そのまま

昨日、書字障害をもつ女の子のドキュメンタリーを見た。彼女はミシンがとても好きで腕前も中学2年生とは思えないレベルだそうだ。作った商品をフリーマーケットで売ったり、作品がコンクールで部門最高賞をとったり、類稀なる才能を持ってる彼女。しかし、人間関係は苦手で様々な学校側からの合理的配慮を受けてはいるが、なかなか馴染めず不登校になった。そこで学校側はリモートで授業を受けられるように取り計らったり、授業以外でも彼女と学校が接点を持てる場を用意したりしていた。彼女は最初こそ不登校の自分はクズだと言っていたが、最後には学校のことが好きだと微笑んで答えていた。それを見て、私は自分の中高時代を思い出した。私も学校に行けるんだったら行きたかった。でも、行けないなら、リモートでも良いなら、どんなに心が軽くなっただろうかと思った。こうじゃなければ認めない、ではなく、やろうとする気持ちがあればいろんな方法を許可するとしてくれたら、そういう世の中だったらすごい救われるのにな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?