含牙戴角がんがたいかく
 その角は黒い仔山羊らが仕える万物の母の角だ。
暴圧的な畏怖をもって、かの怪物たちに自身を含めた探索者達を絶対に逆らってはならない存在として恐怖を植え付けることが出来る。
 この技能は【日本刀】と同値で振ることができ、成功することで「刀身を清める」呪文がかかっている黒刀と角が呼応、人間としての脳のリミッターを解除しそのラウンド中黒い仔山羊に与える物理攻撃のダメージが 3 倍になる。
 ただし銃火器においては黒い仔山羊の特性上、常に最低値しかダメージが加わらないため、この限りではない。
 また、MP を 3消費することで呼応率を上昇させ、そのラウンドのダメージを 5 倍にすることができる。
なお、技能に成功すれば PC たち全員の攻撃にあなた同様のバフがかかるだろう。

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : 日本刀成功したらとりあえずダメ×3で、
そんときにMP3消費したらダメ×5?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : うん

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : んで銃は何もバフはなし、
とりあえず日本刀成功したらみんなにバフかかるのは×3?×5?

[秘匿(おれだ!,ちあ)] KP : 3だね

[秘匿(おれだ!,ちあ)] 瀬戸口 紅葉 : おっけい!


HO2「窮奇きゅうき

裏 HO「窮奇きゅうき
あなたは人類を勝利に導く「八咫烏」であり、神をも惑わす「窮奇」である。

特徴表:暗黒の祖先(99)
あなたは幼少期、シュブ=ニグラスの声帯を移植された。
あなたの体がそれに耐えられたのは、あなたが暗黒の神々の影響を強く受けているからである。

HO2 特殊技能:【大喝一声だいかついっせい
 その声は黒い仔山羊らが仕える万物の母の声であり、かの怪物たちは決して逆らうことができない。
 この技能は【言いくるめ】と同値で振ることができ、成功することで咆哮を放ち黒い仔山羊の同士討ちを誘発することが出来る。
この技能に成功した場合、操る一体の技能内容・その成功値はあなたにのみ即刻開示され、そのラウンド中自由に動かすことが出来る。
 なお、PL 間の技能値の共有は許可する。
 あなたの声を聞いた黒い仔山羊たちは都合の良い操り人形と化すだろう。
一度に動かせるのは一体のみだが、MP を 3 支払うことで追加で 1d3 体同時に操ることが出来るようになる。(黒い仔山羊の同士討ちなどが可能になる)

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : 大丈夫?

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] 橘 紫 : はい!

[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)] KP : おけ


HO3「渾沌こんとん

裏HO「渾沌こんとん
あなたは人類の取捨選択の叡智「三猿」であり、神をも堕とす「渾沌」である。

特徴表:暗黒の祖先(99)
あなたは幼少期、シュブ=ニグラスの眼球を移植された。
あなたの体がそれに耐えられたのは、あなたが暗黒の神々の影響を強く受けているからである。

HO3特殊技能:【眼光炯炯がんこうけいけい
 その眼は黒い仔山羊らが仕える万物の母の眼だ。
その眼を覆うことでかの怪物たちの共有された視界を意図的に操ることができる。
 この技能は【精神分析】と同値で振ることができ、成功することで黒い仔山羊の視覚を乱し、錯乱状態に陥らせて技能の成功率を著しく下げることができる。
 この技能に成功することで盤面にいる黒い仔山羊の技能値を一律20%まで低下させる。加えてMPを3消費することで5%まで低下させることができる。
なお、黒い仔山羊にデバフがかかる前の元の技能値はあなたには開示されない。


HO4「饕餮とうてつ

裏HO「饕餮(とうてつ)」
あなたは人類から魔を除ける「白蛇」であり、神をも食らう「饕餮」である。

特徴表:暗黒の祖先(99)
あなたは幼少期、シュブ=ニグラスの足を移植された。
あなたの体がそれに耐えられたのは、あなたが暗黒の神々の影響を強く受けているからである。

HO4特殊技能:【足音跫然そくおんきょうぜん
 その足は黒い仔山羊らが仕える万物の母の足だ。
あなたはこの足をもって黒い仔山羊が人にもたらす厄災を完全に除けることができる。
 この技能は【キック】と同値で振ることができ、成功することで足を踏み鳴らし、黒い仔山羊・シュブ=ニグラスの物理攻撃を確定で弾く足音を出すことができる。
 また、あなたはMPを3消費することで人ならざる速度での移動が可能になり、そのラウンド中もう一度動く(技能を振る)ことができる。
ただし特殊技能においては1ラウンド中1回のみとする。


