天皇賞(春)勝手な振り返り考察と…

1.振り返り

全頭振り返る余力もないので適当に。その中で気になるアノ馬の敗戦について個人的な考察を。
勝ったテーオーロイヤル号は言わずもがなの強さでした。公開されたジョッキーカメラを見てもお互いの信頼関係がよく分かるまさに「人馬一体」。おめでとうございます。
凱旋門賞云々の声も聞こえますが、個人的には出ない方がいいと思います。欧州長距離は「質」が「違いすぎる」のでこのまま王者として国内に君臨して欲しいと思っています。まあ、こればかりはオーナーさんが決めることなので、今後も応援は続けます。


2.本題

さて、人気を分け合ったもう1頭のドゥレッツァは2周目の勝負どころで手応えが怪しくなり惨敗。
後にクラブ公式発表では軽度の熱中症とのこと。大事に至らなければ良いのですね。
その一方で、これは私の勝手な推理(妄想)ですが…本当にそうなんですかね。
道中は手応え良く追走。2周目の向こう正面では前進気勢を見せていました。ところが2周目の坂を登りきった辺りから手応えが悪くなり失速。戸崎騎手が必死に抗ってましたが後退してしまいました。

本音はどこに?

ここで疑問が。軽度の熱中症であんなに手応え良く追走出来るのでしょうか?
勿論、公式発表出来る内容、出来ない内容のいわゆる大人の事情というのは理解しなければなりません。つまり、安易に「あれは度外視」と解釈するのは次走以降、危険な判断になるかもしれません。
これは、馬、騎手、陣営、オーナーを批判している訳でもなく発表が「嘘だ」と言ってる訳ではありません。その通りかもしれませんが、度外視だと決め付けて振り返らないのは今後危険になってくるのでは?という意見です。
ちなみに、私はこの距離はというか、今回のレース展開は「本質的なスタミナがない(ステイヤーではない)」この馬にとってはキツかったと思います。
菊花賞もルメール騎手云々を抜きにして「奇襲的な戦法」で勝ちました。これも奇襲が悪いのではなく「そうしなければ」或いは「それが一番勝つ可能性が高い」という勝つための選択だったのだと思います。それに古来より「奇襲とは相手の戦力の方が上と見られる(こちらが劣勢と見られる)場合にとる戦法」ですので、それを踏まえても今回は誤魔化しがきかなかったのかなと思っています。


3.結論

今回の結果で世代間論争の結論が出たとは思いません。勝ち馬は自分のカテゴリー、テリトリーでの競馬でしたし負けた若い馬も条件が変われば巻き返すと思います。

ただ、「見えない疲れ」や「熱中症」というこちらでは分からない言葉が出てきた時こそ自分なりに振り返って次へ繋げていけば、次に予想する時により競馬が楽しく感じるかもしれません。


4.おまけ

来週はNHKマイルカップ、翌週はヴィクトリアマイルですね。
現時点での本命は
NMC ジャンタルマンタル
VM  ナミュール
です。理由はまた事前に呟こうと思います。

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