「ヴァンパイア」Part17
〇〇が乃木坂のマネージャーとして戻って来てから1週間が経った
橋本:皆~大事な話があるから集まって~!
白石:どうしたの?
橋本:2ヶ月後にライブをすることになりました!
乃木:え~!!
飛鳥:ライブはどこでするの?
橋本:ライブ会場は、東京ドームでします!
橋本:これからダンス練習頑張って、無理はしないようにね、休憩はちゃんとすること、休憩はとても必要な事だからね
乃木:はい!
遠藤:2ヶ月後にライブか~…
賀喜:やっぱり…ライブは凄く緊張するよ…
筒井:ダンス練習…もっと頑張らないと…
ーーーーーーーー数時間後ーーーーーーーー
筒井:はぁ…はぁ…っはぁ…疲れた…
〇〇:皆、頑張ってる?
遠藤:あ、〇〇くん
賀喜:ダンスを覚えるの大変だよ
〇〇:そうだよね、乃木坂って物凄い量の曲があるし…
筒井:ねぇ、〇〇?
〇〇:ん?どうしたの?
筒井:日向坂の方では何してたの?
遠藤:あ!確かに!
賀喜:私も気になる!
〇〇:え~…話さないとダメ?
筒井:うん、話さないとダメ
遠藤:気になるから話してよ!
賀喜:これは強制だから!
〇〇:え~マジかよ…
〇〇は日向坂であった出来事を話した
〇〇:(まぁ、俺が悪魔になった件は話してないけど)
筒井:え!そんな事があったの!?
遠藤:〇〇くん、大変だったね
〇〇:めっちゃ大変だったよ
賀喜:〇〇はトラブルに巻き込まれやすいね
〇〇:遥香それは言わないで
賀喜:え、どうして?
〇〇:自分でも分かってるから
筒井:自覚してたんだね
〇〇:当たり前でしょ、あんなにトラブルにあってるんだから
遠藤:そうだよね
〇〇:本当に…どうしてこんなにトラブルに遭うんだろ…
賀喜:さぁ~…どうしてだろうね?
〇〇:もしかしたら、ライブの時にまたトラブルに巻き込まれたら…どうしよう…
遠藤:ねぇ!それは言わない約束だよ!
筒井:そうだよ!どうして言うの!
賀喜:はい、フラグ立ちました
〇〇:あ、ごめん…
遠藤:どうか、フラグ回収しませんように~
筒井:本当にフラグ回収だけはやめてください…
賀喜:はい、さく、あやめん、練習に戻るよ
遠.筒:は~い
賀喜達はダンス練習をしに戻って行った
〇〇:皆、頑張ってるな…俺も頑張らないといけない…
〇〇:色々とやる事があるし、それをやるか
ーーーーーーーーーーーーーーーー
あれから月日が経ちライブ当日を迎えた
橋本:これが最後の練習だから!
橋本:リハーサル頑張って!!
乃木:はい!
リハーサルはライブ当日の流れと自分達の立ち位置の最終確認を行った
筒井:はぁ…疲れた…
賀喜:今日がライブ本番か
遠藤:考えると緊張しちゃう…!
〇〇:お疲れ様、皆
筒井:あ、〇〇
〇〇:リハーサルはどうだった?
賀喜:自分の立ち位置とかライブの流は全部把握出来たよ
〇〇:お、凄いね
遠藤:覚えるの疲れるよ…
〇〇:やっぱり、頭めっちゃ使うよね
遠藤:ん~…甘い物が食べたい!
筒井:私も!
賀喜:私も食べた~い
〇〇:甘い物なら買ってきてるよ?
遠藤:みたらし団子ある!?
〇〇:さ~?どうだろ?
遠藤:え、ないの…?
〇〇:落ち込まない、これあげるから
袋から取り出しさくらの前にみたらし団子を出した
遠藤:え!みたらし団子だ!!
〇〇:さくなら食べたいって言いそうだったから買っておいたんだよ
遠藤:〇〇ありがとう!
〇〇:いいよ、ライブ頑張ってね
賀喜:他に何買ってきたの?