瀬戸口 紅葉 : 1d3+5 (1D3+5) > 3[3]+5 > 8

KP : 退散の呪文までのタイムリミットは8ラウンドとなります


最終決戦

KP : シュブ=ニグラスの咆哮
【POW×5】を振って下さい

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 27 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 97 > 致命的失敗

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 20 > 成功

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 80 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【日本刀】 (1D100<=85) > 23 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 6[6]+2[2] > 8

神楽 風弦 : ccb【眼孔炯炯】<=70 (1D100<=70) > 49 > 成功

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 3 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 93 > 失敗

東 利久 : 1d6 (1D6) > 4

東 利久 : 1d4 (1D4) > 1

黒い仔山羊 : CCB<=20 (1D100<=20) > 24 > 失敗

橘 紫 : CCB=40

橘 紫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 35 > 成功

橘 紫 : 1d6 (1D6) > 6

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 13 > スペシャル

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 8 > スペシャル

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャル

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 35 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【含牙戴角】 (1D100<=85) > 29 > 成功

KP : 全員の物理ダメージが×3

[メイン] 瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 3[3]+2[2] > 5

[ 瀬戸口紅葉 ] MP : 15 → 12

 KP : 黒い仔山羊一体駆除
成功率+3%
成功率6%

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 95 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 95 > 失敗

KP : クリティカルチケット使用で成功

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 1[1]+4[4] > 5

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 99 > 致命的失敗

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 82 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 6

[ 東 利久  ] MP : 15 → 14

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 98 > 致命的失敗

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 25 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 5

東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

東 利久 : 1d4 (1D4) > 1

KP : 子山羊2体駆除
成功率+6%
成功率12%

黒い仔山羊 : CCB<=80 【触手】 (1D100<=80) > 86 > 失敗

橘 紫 : CCB<=75 【大喝一声】(1D100<=75) > 58 > 成功


[秘匿(ちあ,ヒロ🐑)]KP : ■黒い仔山羊
DB:4D6
【触手】80% MPを1d3+3吸収(HO2が使用した場合は自分のMPにすることができる。なお、MP上限を突破してタンクになることができる。)
【踏みつけ】80%  ダメージ 2D6+db(6D6)
【回避】80%


[  橘 紫  ] MP : 15 → 12

橘 紫 : 1d3 (1D3) > 3

橘 紫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 63 > 失敗

黒い仔山羊(下僕) : CCB<=80 (1D100<=80) > 85 > 失敗

黒い仔山羊(下僕) : CCB<=80 (1D100<=80) > 89 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 69 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 55 > 成功

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 76 > 失敗

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 91 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : ccb<=85 (1D100<=85) > 51 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 6[6]+4[4] > 10

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率15%

KP : 呪文の成功率は15%を超えた。その時だ。
探索者たちの周りにいた黒い仔山羊たちが一匹、また一匹と連鎖するように金切り声を上げ始めた。悲鳴のようにも取れる声色ではあったが、あなたたちの直感は「救援要請」ではないかと警鐘を鳴らす。

KP : 直後、辺り一帯を揺らすほどの地鳴りが響き渡る。
地鳴りの発信源の方角を見てみれば、同時にシュブ=ニグラスがこちらに向かい始めているのが木々の隙間から確認できた。

KP : 次ラウンドより、シュブ=ニグラスが盤面上に参戦する。また次ラウンド探索者たちに遠距離から攻撃を試み、【触肢】100%が探索者たちに向かって振り下ろされる。

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 64 > 成功

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 1[1]+3[3] > 4

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率18%

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 100 > 致命的失敗

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 48 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 4

東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率21%

黒い仔山羊 : CCB<=80 【触手】 (1D100<=80) > 81 > 失敗

橘 紫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 79 > 失敗

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 85 > 失敗

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 27 > 成功

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 60 > 成功

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 38 > 成功

シュブ=ニグラス : CCB<=100 (1D100<=100) > 56 > 成功

瀬戸口 紅葉 : ccb<=85 (1D100<=85) > 92 > 失敗

KP : クリティカルチケット使用で成功

[ 瀬戸口紅葉 ] MP : 12 → 9

[メイン] 瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 1[1]+4[4] > 5

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 71 > 成功

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 6[6]+2[2] > 8

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率24%

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 47 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 73 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 5

[メイン] 東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

[ 東 利久  ] MP : 14 → 11

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 37 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 1 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : 1d10 (1D10) > 7

東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

[メイン] KP : 仔山羊二匹駆除
成功率+6%
成功率30%

KP : 成功率は25%を超えた。
それと同時に耳をつんざく一発の銃声が鳴り響く。

KP : 弾丸は東に向かって進む

稲生具鷹 : 危ない!!

