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信長、秀吉、家康の3人の力を比較してみよう

小学校の教員をしています。自分が授業(主に社会科)で実践してきたことや、日々の学校や子どもたちへの関わり方などについての気付きを発信していきます。みなさんの役に立ったら嬉しいです。よろしくお願いします。



1.ダイヤモンドチャートで比較


 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の業績を調べていくのに当たって、今回はダイヤモンドチャートを使ってみました。。4つの視点は「戦闘力」「政治の力」「性格」「外国との関係」にしました。その理由としては、
 「戦闘力」では、戦国の世の中での戦績。
 「政治の力」では、人々に対する政策。
 「性格」では、カリスマ性やリーダーとしての素質。
 「外国との関係」では、ポルトガルや朝鮮、オランダなどとの貿易。
 これらに関することを子どもたちは調べると予想したからです。


2.子どもたちのダイヤモンドチャート


 以下に実際のダイヤモンドチャートを紹介します。

織田信長のダイヤモンドチャート


豊臣秀吉のダイヤモンドチャート


徳川家康のダイヤモンドチャート

 一人一人のチャートの形にはバラつきがありますが、大体このような形になっていました。このような形になった子どもたちの主な理由は以下の通り。

 信長・・・戦いは強い。政治も楽市・楽座という新しいことを行った。外国に対してはキリスト教を保護した。でも性格は悪い。部下の明智光秀に殺されてしまったから。

 秀吉・・・信長の後を継いで天下を統一したから強い。刀狩りや検地をしたから政治の力もある。「ほととぎすの歌」から考えると賢そう。でも、朝鮮に攻め込んだのは良くない。

 家康・・・関ヶ原の戦いで勝利した。江戸幕府の基礎を築いたから政治も良い。幼少の頃から人質として過ごしてきた。我慢強い。外国との関係は朝鮮との交流を再開したから秀吉よりは良い。

3.まとめ


 3人の武将を調べる際に、「3人の武将のことを調べよう」だと、何を調べたら良いのかが曖昧になります。今回は4つの観点を与えて、またダイヤモンドチャートという形にしたことによって、「調べる観点が統一され、目に見える形にしたため、3人の武将のことが比較がしやすかった」という良さがあったと思います。
 反省点としては、一人一人のダイヤモンドチャートには、バラつきがあったのでクラスとしてのチャートを作るべきだったと思っています。


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