〇〇:え?適当に買ってきたけど?
筒井:あ!アイスがある!
〇〇:練習した後なら、暑いしアイスとかでもいいかなって思って
賀喜:〇〇って、やっぱり色々考えてるね
〇〇:一応ちゃんと考えてるよ
筒井:このアイスにしよ~!
賀喜:私はこれにする~!
遠藤:んふふっ、みたらし団子美味し~っ
幸せそうに微笑みながらみたらし団子を食べていた
〇〇:ねぇ、さくってみたらし団子食べてる時っていつもあんな感じなの?
筒井:ん~、あんなさく見るの初めてかも…?
賀喜:これは写真を撮らないと!
幸せそうに微笑みながらみたらし団子を食べる遠藤の姿を撮り写真に収めた
賀喜:これは…尊い…
〇〇:めっちゃ、オタクが出てるよ遥香
賀喜:嗚呼、ごめんごめん
〇〇:まぁ、遥香がそうなるのも分かるよ、みたらし団子を食べてるさく可愛いって思うし
賀喜:やっぱりそうだよね!
〇〇:あれはかなりレアな一面かもな
賀喜:ってかさ、〇〇って恋とかした事あるの?
筒井:それは私も気になる
〇〇:俺?ん~…恋ね…
〇〇:した事ないね
賀喜:え!?ほんとに!?
〇〇:うん、なんでだろうね
筒井:絶対に嘘だ
〇〇:いや、嘘って言われてもね…?
賀喜:どうして恋をした事ないの?
〇〇:ん~…人と関わったりしなかったからかな?
賀喜:え?どういうこと?
〇〇:必要最低限しか人と関わらなかったから、特別な感情を持つこともなかった
賀喜:それでもさ、一目惚れとかあるじゃん?
〇〇:いや、した事ないよ?
筒井:え~…そんなことありえないよ!
賀喜:じゃあ、初恋もした事ないってことでしょ?
〇〇:え?初恋…?ナニソレ…?
筒井:あ…これはダメなやつだ…
賀喜:うん、初恋もした事ないんだね
〇〇:遥香とあやめは?初恋した事あるの?
賀喜:それはあるに決まってるじゃん
〇〇:え、じゃあ、付き合ったの?
賀喜:付き合ってないよ…
〇〇:無理だったってこと?
賀喜:そうだよ
〇〇:あやめは?
筒井:え?私は…初恋をずっとしてる…けど、告白できないんだ…
賀喜:え!そうなの!?
〇〇:え、知らなかった
賀喜:今もずーっとその人のことを想い続けてるんだね
筒井:うん、そうだよ…
〇〇:凄い一途だな、あやめ
賀喜:だから、また更に綺麗になったんだね
遠藤:あやめんはずっと可愛いからね!もっと可愛くなったら大変だよ!
〇〇:確かに…あやめは肌綺麗で可愛いもんな
筒井:あ、ありがとう…///
恥ずかしそうに頬を赤く染めて軽く俯いた
賀喜:で、あやめが恋している人ってどんな人なの?
筒井:優しくて、自分の事よりも周りの人を優先して、何かあればすぐ助けてくれる人なの
賀喜:(お?これはもしかして?)
〇〇:その人すごくいい人そうだね
〇〇:告白はしないの?その人にさ
筒井:で、できないよ
〇〇:そうなんだ
ーーーーーーーー数時間後ーーーーーーーー
橋本:ライブが始まるよ
〇〇:そうですね
橋本:〇〇くんもライブ見てみたら?
〇〇:え?いいんですか?
橋本:乃木坂のライブをまだ1回も見たことないでしょ?
〇〇:はい、見たことないですね
橋本:関係者席が空いてるから行って見て来な?
〇〇:ありがとうございます!
〇〇:でも、奈々未さんは見なくてもいいんですか?
橋本:ん〜…私も行こうかな?
〇〇:じゃあ、案内をよろしくお願いします
橋本:わかった、じゃあ着いて来て
〇〇:はい!
to be continued……
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