命日

おはこんばんはー
せりなです。
本日は本当に最悪な1日でしたー!
プレイバックします

午前八時起床
もう新学期ですね。
4年生になってしまったことを痛感。大学にいる人大体僕より年下なのかと思うと悲しくなる。
本当に3年も在籍したつもりない
やっと楽しくなってきて、ゆとりも取れるようになったのに残念

親知らずの抜歯をしに行きました
初めての親知らずの抜歯 
歯医者の独特の麻酔にはやっぱり慣れない
注射はいたくないけど、歯茎と歯肉がぎゅいーつと締まり混んでくる感じがやばい。
普通に舌先にも麻酔足らされて、底だけ重力が20倍になったように感じた
舌が持ち上がらない。
僕は口がちっちゃいから、よく歯医者さんではSM性感の拷問器具みたいなの付けられるのですが、今日はそれがなかった。
腕のいいひとに当たったのかと思ったのもつかのま、下唇を思いっきり口腔内に押し込まれた。
顎が口の中に入っちゃうかと思った。
バカ痛かったし押し付けられた歯の方に唇の内側怪我した。
親知らずの抜歯は普通に怖すぎた。
歯茎を切開する音、ドリルで骨を削る音、歯肉から歯を引き剥がす音がアタマに未だにフラッシュバックして寒気がする。
ベリベリべりという歯が剥がされる音が本当に無理
大変気持ち悪かった。
今は法外な量のロキソニンを服用してるため痛みは無い!

授業がないため5限のゼミまで安静にしたくて帰宅
縫合した箇所が痛むがロキソニンで我慢
寝るのは辞めた。夜眠れなくなるから。

5限のゼミに向かう
うちの研究室は5限にゼミがある夜型と言われるゼミ。僕は気に入ってる。
4年にもなったし、友達も多い。正直上手くやれてると思う。同期は女子6人と男子1人。
圧倒的なおんな社会だけど上手くやれてる。
上手くやるコツは下ネタをやらないこと!
下ネタは大好きだけど控えてる。

みんなは既に席に着いてたけど、定刻にはあと5分あったため意気揚々と入室。
1番前の席を確保。
ちなみに僕は同期の中でもゼミには積極的に参加しているため一番前の席を取る。
その権利があると思っている。

着席しパソコンを起動した。
金髪のタトゥーの入った女性が後背位をしている動画が画面に写った。
叩き落とすようにPCを閉じた。
現実を呑み込めなかった。
動悸が止まらない。
共通テストでマークミスが発覚した時以来の
視界がチカチカするほどの焦り。
縫合した歯肉から血が滲みだしてきた。
血も止まらない。
少しの塩味と粘性を伴う僕の嫌いな
あの味が口いっぱいに広がる。
今日は医者から血流を早めるような行為は禁止されていた。恐らくそれは風呂や運動の類である。
決して尻に火がつき恐れおののく男の出血は想定されてなかっただろう.…と余計なことを考える。
肝心な時に僕の頭は回らない。
ひとしきり出血が終わり
その後血の気が引いていくのを感じた
今日この瞬間においては僕は世界で一番情けない人間であったと思う。
本当に刹那の出来事だったけど、鮮明に記憶してる。

まず目撃者の確認
次に原因の推定と
最後にこれからの身の振り方を考えた。

目撃者は多分1人。僕の斜め後ろに座っていた同期の中では割と話の通じる女性。
見てないかもしれないし見てたかもしれない。
現時点ではそうとしか言えない
僕がパソコンを馬鹿力で閉じたから、その音を聞いて僕に注意を向けたのかも、はたまた起動した時からずっとこっちを見ていたのかもしれない。
僕は腰をツイストして、腰の腱を伸ばしてる風を装いその人のことを注視してみた。
こっからは情報戦。
相手の仕草や表情からとにかく読み取るしかない!
その子は僕のことをじっと見つめ返してきた。
何かあったの?とかそういう目線ではなかったと思う。
かといってさっき起こった出来事を咀嚼出来てないような振る舞いもとも取れなかった。
ただただ、淡々としていて不敵とも思える笑みを浮かべていたようにも思えた。
あんな目は少なくとも共にすごした1年では見た事ない目だった。
僕が目を白黒させていたのを見て面白がっていたのかもしれない。
とにかく不気味だったし、この子の行動しだいで今後の僕の3年間にわたるゼミ生活が天にも地にも転がされることが怖くて仕方なかった。


原因を辿ればここ数日の間パソコンを使用していなかったことだろう。
もちろん淫猥な動画を見たのは僕。
でも見た僕が悪いと言うよりかは
ここ数日の間PCに入ってる論文の読解をサボった僕が悪い。
完全に4,5日前に金髪タトゥーギャルの動画を見てたことを忘れていた。
今になってみれば、大したことない気もしてる。
別に成人した男性がセクシーな動画を見ることは何にも悪いことじゃないし、みんなだって見てる。
ただ、暗黙の了解で誰のどんなのをどんな頻度で見てるとかを言わないだけで。
とも思えるけど、やっぱり結合した金髪タトゥーギャルをパソコンの液晶いっぱいいっぱいで見せるのはやっぱり話が違う気もしてきた。
そりゃ不意に出てきたら面白いし誰かに話したくなる。僕なら間違いなくコミュニティ違う人には話してしまう。
まぁただ、やけに冷静になっている自分には驚いている。さすが21年選手にもなったものだ。
母親や姉に検索履歴について問いただされた中学生時代、ノートに投稿したエロasmrというタイトルのクソmp3を研究室のOBに見られ「遊びっすよただの」と理屈の通ってない言い訳をしてきたつい最近の自分は決して無駄じゃなかったんだと今再び痛感している。凄いぞ自分!


明日研究室に行ったら僕の噂は瞬く間に広がっていて、まだ話したこともない新入の3年生にえろガキ先輩として認知されているかもしれない。
凛として不敵な笑みを浮かべたあの子は何を考えていたのか僕には分からない。
恐らくひと月もすればその意図は明るみに出るだろう。僕はその日まで生きた心地のしない日々をあの子の発言や行動の一挙手一投足に過敏に反応しながら過ごさなければならない。
本当に辛い。
少なくともあの子には僕がどんなに理路整然とした研究発表をしても、「でもエロガキだしな」って思われちゃうことが悲しい。
僕はもうエロガキと人を卑下することは出来ません。本当のえろガキは僕です。
噂が広まって、仲良くしてた友達にも、結局そういう目でうちらのことも見てたんだって思われることも悲しい。
本当に友達を性的な目で見た事は無い。
本当にです。神や両親にだって誓っていえる。
僕は友達を性的な目で見ている男子をしっています。最低な男ってのはやっぱりますよ。どこにも
今そいつの名前を言ったっていい。たま!
でも僕は違う!僕だけは違います!
現に僕に金髪タトゥーギャルの友達は居ない!
これが全てです!
今、変な噂の広まり方をして見境なく行く奴だと思われるのが本当に怖い。
本当に怯えています。

ゼミの内容は全く頭に入ってきませんでした。
修士に進むものとして気を引き締めます、

あと最寄りのスーパーで買い物して帰る時にこれからのことで頭がいっぱいになってしまいヘルメット付けるの忘れて原付を運転してしまった。
これは本当に気をつけなきゃいけない。
パニック状態の時の自分何しでかすか分からなすぎて怖い。

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