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第2回

みなさんはWordの保存ボタン💾のアイコンがなんのイラストか知っていますか。正解は、フロッピーディスクだそうです。この答えを知ったとき、私の頭の中ははてなマークで埋め尽くされました。フロッピーディスクとは何者だ?と▼先日、モデルの市川紗椰さんの連載を拝読しました。そこで目についたのは「時代錯誤なアイコン」についてのコラム。そこでは保存ボタンのほかにも、設定アイコンの歯車⚙️や通話マークの受話器📞、メールアイコンの封筒✉️などが例にあがっていました。どれも、現実世界ではあまり目にしなくなったものばかりです。本来、その機能をわかりやすく示すためのアイコンがただのイラストとしか認識されなくなっているのです。▼現代風にアイコンを変えるなら何がよいだろうか。通話マークはスマートフォンの形📱。メールは文書のイラスト📄、あるいは2人の人の間を矢印で結んで👤↔️👤やり取りしていることがわかるイラストなんてどうだろうか。▼ここまで、時代錯誤ともいえるアイコンを批判してきたわけですが、現実的にはそうもいかないです。時代ごとにアイコンを変えていてはややこしい。いま、主流のスマートフォンだって、10年後、20年後には生き残っているかはわかりません。そう考えれば、「電話=受話器」と定着しているアイコンを使い続けることが理にかなっています。私の中で、保存ボタンがフロッピーディスクという意味を持ったものではなく、保存ボタンでしかなかったように。


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