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「無能だと言われ続けた俺が異能学院に行くことになりました。」 Part7

飛鳥誘拐事件から数日が経ち、普通の日常生活を送っていた

橋本:ちょっと色々あって、授業の進行が遅れているから少し急いでやって行くからね

和:今回はどんな授業をするんですか?

橋本:今回は無詠唱を覚えてもらいます

彩:でも、詠唱は魔法を発動する為に必要な過程なんじゃ?

橋本:確かに、彩ちゃんの言った通り魔法を発動する為に必要な事よ

橋本:でも、詠唱から発動まで時間が掛かりすぎて的に攻撃される可能性があるの

橋本:だから、無詠唱で魔法発動できるように貴方達にはなってもらいます

橋本:〇〇くんは流石に無詠唱は出来ないよね?

〇〇:いや、一応できます

橋本:え…、もう貴方は1年の強さじゃないわ…

〇〇:まぁ、色々とありましたから

橋本:それじゃ、〇〇くんには実際に無詠唱で魔法を発動してもらいます

〇〇:(無詠唱はイメージさえ完璧に出来ていれば発動する)

魔法陣が現れ5本の稲妻の矢を出し的に向けて放った

橋本:お見事、流石だね

奈央:あれが無詠唱…

咲月:確かに発動までの時間が短縮されてた

瑛紗:威力も詠唱したのと同等だった

橋本:皆には無詠唱で詠唱して発動したものと同等の威力を出してもらいます

和:それって大体どのくらい掛かりますか?

橋本:貴方達は…1ヶ月くらいは掛かるかもね

彩:1ヶ月で〇〇くんみたいなこと出来るのかな…?

瑛紗:それはやってみたいと分からないよ!

橋本:ついでに、〇〇くんコツみたいなものがあればアドバイスしてあげて

〇〇:無詠唱は簡単です、発動した後の魔法をイメージするんです

〇〇:あとは、魔力のコントロールで威力が決まります

〇〇:詠唱は、発動する為のイメージと魔力コントロールする為にあるんですよ

〇〇:無詠唱になれば、魔力も自分でコントロールして威力を調整して発動することが大切になります

〇〇:こんなこと言っても理解するのは大変だと思うので実際にやってみて覚えた方が早いかもです

橋本:それじゃ、皆訓練開始!

和:(魔力のコントロールに、魔法を発動する為のイメージを必要なのは大変過ぎるんだけど…)

深く息を吸い深呼吸して集中力高めて無詠唱で魔法を発動させようとし始めた

和:(イメージは、炎の矢でもただの矢じゃなくて、矢に高速回転を加えて炎を圧縮させた爆発する矢を出す!)

魔法陣が現れ和の前には超高熱の炎の矢が出て物凄い回転で飛んで行った

和:やった!

的に当たった瞬間炎の矢は物凄い威力で爆発した範囲の地面が軽く溶けていた

橋本:和ちゃん…やり過ぎよ…

和:あ、す、すみません…

彩:私はどうしよ…(短剣に付与して使う魔法ばっかだからなぁ…)

〇〇:彩さんは風と土だよね?

彩:う、うん、

〇〇:じゃあ、補助系魔法になるけど、足に風魔法発動して魔力を圧縮させて放出させるイメージで前に飛んでみて

彩:やってみます…!

彩:(足に風魔法を集中させて魔力少し溜めて一気に放出するイメージ!)

体勢を少し屈ませて足に風魔法発動させ溜めた魔力を一気に放出し凄い速度で前に飛んで行った

彩:うわぁ〜!!!速くて止まれないよ〜!!!

〇〇:よっと、彩さん大丈夫?

異能武器を装備した〇〇が飛んで来て彩を抱きかかえて助けてくれた

彩:〇、〇〇くん…!ありがと…っ

〇〇:さっきの魔法は魔力コントロールが難しくてね、使い慣れるまではどこかに正面衝突しちゃうんだよね

彩:私にそんな危ない魔法を使わせたの…!?

