「ヴァンパイア」Part11
筒井:今日で最後だね
〇〇:そうだね
遠藤:もう〇〇くんに会えるのは最後か〜
〇〇:まぁ、たまになら会えますよ
遠藤:そうなの?
〇〇:たまにここに来ますから
遠藤:ほんとに?
〇〇:はい
賀喜:また、ここに戻ってくる予定あるの?
〇〇:それは分からないです
賀喜:そっか〜
〇〇:いつかは戻って来ます
賀喜:わかった、待ってるよ
筒井:今日さ、〇〇の家でパーティーしよ!
〇〇:え?まぁ、いいけど
筒井:じゃあ、誰を誘う?
〇〇:パーティーに?
筒井:うん、そうだよ?
〇〇:んー、奈々未さんと白石さんと飛鳥さんと遠藤さんと賀喜さんかな?
筒井:じゃあ、私が話して誘ってくるよ
〇〇:わかった、よろしく
筒井:じゃあ、またね!
〇〇:元気だな、あやめ
アル:(あの子〇〇の事好きなんじゃない?)
〇〇:は!そんな訳ねぇだろ…!!
遠藤:びっくりした…!〇〇くんどうしたの?
〇〇:い、いや!なんでもない!
アル:(アハハ、面白いね〇〇)
〇〇:(アルが急に話しかけるからだろ)
アル:(ごめんごめん)
〇〇:(で、どうしたの?急に話しかけてきてさ)
アル:(いや、そろそろ外に出たいなって思って)
〇〇:(ん?外に出れるの?)
アル:(出れるけど、ずっとは外には出れないよ)
〇〇:(そうなんだ)
アル:(今は外に出ない方がいいよね?)
〇〇:(家に帰ってからでいい?)
アル:(わかった、またね?)
〇〇:(うん、また後でね)
ーーーーー数時間後ーーーーー
筒井:じゃあ、〇〇の家に行こ!
遠藤:おー!
賀喜:〇〇くんの家か、どんな感じなんだろ
〇〇:行きましょうか
白石:〇〇くん〜!
飛鳥:待て〜!
橋本:私達も一緒に行くよ〜
〇〇:あ、白石さん飛鳥さん奈々未さん
橋本:〇〇くんの家でパーティーするんでしょ?
〇〇:そうですよ
白石:何食べるか決めてるの?
〇〇:それがまだ何も決めてなくて…
筒井:まだ、時間があるし皆で作りませんか?
白石:いいね!そうしようよ!
遠藤:じゃあ、スーパーに行きましょう!
飛鳥:そうだね
あやめ達は事務所を出てスーパーでパーティーの買い出しをして〇〇の家に向かって行った
ーーーーー〇〇の家ーーーーー
〇〇:ここが僕の家です
飛鳥:リビング広くて綺麗だしいい所に住んでるね
〇〇:んー、そうですかね?
白石:〇〇くんのご両親は?
〇〇:居ませんよ、気にしないで下さい
筒井:じゃあ、パーティーの準備しよ!
賀喜:うん、しよ!
〇〇:僕はちょっと自分の部屋に行きますね
橋本:わかった
〇〇は自分の部屋に戻って部屋着に着替えた
〇〇:着替えたっと…そういえば…(アル聞こえてる?)
アル:(なに?〇〇)
〇〇:(外に出れるんでしょ?今部屋には僕だけしか居ないから)
アル:(やった!出る!)
床から黒いモヤが出てそこからアルが現れた
アル:や!〇〇!
〇〇:やっぱり、犬みたいな姿してるね
アル:まぁまぁ、気にしないでよ
〇〇:はいはい、わかったよ
アル:いや〜、お外はいいね〜
〇〇:あ、外に出たい時は言ってね
アル:わかったよ
〇〇:じゃあ、僕はリビングに戻るから
アル:僕はどうすればいいの?