KP : 稲生の悲鳴にも似た叫び声が響いた直後、東を狙った弾丸は寸前でその前に躍り出た稲生の肩を貫いた。

東 利久 : ……ッ…!?


元凶

能海月埜 : __ お前はいつもいつも私の邪魔をするな、稲生。忌々しい化け物め

KP : 能海は積み上がった瓦礫の上から無表情であなたたちを見下ろしている。

稲生具鷹 : さ、さ、させない、これ以上好き勝手には…ッ

能海月埜 : 田志摩の姿を奪ってコソコソ逃げ回っていた腰抜けがよく言う

KP : 稲生の決意すら無下に吐き捨て、そのまま能海はあなたたちに向けて拳銃を構えた。
これより盤面上に能海が参戦することになる。

橘 紫 : CCB<=75 【言いくるめ】 (1D100<=75) > 32 > 成功

黒い仔山羊 : CCB<=80 【踏みつけ】 (1D100<=80) > 5 > 決定的成功/スペシャル

黒い仔山羊 : 3d6+6d6 (3D6+6D6) > 12[4,6,2]+22[3,2,6,6,4,1] > 34

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率33%

橘 紫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 70 > 失敗

KP : 残り3ラウンド

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 27 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 97 > 致命的失敗

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 39 > 成功

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 30 > 成功

KP : 瀬戸口さんはクリティカルチケット使用で成功

瀬戸口 紅葉 : ccb<=85 (1D100<=85) > 27 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=85 【日本刀】 (1D100<=85) > 95 > 失敗

KP : クリティカルチケット使用で成功

瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 1[1]+4[4] > 5

KP : 能海は気絶

瀬戸口 紅葉 : …後から死ぬまで吐かせてやる。

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 82 > 失敗

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 4 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 4 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : 1d8 (1D8) > 7

東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

[メイン] KP : 仔山羊二匹駆除
成功率+6%
成功率39%

[ 東 利久  ] MP : 11 → 8

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 42 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 85 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 6

東 利久 : 1d4 (1D4) > 2

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率42%


増援

KP : 呪文の成功率が35%を超えた頃だった。
突如としてシュブ=ニグラスが怒り狂わんばかりに空に向かって今までとは違う声色の咆哮を放つ。肌が裂けそうなほど空気が振動し、それと同時に地鳴りがあたり一帯に響き渡る。

KP : 一瞬地鳴りが静まったのち、さらに大きな音を立てて探索者たちの周りの地面が大きく盛り上がる。
ボコボコとはち切れんばかりに膨張した地面を割って姿を現したのは、さらに数の増えた黒い仔山羊たちだった。

KP : 次ラウンドより、盤面の黒い仔山羊が5体→8体になる。

 東 利久 : ………屑がッ……!!!!!!

瀬戸口 紅葉 : …やべぇ……w

東 利久 : …みなさん!ご無事ですか!!!

神楽 風弦 : ………無事だが。

瀬戸口 紅葉 : おめぇのおかげでもれなく全員無事だよ

橘 紫 : りくくん…すごすぎて正直ちょっと怖いかも…

黒い仔山羊 : CCB<=80 【触手】 (1D100<=80) > 23 > 成功

黒い仔山羊 : 1d3+3 (1D3+3) > 3[3]+3 > 6

[ 神楽 風弦 ] MP : 15 → 9

橘 紫 : CCB<=75 【言いくるめ】 (1D100<=75) > 76 > 失敗

橘 紫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 87 > 失敗

KP : 残り2ラウンド

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 25 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 10 > スペシャル

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 26 > 成功

瀬戸口 紅葉 : ccb<=85 (1D100<=85) > 27 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 4[4]+3[3] > 7

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率45%

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 51 > 成功

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 6[6]+4[4] > 10

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率48%

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 25 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 92 > 失敗

 KP : クリティカルチケット使用で成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 2

東 利久 : 1d4 (1D4) > 2

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率51%

[ 東 利久  ] MP : 8 → 5

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 76 > 失敗

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 35 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 5

