タンタン、また明日ね

3月31日午後11時56分、タンタンが旅立った。
担当飼育員さんたちによる“#また明日ね”ポストがなくなってからある程度は覚悟していたけれどもやっぱりさみしい。
タンタンは家族の思い出と直結している。
たぶんだから余計にポカリと心に穴が空いたような虚無感にとらわれているんだと思う。
厳密にはタンタンに直接会えなくなって結構随分たっている。でもあのついたての向こうにタンタンがいるんだなと思うのと、もういなくなってしまったというのとでは感覚が全然違うから。
どんどんとあたりまえにあったものが無くなっていくんだな。
記憶の中にしか存在しないかつて当たり前にあったもの。そのうち忘れてしまうんだろうな。忘れて。
でもまだ当分は覚えていて。
忘れたと思っていたこともいろいろ思い出して。
それでまた泣いたりして。
なんだかなぁと思う。
馬鹿みたいに撮っていた写真や動画消さなければよかったな。
今になって後悔している。
“また明日ね“
大好きな言葉だったから。
さみしいな。

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