〇〇:彩さんなら使いこなせると思って、短剣だと遠距離でやられたら終わりだし、一瞬で距離を縮めれる方法があれば助けになれると思ったから

彩:〇〇くん…(周りのことを良く見てその人の足りない部分を補える方法を考えてくれてるんだ…)

〇〇:魔力コントロールの練習の仕方教えてあげるよ

彩:え、いいの?

〇〇:皆が使ってる魔力は100%じゃないんだよ

彩:どういうこと?

〇〇:魔力量は、自分でコントロールを出来る魔力量が増えれば増えるほどその人の魔力量の最大値が上がるんだよ

彩:え!!じゃあ、扱える魔力が増えれば、魔法発動出来る回数も増えて、魔法の精密度も上がるってことだよね?

〇〇:そうだよ、魔力のコントロールはとても大切な事なんだ

彩:〇〇くんは魔力どのくらい扱えるの?

〇〇:俺は100%最大で扱えるよ、今は魔力の最大値をコントロールして10%にしてるけどね

彩:10%って…まさか、あの時私達と訓練した時も10%だったの?

〇〇:そうだよ、流石に魔力少し解放して戦うことは出来ないよ

彩:少ない魔力でも扱い方次第では強いってことね

〇〇:魔力のコントロール頑張ってみて、身体に流れる魔力を感じ取れたらあとは簡単だから

彩:ありがと、やってみる!

〇〇:(和さん達は物凄く努力をする才能がある、必ず想像以上の成長を見せてくれるはず…)

咲月:私に無詠唱で魔法を発動させるなんて出来るのかな…

〇〇:咲月さんは、刀を扱うのが得意ですよね?

咲月:え?あ、そうだけど…

〇〇:なら、集中力はありますよね?

咲月:刀の修行をする時は、精神を研ぎ澄ませる事が必要だから

〇〇:なら、爆発を利用するんですよ

咲月:ば、爆発…?

〇〇:一瞬で近付いて、回転斬りとか、真っ二つ斬りにするとか、回避技を考えたりね

咲月:なるほど…〇〇くん、ありがとう!

咲月:(刀身に物全てが溶ける程の高熱の炎纏わせて、炎溜めて一気に放出させて爆発させれば…強力な技になる…)

異能発動し刀持ち構えて集中し刀身に魔力を注ぎ込み超高熱の炎を纏わせた

咲月:無詠唱で魔法を扱えること出来るんだ…

炎魔法を溜めて一気に放出し爆発を利用して的を斬った

咲月:やった!!

〇〇:(次は、奈央さんと瑛紗さんはどうなるかな…)

奈央:じゃあ、いつも使ってる氷の矢を放つ

奈央:(矢を放って敵に当たった瞬間に凍らせるイメージ…)

弓を構え的を狙い氷の矢を放ち的に当たった瞬間一瞬で凍った

奈央:やった!!

〇〇:(難なくクリアか、瑛紗さんはどうかな…)

瑛紗:闇と風…なら、闇魔法の拘束を発動させよ

瑛紗:(あの的を鎖で拘束するイメージ…鎖で強く巻き付けるイメージ…)

地面から黒い鎖が大量に出て的に鎖を巻き付けて拘束した

瑛紗:無詠唱…こんな感覚なんだ…

瑛紗:この感覚を覚えないと、何回も何回も練習してコツを掴もう

〇〇:(一日で無詠唱出来るとはね、皆凄いな、俺とは違って皆には才能で溢れてるな…)

〇〇:(俺は…"あの力"を使いこなせるようにならないとな…俺はもう……)

〇〇は手のひらに黒い炎を出し黒い炎を見詰めながら考え事をしていた

〇〇:はぁ…隠し通さないとな…

飛鳥:〇〇!頑張って訓練してる?

〇〇:え、飛鳥姉どうしたの?

飛鳥:ちょっと、〇〇のクラスメイトの強さを見たくてね

〇〇:あー、なるほどね、皆凄く強くなるよ

飛鳥:〇〇がそういうならそうなのかな

西野:皆、無詠唱使えてるじゃん!

白石:奈々未さんは今日から無詠唱の訓練し始めたって聞いたけど?

〇〇:え!西野さんに白石さんも来てたんですか?

