「無能と言われ続けた俺が異能学院へ行くことになりました」 Part4
橋本:さて、皆頑張って特訓するよ〜
橋本:和、彩、咲月、奈央、瑛紗、はどんな手を使ってもいいから〇〇くんを倒しなさい
和達:はい!
橋本:〇〇くんは、属性魔法の使用禁止、マナでの身体強化とマナだけの攻撃は良しとする、あとは体術だけね?
〇〇:分かりました
橋本:じゃあ、戦闘始め!
〇〇:「身体強化」「筋力強化」「脚力強化」「跳躍力強化」「打撃強化」
和:なんか、色々と強化してるよ…
彩:誰が最初に仕掛ける?
咲月:じゃ、私が仕掛けるからその後援護して
奈央:私と和で後衛をする、攻めれるように援護するから
瑛紗:私も〇〇くんの動きを封じれるか試してみる
咲月:「身体強化」「脚力強化」「筋力強化」「神速」
すごい速さで〇〇の元へ走って行った
奈央:「氷結乱れ撃ち」
氷の矢を斜め上に放つと無数の氷の矢が雨のように〇〇の方へ落ちて行く
和:「灼熱の業火」
炎の矢が物凄い速さと熱風で〇〇の方へ飛んで行きとんでもない爆発が起きた砂埃が舞い上がり煙幕が出来た
咲月:うわ!すごい…!今のうちに…っ、「迅雷・極・火焔一閃」
目に見えない光のような速さで煙幕の中を入り〇〇に斬り掛かる
和:倒せた?
煙幕の上から〇〇が飛び出て来た
〇〇:危ない危ない
彩:どうやって避けたの!?
〇〇:「超高圧縮マナ弾・連射」
和達に狙い定めて人差し指と中指と薬指と小指を順番に弾いて弾を飛ばした
瑛紗:「疾風・闇夜の三日月斬」
風魔法で加速させて黒紫色の三日月が大量に弾の方へ飛んで行きぶつけで消滅させた
〇〇:これは防ぐか、しゃない…近接戦闘をするしかないか
彩:「風龍の舞踊り」
風魔法で出来た龍はくねくねと動きながら〇〇の方へ放った
〇〇:これはちょっとめんどくさいな「マナ障壁」
空中にマナで透明な円状の壁を作りマナ障壁を思いっきり蹴り龍を避けて斜め下に落ちて行った
咲月:「終焉ノ雷電業火」
紫色に輝く稲妻と近くにいるのも辛いほどの熱い炎を刀に纏わせて〇〇の方へ振り下ろし斬撃を吹き飛ばす
〇〇:は!?それはさすがにやばいって!
橋本:〇〇くん!それをどうにか防いで!!
〇〇:(グローブの力を使ってみるか)
飛んできた斬撃を掴みグローブが吸収して行った
〇〇:よし、成功
咲月:うそ!!?
和:どうやっても勝てないじゃん!
瑛紗:「暗闇呪縛」
黒紫色の鎖が地面から出てきて〇〇の身体を拘束した
〇〇:拘束系の魔法使えたのか…クソ
和:一気に攻めよ!
〇〇:俺も攻めようかな…
全身に力を入れて拘束を破壊し思いっきり地面を踏み込み瑛紗の方へ飛んで行く
瑛紗:え!?拘束を解いた!!?
〇〇:まずは1人目だな(拘束できる奴は先に気絶させた方がいいな)
左手を地面に付け〇〇は瑛紗の脚を蹴り転けさせては鳩尾に平手で叩き衝撃を与え気絶させた
瑛紗:カハ…ッ!!?
〇〇:次…2人目
和:「泡沫水月」
和達の分身が大量に出現してきた
奈央:すごい!私達の分身がいっぱいいる!
咲月:これは使えるね
彩:じゃあ、私が「鎌鼬」
刃のようなものが〇〇に向けて激しく大量に飛んで行った
〇〇:(これはちょっとめんどいな…避けるか)
脚に力を入れ足裏にマナを溜めて高く飛び上がって避けた
奈央:魔法使ってないのに強すぎるよ!!「氷龍・冷結の息吹」
氷魔法で作られた龍が出現し〇〇に向け放たれてはその場の空間の空気が物凄く冷えた
〇〇:やばっ!
空中で身体を捻って避けようとしようとしたが左腕が氷片腕が使えなくなってしまった
〇〇:チッ…(片腕やられたか…これだと時間がないな…体温が奪われて動けなくなる…早く決めないとな)
〇〇:だったら、こうするしかないよな!!
