インドア派でも楽しかったアウトドア!
こんにちは、のるです。私はこれまでの5回の自然環境リテラシーでの活動をインドア派の人間視点で書いてきました。そのため,今回の最後のnoteでは自分と同じような人に向けての自然環境リテラシーやアウトドアは出来るのかついて伝えていこうと思います。
もともと私はこの活動に参加するまで一切海や川や山といった自然の中で遊んだことはありませんでした。家でポケモンをやってはグラフィックに感動しているような人間でした。
参加してみたきっかけは、講義の際にこの活動にを紹介されて、「どうせアウトドアなんかこの先やることはないだろうから友達もいるし1回やってみるか」という軽い興味でした。
実際参加してみると、良くも悪くも想像と違いました。
まずはじめに、自然環境リテラシーに参加してみて大変だったこと、しんどかったことからあげていきます。
①費用がかさむ
寝袋やアウトドア用の服,交通費等諸々で結構お金がかかりました。
特に交通費は多いときで往復3000円程度かかるのでもともと旅行など外出をしない人にとってはまあまあ費用がかさんだ印象がありました。
②体力がある人が多くてしんどい(メンタルが)
そもそもこのような活動に参加する人は多くがアウトドアに興味がある人,活動的な人でした。それゆえにゆっくり行動するグループに合わせても,カヤックを漕いでいるときに集団に追いつくことや山登りを人並みのペースでやること自体がかなりしんどかったです。私の場合は遅めの集団に合わせても体力的に厳しかったので最終的には自分のペースに合わせてもらっていました。しかし特にカヤックの道中は待ってもらう申し訳なさと縮んだと思ったら一瞬で開いていく距離の差が個人的にはかなりキツかったです。
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③怪我の危険は対策しても存在する
相手にしているのが自然なので,どれだけ安全に配慮しても当然危険なことがあります。海や川に落ちれば溺れる可能性もあるし,山や岩場は滑るとけがの可能性もあります。安全は十分考慮されていますがそれでも完全に怪我なしで行えるわけではないと感じました。実際ぬれた場所で事前に滑るからと注意するよう言われ,滑らないよう対策をしても滑って肘を打ったり手を摩ったりすることはありました。やっぱり対策しても防ぎきれない事故が無い訳ではないと思いました。
④夏が暑すぎてしんどい
正直これが一番しんどかったです。キャンプではエアコンがないのでテントをメッシュにして冷却グッズを使ってもかなりテントの中が暑く,寝苦しくて眠れない日も多かったです。こればっかりは本当に夜中何度も起きたので耐え難かったです。
ここまで大変だった点を挙げてきましたが,もちろんよかったところもたくさんありました。それを挙げていこうと思います。
①気軽にアウトドアができる
先ほど費用がかさむといいましたが,この活動ではバーナーヘッドやテント,カヤックなど必要な道具を貸し出してもらえるうえ,自分で場所を取ったり予約したりする必要がありません。そのため自分で一から場所や宿を取ったりテントを準備したりすることを考えると安いうえ,より気軽にアウトドアを楽しむことができます。
②景色が良い
これまで鳥羽や紀北町などにいきましたが,どこもとてもいい景色を楽しめます。例えば,紀北町の銚子川は水が透き通るように綺麗で,カヌーがきれいな緑や青の水面に反射している様子はとても写真映えします。
また,鳥羽の海も水面が輝いていてとてもきれいでした。
以下、お気に入りの写真です。
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③飯がうまい
自分は食べることが大好きなので,アウトドア飯も醍醐味の一つでした。メスティンを使ったり焚火をしてその火で料理を作ったりすると普段とは違う味になってとても新鮮でした。ベーコン一つ焼くにしても全く風味が違っていて,このベーコンを使い,焚火であぶったパンはとてもおいしかったです。他にも鳥羽では,カヤックで到着した島の商店で買い物をして,そこで得た食材を使った料理を作ったり,地元の人に頂いた魚の刺身を食べたりとその場ならではの食べ物を食べるという貴重な経験もできました。
以下個人的においしかったもの3選です
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④勉強にもなる
自然環境リテラシー学ではただアウトドアを楽しむだけでなく,施設やガイドの方がその場所の特徴やコンパスワークや今までの経験談など様々な話を聞くことができました。また,危険も存在する自然の中で対処していくために救命の方法や気を付けるべき事項,正しい装備の着用方法など危機管理のための正しい情報について知ることもできます。この知識はこれから生きていくうえでも役に立つと思います。
このように参加してみて大変だったことも良かったことも色々ありましたが,自分の結論としては,色々なことを知ることができ,参加しなかったら見ることがなかったであろう景色がみられたことからも参加してよかったと思います。最後にこのような活動の機会をくださった先生方、様々なサポートをして下さった先輩や仲間、そしてここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
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