東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

KP : 成功率は50%を超えた。
あなたたちの屠ってきた黒い子ヤギたちの巨大な体躯が地面に転がっており、その様子はさながら巨木を大量に切り倒した伐採現場だ。

KP : それをみた万物の母が怒らないはずもなく、あなたたち目がけて最後の抵抗を試みることだろう。
次ラウンド、シュブ=ニグラスの【踏みつけ】100%が全員に向かって振り下ろされる。

黒い仔山羊 : CCB<=80 【触手】 (1D100<=80) > 87 > 失敗

KP : 橘さんはクリティカルより【大喝一声】自動成功

黒い仔山羊 : CCB<=80 【踏みつけ】 (1D100<=80) > 87 > 失敗

[  橘 紫  ] MP : 12 → 14

[ 東 利久  ] MP : 5 → 9

橘 紫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 94 > 失敗

KP : 残り1ラウンド

シュブ=ニグラス : CCB<=100 (1D100<=100) > 21 > 成功

東 利久 : ……ッッッ!!!!(強く地面を踏みしめる)

KP : 東さんはクリティカルより【足音跫然】自動成功

KP : シュブ=ニグラスの攻撃を回避

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 63 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル

東 利久 : CCB<=16*5 【APP × 5】 (1D100<=80) > 49 > 成功

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 41 > 成功

KP : 瀬戸口さんはクリティカルより【含牙戴角】自動成功

KP : また、全員の物理攻撃は×4

瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 6[6]+4[4] > 10

[ 瀬戸口紅葉 ] MP : 9 → 6

KP : 仔山羊二匹駆除
成功率+6%
成功率54%

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 13 > スペシャル

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 6[6]+4[4] > 10

KP : 仔山羊二匹駆除
成功率+6
成功率63%

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 9 > スペシャル

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 8 > スペシャル

東 利久 : 1d6 (1D6) > 3

東 利久 : 1d4 (1D4) > 3

[ 東 利久  ] MP : 9 → 6

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 57 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 58 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 3

東 利久 : 1d4 (1D4) > 4

KP : 仔山羊二匹駆除
成功率+6%
成功率69%

黒い仔山羊 : CCB<=80 【触手】 (1D100<=80) > 88 > 失敗

橘 紫 : CCB<=75 【言いくるめ】 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル

黒い仔山羊 : CCB<=80 【踏みつけ】 (1D100<=80) > 80 > 成功

黒い仔山羊 : 2d6+6d6 (2D6+6D6) > 10[6,4]+26[3,3,5,4,5,6] > 36

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率72%

橘 紫 : 1d6 (1D6) > 6

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率75%

KP : 最終ラウンド

東 利久 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 34 > 成功

神楽 風弦 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 37 > 成功

瀬戸口 紅葉 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 66 > 成功

橘 紫 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャル

瀬戸口 紅葉 : ccb<=85 (1D100<=85) > 45 > 成功

瀬戸口 紅葉 : 1d6+1d4
(1D6+1D4) > 3[3]+2[2] > 5

神楽 風弦 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 53 > 成功

神楽 風弦 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 5[5]+2[2] > 7

[メイン] KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率78%

東 利久 : CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 19 > 成功

東 利久 : CCB<=85 【キック】 (1D100<=85) > 60 > 成功

東 利久 : 1d6 (1D6) > 6

東 利久 : 1d4 (1D4) > 3

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率81%

黒い仔山羊 : CCB<=80 【触手】 (1D100<=80) > 89 > 失敗

KP : 橘さんはクリティカルより【大喝一声】自動成功

黒い仔山羊 : CCB<=80 【踏みつけ】 (1D100<=80) > 83 > 失敗

橘 紫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 67 > 失敗

KP : クリティカルチケット使用で成功

橘 紫 : 1d6 (1D6) > 4

KP : 仔山羊一匹駆除
成功率+3%
成功率84%

KP : 戦闘終了

KP : 退散の呪文を使用してください

神楽 風弦 : ccb<=84 (1D100<=84) > 58 > 成功


神殺し

KP : 声を張り上げ、喉が裂けんばかりに全身全霊をもって退散の呪文を叫ぶ。

KP : あたり一体に響き渡ったそれを聞いた瞬間、今まで暴れ狂っていた黒い仔山羊たちとシュブ=ニグラスは動きを止める。
ぎこちない様子で天を仰ぎ、大口を開けたかの神はそのままゆっくりと咆哮をあげる。

