今、幸せか?

「だが情熱はある」の最終回を見た。
このドラマを通じて私が考えたのは幸せとはなにか、である。
今回はそのことについて話す。

「今、幸せか?」と言うセリフがこのドラマではかなり重要なワードとして使われており、主人公若林が何度も繰り返す問いである。

私は気づいたことがある。人は幸せになるのではなく、幸せに気づくか気づかないか、なのだと。
何かを成し遂げたり、わかりやすく言えば夢を叶えたりして「幸せになる」のではない。それは一瞬の喜びであり、ただの達成感と興奮である。それももちろん幸せのひとつだけれど、私の言いたい幸せとはもっと永久的なものだ。

普段、そんなにドラマを見ない私からしてもこのドラマは良作だった。テンポ感がいい。展開のリズム感がいい。俳優の演技がいい。ナレーションがいい。音楽とセリフの間合いがいい。キャラクターがいい。だが情全肯定BOTになってしまったが、本当にそう思ったんだから仕方ない。

幸せとは、「幸せか?」という問いに「幸せだ」と答えられること。そう思った。
自分が幸せだと信じられること。
幸せなんて目に見えるわけでも、明確に「こうだったら幸せ」なんて定義がある訳でもない。

幸せのハードルなんて低ければ低いほどいい。
でも、傲慢な私はいつだってないものねだりで周りが自分より幸福に見えて、そうでない自分が不幸に見えて仕方ないんだ。
でも、たとえ何も持っていなくても客観的に見えたら幸せでなくても、君が幸せだと思えたならそれが紛れもない真実なんだ。

しかし、人間は客観的に幸福であろうとする。SNSが蔓延る世界で客観的な観点無しに私たちが物事を考えられることなんてきっと出来ない。
いつだって、見えない誰かを気にして、見えない誰かに媚びを売る。私は、それが間違いだなんて思わないしそれだってきっと悪いことじゃない。客観的な幸せを自分の幸せだと思うのは、きっとそれも誰かの真実の一つだ。

自分が不幸だと嘆き、幸せになろうと努力する、それすら幸せなことだと思う。
グルグルしてきた。始まった。おれのループ的グルグル合わせ鏡思考が‼️

要するに、だが情最高ドラマだった‼️
みんな幸せになれるといいね‼️
ちなみに今私は幸せだよ‼️😛

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