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「無能だと言われ続けた俺が異能学院へ行くことになりました。」 Part1

〇〇:今日から寮生活か、まぁ、あのうるさい奴から逃げれたし良いか

俺の名前は齋藤〇〇16歳だ

今日から異能が使える者だけが通える異能学院へ通うことになった

〇〇:自由にのびのびと暮らすぞ〜!

ーーーーーーーー学院内ーーーーーーーー

〇〇:さすがだな、めちゃくちゃ広い…

先生:新入生の皆さんは体育館へ集まってください〜!

〇〇:思ったよりも人って少ないな…

〇〇:まぁ、仕方ないか

1000人に1人が異能を使えるようになる

異能使える者はこの学院で訓練をして強くなり、特殊部隊という扱いで色々な事件や災害などへ派遣される

その異能を悪用する者もいて、異能を使う犯罪者の対応は全て異能が使える学院生がする

〇〇:(話長い…めちゃくちゃ暇なんですけど)

先生:それでは、生徒会長の御挨拶です

飛鳥:新入生の皆さん、こんにちは、貴方達は今日からこの学院の生徒です、この学院は才能を伸ばし訓練をし社会の人々を助ける為にあります、貴方達の力に期待してます

〇〇:(飛鳥姉がめちゃくちゃ真面目に話してる…すげぇな)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

〇〇:ここが俺のクラスか、

教室に入り窓際の席に腰を掛けたぼーっと外を眺めていた

〇〇:(んー、今日のご飯はどうしようかな…)

教室のドアが開き女性が入って来た

橋本:このクラスの担当の橋本奈々未です、皆よろしく

〇〇:(ぇ…、なんでこの人が担任になるんだよ!!)

橋本:んじゃ、とりあえず、皆自己紹介しようか?

瑛紗:池田瑛紗です、よろしくお願いします

和:井上和です、よろしくお願いします

彩:小川彩です、皆さんよろしくお願いします

咲月:菅原咲月です、よろしくお願いします

奈央:富里奈央です、よろしくお願いします

〇〇:(皆、可愛い人ばっかだな、)

橋本:次は貴方の番よ

〇〇:あ、はい、齋藤〇〇です、よろしくお願いします

橋本:自己紹介も終わった事だし、皆の異能武器とかについて教えてもらおうかな

異能武器とは自身のマナで造る武器である

異能武器には種類があり「短剣、剣、大剣、双剣、刀、斧、鞭、弓、鎌、槍、」とこの10種類だ

橋本:じゃあ、自己紹介した順に教えてもらおうか

瑛紗:私からですね、私の異能武器は鎌です、風属性と闇属性の魔法が使えます

和:私の異能武器は弓で、炎属性と水属性の魔法が使えます

彩:私の異能武器は短剣です、風属性と土属性の魔法が使えます

咲月:私の異能武器は刀です、炎属性と雷属性の魔法が使えます

奈央:私の異能武器は弓です、氷属性と風属性の魔法が使えます

〇〇:最後は俺か…、俺の異能武器はグローブ、使える属性は炎属性の魔法です

〇〇:(はぁ…最悪だ…)

俺の異能武器はグローブ、俺はイレギュラーな存在だ

異能武器がグローブだと分かった途端、親は俺を罵倒し暴力振るい居ないもの扱いを受けた

親を見返す為にいっぱい努力をし続けた、それでも親は認めてくれなかった

〇〇:(深入りはせず関わろ…)

橋本:それじゃ、今から実戦訓練しようか

和:え!?いきなりですか!?

橋本:うん、皆がどれくらい動けるのか、確認しとかないとね

瑛紗:確かにそうかもしれませんけど…

橋本:貴方達の実力を確認しないと、これからの訓練を決めれないし

彩:実戦か…私大丈夫かな…

橋本:それじゃ、訓練場に移動しようか

和達:はい!

ーーーーーーーー訓練場ーーーーーーーー

咲月:すごく広い!!

奈央:こんな所あるなんて知らなかった!

橋本:じゃあ、和ちゃんと彩ちゃんで試合して、咲月ちゃんと奈央ちゃんで試合ね、それで最後に瑛紗ちゃんと〇〇くんでしてね

和達:はい!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

橋本:それじゃ、試合始め!