KP : 咆哮、というよりは悲痛な叫びと言った方が的確かもしれない。

KP : その黒く巨大な体躯はボロボロと灰のように崩れだし、瞬く間に残骸がビルに覆い被さり散り散りになっていく。
空虚とかした双眸は最後にあなたたちを捉え、恨めしいような、はたまたよくぞやってくれたと言わんばかりの顔でそのまま朽ち果てていった。

KP : 万物の母の退散を察知してか、黒い仔山羊たちは凄まじい声をあげながらも次第に体を土へと還していく。文字通り木屑と化したその姿に冒涜的な圧は何一つとして残っておらず、自然へと帰っていく姿は恐ろしさのかけらもない。

──────終わった。

KP : 神は、四凶に喰らい墜とされたのである。

KP : 神の残骸が朽ちていくのを見届けたのち、その中に倒れ臥す能海と、死んだその時の姿で目を閉じたままの国唯の遺体を見つけることができるだろう。

KP : その場所に向かいますか?

瀬戸口 紅葉 : …!(勢いよく国唯の元へ走り出す)

東 利久 : …、…(少々ふらつきながらついていく)

橘 紫 : いろはさん…(ついていく)

神楽 風弦 : ………はぁ…(ついて行く)


再会

KP : 国唯の遺体を見てみれば、病院に安置されていた時とは違い撃たれて亡くなったときのその「人の姿」のまま地面に横たわっている。

KP : 息を吹き返すこともない。目を開けることもない。
人の理を無視した奇跡など起こるはずもなかった。

KP : あなたが彼にどのような言葉をかけるかはあなた次第だ。ただ、その言葉に返答がないことも、あなたはとうに知っている。

KP : ただ、それでも。

国唯 大信 : 『レオン、よくやったな』

KP : 声に驚いて顔を上げれば何のこともない、ただそこにはあなたのかつての相棒が息絶えたまま体を沈めているだけである。

KP : それでも、確かに国唯の明るい呼び声が、あなたの鼓膜をかすかに震わせた。

KP : 国唯の表情を見れば、先程に比べるとかすかに和らいでいるように感じる。

KP : あなたと仲間との偉業を、心の底から喜んだように。

瀬戸口 紅葉 : ……。(国唯の手を握る)

東 利久 : …どうか、安らかに………あとは、

神楽 風弦 : ……(能海の方に行く)

KP : 次第に土煙が晴れる。


剿滅

KP : ─────能海は、瀕死の重傷を負っていた。

KP : どれだけ魔術師として優秀でも、どれだけ神を利用できても所詮は人間。

KP : シュブ=ニグラス退散の衝撃に巻き込まれたか、それとも混乱に乗じてコントロールしきれなかった黒い仔山羊にでも食われたか。
彼の右半身は、もうそこには存在していなかった。

能海月埜 : くそ、くそ、くそ…ッ

能海月埜 : 忌々しい、どうしてどいつもこいつも私の邪魔をする…!

能海月埜 : 何が神の使いだ、何が四凶だ

能海月埜 : ふざけやがって、お前たちのせいで俺の…俺の正義は…

KP : 到着したあなたたちを睨みつけ、怨憎会苦おんぞうえくを吐血にのせて全て吐き出す。

東 利久 : …万死に…いや、億ですら…くだらない…貴様は……!

神楽 風弦 : ……全く哀れだ。

神楽 風弦 : 自らの正義でこんな結末になってどんな気分だ?(髪の毛をひっつかみ)

橘 紫 : …優子さんはあなたを止めたがっていたのに…止めれなかった

橘 紫 : ごめんなさい、優子さん…

神楽 風弦 : 忌々しいのは…俺たちとお前。どっちだろうな。

瀬戸口 紅葉 : …(国唯の元からこちらへ向かい)
早く…早く死んでくれよ。なぁ

能海月埜 : ……ふざけるな……俺は…俺はただ愛する者達を助けたかっただけだッ……

神楽 風弦 : ふさげているのはお前の方だろう。(能海の頭を地面に叩きつけ)

東 利久 : ッッッ…………!!!!!(地面に叩きつけられた能海の頭を踏み潰す)

東 利久 : ぼくが生まれてから…いや、生まれる前から貴様は一体何年…父さんを苦しめた…?ゆるさないゆるさないゆるさない

東 利久 : (能海の頭の残骸を何度も何度も踏みつける)

神楽 風弦 : …お前らもう好きにしろ。俺は止めない。

瀬戸口 紅葉 : …やめとけ東。

東 利久 : はぁ、クソッ…!……ふー…ふー…!!

