「ヴァンパイア」 第2章 Part4
橋本:〇〇くん、皆の所に行くよ。
〇〇:あ、はい
〇〇は橋本と一緒に乃木坂メンバーの居る楽屋へ行った
橋本:皆、おはよ
飛鳥:おはよ、奈々未
白石:奈々未、おはよ
〇〇:皆さん、おはようございます
飛鳥:私はまだ許してないからな
白石:私も許してないからね
〇〇:はい、許してもらおうとは思っていませんから
橋本:ほら、〇〇くん話していいよ
〇〇:今日からまた乃木坂のマネージャーとしてまたよろしくお願いします
久保:〇〇くん、よろしくね
梅澤:同じようなことはしないようね
美月:皆、凄く悲しんだんだからね
〇〇:はい…すみません
〇〇:あの、奈々未さん
橋本:ん?どうしたの?
〇〇:ちょっと、日向坂の様子を見に行ってもいいですか?
橋本:うん、別に行っても大丈夫だよ?
〇〇:ありがとうございます、分身を置いて行きますね
橋本:わかった
〇〇は分身を出し日向坂の皆の元へ行った
〇〇:アル、日向坂の皆の元へ行くよ
アル:よし!行こう!
〇〇:なんか、嬉しそうだね
アル:美玖ちゃん、可愛いじゃん!
〇〇:まぁ、そうだね
フード深く被り顔を見えないようにしビルを何度も飛び移りながら移動した
〇〇:この移動目立ったりしてないよね?
アル:ん〜、目立ってる…かも…?
〇〇:だよね、一応人が居ない所を狙って移動してるんだけどな…
アル:移動方法も、考えないとだね
〇〇:ふぅ…着いた
アル:で、どうやって入るの?
〇〇:それはもちろん、影移動使うよ
アル:そうだよね〜
〇〇:「影移動」
影に潜り日向坂の事務所内に入って行った
〇〇:じゃあ、このままメンバーの居る部屋まで行くよ
アル:そうだね
〇〇:レッスン室にいるかな?
アル:行ってみようか?
レッスン室に着き影移動を解除した
〇〇:よし、着いた
アル:ねぇねぇ、早く入ろ
〇〇:わかったから、入るよ
ドアを開けレッスン室に入って行った
〇〇:失礼します〜
久美:あ、貴方誰ですか!
〇〇:えっと…〇〇です
京子:〇〇さんは亡くなったの!
アル:おい!フード外さないと!
〇〇:あ、忘れてた…
フード外し顔を見えるようにした
〇〇:これで大丈夫ですか?
美玖:ほんとに…〇〇さんだ…
史帆:生きてたの…?
〇〇:色々とありまして、死んでた事にしてました
愛萌:なんで、ここに来たんですか?
〇〇:皆さんが元気か、見に来たんです
〇〇:あれ?菜緒さんは?
美穂:〇〇さんが亡くなったって事を知ってから体調を崩してしまって休んでます
〇〇:もしかして、俺が原因ですか?
美玲:そーですよ!
〇〇:マジか…どうしよ…
〇〇:誰か菜緒さんに電話して貰えませんか?
美穂:じゃあ、私が電話します
〇〇:お願いします
美穂:電話して、何を伝えればいいんですか?
〇〇:じゃあ、近くの公園に来るように伝えてください
美穂:分かりました
〇〇:後もう1つ美穂さんにお願い事してもいいですか?
美穂:はい?いいですけど?
〇〇:菜緒さんを迎えに行って一緒に公園に来てもらえませんか?
美穂:いいですよ
〇〇:その方が落ち着くと思うので
美穂:分かりました
〇〇:ありがとうございます
美穂:じゃあ、菜緒に電話かけますね?
〇〇:お願いします
ーーーーーーーーーーーーーーーー
美📞:菜緒?今大丈夫?
菜📞:大丈夫だけど…どうしたの?
美📞:あのさ、今日会って公園で話さない?
菜📞:うん…いいよ…?
美📞:ありがとう、迎えに行くね?
菜📞:それなら…私の家でも良くない…?
美📞:だーめ、たまには外に出ないと
菜📞:わかったよ…
美📞:じゃあ、またね
菜📞:うん、またね
ーーーーーーーーーーーーーーーー
美穂:菜緒、いいって言ってましたよ
〇〇:良かった、ありがとうございます
美穂:〇〇さんは先に公園に行って待ってるんですか?
