いつまでも子供扱いしないでいただきたい...
というのを年を経るにつれて「あーなるほどなぁ。これじゃ悪気はなくともやっちまうな」と思うことが多くなる。
自分より若い人々を軽んじるような態度が致し方ないということではなく。
例えば小学生からみた中学生はとんでもなく大人に見えるのだけど自分がそこに到達してみると全然そんなことないとか、高校生の時に大学生みるとめっちゃくちゃ大人に見えるけれど実際自分がそこに到達してみると全然そういうこともなく。
ちなみに中身の話ではない。
あくまでも見た目の話である。
社会人となって軽ーく10年ほど経過してくるともはや高校生やら大学生が子供のようにしか見えなくなっていることに気がついて愕然とする。
子供のようにというか幼い存在にしかどう目をこすってみてもそのようにしか見えないのだ。
これはなかなか衝撃的な体験だ。
少なくともワタシ的には驚いた。
年を経るにつれ当然のことながら幼く見えてしまう人々は増えてくる。
これっていざという時にイキモノ的判断で優先的に自分より若い人々を生き残らせる行動を迷うことなくとれるようにするためなんだろうか。
子供の頃、アニメや映画やドラマなどで恐ろしく怖い場面などで大人たちが若いものを逃すために自らが囮となったり庇って死んだりするのをみて大人になったら子供とか庇って優先的に死ななくちゃいけないのか。大人になるの怖いないやだなとか本気で思っていたニンゲンであるワタシは。
そんなワタシでもここまではっきりと幼さを視覚的に突きつけられると見殺しにはできないだろうしあんたらにはワタシにはないミライがあるとかって思っちゃうよなぁとかぼんやりと思った。
いや実際それができるのかはわからないけれどできなかった場合おそらく延々と罪悪感を感じ続けるんだろうなぁと。
いやはや。そんなに幼かったのか当時の自分...とか思ったりして思わず虚空を見上げてしまったり。
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