「ヴァンパイア」 第2章 Part2
乃木坂のメンバー皆は坂道合同ライブに向けて練習の日々を送っていた
賀喜:練習ハードだね〜…
筒井:そうだね、今回初めて開催するからね
遠藤:キツい…疲れた…動けない……
遠藤:後、2日後にライブだね
賀喜:うん、気合い入れて行かないと!
筒井:そうだね、頑張ろ!
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菜緒:合同ライブ、緊張する…
美玖:先輩達とライブ…緊張するな…
史帆:練習量もめっちゃあるし…
京子:疲れる〜…
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理佐:まさか、合同ライブするなんてびっくりだね
友香:わくわくするな〜楽しみ!
由依:初めての挑戦だからね、緊張する…
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〇〇:はぁ…疲れた…
アル:ねぇ、〇〇聞いた?
〇〇:え?なにを?
アル:坂道で合同ライブを開催するんだって
〇〇:そうなんだ
アル:見に行かなくてもいいの?
〇〇:ん〜…見に行くかは考えるよ
アル:行った方がいいんじゃないの?
〇〇:…ってか、いつあるの?
アル:2日後にあるんだってよ
〇〇:は?無理じゃん
アル:奈々未さんに言えば大丈夫じゃん?
〇〇:あ〜なるほど
〇〇:考えておくよ、俺の気分次第かな?
アル:ほんとは行きたいんでしょ?
〇〇:んまぁ…そうだけどさ…
アル:あやめちゃんの事も気になるんでしょ?
〇〇:…あの時…あやめを泣かせちゃったし…
アル:それは、〇〇が全部悪い
〇〇:あれしか方法が思い付かなかった…
アル:そうだけどさ
〇〇:今から奈々未さんの所に行ってみるか…
アル:うん、行こ
〇〇は橋本に会う為に事務所へと向かって行った
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〇〇:さてと、前回と同じ方法で侵入しようかな
アル:うん、そうだね
〇〇:「影移動」
〇〇は影に潜り事務所の中へ入って行った
〇〇:奈々未さんは何処かな〜
〇〇:お、奈々未さんいた
橋本:あれ?〇〇くんどうしたの?
〇〇:ちょっと話があって
橋本:わかった?
〇〇と橋本は誰も居ない部屋に入って行く
橋本:それで話って?どうしたの?
〇〇:2日後にライブがあるんですよね?
橋本:そうだよ?良く知ってるね
〇〇:アルにライブの事を教えてもらって
橋本:アルって、〇〇くんの中にいる悪魔だっけ?
〇〇:はい、そうです
橋本:その通り、2日後にライブがあるよ
〇〇:関係者席で見れますか?
橋本:見れるよ?
〇〇:ほんとですか?
橋本:ほんとだよ、見に来るの?
〇〇:はい、あやめの様子も気になるので
橋本:そっか、席は用意するよ
〇〇:ありがとうございます
橋本:…皆にはまだ会わないの?
〇〇:そう…ですね…まだ会うのは…
橋本:そっか、わかった
〇〇:ありがとうございます
橋本:じゃあ、またライブの時にね
〇〇:はい、ライブの時に会いましょう
奈々未との話を終え〇〇は事務所を出た
〇〇:ふぅ…
アル:ライブ楽しみだね
〇〇:そうだね(皆…元気にしてるといいな…遥香と会った時に聞けば良かった…)
ーーーーーーーーライブ当日ーーーーーーーー
筒井:いつものライブよりも緊張する
遠藤:うん、そうだね
賀喜:全力を出して頑張ろ!
筒.遠:うん、そうだね!
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〇〇:ここがライブ会場か
アル:みたいだね、大きいや
〇〇:坂道合同ライブだからね
アル:じゃあ、奈々未さんの所に行こ
〇〇:そうだね、行こ
関係者だけが入れる入口の方へ向かって行った
警備員:ここは関係者以外立ち入り禁止です
〇〇:一応関係なんですけど、橋本奈々未さんって人を呼んでくれませんか?
警備員:分かりました、少しお待ち下さい
警備員はトランシーバー使い確認をしていた
〇〇:(まだかな〜)
警備員:確認取れました、今ここに橋本さんが来るそうです
〇〇:そうですか、良かったです
橋本:〇〇くん、来たんだね
〇〇:はい、来ました
橋本:じゃあ、私についてきて?
〇〇:分かりました
橋本の後ろついて行き席まで案内してもらった
橋本:ここが〇〇くんの席だよ
〇〇:ありがとうございます
橋本:あの時と同じだね
〇〇:…そうですね
橋本:あ、私嫌なフラグをたてちゃった
〇〇:はい、最悪なフラグです
橋本:まぁ、いいや、楽しんでね?
〇〇:はい、ありがとうございます
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スタッフ1:最近嫌な事ばっかだな
スタッフ1:上司にはめちゃくちゃ叱られるしよ!
スタッフ1:イライラする!ムカつくな!!
スタッフ1:ストレス発散してぇな〜
スタッフ1:何か良い方法ねぇかな…
スタッフ1:あ、いい事思い付いた…
スタッフ1:ふふ…やってやる…
不気味な笑みを浮かべながら歩いて行った
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〇〇:お、ライブが始まった
〇〇:日向の皆も頑張ってるな…
ライブが始まってから1時間が経った
スタッフ1:くくっ…今だな…
スタッフ1は上から機材を落とした
賀喜:ん?あ、あやめ!危ない!!
筒井の真上から機材が落ちて来る
遠藤:あやめん!逃げて!!
筒井:(こ、怖くて…動けない…)
機材が当たりそうになった瞬間…
??:ふぅ…間に合った…
??は片手で機材を受け止めて床に置いた
遠藤:あやめん!
筒井:あれ…?私…助かった…?
賀喜:良かった、怪我しなくて…
遠藤:(でも…さっきの声どこかで聞いた事があるような…)
筒井:もしかして…〇〇…?
??:〇〇…?誰の事ですか?
筒井:あ、いえ!なんでもないです…!
賀喜:はぁ…
筒井:(〇〇はもう死んだんだから…そんな事ないよね…)
賀喜:〇〇、もう隠さなくてもいいんじゃない?
筒井:え…?〇〇って…
〇〇:はぁ…隠してるのになんで言うんだよ
賀喜:だって、あやめんが可哀想だし
〇〇:まぁ…そうだね…
筒井:ほんとに〇〇なの…?
〇〇はフードゆっくり外し顔を見せた
〇〇:久しぶり、あやめ
筒井:〇〇…
to be continued……
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