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ラブライブスーパースター3期に求める事

といえばやっぱり意味不明な2期の反省を活かしてキャラにヘイトを集めないようにキャラを大事にすることと〜
独りよがりにならず、ファンに伝える事を念頭に置いた丁寧な脚本を心がけることかな〜


みたいな話に共感できる方はブラウザバックでお願いします。

楽しみ方が私とは多分違うのでね


さて


3期のPVも公開されたっつー所で、1期2期を思い出しながら3期への個人的な願望をまとめておこうと思います。
3期が終わってからどんだけ自分の想定を超えてくれたかを振り返ろっかなって。

はいでは

グループの結成から目標達成、その先の未来との向き合いを描いてきた1期、2期。

個人的には追い求めるキャラクター、追い求めるグループという色を他シリーズと比べて強く感じています。

一見ただのキラキラ可愛いアイドルアニメに見えながらもそれだけではなく

それらは人生に必要な本質を捉えていることがラブライブの面白い所ですが

今作では

夢を追いかけたり、大義を抱いたりするような

「追い求める人生」において大事な事を具体的に明確に描き込んでいると、

またそれが今作の柱だなと感じています。

そしてラブライブシリーズとして過去作から一貫しているのは「愛」です。

それらを念頭に置きつつ

3期では何が描かれるのか、考えていきたいと思います。

ウィーンマルガレーテの未来予報がハレルためには

気になる要素としてあるのはやはり
あのツンケンしてたウィーンマルガレーテがいかにしてLiella!に入るのかという部分ですかね

ウィーンマルガレーテといえば

「本当の歌を教えてあげる」

というセリフが特に印象的でした。
実力、世界観共にずば抜けた存在であることが作中では描かれていましたが、2期の後半でLiella!にバッコリ負けてしまいましたね。

平たく言えば実力主義だけではスクールアイドルとして大きく欠けていたから負けてしまったわけですが

かけていた部分として今回は理念の差にフォーカスしたいと思います。


ラブライブの物語で優勝するには

理念、信じるものが重要になります。

それは今作だけでも過去作通しても変わりませんね。力だけではダメなのです。


Liella!には人と人を結ぶという理念がありそれが軸になってメンバーを纏めてきました。

その理念を信じて活動し、またそれを歌に乗せて表現してきました。

活動を通して得た経験、想いが説得力になってパフォーマンスに表れる。

そうして作り上げられる歌こそが今作で描かれる「本当の歌」であるというのが

ラブライブスーパースター、いやそれだけではなく過去シリーズも含めて描かれてきたものでした。

さてウィーンマルガレーテはどうかというと

バタフライウイング、エーデルシュタイン

歌詞を読んでみると

どちらも孤独と夢、勝利への渇望ばかりが込められています。

「本当の宝石になれる」という歌詞からは逆に言えば自分が偽物であるという自己肯定感の低さ

続く部分ではそれでも奮い立たせながら戦う覚悟が描かれていて悲壮感が漂うほどです。

自信に満ちた態度、強い曲調やパフォーマンスのクオリティと歌に込められた想いのギャップがより彼女の脆さを際立たせています。

ウィーンマルガレーテの歌に込められているのは

信じて突き進んできた理念とは真逆の

自分をまるで信じていないがゆえの勝利への渇望なのです。

それは「あるがままの自分を愛することができない」という事でもあります。

込められた想いの重さを受け止めても「本当の歌」ではないと澁谷かのんが断じ

ラブライブという大会がウィーンを選ばなかったのはそんな彼女の自分を愛していない、自分の「好き」と向き合っていない事への否定です。

実力や覚悟の総量の差を認めていないかといえばむしろ逆で

澁谷かのんもラブライブもウィーンマルガレーテのの実力をハッキリ認めているからこそ

そんな彼女が言う本当の歌(理念)を否定しています。

さらに言えば

自分を愛する事が出来ないウィーマルガレーテをラブライブという大会が肯定してしまうと

また、澁谷かのんが肯定してしまうと

ウィーンマルガレーテは永遠にあるがままの自分を愛する事が出来なくなってしまいます。

SNSでウィーンマルガレーテの歌も1つの本当の歌ではないか、という意見も拝見しましたが

そうして彼女のあり方を認めることが

スクールアイドルの先に続く人生を生きる彼女にとってどういう意味を持つのか考えてみると

彼女のあり方を肯定してはならないと
肯定する事に愛はあるのか?と疑問を抱いてしまいます。

LoveLive!という作品はタイトルの通り今を生きる事を愛する物語です。過去作を振り返ってもそれらは明白ですね。

そしてラブライブという大会で優勝する事は

好きなものを追い求めてきた人生への

大会からの全力の肯定であります。

ゆえにスクールアイドルの世界ではウィーンマルガレーテはLiella!に打ち勝つことが出来ず

このままどれだけ研鑽を積みLiella!にぶつかってもそれは変わらないのです。


長々書いてしまいましたが

そんなウィーンマルガレーテが3期でいかにしてLiella!に加入するのか。
展開予想は願望、妄想ですが垂れ流していきたいと思います

PVにあったとおりマルガレーテは新スクールアイドル部なるものを設立します。

おそらくはLiella!に闘志を燃やして代々木でのイベントに出場することでしょう。

そして先述した通りの事が原因でまたしても負けてしまいます。

私の予想ですが澁谷かのん不在、なんなら1期生不在のLiella!に負けてしまう(1期生不在までやったらすげぇなぁ…)と思っています。
2期での敗北の理由が更に浮き彫りになった形で現れるのではないでしょうか。