空中で前宙し勢い良く急降下し地面に右脚でかかと落としをし砂埃が舞い広い範囲に煙幕ができ周りを見えなくなった
〇〇:(さて、今からは足音と気配を消す、)「解除」「強制制御」
身体と筋力と脚力と跳躍力と打撃の強化を解除してマナを制御し和が居た方へ走って行く
和:煙幕で何も分からない…!
〇〇:ごめんね
背後から〇〇が近付き首に方腕を回し首を絞め頸動脈を圧迫した
和:ぐ…っ!は…ぁ!…っ!!
突然の事で和はパニックになり抵抗するも徐々に意識が薄れて行き気絶した
〇〇:絞め落とし完了っと、3人目だな
音を立てずに和をその場に寝かせて彩の居る場所に向かって行った
咲月:何も見えない、なら、あれを使うしかない(私だって、小さい頃から頑張って修行したんだから!)
咲月:「神聖・建御雷神同化」
髪が真っ白に染まり水色のメッシュが入った髪色に変わり瞳の色は黄色に染まり身体には水色の雷を纏っていた
咲月:これで〇〇くんの位置を探す!「雷刀・雷震雷撃」
刀身に雷を纏わせ地面に突き刺し広範囲に稲妻が走って行く
咲月:…見つけた、早く行かなくちゃ!「電光石火」「神速」
凄い速度で〇〇の方へ向かって行った
彩:どこにいるの、風魔法使えば…「風烈翔波」
強い風が吹かせ煙幕を消し飛ばした
彩:これで、皆の場所が分かる!
〇〇:(女の子を傷付ける趣味はないんだ、ごめんね)
背後から近寄り首を手刀で叩き気絶させた
彩:…っ
〇〇:大人しく気絶してて、気絶させた3人が怪我しないようにしないとな「マナ障壁結界」
3人の身体を結界で囲い〇〇は戦闘態勢になった
咲月:見つけた、〇〇くん
〇〇:それが、君の本気か…
奈央:「氷結神風」
氷の矢を〇〇に向けて放ち凄い速度で飛んで行った
〇〇:なんかヤバそうだな…「超高圧縮マナ弾」
氷の矢に狙いを定めて指を弾きマナ弾を放ち破壊した瞬間地面が一瞬で氷ものすごい冷気が来た
〇〇:うわっ!さっぶ!
咲月:「雷電豪炎連斬」
凄い高速で刀を振り雷と炎が混ざった斬撃を飛ばした
〇〇:中々良い技だな、でもまだ全然だ
咲月:そんな簡単にやれると思わないで!
技を放った瞬間に〇〇の背後に移動していた
〇〇:結構良い動きしてんじゃん
しゃがみこんで右手を床に付け右足で咲月の脚を蹴り体勢を崩させて身体を捻り半回転させ左足のかかとで横腹を蹴り飛ばした
咲月:グッ…!(なんて動きなの…身体能力が高すぎる…っ!動きが見えなかった…!!)
〇〇は咲月を蹴り飛ばした後に飛んでくる雷と炎が混ざった斬撃に向けてマナを超高圧縮させた拳を突き出し物凄い風圧とマナの威力で打ち消した
奈央:マナの使い方がむちゃくちゃだ…
〇〇:先にお前を倒した方が良さそうだな!
咲月の方へ凄い高速で飛んで行った
咲月:っ…!「神聖裁きの雨」
〇〇の真上から光の矢が無数に降って来た
〇〇:「マナ超高圧縮打撃」
右腕にマナを限界まで溜めて真上に振り上げ光の矢を打ち消した
咲月:こんなのチートすぎる!!
奈央:「氷華乱舞旋風」
凄く鋭利な氷塊が無数の数が現れ何度も〇〇に向けて飛んで行く
〇〇:それ、効かないから
氷塊が飛んでくる方に手を向けグローブが全て吸収しマナに変換した
奈央:え〜!!?
〇〇:はぁ…もう終わりにしようかな
目で追えない速度で咲月の背後に移動し首を手刀で叩き気絶させた後奈央の背後に一瞬で行った
咲月:っ…!勝て…なかった……
奈央:〇〇くん!どこに行ったの!?
〇〇:ごめんね、あまり傷付けたくないから許して
そう呟いた後に首を手刀で叩き気絶させその場に寝かせた
橋本:はぁ〜…〇〇くん、貴方マナだけであんな戦闘出来るってどういうことなの?
〇〇:ん〜…まぁ、1人で修行とかしてた時にマナだけの戦闘とかも学んでたので
橋本:それでも異常よ…
〇〇:そう言われても…困る…
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1ヶ月間、和達は〇〇に何度も負けキツい訓練をし続けた
橋本:さぁ、この1ヶ月間すごくキツかったと思うけど学年対抗試合は〇〇くんが出場でいいよね?