〇〇:僕の中に戻って、何かあったらいけないし
アル:え〜、わかったよ
〇〇:後で外に出してあげるから
アル:やったね!
アルは〇〇の中へ戻って行った
〇〇:早くリビングに戻らないと
自分の部屋から出てリビングに戻って行った
〇〇:お〜、もう準備出来てる
白石:ほら、もうパーティー始めるよ
橋本:じゃあ、乾杯しよ!
飛鳥達:乾杯〜
白石:奈々未〜飛鳥〜お酒いっぱい飲も〜!
橋本:麻衣、あんまり飲んだらだめだよ?
白石:そんなの分かってるよ
飛鳥:ほんとに分かってるの?
白石:分かってるって
筒井:さ、何食べる?
遠藤:何にしようかな〜
賀喜:ん〜、悩む
〇〇:皆、色々作ったんだね
筒井:〇〇が部屋で休んでる時に皆で頑張って作ったんだよ?
〇〇:それはごめん
賀喜:まぁ、いいじゃん!楽しもうよ
遠藤:うん、楽しも〜!
ーーーーー数時間後ーーーーー
パーティーが始まって数時間が経ち皆それぞれ帰る時間になった
〇〇:え、白石さんめっちゃ酔ってる…
筒井:確かにそうだね
遠藤:これは、レアだね
賀喜:写真撮ろ
橋本:麻衣、もう帰るよ
白石:え〜?かえりゅ〜の〜?
飛鳥:呂律回ってないじゃん
橋本:飛鳥手伝ってね
飛鳥:はぁ〜…しょうがないな、分かったよ
〇〇:じゃあ、賀喜さん遠藤さん家まで送りますよ
筒井:私は?
〇〇:あやめも家まで送るよ、ちゃんとね
筒井:〇〇優しい〜っ、ありがとう!
橋本:じゃあ、〇〇くん達また明日ね
飛鳥:帰るよ、麻衣
白石:バイバイ〜!
〇〇:(酔ってるからテンション高い…)
〇〇:皆さん帰る準備出来ましたか?
賀喜:もう出来てるよ
遠藤:私も出来たよ
筒井:いつでも帰れるよ
〇〇:じゃあ、家まで送りますから帰りましょう
賀喜:ありがと
遠藤:ありがと、〇〇くん
〇〇:夜なので何かあったら大変ですから
筒井:〇〇って優しいよね
〇〇:んー、そうかな?
筒井:優しいよ
〇〇:ありがと
〇〇の家から出てあやめを先に家まで送り賀喜と遠藤の3人になった
〇〇:えっと、次は遠藤さんだね
賀喜:そうだよ
遠藤:楽しかったな〜
〇〇:そうですね
賀喜:あのさ、タメで喋らない?
〇〇:いや、賀喜さん達は年上なので
遠藤:あやめんもタメで話してるから大丈夫
〇〇:わかった、タメで話すよ
賀喜:後、名前で呼んでね
〇〇:うん、わかった
3人で話しているとあっという間に遠藤の家に着いた
遠藤:私の家ここだから、じゃあバイバイ
〇.賀:バイバイ
〇〇:最後は遥香だね
賀喜:うん、そうだよ?
〇〇:あんな大人数でご飯食べたの初めてだったな
賀喜:そうなの?
〇〇:うん、友達とか作らなかったから
賀喜:そっか、また皆でパーティーしようね?
〇〇:そうだね
賀喜:私の家はここだから、ありがとう送ってくれて
〇〇:ううん、いいよ
賀喜:またね、バイバイ
〇〇:バイバイ
賀喜は家の中へ入って行った
〇〇:よし、帰ろうかな
〇〇は少し遠回りして家に帰って行った
ーーーーー次の日ーーーーー
今、〇〇は日向坂の事務所へ来ていた
〇〇:ここが日向坂の事務所…
〇〇:んー、どこに行けばいいんだろ
??:あ、もしかして君が橘〇〇くん?