〇〇:はい、美穂さんと菜緒さんが来るのを待ってます
美穂:分かりました
ーーーーーーーー数時間後ーーーーーーーー
〇〇:じゃあ、俺は先に行ってますね
美穂:はい、私は菜緒を迎えに行って来ます
〇〇:お願いします
アル:じゃあ、行こっか
〇〇:うん、そうだね
フード深く被り顔見えないようにして公園へ向かって行った
ーーーーーーーーーーーーーーーー
美穂は菜緒の家に着きインターホンを押した
菜緒:はーい
美穂:やっほ、迎えに来たよ
菜緒:ありがと、美穂
美穂:じゃあ、行こっか?
菜緒:うん、そうだね
美穂と菜緒は〇〇が待っている公園へ向かって行く
〇〇:着いた、ベンチに座って待とうかな
アル:そうだね、いつ来るか分からないし
〇〇:なぁ、アル
アル:急にどうしたの?
〇〇:俺って結構やばいオーラ放ってる?
アル:まぁ、放ってるね
〇〇:やっぱりそうか
アル:どうもできないでしょ?
〇〇:いや、いい物を作ったんだよね
アル:いい物?
〇〇:これだよ
ポケットから黒い指輪を出した
アル:黒い…指輪…?
〇〇:これで、俺の力は1割になるんだよ
アル:ふ〜ん、ほんとかな〜?
〇〇:ほんとだって
アル:それなら、付けてみてよ
〇〇:いいよ
右手の中指に黒い指輪を付けた
アル:ほんとだ、力が1割になってる
〇〇:でしょ?自分って作ったんだよ
アル:すごいな!
〇〇:これだったら、あまり気付かれないと思う
アル:まぁ、そうだね
すると公園に美穂と菜緒が入って来た
美穂:〇〇さん、連れて来ましたよ
菜緒:え…〇〇…さん…?
〇〇:菜緒さん、お久しぶりです
菜緒:え、ど、どういうこと…?
〇〇:あの時は、死んでないんです
菜緒:……
〇〇:すみません、死んだ事にしてしまって
菜緒:どれだけ…どれだけ…悲しんだと思っているんですか…!!
菜緒は瞳に涙をいっぱいに溜めて涙が頬を伝っていった
〇〇:すみません…ほんとに…
菜緒:〇〇さんが…亡くなったって事を知ってから…ずっと苦しかったんですよ…!!
〇〇:…これからは…坂道グループのマネージャー兼護衛をする予定なので…皆さんの傍にいますよ
菜緒:ほんと…ですか…?
〇〇:はい、ほんとですよ
〇〇:もう…離れる事はしませんから
菜緒:それならよかったです
〇〇:この事を話したくて、美穂さんにお願いして菜緒さんの事をここに呼んだんです
菜緒:だから、公園に行こって言ったんだね
美穂:うん、ごめんね?
菜緒:あの、〇〇さん、もう少し話しませんか?
〇〇:いいですよ?
菜緒:1年間何してたんですか?
美穂:確かに何してたのか気になる
〇〇:それは、色々と調べてたんです
菜緒:色々って、どんなことを?
〇〇:俺の父親の事を調べてたんです
美穂:父親のこと?
〇〇:どうして、俺の事を襲ってきたのか
菜緒:その事は気になりますね…
〇〇:まぁ、全部わかったので
菜緒:え?そうなんですか?
〇〇:だから、戻ってきたんです
菜緒:そうなんですね
ーーーーーーーー数十分後ーーーーーーーー
〇〇:そろそろ帰りましょうか?
美穂:そうですね
菜緒:はい
〇〇:家まで送りますよ
美穂:え、大丈夫ですよ!
〇〇:ダメですよ、こんな暗いし何かあったら嫌ですし
菜緒:じゃあ、お願いします
〇〇:はい
〇〇は菜緒達を家まで送って行った
ーーーーーーーーーーーーーーーー
??:くくっ…楽しみだな…
??は3枚の写真が机の上に置いていた
??:「小坂菜緒」「筒井あやめ」「森田ひかる」
??:この3人は絶対に俺の物にする…絶対にな…
??:「特別な血液」を持っている存在なんだから
??:〇〇…ちゃんと守れよ?
??:また…襲ってこの3人を連れて行くぞ…
??:さーてと、作戦を考えないとな
??:次は成功させないとな…
to be continued……
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?