和:「異能発動!」

彩:「異能発動!」

和:「炎矢!」「水矢!」

炎と水の矢を同時に出し彩に向けて放った

彩:「身体強化」「岩盾!」

身体強化した後に地面に手を付けて分厚い岩の盾を出し炎の矢と水の矢を防いだ

和:それなら!「炎矢×2!」「火炎弾!」

炎の矢を2本出し同時に放ち炎の弾を数個出し放って岩の盾を破壊した

彩:うわっ!ど、どうしよう!「風刃!」

短剣に風纏わせ前に向けて振り下ろし強い風で破壊された岩の破片や炎の矢が吹き飛んで行った

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

橋本:これはちょっとレベルが高いわね…

咲月:皆凄すぎる…

奈央:私も頑張らないと…

瑛紗:…絶対に勝ってみせる…

〇〇:はぁ…暇だな、今日の晩御飯何にしよ、

瑛紗:(この人、どうして緊張感がないの?こんな人に絶対に負けたくない!!)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

和:強すぎる!だったら!!「水の矢!」(マナで消費して、水の矢にマナを圧縮させる)

水の矢にマナを圧縮させて放った

彩:この矢は斬る!!

短剣で水の矢を斬った瞬間に拡散し無数の水の矢が彩を襲った

和:よし!

彩:っ…はぁ…

ダメージを受けた彩は地面に倒れた

橋本:試合終了!まさかこんなにいい試合を見れるとは思わなかったよ

橋本:じゃ、次は咲月ちゃんと奈央ちゃんだね

咲.奈:はい!

橋本:それじゃ、試合開始!

咲月:「異能発動!」

奈央:「異能発動!」

咲月:じゃ、先に攻撃仕掛けさせてもらうからね!「身体強化!」「炎刃!」

脚に力を入れては物凄い速さで前へ走りながら刀を何度も振り炎の刃を放っていく

奈央:ふふっ「風矢×2!」「氷結弾!」

風の矢を2本放ち飛んでくる炎の刃を打ち消し氷の弾を無数に出し放った

咲月:やっぱりそうするよね「電光石火!」

飛んでくる氷の弾を横に避けては狙えないように左右に移動しながら奈央の方へ向かって行く

奈央:これだと狙えない…「氷矢×2!」

氷の矢2本出し咲月に向け放った瞬間に拡散した

咲月:残念、当たらないよ!「神速!」

先程よりも速度が上がり目に見えない速さになった

咲月:これで終わり!

柄の頭の部分で鳩尾を強く突いた

奈央:う゛っ!!

一瞬で身体全身の力が抜け膝から崩れ落ち倒れ気絶した

橋本:試合終了!中々の試合だったよ、今年の新入生はすごいよ、本当に

橋本:次は瑛紗ちゃんと〇〇くんだね

瑛紗:はい!

〇〇:はい

橋本:じゃあ、準備してね

飛鳥:奈々未、今どんな感じ?

橋本:今年の新入生はすごいよ、今から〇〇くんが試合するよ

飛鳥:〇〇、久しぶりだな、どれくらい強いのか見させてもらおうかな

和:あの、橋本先生とどんな関係なんですか?

橋本:飛鳥とは親戚なんだよ

和:それで、飛鳥先輩と〇〇くんの関係は?

飛鳥:ん?〇〇は私の弟だ

奈央:え!?

和:ほんとですか!?

飛鳥:ほんと、正真正銘の弟だ!

橋本:あ、瑛紗ちゃんと〇〇くんの試合が始まるよ

和:どんな感じに戦うのか気になる

咲月:有利なのは瑛紗ちゃんだけど…

瑛紗:「異能発動!」

〇〇:「異能発動!」

瑛紗:「身体強化!」「闇弾!」

鎌を持ち構え〇〇に向かって走りながら大量の闇の弾が放たれ飛んでいく

〇〇:「神威・雷電」

身体全身に青い雷を纏い瞳の色が綺麗な水色に変化し身体周りには稲妻が走っていた

瑛紗:(あれはなに?あんな魔法見たことないんだけど!)

〇〇:(一瞬で終わらせよ)

飛んでくる闇の弾を全て避けて行き瑛紗の目の前に一瞬で現れグローブにマナ通し威力上げ鳩尾殴った

瑛紗:グハッ!!

全身の力が抜けその場に倒れ気絶した

〇〇:はぁ、疲れた

橋本:…え?

飛鳥:〇〇!さっきのは何!?

〇〇:あれ?飛鳥姉、見てたの?

飛鳥:ちょっと気になったからね

和:瑛紗の方が有利だと思ったのに…

〇〇:さっきのは「神威・雷電」(しんい・らいでん)って言ってね、全身に雷を纏わせるんだよ、普通の身体強化の3倍強化されて、身体の中に雷を流し強制的に反射神経を強化されて身体に纏った雷に触れると身体が自動的に動くんだよ

咲月:なに、そのおかしい技は…

和:人間の域を越してる…

橋本:ははっ、さすが飛鳥の弟だね

飛鳥:さすが〇〇!私は〇〇が弟で嬉しいぞ!

飛鳥は〇〇を思いっきりぎゅっと抱き締めた

〇〇:飛鳥姉…苦しい…っ

飛鳥:愛しの〇〇〜!ずっと好きだからな!

橋本:飛鳥も相変わらずだね

to be continued……

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