〇〇:はい、そうです
久美:私は日向坂46のキャプテンしてます、佐々木久美です
〇〇:橘〇〇です、よろしくお願いします
久美:メンバーが居る部屋に案内しますね
〇〇:ありがとうございます
〇〇は久美の後ろについて行きメンバーが居る部屋まで行った
久美:皆〜新しいマネージャーさん連れて来たよ〜
菜緒:どんな人なんだろ?
美玖:ん〜、優しい人だと良いね
久美:来ていいよ、〇〇くん
〇〇:今日から日向坂46のマネージャーになりました、橘〇〇ですよろしくお願いします
史帆:白髪だ…
京子:こういうマネージャーの仕事って黒髪とかが普通なんじゃ?
芽依:怖い…
愛萌:あの、〇〇さんはどうして白髪なんですか?
〇〇:これは生まれつきこの髪色なんです
愛萌:そうなんですね
久美:他に、何か質問したい人いる?
菜緒:日向坂のマネージャーする前までは誰のマネージャーしてたんですか?
〇〇:乃木坂のマネージャーをしてました
明里:え〜!!
彩花:なんで、乃木坂さんのマネージャーをしてたのに日向坂のマネージャーになったんですか?
〇〇:秋元さんから直接お願いされてそれで日向坂のマネージャーをする事になりました
〇〇:あの、1つ聞きたいことあるんですけど
久美:ん?どうしたの?
〇〇:僕以外にマネージャーっているんですか?
久美:あ、えっと…い…いるよ…っ
〇〇:(一瞬で雰囲気が重くなった、これは何かあるかもな)
アル:(もしかしたら、そのマネージャーに何かされてるのかもね)
〇〇:(そうだと思う)
〇〇:今、そのマネージャーはいるんですか?
久美:今は…居ない…
〇〇:そうですか、分かりました
久美:うん…
〇〇:(とりあえず、切り替えないとな)
〇〇:今からダンス練習の時間なので練習室に向かいましょう!
日向:はい!
ーーーーー練習室ーーーーー
久美:じゃあ、練習始めるよ〜!
日向:はい!
〇〇:(なぁ、アル)
アル:(どうしたの、〇〇?)
〇〇:(日向坂のマネージャーってさ、もしかして…)
アル:(乃木坂に居たマネージャーの可能性がある)
〇〇(やっぱり、そうだよね)
〇〇:(でも、乃木坂の元マネージャーなら日向坂のマネージャーにはなれないはずでしょ?)
アル:(普通なら、なれないよ)
〇〇:(もしかして、顔を変えたとか?)
アル:(有り得るかもしれない)
〇〇:(それはめんどくさいな…)
ーーーーー数十分後ーーーーー
久美:皆〜!少し休憩するよ!
美玖:あのさ、菜緒
菜緒:ん?どうしたの?美玖
美玖:なんで〇〇さん私服なんだろうね?
菜緒:んー、なんでだろうね?
愛萌:〇〇さんは不思議な人だね
美穂:そうだね、でも嫌な感じはしないね
愛萌:〇〇さんならあのマネージャーから守ってくれるかも…
美穂:そうだと良いね…
史帆:あの人今のマネージャーと同じ事してこないかな…?
京子:どうだろ?分からない
史帆:そうだよね…嫌だな…
京子:でも、今の所は何もしてこないみたいだね
史帆:そうだね…
久美:じゃあ、練習再開するよ!
日向:はい!
〇〇:(これから大変なことが起きそうだな…)
アル:(そうだね)
練習室に男の人が入って来た
??:やぁ?練習は進んでるかい?
久美:なんで…ここに…
??:そりゃ、俺はここのマネージャーだからね
菜緒:……
??:おっと、君は?
〇〇:日向坂のマネージャーをする事になりました橘〇〇です
??:てことは、俺は上司か
〇〇:はい、そうなります
??:俺はここのマネージャーの如月響よろしく
〇〇:はい、よろしくお願いします
to be continued……。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?