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「突然、僕に姉が出来ました。」Part1

○○:はぁ…今日は休みか

どうも夜桜○○です
不登校気味の高校1年生です

なんで不登校なのかは色々理由がある、それは今度話そう。

○○:リビングに行こ

ーーリビングーー

○父:○○おはよ

○○:父さんおはよ

この人は僕の父親
とても優しくていい父親だと思う

○父:○○大事な話があるんだが

○○:ん?どうしたの?

○父:父さんな再婚するんだよ!!

○○:え、?マジ、?

○父:うん、本当、嘘じゃないよ

○○:あ、そうなんだ

○父:だから今日の昼に再婚相手が来るだよ!

○○:そうなんだ、おめでとう

○父:ありがと!○○!

○父:それで、○○に姉が出来ます!

○○:え?そうなの?

○父:うん、きっと驚くぞ

○○:へぇーそうなんだ

○父:じゃあ、楽しみに待っててくれ

○○:う、うん

○○:僕は部屋に行くね

○父:わかった

○○:はぁ…マジか、姉が出来る…か。

○○:てか、僕の見た目大丈夫かな?

僕の髪色は白髪でおまけにピアスも開けている。

高校生なのにいいのって?通信制の高校だから全然染めたりピアス開けても大丈夫。

○○:はぁ…ベッドに寝よう

ベッドに寝転んでスマホの画面を開いた。

○○:動画でも見てよ

ーーリビングーー

数時間が経ち○○はリビングに居た

○○:もう、昼になったから父さんそろそろでしょ?

○父:そうだな

ピンポーン

○父:お、来たみたいだな

インターホンが鳴り○○は父親の後ろついて行って玄関へ向かった

玄関のドアを開けると1人の女性が立っていた

○父:○○この人が父さんの結婚相手だよ

蓮母:貴方が○○くん?

○○:はい、そうです

蓮母:これからよろしくね○○くん

○○:よろしくお願いします

○父:怖いのは見た目だけだから中身はクソ優しいしお人好しだから

蓮母:あら、見た目だけ怖いのね笑

○○:あはは…っ、

蓮母:そう、貴方に姉ができるのよ

○○:(どんな人なのかな…?)

蓮母:ほら、蓮加来て〜!

名前を呼ばれると○○の目の前に可愛い女性が現れた

蓮加:どうも、こんにちは

蓮母:はい、○○くんに自己紹介して

蓮加:岩本蓮加です

○○:あ、夜桜○○です

○○:(マジか…乃木坂の岩本蓮加さんじゃん…)

○父:驚いただろ?

○○:う、うん…

○○:(驚くに決まってるじゃん、超人気アイドルが僕の姉になるなんて…)

蓮母:じゃあ、蓮加仲良くしなさいよ?

蓮加:わかってるよ〜

○父:父さん達は新婚旅行に行ってくる

○○:は!?

蓮加:嘘でしょ!?

蓮母:蓮加これは本当なのよ

○○:(待って、2人きりになる状況は非常にやばいぞ…)

蓮加:嘘でしょ〜…

○○:(まぁ、そうだよな、いきなり今日姉弟になった初日に親が旅行に行くとかちょっと無理だよな)

○父:じゃあ、○○家の事頼むぞ

○○:はぁ…わかったよ、楽しんで来な

○父:ありがと○○!

○○:(父さんには迷惑かけてるし、頑張ってどうにかしよ)

蓮母:○○くん蓮加の事よろしくね

○○:はい、分かりました

蓮母:敬語じゃないていいのよ?

○○:なれたら敬語を辞めます

蓮母:わかった

○父:じゃあ、行ってくるよ

○○:行ってらっしゃい

蓮母:行ってくるね蓮加

蓮加:行ってらっしゃいお母さん

○○達の両親は仲良く手を繋いで家を出て旅行へ行った

○○:(行ってしまった…どうするこの空気)

○○:とりあえず、部屋に案内しますね

蓮加:うん

○○は廊下を歩いて部屋まで案内した。

○○:ここが蓮加さんの部屋です

蓮加:広いね

○○:そうですね

蓮加:後、2つの部屋はなに?

○○:僕の部屋と僕が趣味として使ってる部屋です

蓮加:へぇー趣味の部屋なんだ

蓮加:趣味の部屋見せてよ

○○:え!無理です

蓮加:ん?なんで?

○○:それは…部屋が汚いからです…!

蓮加:えー、見たかったなー

○○:すいません…

蓮加:ねぇ、○○くんって何歳なの?

○○:16歳です今年で17になります

蓮加:なら同い年だね

○○:そうですね

蓮加:もしかして私が何歳か知ってるの?

○○:はい、乃木坂好きなので

蓮加:そうなんだ!

○○:姉になる人だよって紹介された時びっくりしましたよ

蓮加:そうだよね、あ!○○くんは誰推しなの?

