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その事に気づく事…

自分の人生は苦悩ばかり…
きっと不運な星の下に生まれたからだぁ…
世の中、この様な境地に陥っておられる方は恐らく居るのだでは無いでしょうか。
それはそうかも知れない。
何故なら、日本中に毎日、
50人〜60人くらいの方が何かしらの理由で自害しておられる真に痛ましい現実が半世紀近くもある。
多分、その何百倍どころか、何千倍以上の方が毎日、苦悩の日日を送りざるを得ない。
もはや神も仏もあるものか…
天は人を差別しているのだろうか…
せっかくたった一度の人生なのに為す術は無いのだろうか。
作者の一貫した思想根幹は因果の法則、道理です。
事の結果を即ち、運命と言います。
特に、自分自身のこの先の運命とはどうなのか…
恐らく気に為らない方は居ないのでは無いだろうか。
処が、作者から為ると先々の姿は大体見当がつく。
何故なら、一切の現象は原因無くして絶対に結果だけが存在するのは万に一つも無い。
それ相当の原因が有るからこそ結果が存在する。
例えば、
川遊びをしていて溺れてしまう。
この原因はいくつか考えられる。
泳げない事や体の調子が良くなかった。
急に冷たい水へ飛び込んだ為に心臓麻痺を起こした。
よって溺れた。
この道理に例外や偶然は100%無い。

では、何故、苦悩を招く人とそうでない人とが存在するのは一体何故なのか…

✦苦悩を良く招いてゆく…
要因としては、
※暗いものの見方をする。
※妄想する癖がある。
※あれこれと頭の中で妄想を次々と繰り返し結び付けてしまう。
※その事柄に拘り、執着し囚われてゆく。

それ等が目の前に現実に存在するかの如し…
見える世界を歪めて見てしまう。
故に、物事のあらゆる一面の姿を何でもかんでも暗いマイナス的に見て錯覚し、事の判断を逆さまにしてしまう。
これが
✳悪い原因となり、とても聞き慣れない真に難しい表現で、
……………(阿頼耶識アラヤシキ)………
と言うこころの蔵へ残ります。
人間存在する理由、訳がここに存在します。
それが、一つの
(縁、きっかけ、条件下)で結び付き事の結果へと為ります。
即ち、悪い結果を被る。
これが自身への報いです。
自因自果とも言います。
この理屈に気付かなければ、
何故、自分はこんな被害を受けなければならないのか?
何をしたというのだ…
他のせいに…するのです。
即ち、そもそも自分にこの結果の報いは不当とおもっているから反省する訳が無い。
故に、また、その悪い結果が元となり、新たに阿頼耶識へに悪い原因を残して行く。
その経緯に全く本人は分からないから、次々と悪い原因ばかり阿頼耶識へ貯め込んでしまう。
それが又、何かをきっかけに過去に悪い原因からの悪い報いを受ける事に為る。
即ち、
茄子のタネを蒔けば当然、茄子が実る。
茄子のタネを蒔いて、スイカは実らない。
時間的なズレ、タイムラグは有るにせよ必ず、結果が出ます。
本人にすればこの不運な運命は生まれつきと…諦めて見るか、いやぁ…アイツのせいだ!
と言うのが大体の相場では無いだろうか。
裏を返せば、
この理屈にハッと気づく機会に出会うとしたら…
これはかなり幸運と言える。
その為には、
………………【素直な心】………
が極めて肝要。
素直な心とは、何も人の言う事を何でもハイハイと聞くだけでは無く、物事の一面の姿に、拘りや執着、囚われない。
過去の自身の身に起こる悪い結果は、自身の原因と素直に認めます。
故に、反省をし改め、悪い結果は良い原因へと転じて行きます。
この良い原因もやはり阿頼耶識へと蓄積しますから先々、未来に良い結果、運命を報いと為すのです。
この様に、今までの自分に降り掛かって来た一切の苦悩、不運な災いとは自分自身の暗いこころが一番の原因に気付きます。

心の闇を解決為る事で、
あらゆる現象の姿を明るく前向きな捉え方を為ります。
更には、
基本概念としては、
一人でも多くの人の幸せに繋がる
☆こころの行為
☆言葉の行為
☆身体の行為
日日、積み重ねて行くなら、
★家の長者
★身体の長者
★こころの長者
へと天が貴方を導いて行く…
因果の法則、道理であります。

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