澁谷かのんは澁谷かのんで戻ってくるのは遅くなりそう。(後述)


マルガレーテは狼狽することでしょう。

なぜ負けるのか。圧倒的実力差を見せていたはずなのになぜ。(見ていた冬鞠も同じ事を思ってそう)

そこで突きつけられる想いの違い、納得できるわけがありません。

しかし新スクールアイドル部の活動の中で、結ヶ丘で生活していく中で結ヶ丘の一般生徒に支えられる経験をしていきます。

スクールアイドルとは、ラブライブとは、歌が持ってる力とはというのを知っていきます。

そうした中でウィーンマルガレーテは自身の根幹にあった想いを思い出すのです。


何が好きだったんだっけ。

なんでそんな夢を抱いたんだっけ。

なんのために。なぜ。

それでも非情な能力主義の現実を見てきたマルガレーテはその想いのために歌う事ができません。

マルガレーテを救うのは結ヶ丘の生徒です。

結ヶ丘のために歌ってほしい。マルガレーテにとって自分の歌が必要とされるのは初めての経験です。

自分の歌を必要としてくれる人がいる、愛してくれる人がいる。


これが出発点となり、ウィーンマルガレーテはほんの少し自分を愛する道を歩み始めます。

そして結ヶ丘の生徒が起点となってLiella!とマルガレーテを結ぶのでした。



という、妄想でした。

これには結ヶ丘の生徒がウィーンに愛を教えてほしいっていう自分の願望が寡聞に込められています。

ていうのが、1期、2期とスクールアイドル部が活動してきた中で結ヶ丘がどんな場所に変わっていくのかというのを3期でも表現するのは間違いないてのがあってですね

1期、2期は後半のほうでそれを描いていましたよね(wishsong→スタプロ→ちゃんちゃんの回が特にそう)

その成果が結ヶ丘を人と人が結ばれる場所としてちゃんと仕上げているぞと

そしてその成果が巡ってLiella!にも影響を与えるぞと

そういつのが見てぇ〜という無限の期待なんですよね。

Liella!はウィーンマルガレーテを打ち負かし、あり方を示し続けることは出来ても愛を授ける事は出来ない位置にいます。

であれば彼女に愛を授けるのは結ヶ丘であってほしい。結ヶ丘がそんな場所になってたらすごくうれしいという気持ちです。


まぁこんな形じゃなくても3期の先にある劇場版でも構いやしませんが、結ヶ丘を人と人が結ばれる場所にするというのがLiella!の大義ですから

それが果たされる瞬間は見たいですね。


世界に歌を響かせるとは

次に気になるのは

澁谷かのんの動きですよね。

私、Liella!には戻らない。

いやーーーーーーやる!!!!!!

流石にそうくるね!となりました。

かのんの心はもう世界に歌を響かせる所にあってそのために夢を追いかける覚悟を決めてるんですよね

簡単に戻らない

ただ戻るだけならそれは夢から後退する事であり

何よりも
留学までの時間潰しの場所として人生を消化する、そんなスクールアイドルのあり方はこれまでのラブライブシリーズを観てきた方ならありえないことだと、
スクールアイドルの矜持とは真逆だと断ずるはずです。

Liella!に戻るためには理由が必要です

個人的に2期の最終話を見ながら浮かんだ疑問は

澁谷かのん、お前が響かせたいのは自分の歌だけか?

という疑問でした

1期11話で描かれた過去のシーン

ロリかのんは合唱のステージで歌う前に他の子を励まし、皆で歌おうとしていました

かのんは言っているんです、歌おう!と。

うーん

かのんの根源にある「世界に歌を響かせたい」は自分の歌のみを響かせる事ではないのではなかろうかと思うのです。

その願いの核心は、自分の歌を響かせたい→歌手になって自分の想いを届けたいといったようなものではなく

世界の全てと共に歌いたい
またそうすることで世界の全てが結ばれ
世界の歌が世界に響き渡ること

ここに核心があるのではないかと思います

澁谷かのんがあのまま留学していたら
そういった自分の願いの核心から逸れる事になっていたのでは
ウィーンマルガレーテと同じように能力主義の現実に打ちのめされ
自身の歌を突き詰め先鋭化してしまったのではなかろうか
とさえ思ってしまいます。