瀬戸口 紅葉 : …………じゃあな。(銃を取り出し能海に撃つ)

KP : トドメを、刺す。

能海月埜 : 、…

KP : 愛する家族と友の名前を最期にか細い声で呼んで。
届かぬ理想郷を夢見たまま、能海は血のかたまりをごぷりと吐き出し、あっけなくその命を終えた。


終幕

KP : 夜が、明ける。

KP : 暗く鬱屈とした新月の夜は次第に明るみ、ほのかなピンクのグラデーションが空を染め上げ始めた。
街中で上がっていた火の手も正気を取り戻した有志によって鎮火作業が開始され、やがて救急車や消防車などの様々なサイレンが鳴り響く。

KP : 一夜にして四ツ神市は凄惨な事件現場と化してしまった。
しかし招来されたものを考えると、むしろこの程度の被害で済んだことが奇跡的だと言えるかもしれない。

KP : とはいってもあんなもの、すべて誠実に伝えたところで誰にも信じてもらえないのだろうが。

KP : そんなことを考えていれば、あなたたちの目の前にものすごい勢いで一台の車が停車する。

稲生具鷹 : み、み、みんな、乗って!早いとこずらかるよ…!

KP : 稲生が車の窓から顔を出す。
似姿の利用に少々失敗したらしく、顔の構造が崩れているのが彼の焦りようを表していた。

東 利久 : 本当に…いつもお世話になっております(車に飛び乗る)

瀬戸口 紅葉 : ほら、乗るぞ!(橘の手を引き)

橘 紫 : は、ぼんやりしてた…いろはさん…ありがとうございます!

神楽 風弦 : (車に乗る)

KP : あなたたちはそのまま車に乗り込み、慌てて四ツ神から離れることになるだろう。


後日

KP : 後日。都内某所にて。

KP : あなたたちは珍しく稲生にアジトではない場所に日時を指定されてここに集まっていた。

KP : 部屋にあなたたちが入ってきたことを確認した稲生は、改まってあなたたちに向かい合った。

稲生具鷹 : …み…みんなお疲れ様…

稲生具鷹 : ご、ご、ごめんね、何から何まで

橘 紫 : 稲生さーん!お疲れ様です!

稲生具鷹 : あっ、お、お、お、お疲れ様…

東 利久 : …どうも、お疲れ様です

東 利久 : ほら、神楽さん、瀬戸口さん早く挨拶なさい

瀬戸口 紅葉 : …あ?

瀬戸口 紅葉 : …はぁ…へいへい。おつ。

神楽 風弦 : …お前の方こそご苦労だった。

稲生具鷹 : い、いい、いやいや、ぼ、僕の事は、い、いいんだ

KP : 稲生はおどおどと視線を右往左往させている。
いつも以上に挙動不審になっているようだ。しょぼくれた顔で自主的に正座もしている。

東 利久 : …どうかなさいました?そのように畏まって

稲生具鷹 : …ま、まずは、し、謝罪をと…

稲生具鷹 : ご、ごめんよ、た、ただの人間にとんでもない、お、重みを背負わせてしまった…

稲生具鷹 : し、死にかけてたり、ふ、不自由があるみたいだったから、ちょ、ちょうどいいかなって思った、ん、だけど…

稲生具鷹 : も、もっと早い段階で能海を止められたらよかったんだけど、し、シュブ=ニグラスの加護を受けてたもんだから、手が出せ、出せなくてね

神楽 風弦 : ……全くだ。視力が手に入ったとは言えとんでもないものを移植してくれたな。

東 利久 : ……今更でしょう、もはや

橘 紫 : そうですよー!こんだけ守ってくれたんだし、とんとんって事にしましょうよ!

瀬戸口 紅葉 : すんげぇことなってたけどな、全員

東 利久 : 別に…ほとんどの人生をこの体で過ごしてきたので、この際思うことなどありません

稲生具鷹 : そ、そ、そう?き、きき君達は、や、やさ、優しいね……

東 利久 : おや、もしや恐喝して頂きたかったのですか?

