低価格ビジホ宿泊記7 東京蒲田

蒲田の宿泊は、この記事を書き始めて2回目です。
前回の宿が安くて立地も良いのですが、同じくらいの価格帯で立地も同等の別のホテルがあったのでネタになるかなとそちらに泊まることにしました。
西鉄インが無くなった今、蒲田ではまだ「ここが定宿」というところを見つけてません(西鉄インは設備はそのままでアパホテルになっているそうですが、アパは私が泊まるには高いので)。
当面はいろんなところに泊まってみたいと思います。

東京蒲田 「ミヤビイン蒲田」


アクセス・立地

JR蒲田駅から徒歩5分。京急蒲田駅からは徒歩8分の場所です。
JR駅の東口から出て左側正面に見える大通りをまっすぐ進み、3番目の通りを左に入ります。
前回泊まった「オーク・イン3」に行く道の1本先を左折です。
ブックオフのすぐ近くの道ですね。
そこを川にぶつかるまで進んで、突き当たったらまた左折したところに「ミヤビイン蒲田」はあります。
前回泊まったところも近い、ホテルの多いエリアです。
お気に入りの銭湯「ゆ~シティ蒲田」も近い。

蒲田のJRと京急駅の間のエリアは、飲食店や買い物をする場所も多いし便利な良い街です。
東京は物価が高いイメージですが、蒲田エリアはランチが比較的リーズナブルです。
蒲田発祥の羽根つき餃子の店もありますし、食事の楽しみは充実しています。

コンビニは徒歩2分くらい。
風呂上がりにアイスでも……、というにはちょっと距離がある感じです。

チェックイン・ホテル共用部

入り口を入るとすぐの右手に小部屋があり、応接セットや部屋に持ち込んでもOKな貸し出し用のマンガの単行本がありました。
そして左手にフロント。
カウンターにサービスのキャンディが置いてます。
カウンターの正面にエレベーターがあり、その近くに除菌シートや入浴剤などのアメニティが置いてあります。

自分は湯舟にお湯をためて入浴剤を入れたい派なので、アメニティに入浴剤があるのは嬉しいです。
後の掃除のことを考えると入浴剤を入れるのはいくらか気兼ねしますが、アメニティがあれば「ここは入浴剤OKなんだな」と解釈します。
部屋にある女性用のアメニティにも入浴剤がありまして、それはロビーのとは違う香りのものです。

入り口から入ってフロントを通り過ぎた先にも客室があります。
禁煙ルームは1階と2階だそうです。
フロントがある階に客室があるのは、わりと珍しいですね。
そして深夜の時間にスタッフはフロントのカウンター内ではなくて、一番手前の部屋にいるそうです。
ロビーはけっこう狭いです。
そして楽天トラベルには「シングルルーム1名様プランの御予約の場合、1名様のみご入室・ご利用をお願いさせて頂いております。」という記述があります。
要約すると「デリヘルを呼ぶんじゃねーぞ」ということですね。

コインランドリーではなくて、無料の洗濯機と乾燥機がありました。
洗剤はフロントでいただけるそうです。
連泊や長期旅行のときは助かります。

チェックアウトはすべてのプランで12時まで。
午前中ゆっくりできます。

客室

部屋がオートロックじゃない。

コレはかなりのレアパターンです。
部屋に入るときはもちろんカギを開けるし、在室中に外から開けられたくないならカギをしめる。
外出するときも、自分でカギをかけないと開きっぱなしです。
今まで泊まったホテルでこのパターンは2件目だと思います。
1件目は旅館から転業したと思しきところでした。
ちなみにキーホルダーは透明の棒です。

部屋に入った印象は「かなりきれいだな」でした。
掃除が行き届いているきれいさではなくて(それはぱっと見の印象では判らないから)部屋のインテリアの印象が「きれい」でした。
全体的に茶色・こげ茶・黒というシックなカラーに統一されていて、落ち着いた雰囲気です。

冷蔵庫にはドアポケットや冷凍スペースあり。
ドライヤーは部屋に入ってすぐのところに備え付けのがありますが、コレは壊れているとのことです。
そのかわり部屋の机とバスルームに1つずつ置いてました。

バスルームは、入浴中に物を置くスペースはあまりなかったです。
トイレのタンク部分はフラットなんだけど、そこにすでにアメニティがおいてあるので、着替えは置きにくい。
ユニットバスの湯舟は、最近泊まった中ではやや広め。一方、トイレ周りが狭かった。

部屋にあるアメニティは、歯ブラシ・ブラシ・スポンジ・T字カミソリ。そして使い捨てスリッパ。
このスポンジ、泡立ちが良いからあると嬉しいです。
ミネラルウォーターも1本あります。
女性は上記にプラス、洗顔料・化粧水・乳液・美顔マスク・入浴剤・ヘアーパックがあります。

使い終わったバスタオルとバスマットを中に干していたのですが、翌朝タオルは乾いていたけれどマットは微妙に湿気たままでした。

洗面台の排水口や風呂のオーバーフロー穴はきれいでした。
湯舟に座っていると他に見るものもないので、オーバーフロー穴には目が行きます。

食事

元々はパンのサービスがあったようですが、今は新型コロナの影響で休止されています。
残念。復活を祈ります。

宿泊費

今回のプランは「★楽天限定★◎【出張】禁煙シングルルーム☆」というので、価格は税込み4,000円でした。
禁煙ルーム希望だとお部屋が1階2階の低層階になるのが欠点と言えなくはないですが、ビジホに景色の良さは求めてないので特に問題はありません。
今回は2階だったけど、一度1階に泊まってみたい気もします。

総評

価格は地域最安値のグループで、立地も申し分ない。
この価格でアメニティも充実しているし(入浴剤・スポンジ・使い捨てスリッパと、女性用の化粧水など)、無料の洗濯機やキャンディやマンガ本などサービスは良いホテルだと思います。

部屋のインテリアも上品で落ち着くし、なによりチェックアウトが全プランで12時までというのが良いですね。
くつろげるホテルという感じでした。

ほとんど唯一の欠点はカギでしょうか。
オートロックじゃないのは本当に珍しい。

近々また東京に行って、そのときも蒲田泊を予定しています。
こんどはまた別のホテルで、趣向を変えて少し良い部屋を予約しています。
……が、その日台風が直撃しそうなんですよね。
果たして飛行機は飛ぶのか。

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