西野:そりゃ〜ね?〇〇くんがどんな訓練してるか気になって

〇〇:訓練してる所なんて見せませんよ

白石:それはどうして?

〇〇:俺が本気なんて出したら、学院が無くなりますよ

飛鳥:え!?それって本気で言ってるの?

〇〇:本気で言ってるよ、俺が本気出せば世界を破壊する事も出来る

西野:〇〇くんはその力をどう使うの?

〇〇:自分を守る為、俺の手が届く範囲の人を助ける為

白石:じゃあ、〇〇くんにお願いがあるの

〇〇:お願いですか?

白石:私達の訓練相手になってくれないかな?

〇〇:訓練相手…?(3年の人達なら少し本気出しても大丈夫かな)

白石:そう、君なら私達の本気に耐えれると思ってね

〇〇:いいですよ、俺も少し本気出してお相手させて頂きます

飛鳥:私も、相手してもらうからね?

〇〇:いいよ、飛鳥姉がどれくらい強いか知りたいし

飛鳥:ふふ、私も〇〇がどのくらい強いか気になるから楽しみ

橋本:あらら?何か面白い話してるね?

西野:ななみん!

白石:奈々未も、〇〇くんの実力をもっと知りたいんじゃない?

橋本:確かに、〇〇くんの強さは底知れないからね

飛鳥:じゃあ、早速〇〇に相手してもらうかな

〇〇:いつでもいいですよ

橋本:皆〜!一旦訓練終わりで、3年の3人と〇〇くんが戦闘訓練するよ〜!

和:(どんな戦いか、とても気になる…)

橋本:先に誰が〇〇くんの相手をする?

西野:前回のリベンジとして、〇〇くん先に私を相手してもらうから!

〇〇:いいですよ、やりましょうか

橋本:じゃあ、準備は大丈夫かな?

西野:大丈夫だよ

〇〇:大丈夫です

橋本:それでは、戦闘訓練開始!!

〇.西:「異能発動」

〇〇:「魔力制御20%解放」

西野:(〇〇くんの魔力が増えた、これがほんとの〇〇くんの魔力なのかな?)

西野:「鎌鼬・三日月乱刃」

鎌を持ち構え華麗に振り回し無数の刃が〇〇に向かって飛んで行く

〇〇:「神聖・精霊同化」

戦闘態勢に入り拳に魔力を溜めその場で正拳突きをし魔力を放って無数の刃を打ち消した

西野:やっぱり、〇〇くんなら防ぐよね

〇〇:次は俺のターンだな

右手を西野に向け渦を巻く収縮させた風を放出し地面が抉れる程の威力だった

西野:やばっ!これは絶対に防がなきゃ!

西野:(風魔法の斬撃で対抗するか…純粋な魔力の斬撃で対抗するか…悩んでる暇はない!)

鎌に風魔法付与させ振り下ろし斬撃を飛ばし〇〇の放った攻撃を一刀両断にした

西野:よし!真っ二つに斬れた!

〇〇のいつの間にか背後に周っており西野が振り返った瞬間に腹に掌底打ち物凄い勢いで吹っ飛んで行った

西野:カハ…ッ!!

〇〇:ほんとは女性に暴力を振るうなんて嫌なんだけどね

橋本:七瀬気絶してる、〇〇くんの勝利ね

白石:じゃあ、今度は私ね

〇〇:白石さんか…(何も知らないから戦うの面倒だな…)

白石:私は双剣なの、スピード型だから

〇〇:それはあまり相手したくないな、苦手なタイプだ

白石:早速始めようか「異能発動」

双剣を持ち構えて一瞬で距離を縮め攻撃を仕掛けた

〇〇:(スピード型のレベル超えてるぞ…!)

思いっきり真上に飛び攻撃を躱した瞬間に精霊同化を解除した

〇〇:「神威・雷電」

空中で真下にいる白石目掛けて稲妻を落とした

白石:消えた!もしかして、真上!!

