【S12 最終909位 レート1921】カバラオス展開～パルデアの筋肉を添えて～

　こんにちは！シーズン12お疲れ様でした。今回は剣盾ぶり、SVで初の最終3桁をとることができたので、初めて構築記事を書きたいと思います！拙い文章ですがどうぞご覧ください。
　それでは構築を紹介します！

コンセプト

•選出圧力の高いポケモンを並べ、相手の選出の幅を狭める
•相手に先にテラスタルを切らせて、相手視点の択を増やす

構築経緯

　環境のポケモン達に刺さっている「ステルスロック」を使えるポケモンであり、尚且つ「あくび」による対面操作、「吹き飛ばし」による起点回避が可能である点を評価して、カバルドンを採用。
　カバルドンで起点作成した後の積みアタッカーとして腹太鼓マリルリ(→水ウーラオスに変更)を採用。
　次に、単体性能と選出圧力に優れるキノガッサ、サーフゴー、イーユイ(→炎オーガポンに変更)を採用。
　最後に、スイーパーとして優秀な鉢巻パオジアンを採用。構築が完成した。

個体紹介

キノガッサ@気合いの襷　テクニシャン

意地135-200(252+)-101(4)-＊-80-122(252)
テラスタイプ:ゴースト

タネマシンガン　マッハパンチ　岩石封じ　きのこの胞子

A-特化
S-準速

　胞子をばら撒く害悪キノコ。対策が甘い構築や受けループなどに選出した。このポケモンの本質は相手の選出に対しての圧力にあり、サーフゴーまたは他の胞子対策枠を強制的に引きづり出し、試合を有利に進めることができた。サーフゴーに対して選出したくないので選出率6位。選出したときはしっかり活躍してくれた。

パオジアン@拘り鉢巻　災いの剣

意地165(76)-185(228+)-101(4)-＊-86(4)-180(196)
テラスタイプ:悪
氷柱落とし　噛み砕く　氷の礫　不意打ち

A-無振りオーガポンを噛み砕くで確定1発
187-123オーガポンをテラス噛み砕くで81.2%の乱数1発
無振り水ウーラオスに対して噛み砕くが半分以上入る

HB-パンチグローブ水ウーラオスの特化水流連打を最高乱数切り耐え
鉢巻カイリューの特化ノーマルテラス神速を確定耐え
HD-暁月ガチグマの特化真空波の致死率31.2%

S-最速111族抜き

破壊の王。スイーパーとしての性能は言わずもがなであり、突然初手に出して鉢巻悪テラス噛み砕くを連打してサイクルを破壊することもできる。特殊方面には滅法弱いが、選出の仕方を間違えなければ最強。選出率1位。

炎オーガポン@竈門の面　型破り→面影宿し

腕白187(252)-140-149(252+)-＊-117(4)-130
テラスタイプ:炎

蔦棍棒　パワーウィップ　挑発　じゃれつく

HB-特化
陽気カイリューの飛行テラバースト確定耐え
陽気カイリューのスケイルショット8発確定耐え、9発ほぼ耐え
エナジーでA上昇したトドロクツキの特化アクロバット確定耐え

HD-臆病テツノツツミのフリーズドライ+ハイドロポンプを確定耐え

サーフゴー狩りのプロ。イーユイでは隙を見せてしまうカイリューやトドロクツキに対して「じゃれつく」で削りをいれることができる点が優秀。「挑発」を採用することで初手のディンルー、ドヒドイデを完封可能。挑発を見た後、じゃれつくを切ってカイリューやトドロクツキを後投げしてくる方が多かったので、かなり環境にマッチした型だと思う。この子のおかげで対受けループの勝率100%だった。選出率3位。

サーフゴー@タラプの実　黄金の身体

図太い193(244)-72(個体値0)-161(252+)-154(4)-112(4)-105(4)
テラスタイプ:水

電磁波　祟り目　気合い玉　自己再生

HB-特化
炎オーガポンの特化蔦棍棒確定耐え

HD-タラプ込みでキラフロルの特化大地の力を98.1%で2回耐える

　マジレス成金ポケモン。HBでゴツゴツメットを持ったよくある型の持ち物を「タラプの実」に変更しただけであるが、これがかなり強かった。採用理由は最終日に爆増したキラフロル入りに安定して勝つため。初手のキラフロルに有利なポケモンを合わせてテラスを切らせる→こちらは即サーフゴーバックしてタラプ発動、という動きが強力だった。ついでにテツノツツミに対してもかなり有利を取ることができた。
　「電磁波祟り目+気合い玉」の範囲が優秀でどんなポケモンに対しても仕事をしてくれた。電磁波の命中不安が付きまとう点と、テラスを切らないといけない場面が多い点は難しい問題。選出率4位。

