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「ヴァンパイア」 第2章 Part1

〇〇:はぁ〜…全然情報集まんねぇじゃん…

アル:焦ってもしょうがないし、ゆっくり探そうよ

〇〇:まぁ…そうだね…

アル:落ち込まずに頑張ろ?

〇〇:そうだね、よし、情報集めに行くか

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遠藤:はぁ〜…今日もダンス練習疲れた…

賀喜:でも、もっとダンス上手くならないとだし

遠藤:そうだね

筒井:ねぇ、コンビニに行かない?

遠藤:いいね、行こうよ

賀喜:帰る準備してコンビニに行こっか?

筒井:だね!

遠藤達は帰る準備して事務所を出て行った

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賀喜:あやめんとさくは何買うの?

遠藤:私はみたらし団子!

賀喜:相変わらず好きだね、さくは

遠藤:だって美味しいもん!

賀喜:あやめんは?

筒井:ん〜…アイスでも買おうかな

賀喜:いいね、アイス

筒井:かっきーは買わないの?

賀喜:ん〜…どうしようかな…?

賀喜:飲み物でも買おうかな

遠藤達はレジに行き支払いコンビニを出た

筒井:かっきーは何買ったの?

賀喜:私は飲み物を買ったよ

遠藤:お菓子買うのかと思った

賀喜:欲しいのが思い付かなくてね、結局飲み物にしちゃった

楽しく3人で話ながら帰り道を歩いて行った

筒井:あ、私こっちの道だから、また明日ね?

遠藤:皆ここで別れちゃうね、かっきーあやめんまた明日!

賀喜:そうだね、うん、また明日

筒井と遠藤の帰る姿を見送り賀喜は再び歩き始めた

賀喜:1人になっちゃったな

賀喜:もう暗いし…早く家に帰ろ…っと

すると突然賀喜の目の前に男が現れた

男:ふふ…やっぱりここが帰り道なんだね…

男はフード被っており顔を見えないようにしていた

賀喜:な、なんですか…っ?

男:偶然、あの日に君がここを通るの見てね…

男:僕は…あの日から君をストーカーしてるんだよ…!

賀喜:え…?(ストーカー…?いつから?全然気付かなかった…どうしよ…このままじゃ…)

男:ふふ…僕は君のファンなんだぁ…こんな近くで会えるなんて…とても嬉しいよ…ふふ…

男は不気味な笑みを浮かべながらゆっくりと近づいて来る

賀喜:や…いや…!!来ないで…っ!!

男:そんな…拒絶しないでよ〜…ね?

男:へへ…大丈夫…怖いことはなにもしないからね?遥香ちゃん…

賀喜:やめてください!本当に!!(お願い…誰か…助けて…!!)

??:お前、その子に何してんの?

賀喜:え…?

賀喜の目の前には全身黒服で同じく顔を見えないようにフード被っている男が現れた

男:せっかくいい所だったのに…!お前邪魔すんなよ!!

??:邪魔か…お前がどう思おうが関係ない、この子が怖がっているからな、助けに来た

男:あぁ゛!僕は!その子と遊ぶんだよ!!

??:ふ〜ん、そうなんだ、君、約束したの?この男と

賀喜:い、いえ…してません…

??:この子は、してないって言ってるけど?

男:チッ…計画が全て台無しだ!お前のせいで!!

??:人のせいすんなよ、自分が悪いだろ?

男:気晴らしに、お前のことをボコボコにする!

??:まぁ…出来るなら、やってみなよ

男:その余裕そうな態度がイライラするんだよ!!

男はポケットからナイフを取り出し走り始めた

??:はぁ…こういうタイプほんと面倒だな…

男:お前の腹に刺してやる!!

??:隙がありすぎだな…

ギリギリの所まで寄せ付けナイフを避け腹を蹴り上げた後に背中を殴り男は地面に倒れて気絶した

??:はぁ…大変だな…

賀喜:あ、あの!ありがとうございます…!!

??:お礼なんていいですよ、たまたま通りかかったので助けただけですから

その瞬間、強い風が吹き被っていたフードが外れてしまった

賀喜:え…?〇、〇〇…!?

〇〇:あちゃ〜…正体がバレちゃった…

賀喜:え…?ちょ…ちょっと…待て…頭が追いついて来ない…

〇〇:とりあえず、近くの公園に行こ、そこで話すから

〇〇は賀喜を連れて近くの公園へ移動して行った

賀喜:どうして、〇〇は今ここにいるの?生きてたの?

〇〇:全て話すよ

〇〇は橋本に話した内容と同じものを賀喜に話した

賀喜:なるほど…とりあえず、わかった

〇〇:良かった、理解してくれて

賀喜:それで、〇〇は乃木坂に戻ってくるの?

〇〇:それは…無理かな…

賀喜:どうして?

〇〇:父親の件があるから、その為に色々してきたし…

賀喜:そうなんだ…

〇〇:とりあえず、俺のやるべき事を全て片付けないと気が済まないから

賀喜:そっか、〇〇のこと応援するよ、頑張って!

〇〇:ありがと、遥香

〇〇:よし、こんな真っ暗だし、家まで送るよ

賀喜:え?いいの?

〇〇:また何かあったら心配だし

賀喜:ふふっ、ありがと、〇〇

〇〇達は公園を出て賀喜を家まで送って行った

賀喜:家まで送ってくれてありがと

〇〇:ううん、いいよ

賀喜:玄関まで来てくれて嬉しいよ

〇〇:良かった、あのさ、遥香

賀喜:ん?どうしたの?

〇〇:今日、俺と会った事は乃木坂のメンバー皆には言わないで欲しい

賀喜:わかった、いいよ?

〇〇:奈々未さんには、俺と会った事は話しても大丈夫だから

賀喜:え?どうして?

〇〇:数日前に奈々未さんに会って話したから

賀喜:え?そうなの!?

〇〇:うん、メンバーの皆には絶対に秘密でお願い

賀喜:大丈夫だよ、絶対に言わないから

〇〇:じゃあ、俺は帰るから

賀喜:あ、わかった、またね!

〇〇:うん、またね

〇〇は賀喜の目の前から一瞬で姿を消した

賀喜:行っちゃった…

賀喜:まさか、〇〇が生きてたなんてね…

賀喜:早くご飯食べてお風呂に入ろ

ーーーーーーーー次の日ーーーーーーーー

橋本:今日は大事な話があります!

白石:どうしたの?

橋本:櫻坂と日向坂と乃木坂で合同ライブをする事になりました!!

乃木:え〜!!

橋本:ライブは2ヶ月後に開催します

乃木:はい!

白石:坂道で合同ライブって

生田:面白そうじゃん!

松村:楽しみやな!

to be continued……

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