真上を向いた瞬間にはもう稲妻が迫っていたが得意のスピードでギリギリ避けれた

〇〇:避けられたか…異次元の速さだな…

〇〇:「神速」「脚力強化」

白石よりも速い速度で距離を縮め腹目掛けて殴り掛かった

白石:「神速・迅雷乱刀」

目に見えない速度で双剣で何度も斬り〇〇は吹っ飛んで行った

〇〇:ぐは…っ!!

白石:安心して、刃は消してるから全て峰打ちだから

〇〇:(やっぱり…この人との戦闘は苦手だな…)

白石:こんなんじゃ、終わらないよね?

〇〇:「マナ超高圧縮弾」

白石に手を向けて指を弾き魔力超高圧縮弾を連続で放った

白石:ほー、あの時見た技だ、すごいな〇〇くん

白石が一瞬で魔力超高圧縮弾を斬り防いだ

〇〇:はぁー、めんどくせぇ…

〇〇:(だったら、同時に使うか…)「神聖・精霊同化」

風魔法使い更に移動速度を上げ腹に掌底打ちし白石はその場に蹲った

〇〇:白石さん、降参してください

白石:…ふふ、そんなのする訳ないじゃん

立ち上がる瞬間に〇〇に斬り掛かった

〇〇:仕方ない…少し苦しい思いしますけどごめんなさい

攻撃躱し白石を真上から風圧をかけ地面に少しずつ押し潰されて行く

白石:ぐ…っ!あ…!!

〇〇:もう勝ち目はないですよ

徐々に風圧力を強くし白石は身体を圧迫され呼吸が上手く出来ずに気絶してしまった

〇〇:あの感じ…気絶したか

橋本:これも〇〇くんの勝利ね

〇〇:はぁ〜…痛かった…

彩:風魔法にあんな使い方があるなんて…

奈央:足止めみたいな使い方もあるんだ…

橋本:みんな、この戦闘訓練から技を盗みなさい、そして自分の力にするのよ

瑛紗:(まだ闇魔法使ってない、〇〇くんは全属性完璧に使いこなせてるのかな…)

和:戦闘技術を学ばなきゃ

咲月:次は〇〇くんのお姉さん、飛鳥さんとの対決か…

〇〇:飛鳥姉、俺は魔力2割でやらせてもらうから

飛鳥:〇〇、私を甘く見ない方が良いと思うよ?

〇〇:なら、この状態のまま行かせてもらうよ

飛鳥:せっかくの戦闘訓練だからね、〇〇がどれくらい強いか、試させてもらうから「異能発動」

剣を持ち構えた瞬間飛鳥の姿が消えた

〇〇:(消えた、どこだ?)

周りを見るも飛鳥の姿は見えず耳をすませると風の音が聞こえ上を向くと飛鳥が上から斬り掛かろうとしていた

〇〇:そんなんじゃ、俺には飛鳥姉の刀は届かないよ

上に手を上げ風を圧縮した障壁を作り攻撃を防ぎ圧縮を解除し一気に放出させ吹き飛ばした

飛鳥:うぁ!!!

〇〇:じゃあ、飛鳥姉頑張って避けてね

炎の弾を作り魔力込めて強力なものに強化し電撃で速度と威力を更に強化させ狙いを定めて撃ち放った

飛鳥:っ!「超高圧縮障壁」

魔力を圧縮させた障壁を少し斜めに出し〇〇の放った攻撃を反射させ斜め上に飛んで行き訓練所に大きな穴が空いてしまった

〇〇:あ〜、やっぱりこれくらいは簡単に防いじゃうか

飛鳥:私はこの学園で一番最強なのよ?

〇〇:そうでした、じゃあ、ちょっと真面目にやらなきゃね

飛鳥:「神聖・大天使ウリエル同化」

剣には炎が纏い背中の右側には炎の翼が生え左側には純白な光り輝く翼が生えていた

〇〇:え、あ、飛鳥さん?それはいくらなんでもやりすぎなんじゃない?ってか、どうして飛鳥姉がそんなの使えるの?