水ウーラオス@神秘の雫　不可視の拳

意地195(156)-200(252+)-133(100)-＊-80-117
テラスタイプ:水

水流連打　雷パンチ　剣の舞　アクアジェット

A-無振り炎オーガポンを水流連打で98.02%の乱数1発
無振りパオジアンを水流連打で93.7%の乱数1発
テラス水流連打でHB特化キョジオーンを確定1発
テラスアクアジェットでH100振りイーユイまで確定1発
+2テラスアクアジェットでB252振りのハバタクカミを確定1発

HB-パオジアンの特化電気テラバーストの致死率18.7%

HD-臆病テツノツツミのフリーズドライの致死率31.2%

　最強の熊。「剣の舞+水流連打」の破壊力、「アクアジェット」での縛りが強力。アクアジェットの火力を上げるためにパンチグローブではなく「神秘の雫」で採用。
　水流連打を水テラスで受けようとしてくる相手には雷パンチを叩き込むことができる。相手視点は剣の舞+アクアジェットを見たら残りは水技+格闘技だと誤認する可能性も高く、読まれにくく通しやすかった。
　また物理耐久にかなり振っているので、パオジアンや炎オーガポン、ウーラオスを対面で処理しやすい。最終日に爆増した草テラスキラフロルに対して選出しづらかったが、その他の構築にはほとんど選出した。選出率2位。

カバルドン@オボンの実　砂起こし

腕白212(252)-132-176(172+)-＊-103(84)-52(個体値0)
テラスタイプ:鋼

欠伸　地震　ステルスロック　吹き飛ばし

HB-鉢巻水ウーラオスの特化水流連打をオボン込みでほぼ耐え
サックーさんのS11使用構築の調整をそのまま使わせていただきました。https://sakkupoke.hatenablog.com/entry/2023/11/01/161142

生涯現役ポケモン。先述の通り、「欠伸+ステルスロック」による起点作成と「吹き飛ばしによる起点回避」を両立できる神のポケモン。カイリューとハバタクカミの両方に有利をとることができる点が優秀。しかしパオジアンと水ウーラオス、オーガポンに対してはタイプ上不利をとってしまい、対面した時にテラスを強要されてしまう。そのため適当に選出するのではなく、刺さりがいい時やカイリューが重すぎる時にのみ選出した。初手カバルドンを警戒した相手の初手パオジアンや炎オーガポン、ガチグマ、イーユイなどに対してこちらの水ウーラオスを合わせることで試合を有利に進めることができた。選出されなくても仕事ができるカバさん、偉大すぎる。選出率5位。

選出•立ち回り

　決まった選出は無く、相手の構築を見て柔軟に選出を決めていたので、流行っていた並びに対する選出と立ち回りの考え方をお話しします。

•ステロ撒き+カイリューorトドロクツキ
選出：炎オーガポン@2
立ち回り：炎オーガポンを初手に置いてステロ撒きに対しては挑発、カイリューorトドロクツキにはじゃれつくを打つ。

•キラフロル+カイリュー
選出：サーフゴー+パオジアン@1
立ち回り：サーフゴーでキラフロルに仕事をさせずにサイクル有利をとる。初手にキノガッサ、水ウーラオス、カバルドンを置いてキラフロルにテラスを切らせる→即サーフゴーバックの動きが理想。

•カイリュー・サーフゴー・ハバタクカミ・オーガポンのようなステロ撒きのいない純粋な対面構築
選出：水ウーラオス+パオジアン@1
立ち回り：初手の水ウーラオスで型判別+数的有利を取ってからパオジアンで締める。

きついポケモン

•水オーガポン
水ウーラオスが出せません。やめてください。
対処法:パオジアンで上からしばく。

•ビルドアップ型の水ウーラオス
ビルド型の一点読み以外勝てないような展開も多く、厳しい。
対処法:ビルド型でないことを祈る。

•イーユイ
誰も受けれません。やめてください。
対処法:水ウーラオスのアクアジェットで縛る、もしくはキノガッサを選出する。

汎用的な型は対策できており、プレミと運負け以外ではあまり負けなかったと思います。

結果

TN：ちぃ
最終順位909位
最高最終レート1921.581
41勝16敗

最後に（レンタルあり）

　SV初の最終3桁を達成できて嬉しいです！テラスタルが難しくて中々勝てていませんでしたが、少し自信が付いた気がします！目標を達成できた理由を考えると、環境にいるポケモンの型を理解して、対策を上手く構築に組み込めたからだと思います。
　来シーズンも全力で頑張りたいです！目標はレート2000、いつかは最終2桁を取れるくらい強くなりたいと思ってます！
　今期最終日潜られた皆様、お疲れ様でした。来シーズンも一緒に頑張りましょう！！
　ご意見、ご質問などありましたらX(Twitter)、@NakakinTV712までお願いします。

最後までご覧いただきありがとうございました！

↓↓↓レンタル良ければ使ってください！それでは！！