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アニメ『School Days』感想

こんにちはaoです。
久々に更新したいと思います。

今回は、ある友達におすすめされ、ある友達には観ない方がいいと言われ、結局観たアニメ『School Days』の感想を綴っていきたいと思います。

ネタバレしている部分には()でネタバレと書いておきますね。

作品について

・School Daysとは

私は、友達がおすすめしてくれるまで知らなかったのですが、かなり鬱アニメとして有名らしいですね。

たしかに観ていて気分の良くなる話ではありませんでした(笑)

まあドはまりして3日間で駆け抜けましたが…

人によってはトラウマ級かもしれないので体調がいい時に観るのがいいかもしれません。

・ストーリー概要

伊藤誠(いとうまこと)が桂言葉(かつらことのは)と出会ったのは榊野学園の入学式のとき。言葉は誠の隣のクラスで、同じ沿線から通っていて、毎日同じ時刻の電車に乗り本を読んでいる。気にはなるけど、遠くから眺めているだけ…。ただ、それだけの存在だった。

携帯電話のおまじない…
「好きな人の写真を待ち受けにして3週間、誰にもバレなかったら恋が成就する」

誠はばかばかしいと思いながらも、電車で出会う言葉の姿を携帯電話の待ち受けにする。だが、そんな誠の待ち受け画面に映った言葉の写真を同じクラスで隣の席の西園寺世界(さいおんじせかい)に見られてしまう。おまじないを始めて1日目ではかなく散ってしまった淡い期待だったが、世界が勝手に誠の待ち受けを見てしまったお詫びにと、誠と言葉の仲を応援したいと二人の間を取り持つことに…。

その日から誠の退屈だった日常が大きく動き始める。

公式サイトより引用 https://www.marv.jp/special/schooldays-anime/index.html

感想

・伊藤誠がやばすぎる(ネタバレ)

クズ男って色んな作品に出てくると思うんですけどこれほどにナチュラルなクズ男は未だかつて見たことがありません…

しかもまだ高校生という事実。

最初はただの恋する男子だったのに、恋愛がめんどくさく、快楽を得たいという思いの方が強くなってしまってから、彼女がいるにもかかわらず、タガが外れたようにいろんな女に手を出し始める姿には、目をふさぎたくなりました。

最初は"DT"っぽかったのに短期間でとんでもない"Play Boy"に成長しちまったな…

それにしてもモテすぎだろう…

これがまた計算でやってる感じじゃなくて、自分が悪いことしてるってあんまり分かってない感じが余計にたちが悪い、、

色んな所で「伊藤誠氏ね」とか言われたりしてかなり嫌われていいる彼ですが、私は一周回って嫌いになれませんでした。

有名な終わり方も、よっしゃー!とは思えず、むしろ逆で、自業自得ではあるんだけれども、少し可哀想だと思ってしまいました。

多分彼はどこかに何か大切なものを落っことしてきてしまったんだよ…切な…

・女子も女子だろう(ネタバレ)

伊藤誠はもちろん酷すぎるけど、女子側もあまりにも尻軽すぎるだろう(笑)

みんな誠誠…どんだけみんな誠好きなんよ…

この物語の発端である西園寺世界。
誠が、彼女である言葉がなかなか体を許してくれないことに苛立っている時に、その隙をつくようにして誠と体の関係を持ちますが、それで誠が自分だけを見てくれるってことはないわけで…

セフレから彼女には昇格できない的な?(違う)そこに気づけないというのが、世界も世界で必死で視野が狭くなって冷静な判断ができなかったのかなと思いました。

・総評

高校生の爽やかな青春ラブストーリーとは程遠い、とんでもなくドロドロした愛憎劇ですごく面白かったです。

伊藤誠の酷さと誰も救われない絶望感がこの物語の魅力かな(笑)

胸糞悪いので数日引きずるかもしれませんが、私はこのアニメを観て、自分の悩んでいることがちっぽけなことのように感じてきて、なぜか逆に元気が出ました(意味不明)

ゲームはアニメ約70話分の大ボリュームだそうで…
気になりはしますが、ゲームの方がえげつなそうなので、そこまで手出したら精神崩壊しそうですね…(笑)

それでは今回はここらへんにしたいと思います。
ここまで長ったらしい感想にお付き合いいただきありがとうございました。

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