飛鳥:色々と修行してたらね、気に入ってもらったの

〇〇:あ、あ〜…そうなんですね…

飛鳥:ウリエルは〇〇の本気がどうしても気になるみたいだし

〇〇:は!?会話もしてるのかよ!(俺も確かにしてるけどな…飛鳥姉が予想以上に強くなってる)

飛鳥:早く本気出しな!!「全身常時魔力制御解除」「魔力全開放」

飛鳥:「神聖・裁きの聖剣」

光り輝く聖剣が無数に飛んで行き飛鳥は物凄い速度で炎の斬撃を飛ばした

〇〇:…っ「全身常時魔力制御解除」「魔力全開放」

魔力解放した瞬間に膨大な魔力が溢れ出し飛鳥の攻撃魔法が打ち消されてしまった

飛鳥:ははっ…〇〇の魔力量やばすぎでしょ…(この重圧感と肌がピリつく感覚…今まで経験したことない…)

〇〇:本気…出したくないけど…皆にはちゃんと見せてた方がいいよね…

〇〇:「呪魔解放・堕天使ルシファー」「制限解除」

身体全身に紋様が浮かび上がり瞳は赤く染まって行き背中には漆黒の翼が6つ生えた

飛鳥:だ、堕天使…ルシファー…って…

和:あれが本当に…〇〇くんなの?

彩:別人みたい…

奈央:これが〇〇くんと私達の差か…

咲月:あんなの誰にも倒せないよ…

瑛紗:これは、〇〇くんの勝ちだね、堕天使ルシファーに勝てる人なんていないよ

橋本:飛鳥は天使の力で〇〇くんは悪魔になった堕天使ルシファーの力…姉弟揃って化け物級ね

西野:堕天使ルシファーって…全知全能の悪魔の王…サタンと同一人物って言われてたりするよね…?

白石:確かにそう言われてたりするわ、でも、ルシファーとサタンは別人だとも言われてるの、実際のところ同一人物なのか別人なのかわからないのよ

西野:そうなんだ、まいやん詳しいな

白石:たまたまよ

〇〇:俺の本気の姿だよ、飛鳥姉「呪魔・黒鎖束縛」

黒い鎖が飛鳥の身体に巻き付き自由を奪われた

飛鳥:この…っ!!全然拘束から抜け出せない!

〇〇:飛鳥姉、後で治癒するから許して

〇〇:「神速・迅雷」「呪魔・紫龍黒雷電」

地面に物凄い亀裂が入り飛鳥の方へ向かって行き翼を使い更に速度上げ目に見えない速さで飛んで行った

飛鳥:ぬぬぅ…っ、「神聖・大天使の障壁」

飛鳥の目の前に光り輝く盾が何枚も現れた

飛鳥:これなら〇〇でも攻撃出来ないはず…

〇〇:この盾なら簡単に壊せるかな…

〇〇の右手には黒い稲妻を纏い盾を思いっきり殴り黒い稲妻を纏う龍が放たれ一瞬で盾を全て破壊し飛鳥に大ダメージを与えた

飛鳥:あぁぁぁぁぁ!!!

〇〇:「呪魔封印」来い、エアリアル

澪:また、派手にやったのね

〇〇:どうしても、俺の本気が見たかったみたいでさ

澪:それでも、まだ本気じゃないでしょ?

〇〇:俺の本当の本気は国が滅びるから出さないよ、早く飛鳥姉の治癒をして

澪:わかった「精霊魔法・癒しの祝福」

飛鳥の傷は一瞬で癒えた

〇〇:まだ、話してない、俺の過去を話さないといけませんね

澪:いいの?あのことを話しても…

〇〇:話ないと怯えられたまま嫌だからさ…

橋本:その力ってどういうこと?

〇〇:この力はこれから起きる事に関係してるんです

西野:それって飛鳥が誘拐された事も関係してるの?

〇〇:はい、飛鳥姉がされようとしてるのは…悪魔を復活させる為です

白石:悪魔?でも、飛鳥は大天使ウリエルと契約してるし…無理なんじゃないの?

〇〇:可能なんです、大天使と契約してても、神と契約してても

橋本:詳しく教えて、〇〇くん

〇〇:はい、1年の和さん達にも聞いててもらいます

to be continued……。

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