稲生具鷹 : そ、そ、それは遠慮して、おこ、おこうかな…

稲生具鷹 : と、とにかくお疲れ様、ひとまずの危機はさ、さりました

KP : 稲生は少し肩の荷が下りたような顔をする。
そしてそのままあなたたちにある提案をしてきた。

稲生具鷹 : えっと…その、き、君たちがよければ、組織としてのヨツマガツを残そうと、お、思う

稲生具鷹 : の、能海は居なくなったけど、それは逆にもともといた腐った警察上層部が、ま、また好き勝手やれるということだ

稲生具鷹 : そ、それに警察全体のDB-g浄化にはまだまだ、こ、これから時間がかかる。か、彼の思想は、ま、まだ死んでない可能性が高い

稲生具鷹 : でも、無理やり残そうとは思わない。き…君たちには色々迷惑をかけたし…だから、その、い、いざという時の逃げ場みたいなものだよ

稲生具鷹 : こ、これからどんな道に、き、君たちが進んでも僕…いや、僕たちは全力でサポートする…そ、それが唯一できる償い、だ、だから

KP : 稲生はおどおどとしながらもじっとあなたたちの返答を待っている。

橘 紫 : …(みんなを見ている)

東 利久 : …正直な所、申し上げますが……僕は、貴方達に合わせる顔がないと、思うのですが…

東 利久 : 理由があったにしろ、皆さんの大事な人達をあのような姿に…あのような事態に父が加担していたのは事実です

橘 紫 : …お父さんはお父さんで、りくくんはりくくんでしょ!

橘 紫 : りくくんは何も悪い事してないじゃん…

神楽 風弦 : ……例え肉親と言えど、罪を子が償う必要はない。そもそもお前の父親は能海の手で転がされていた被害者だろう。お前が責任を負わないでいい。

東 利久 : …しかし……でも、ぼくは……どうすれば……

瀬戸口 紅葉 : んな事関係ねぇだろ
お前自身の意思で決めろよ。

東 利久 : 許されるなら…僕は…皆さんと、一緒にいたい

[メイン] 橘 紫 : ……!(満面の笑顔)

瀬戸口 紅葉 : …あぁ、それでいいじゃねぇか。

瀬戸口 紅葉 : オレは風弦家に服残ってっからこのまま残るぞ?(当然のような顔をする)

神楽 風弦 : ……はぁ。(眉間にしわを寄せ)

橘 紫 : あっはは!さすがいろはさんだなぁ!

東 利久 : あ、…そういえばあの…洗濯しておいたので追加の洗い物はかごに入れといてください…

瀬戸口 紅葉 : お、さんきゅーな。

神楽 風弦 : ……俺はあまり残る気はない。元来持っていた所属していた理由がなくなった。

東 利久 : ……(神楽の右袖をつかむ)

橘 紫 : …(神楽の左袖をつかむ)

瀬戸口 紅葉 : えぇ〜?(風弦の肩に顔をのせる)

神楽 風弦 : 群れるな。邪魔だ。

神楽 風弦 : ……だが。お前達の事は気にいっている。お前たちが望むなら残ってやってもいい。

東 利久 : …!、(神楽の胴体に抱きつく)

瀬戸口 紅葉 : ふうげん〜〜゛(ずりずりと顔を下ろして足元に抱きつく)

橘 紫 : みなさん!!俺めっちゃくちゃ嬉しいです〜!(全員にのしかかる)

東 利久 : …頼っても良いって言ってましたよね?今がその時です、さあ存分に甘やかしなさい

神楽 風弦 : ……………はぁ…仕方のない奴らだ。(東の頭をぐりぐりと撫で)

瀬戸口 紅葉 : よかった〜風弦…
じゃねぇとオレん家パンツもう無いんだよ…

神楽 風弦 : 買えばいいだろう。捨てておいてやる。

瀬戸口 紅葉 : げ、嫌な奴

東 利久 : …ふふ、ははは、…柔軟剤、買い足しておきますね?

神楽 風弦 : …全く。……まぁいい、好きにしろ。

橘 紫 : やった!四凶ズッ友って事ですね!えっへへ〜!

稲生具鷹 : ……そ、そそ、それ、じゃあ、ぜ、ぜん、全員、のこ、残るって事、…で、い、良いかな…?

神楽 風弦 : そうらしい。構わないな?

橘 紫 : いえっさー!