澁谷かのんにはまだ結ヶ丘でやるべきことが残っており
それは
「世界に歌を響かせる」の本質を思い出し

sing 一緒に歌おう
smile 心結んで
shineきらめかせよう
smile笑顔の星を

をLiella!全員で、世界に向けて行う事ではないかと思うのです。

これら全ては「結ぶ」というのが大きなテーマにある事から飛躍した妄想で

3期、もしくは劇場版の最後に世界に響かせるのが澁谷かのんの歌でいいんだろうか
Liella!の歌なのではなかろうか
という根も葉もない仮説から逆算して作り上げたものなので正直なんの価値もないです 

しかし

歌を通して学校を1つにすることができた
私にとってスクールアイドル活動は最高の思い出

葉月花さんはこう語っておられました
そしてもう一度それができる場所を作りたいというのが結ヶ丘を作った彼女の願いでした。

恋ちゃんが受け継ぎ、Liella!と結ヶ丘は想いを共有してそれを理念として据え活動してきましたよね

物語の果てにあるもの
今までのスクールアイドルとは一線を画すスーパースターたりえるためには
いや、そうあってほしいという自分の願いとしては
そんな未来が待っていたらいいなと思う所です。

しかし尺ってもんがありますわな
劇場版もおそらく控えている
もしかひたら3期ではそこまで至らず
世界そのものと共に歌うのは劇場版でのことになるかもしれませんね

3期は世界にLiella!の歌を響かせるにとどまるかなというのがなんの根拠もない自分の予想です

まぁ
劇場版の最後には世界そのものと共にLiella!の歌を響かせるに至ってほしい、いやむしろそうでないと
ラブライブ「スーパースター!!」たりえないだろ!
と繰り返し無限の願望を漏らしておきます。



妄想メモ的なその他のアレ


なんか一段落した気がするんですが

加えて

3期でかのんはその願いを持って帰ってきて

Liella!に共有し再スタート!ってそんだけでしょうか

うーーーーん。

そんな願いを持つかのんがLiella!に戻ってきてみんなやろうぜ!って引っ張るだけなんでしょうか。

釈然としない!

個人的にはLiella!の面々が自発的にかのんの願いの位置まで追いついてほしいと思っています。

Liella!の面々から私たちの歌を世界に響かせよう!くらい言わせてかのんを納得させるくらいじゃないと

Liella!はsssの頃のように横一列に並べないのではないかと思います。

(2期生が今後のLiella!を作っていくというのもあるしね)


嵐千砂都もそうでないと絶対納得しないと思います。

かのんと並び立つために人生を賭けてるサムライこと嵐千砂都なら泣き喚いてかのんを落とすような真似をするでしょうか

正直嵐千砂都には自分は泣き喚いてほしいんです
サムライである前に彼女は絶対に思っているはず
かのんちゃんとともに歌いたいと。

うわあああぁん寂しいよ歌いたいよおおおつって
泣き喚いていいじゃないですか
無理すんじゃねえよ素直になれよと思うのです
年端もいかないいたいけな女の子が覚悟に染まって自分の想いを殺すなと。

でもそれで澁谷かのんを引きずり下ろしたら嵐千砂都自身が自分を許せないでしょう 
であれば彼女はどうするか

泣き喚いた先でさらなる覚悟を決めると思います。澁谷かのんを引きずり下ろすのではなく澁谷かのんの目指す高みに自分も並び立つ。

嵐千砂都はずっとそうやってきました。
そして彼女はまた進化し続けています
今度は自分のみではなく部長として部員全員をその意識まで持ち上げていくのではなかろうかと思うのです。

てな所がかのん周りの動きの妄想ですかね。


兎にも角にも

世界に歌を響かせる

国立競技場でLiella!の歌を世界へって所で3期の一段落ってところになるんかなーってイメージです

1期生が活動の先に何を見据えるのか
卒業まわりに確実に起きる可可、すみれ周りの何か

2期生が活動の中でどうキマっていくのか
Liella!を背負っていく彼女らの輝き

3期生がどうやって愛を知り
スクールアイドルと成るのか

楽しみなことが盛り沢山な3期、心から楽しみです







正直、あらすじが当たろうがはずれようがどうでも良いんです

裏切ってくれたら裏切ってくれただけ嬉しい

自分の想定の範囲内に落ち着いたって、そりゃ自分の信心にハクはつくかも知れませんけど

な〜んも面白くないです





ただ私が信仰しているラブライブの核心、愛の物語である部分においてはブレずにいてほしいなって 



まぁブレるわけないんですけど思います




ウィーンマルガレーテは思い出すんです


歌は怖くない、楽しいものだよ

歌うのはとっても楽しいものだよ

みんなが頑張って練習してこられたのは楽しかったからでしょ

だから歌おう、楽しく


っていう

かつてかのんと同じように自分の根幹にもあった愛を思い出すんですよ
そして結ヶ丘でかのんと同じように育んでいくんです
それでこそ結ヶ丘にウィーンマルガレーテがきた意味がある


てなことで今日の妄想は終わり

また膨らんだら書こう


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