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「突然、僕に姉が出来ました。」 Part9

〇〇:ねぇ、なんで抱き着いてるの?

蓮加:別に良いでしょ?

〇〇:いや、まぁ〜…いいけど…

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あ、どうも〇〇です

あの日から何故か蓮加は僕に抱き着いてきます

これは事件です

ファンの人にボク殺されちゃう…

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〇〇:あのさ、ここ一応僕の部屋なんだけど…

蓮加:姉弟なんだからいいじゃん

〇〇:うん…そうだね…

〇〇:(姉弟とは言えど、男の部屋だよ?え…今時の女性の人って平気なの?)

蓮加:ふふっ、〇〇〜

〇〇:蓮加、ご機嫌だね

蓮加:ん?そうかな?

〇〇:そういえば、蓮加今日仕事じゃないの?

蓮加:今日は休みだよ?

〇〇:そうなんだ

蓮加:あ!そうだ!

〇〇:びっくりした…急に大声出さないでよ

蓮加:あ、ごめんごめん

〇〇:で、どうしたの?

蓮加:今日は2人でお出掛けしようよ

〇〇:お出掛け?いいけど

蓮加:やった!準備してくるね?

〇〇:あ、うん、わかった

蓮加は物凄い勢いで〇〇の部屋を出て行った

〇〇:さて、僕も準備しようかな

ベッドから起き上がり部屋着を脱いで着替えた

〇〇:適当に着替えたけど、これでいいかな

〇〇:リビングに行こ

着替えを終え〇〇は部屋出てリビングへ行く

蓮母:あ、〇〇おはよ

〇〇:おはよ、母さん

蓮母:あら、着替えてどうしたの?

〇〇:蓮加が一緒に出掛けるって言うから着替えたんだよ

蓮母:そう、仲良くなってるみたいで安心したわ

〇〇:少しだけだと思う…

蓮母:少しだけ仲良くなっても誘ったりなんてしないよ

〇〇:え、そうなの?

蓮母:そうよ、今日はお昼はいるの?

〇〇:大丈夫だよ、蓮加の事だし外で食べると思う

蓮母:わかった

蓮加:〇〇〜準備出来たよ〜

〇〇:僕も準備出来てるよ

蓮加:じゃあ、行こ!

〇〇:うん、そうだね

蓮加:お母さん、行ってくるね!

蓮母:うん、行ってらっしゃい

〇〇達は靴を履いて家を出て行った

〇〇:今日は何処に行くの?

蓮加:遊園地に行こ!

〇〇:え?遊園地?

蓮加:うん!電車に乗るよ!

駅に向かって行き電車に揺られて遊園地に行った

〇〇:はぁ…人めちゃくちゃ多い…

蓮加:大丈夫?

〇〇:あ、うん!大丈夫だよ!

蓮加:良かった!

蓮加:遊園地に着いたー!

〇〇:そうだね

蓮加:入場チケット買わないとだね

〇〇:じゃあ、一緒に買いに行こう

入場チケット買いに受付の方へ行った

〇〇:あの、すみません、入場チケットを大人2枚下さい

受付:わかりました、大人2枚分ですね

チケット料金を支払い受け取り遊園地へ入場した

蓮加:〇〇ありがと!

〇〇:ううん、いいよ

蓮加:何に乗ろかな〜

〇〇:どうしようか

蓮加:ジェットコースターに乗ろう!

〇〇:んー、わかった

蓮加:もしかして、苦手?

〇〇:いや、乗ったことないんだよね

蓮加:そうなんだ

〇〇:まぁ、乗りに行こう

蓮加:そうだね!

〇〇:どんな感じか楽しみだな

ジェットコースター乗り場へ向かって行った

〇〇:結構人並んでるね

蓮加:そうだね、少し待ってないといけないね

〇〇:うん、そうだね

自分達の順番が来てジェットコースターに乗った

〇〇:あ〜…めっちゃどきどきする…

蓮加:〇〇びびってるの?

〇〇:少しびびってる、初めてだし

蓮加:まぁ、大丈夫だよ

ジェットコースターは頂上まで上り終え急降下して行った

蓮加:キャー!!あははっ!!

〇〇:うわぁぁぁあ!!

蓮加:楽しいよ!!

〇〇:めっちゃ速いよ!!

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ジェットコースターを乗り終え降り〇〇は死にそうな顔になっていた

〇〇:はぁ…はぁ…っ、はぁ…

蓮加:〇〇大丈夫?

〇〇:死ぬ…

蓮加:少し休む?

〇〇:大丈夫…少し深呼吸するから待ってて

蓮加:うん、わかった

〇〇はその場でゆっくりと息を吸い吐いて深呼吸をした

〇〇:ふー、よし、大丈夫だよ

〇〇:じゃあ、次は何処に行く?

蓮加:ん〜、どうしようか?

〇〇:んじゃ、お化け屋敷に行こっか

蓮加:え!お、お化け屋敷…?

〇〇:うん、行こ

〇〇は蓮加の手を繋いでお化け屋敷へ向かって行った

蓮加:ねぇ、本当に行くの?

〇〇:うん、たぶんそこまで怖くないと思うよ?

蓮加:わ、わかった、行くよ

〇〇達はお化け屋敷へ入った

〇〇:ん〜、入ったばっかりだから怖くないな

蓮加:そ、そうだね

お化け:うわぁぁぁあ!!

蓮加:キャー!!!

〇〇:あ、お化けだ

蓮加は大声で叫び無意識に〇〇へ抱き着いた

〇〇:ん?蓮加もしかして怖いの?

蓮加:うん…怖いの…

蓮加の目にはいっぱい涙を溜めて今にも溢れそうになっていた

〇〇:(…これは……僕やらかした…?)

〇〇は蓮加の手を繋いだまま出口へと向かって進んで行った

お化け1:うぉぉぉお゛!!

蓮加:キャー!!

お化け2:うぁぁぁぁあ゛!!

蓮加:いやー!!!

〇〇:蓮加、もう少しで出口だよ?

蓮加:ほんと?あと少し…頑張らないと…

〇〇:(蓮加、こういう系統嫌いなんだな)

〇〇達はお化け屋敷から出られた

蓮加:はぁ…怖かった…

〇〇:まさか、あんなにもびびるとは思わなかったよ

蓮加:苦手なんだから当たり前でしょ!!

〇〇:ごめんごめん

蓮加:はぁ…次はどうしようか

〇〇:とりあえず、飲み物でも買いに行こうか?

蓮加:そうだね、喉も乾いてきたし

〇〇:じゃあ、行こ

飲み物買う為にお店に向かって行った

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蓮加:飲み物どうする?

〇〇:僕は、これにしようかな

蓮加:じゃあ、私はこれにする

〇〇:決まりだね

飲み物買い近くの椅子に座って休憩をした

〇〇:次は何処に行くか、考えないとだね

蓮加:ん〜、どーしよう

〇〇:メリーゴーランドとか?

蓮加:いいね、後で行こっか?

〇〇:そうだね

〇〇:ごめん、ちょっとトイレに行ってくる

蓮加:うん、わかった

その場から離れてトイレに行った

蓮加:遊園地、久しぶりだな〜

すると、不良3人が蓮加の目の前に現れた

不良1:なぁ、お姉さん

蓮加:はい?

不良2:俺達と遊ばないか?

不良3:1人なんだろ?

蓮加:一緒に来てる人が居るので大丈夫です

不良1:嘘つくなよ

蓮加:今、トイレに行ってるんです!

不良2:そんな奴無視して俺達と遊ぼうぜ

蓮加:(やだ…〇〇助けて…)

to be continued……

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