東 利久 : …えぇ、我々は運命共同体です…皆様どうぞ末永くよろしく

瀬戸口 紅葉 : うぃ〜(ぴーす)

KP : 稲生はあなたたちの返答をしかと聞き届け、大きく頷いた。

稲生具鷹 : あ、ありがとう四凶たち。君らがいなかったら今頃この世界は滅びてたと思う

稲生具鷹 : ぼ、僕は人とはあまり相容れない存在ではあるけれど、に、人間を愛している

稲生具鷹 : …の、能海の独りよがりでエゴに塗れた理想郷計画で、この、せ、世界が滅びるのは嫌だったんだ

KP : 彼は謝辞を述べ、あなたたち全員に視線を合わせると、初めて安堵したような心の底からの笑顔を見せた。

橘 紫 : …!稲生さん…!(抱きしめる)

東 利久 : …今は機嫌がいいので特別です

東 利久 : ……礼を言い忘れておりましたね、なんだかんだ貴方にはお世話になりました。ありがとうございます(稲生を抱きしめる)

稲生具鷹 : えっ、わっ…

瀬戸口 紅葉 : …おめーは…まぁ行かねーよなw 風弦。
(後ろから3人を見守る)

神楽 風弦 : 俺があいつらみたく抱き着くとでも?

瀬戸口 紅葉 : いや、気持ちわりぃからやめろ。

橘 紫 : 稲生さん!本当に!ありがとうございます!俺も愛してます!!(稲生の体を揺らす)

東 利久 : …ありがとうございます、色々と(反対方向から稲生の体を揺らす)

稲生具鷹 : 待って、待って、酔う、酔うから

神楽 風弦 : そろそろやめてやれ。

神楽 風弦 : だが感謝は伝えておこう。何もかも助かった、ありがとう稲生。(稲生の頭を撫で)

稲生具鷹 : えっ、あっ、…ど、どういたしまして……?

稲生具鷹 : …よ、良かったよ…み、皆が、の、残ってくれて

稲生具鷹 : …さ、そ、そうと決まれば早速仕事だ

稲生具鷹 : 次は、と、隣の三名雲市の汚職警官の噂なんだけど…


エンディング

KP : …今夜は、満月だ。

KP : 闇夜に乗じて街を駆け、法で裁けぬ悪を自らの正義で断罪する。

KP : 掲げる正義がいかなるものか。
それはあなたたち自身しかわからない。

KP : 義賊と称するものもいれば、極悪人と称するものもいる。

KP : ただそれはきっとあなたたちにとって些事なのだ。現にその貫いた正義で神を退け、この世界を救ったのだから。

KP : あなたたちの正義は法から外れる行為ではあれど、誰にも文句は言わせまい。

瀬戸口 紅葉  コマイヌ あなたは護るものである。

橘 紫  ヤタガラス あなたは導くものである。

神楽 風弦  サンザル あなたは慎むものである。

東 利久  シロヘビ あなたは除けるものである。

行き先は地獄か、はたまた奈落か。
行く末すら意に介さず、あなたたちは今日も今日とて己が正義を振りかざす。

今宵も悪人の血で紡がれるは、神に立ち向かった「四凶」たちの物語だ。

KP : END Aです。お疲れ様でした


KP : 生還報酬
・SAN1d10+20回復
・特徴表:暗黒の祖先分の(1d6×10)技能ポイント

神楽 風弦 : 1d10+20 (1D10+20) > 9[9]+20 > 29

瀬戸口 紅葉 : 1d10+20 (1D10+20) > 5[5]+20 > 25

東 利久 : 1d10+20 (1D10+20) > 2[2]+20 > 22

[ 瀬戸口紅葉 ] SAN : 48 → 73

[ 東 利久  ] SAN : 46 → 68

[ 神楽 風弦 ] SAN : 49 → 75

橘 紫 : 1d10+20 (1D10+20) > 9[9]+20 > 29

[ 神楽 風弦 ] SAN : 75 → 78

[メイン] system : [  橘 紫  ] SAN : 45 → 74

瀬戸口 紅葉 : 1d6×10

瀬戸口 紅葉 : 1d6
(1D6) > 4

神楽 風弦 : 1d6 (1D6) > 6

東 利久 : 1d6 (1D6) > 3

橘 紫 : 1d6 (1D6) > 4

後遺症:神の名残 シュブ=ニグラスの一部が埋まっていた体の部分が黒く変色・変形する。これは気分が高揚した際に引き起こされる後遺症だ。

AF:各HOに縁深いNPC から手渡されたもの。(HPが0になったとき一度だけ1ポイントで持ちこたえることが出来る)


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