和:はい…
彩:〇〇くん…強すぎます…
咲月:私達ボコボコにされたし…
瑛紗:何度も挑んでも勝てなかった…
奈央:でも、強くなりました
橋本:〇〇くんと和ちゃん達には経験の差があるってことだね、経験を積んで戦い方を学ぶしかないよ
和:はい!
橋本:じゃあ、〇〇くん明日から学年対抗試合があるからね
〇〇:あ、はい、あのルールは?
橋本:ルールは簡単だよ、相手を戦闘不能にするか、自分から負けを認めるか、それだけだよ
〇〇:そうですか、なら大丈夫かな…
頬杖をつき窓の外を眺め黄昏ていた
橋本:(〇〇くん何か悩んでる…少し様子見しておこうかな)
〇〇:(俺は何の為に強くなったのかな…両親に認められなかった…何も目的がないな…何か目標的なのが作れたらいいかな…)
ーーーーーーーー翌日ーーーーーーーー
司会:さて、始まりました!学年対抗試合です!
司会:ルール説明をしていきます、1年2年3年には4クラスあります、最初の試合は1年は1年同士で戦ってもらいます、2年も3年も同じように試合をします
司会:勝ち進んで行き3年は準決勝じゃなくそのまま決勝戦で戦ってもらいます、1年と2年は準決勝を行い勝った者が3年と試合するという形になります
司会:最後に勝利条件は、相手を戦闘不能にさせるか、負けを認めさせるか、のどちらかです
司会:それでは早速、1年生の予選試合からスタートです!
観客:イェーイ!!
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賀喜:今年の1年はどんな子が来てるかな?
遠藤:飛鳥さんの弟さんが入学して来たみたいだよ?
梅澤:え?飛鳥さんの弟?
遠藤:うん、噂だけどね
美月:名前はなんて言うの?
遠藤:確か…齋藤〇〇くんだったかな?
祐希:本当に飛鳥さんの弟くんだったら気になる
賀喜:飛鳥さんみたいに強いのかな?
梅澤:それは予選試合を見ればわかるよ
美月:そうだね
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白石:ねぇ、飛鳥?
飛鳥:ん?なに?
白石:今年、飛鳥の弟さんが入学してるんだよね?
飛鳥:うん、そうだよ〜
西野:え!?そうなの!?
飛鳥:〇〇はね、すごく強いよ
西野:飛鳥がそう言うなら強いんだね
飛鳥:強さは私達と同等かそれ以上の可能性がある
白石:ふふっ、予選試合がちょっと楽しみ
西野:興味湧いてきた!早く見たいな!
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司会:それでは!第一試合、齋藤〇〇対九条透也
〇〇:(一瞬で終わらせよ、無駄な魔法を見せると後々不利になるし)
透也:お前なんざ一瞬で片付けてやる!!
司会:試合開始!!
〇.透:「異能発動」
透也:お前を斬り刻んでやるからな!!
剣を握り構えて走り出す
〇〇:「身体強化」「脚力強化」「神速」
目では見えない速度で透也の目の前に移動し右拳を握り鳩尾を殴る体勢になった
〇〇:「マナ超高圧縮打撃」
鳩尾へと思いっきり拳を入れ凄い勢いで吹っ飛んで行き壁に亀裂が走り透也はめり込んだ
透也:グハ…ッ!?
司会:し、試合終了!勝者、齋藤〇〇!!
〇〇:(俺の使える魔法はまだ見せない、分析とかされたらクソめんどいし)
少し怠そうにしながら戻って行った
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賀喜:ねぇ、さっきの見えた?
遠藤:全然見えなかった…
梅澤:私はギリギリ見えた、けど反応は無理…
美月:これは本当に飛鳥さんの弟だ
祐希:齋藤〇〇くん、どんな子が気になる!!
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白石:え〜…飛鳥の弟くんやり過ぎじゃない?
飛鳥:ちょっとやり過ぎ、でも〇〇の性格上辛い事とかを一瞬で終わらせたいって思う人だからちょっと強めに殴って気絶させたのかも
西野:いや〜、〇〇くんあの速さはすごくいいよ!
白石:えぇ、〇〇くんは私達と同等レベルの実力ね
飛鳥:そう思うじゃん?〇〇、まだ全然力出してないよ
西野:え!ほんと!?
飛鳥:あれは2割か1割くらいだよ
西野:1年であれが普通…面白そうやん
白石:齋藤〇〇くん、私も興味湧いてきた
飛鳥:私の〇〇だから誰にもあげないからな!!
to be continued……
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