○○:賀喜遥香さんです、笑顔が可愛くて好きになりました

蓮加:え〜私じゃないの?

○○:すいません…

蓮加:全然いいよ!これからは私の事も見てね?

○○:蓮加さんの事知りたいのでたくさん見ます

蓮加:ありがと、あのさ、タメ口で喋らない?

○○:分かり…わかった

蓮加:これからよろしく○○くん

○○:よろしく蓮加

蓮加:ねぇ、今日の夜ご飯どうするの?

○○:ん〜…じゃあ、買い物に行こうか

○○:なに食べたい?

蓮加:え!○○料理出来るの?

○○:うん、できるよ

蓮加:凄い!どんな料理できるの?

○○:んー、家庭料理なら何でも作れるよ

蓮加:じゃあ、オムライスがいいな!

○○:わかった、じゃあ買いに行ってくる

蓮加:私も行く

○○:え?貴方、乃木坂ですよ?

蓮加:うん、それがどうしたの?

○○:僕と一緒に買い物行ったら週刊誌の人に撮られますよ?

蓮加:大丈夫だよ弟って言えばいいんだし

○○:あ、確かにそうだね

蓮加:じゃあ、準備して○○くん

○○:うん、わかった

○○は部屋に行き着替えてリビングに戻った

○○:準備出来ました

蓮加:やっぱり○○くんって身体細いね

○○:なぜか細いんだよね

蓮加:その服レディース?

○○:うん、そうだよ

蓮加:細すぎるでしょ

○○:しょうがないよ元からこの体型なんだし

蓮加:それなら仕方ないね

○○:じゃあ、行こ

蓮加:そうだね、行こ!

○○達は色々話ながらスーパーへ行った

○○:卵と鶏肉とピーマンと玉ねぎと…

蓮加:鶏肉とか何に使うの?

○○:チキンライスだよ

蓮加:そんな本格的オムライスを作ってくれるの?

○○:うん、そっちの方が美味しいでしょ?

蓮加:そうだね!

○○:楽しみにしててよ

蓮加:わかった

オムライスの材料とお菓子やジュースをカゴに入れてレジに行き会計をして家に帰った

ーー家ーー

○○:ただいまっと

蓮加:ただいま〜

○○:今から、作るから待ってて

蓮加:分かった〜

荷物を持ったままキッチンへ行った

ーーキッチンーー

○○:よし、作るか

○○は手際良くチキンライスの材料を切って行った

○○:切り終わったと

○○:次は焼かないとな

温まったフライパンに油ひいて材料入れて炒めた

ーー数十分後ーー

○○:オムライス完成!

○○:蓮加出来たよ

蓮加:美味しそう!

○○:食べようか

蓮加:うん!

○○:いただきます

蓮加:いただきます!

○○:上手くできた

蓮加:美味しい!!

蓮加のオムライスを頬張っている姿を見ては○○は優しく微笑んだ

○○:なら良かった

蓮加:ごちそうさま!

○○:ごちそうさま

蓮加:美味しかった〜

○○:食べ終わった食器はキッチンに持って行って

蓮加:わかった

ーーキッチンーー

○○は今日使った食器を洗っていた

○○:よし、洗い物終わり

蓮加:ねぇ、○○ってどこの高校に行ってるの?

○○:通信制の高校だよ

蓮加:なんで?

○○:色々あってね

蓮加:そっか

○○:蓮加は学校楽しい?

蓮加:ん〜普通かな?

蓮加:なんでそんな事聞くの?

○○:ん?蓮加は学校楽しいって言いそうだなって思って

蓮加:そうなんだ笑

○○:嫌いじゃないなら良かったよ

蓮加:学校は全然嫌いじゃないよ

○○:そっか

蓮加:あ、もうこんな時間か

○○:お風呂沸かしてるから入りな

蓮加:ありがと!

○○:うん


○○:蓮加が上がってくるまでテレビでも見よ

○○:あんま面白いのないな

○○:音楽でも聞こうかな

両耳にイヤホンを付けて乃木坂の曲を聴き始めた

ーー数十分後ーー

蓮加:○○くん、入っていいよ

○○:あ、わかった

○○:あのさ、

蓮加:ん?どうしたの?

○○:くん付けで呼ぶのやめてくれない?

蓮加:嫌だった?

○○:なんかなれないから○○でいいよ

蓮加:そっか、わかった

○○:じゃあ、風呂入ってくる

ーー数十分後ーー

○○:風呂上がったばっかだから暑い〜

蓮加:はい、お茶

○○:ありがと

蓮加:○○って髪伸びてるね

○○:うん、結構切ってないからね

蓮加:切ったら?

○○:そうだね、またブリーチしたいし

蓮加:じゃあ、切ってきなよ

○○:うん、切ってくるよ

蓮加:じゃあ、私はもう寝るね?

○○:わかった

蓮加:おやすみ

○○:おやすみ

○○:僕も部屋に行って寝ようかな

to be continued……。

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