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武豊騎手の馬質予想

こんにちは
8/10、8/11週の武豊騎手の騎乗馬について考察していきます
今週から中京競馬がスタート。新潟と中京でそれぞれ関屋記念、小倉記念が組まれています。
武豊騎手は両日とも札幌での騎乗です
それでは全15鞍の考察を始めます

土曜 札幌
1R 2歳未勝利 芝1800 ブルータス A
前走:6/30 函館新馬 芝1800 大野 2着/2人
美浦:高柳瑞樹厩舎 馬主:広尾レース

 前走は好スタートから控えて5番手。3角手前でじわじわと先頭との差を詰めると4角で追い出しを開始。しかしスローペースで逃げたゴーゴータカシを捕まえる事が出来ずに2着。しかし展開を考えるとこの馬が1番強い競馬をしておりここは楽勝して欲しい。相手は血統馬テリオスララか。

3R 3歳未勝利 ダ1000 タマモアルタイル A
前走:7/20 札幌同級 ダ1000 武豊 2着/6人
美浦:水野貴広厩舎 馬主:タマモ

前走は2走前の惨敗を気にしたのか意外にも低評価。しかし好スタートから好位にとりつくと内から抜け出したタミゼには0.5の差をつけられてしまったが先行馬が軒並み沈んで行くなか、この馬は2着に粘った。今回は多少人気すると思うが好位につけれれば好勝負は期待できる。

5R 2歳新馬 芝1500 ウォーターエアリー B
父:サートゥルナーリア 母父:マンハッタンカフェ
栗東:高柳大輔厩舎 馬主:山岡正人

母ウォーターラボは芝3勝。兄に2014年日経新春杯など重賞4勝したサトノノブレスがいる。調教は5F69.7、ラスト1F12.3とそこそこ。コメントは「スタートは速くないけど、二の脚が速いしスピードもある。新馬向きの気性だし楽しみ。」と将来性こそコメントはなかったが仕上がった感じ。武豊騎手は新種牡馬サートゥルナーリア産駒には初騎乗となる。


6R 3歳未勝利 芝2000 テンダーデイズ C
前走:7/21 札幌同級 芝2000 武豊 6着/3人
栗東:笹田和秀厩舎 馬主:京都HR

前走はいつものように後方からレースを進め、捲る展開になったものの、3走前のような動きはなく、最後は流れ込むようにゴールに入った。2走前は先行し伸びず惨敗。この馬は展開だのみなところはあるので、今回のスローペースになりそうなメンバーでは厳しいか。




10R日高特別 芝1500 アスクエピソード B
前走:7/27 札幌同級 芝1500 北村 8着/6人
栗東:藤原英昭厩舎 馬主:廣崎利洋HD

前走は好スタートでレースを始めたもののズルズル後ろに下がって8番手。スローペースも相まって惨敗した。京都や阪神で好走したときはスローペースかつ先行という展開が完全に向いていた。展開が向けばしぶとい脚を使ってくれるので今回は最低でも先行はしてもらいたい。



11R大雪HC ダ1700 ラニカイ C
前走:7/13 小倉同級 ダ1700 荻野極 2着/9人
栗東:松永幹夫厩舎 馬主:ノースヒルズ

久々の騎乗となるこの馬。名前から分かる通り父はあのラニ。3勝クラスに昇級してからは凡走続きだったが前走は2着に好走。しかしメンバーがかなり手薄だった上に展開も向き、先行3頭がそのまま上位3頭という結果になった。今回は好走してきた馬も多く、連勝馬の内容も良いため厳しそう。

12R 3歳上1勝ク 芝1200 ジョーメッドヴィン  A
前走:7/28 札幌同級 芝1200 佐々木 8着/1人
栗東:清水久詞厩舎 馬主:上田江吏子

前走は最後の直線内に持ち出したもののスペースがなく前の馬の脚に躓いてしまった。2走前、3走前と好走していただけに勿体なかった。最後の直線で鋭い末脚を発揮できるタイプなのでハイペースになりそうな展開は向くだろう。

日曜札幌

4R 3歳未勝利 芝1500 シャーリーゴールド A
前走:7/28 札幌同級 芝1500 浜中 2着/5人
栗東:須貝尚介厩舎 馬主:シルクレーシング

浜中騎手が小倉記念でディープモンスターに騎乗するため、武豊騎手にバトンが回ってきた。前走は勝ったインマイポケットをマークする形。切れ味の差で勝ち馬には劣ったが地力を見せた。2走前もミッキースピネルが突き抜けたため少し勝運に恵まれていないものの、ここで初勝利を決めたい。


5R 2歳新馬 芝1800 パブリックビーナス B
父:エピファネイア 母父:ディープインパクト
栗東:池江泰寿厩舎 馬主:インゼルレーシング

母は芝1勝。栗東にいるときから助手のコメントで「走らないとは思えない」と強い期待が持たれているものの、調教タイムは平凡。最終追い切りでは馬なり未勝利馬を追いかけて強めで追ったものの2馬身おくれ。いくら合わないとはいえダート調教でラスト1F13.5は遅すぎ。人気するなら切るのも手である。

6R 3歳上1勝ク ダ1700 ダノンスウィッチ B
前走:2/11 東京同級 ダ1600 戸崎 4着/6人
栗東:音無秀孝厩舎 馬主:ダノックス

長期休養明けのこの馬。未勝利戦は目の覚めるような末脚で見事な差しきり勝ち。戦績的にはこの馬は先行するよりも後方で脚を溜めて末脚を活かす形の方が良いかも。距離延長プラス休み明けなので評価は控えめ。

7R 3歳上1勝ク 芝1500 ラヴスコール A
前走:6/9 札幌同級 芝1800 横山武 3着/1人
美浦:加藤征弘厩舎 馬主:亀井哲也

前走はスローペースのなか後方待機。直線で末脚を伸ばしたものの、開幕週の前残り馬場もあって3着に敗れた。今回は新馬勝ちした舞台に戻り、重賞でも好走したマイルに近い距離になる。ラーンザロープスは新馬戦で破っておりここは勝利して秋に繋げたい。

9R桑園特別 ダ1000 ガビーズシスター A
前走:6/30 函館同級 芝1200 小林凌 12着/4人
美浦:森一誠厩舎 馬主:長島和彦

この馬は除外されたものの、兵庫CSでコンビを組む予定だった。前走は久々の芝レースで惨敗。度外視していいだろう。今回はダ1000m。スタートが速く2の脚がつくこの馬にとっては好条件ともいえる。前走の惨敗で人気が落ちるなら単勝で狙ってもいいかもしれない。

10R藻岩山特別 芝2000 マイノワール B
前走:7/20 札幌同級 芝2000 武豊 7着/1人
栗東:笹田和秀厩舎 馬主:松島一晃

前走は札幌開幕週の前残り馬場はこの馬には味方しなかった。内を通った各馬が上位独占。外を回されてしまったこの馬は伸びを欠いた。今回は同じ釧路湿原特別で好走した2頭がいるため、この馬たちとの勝負になりそう。前走の大敗でオッズが落ちるなら狙いたいレースである。

11R UHB賞 芝1200 プルパレイ A
前走:7/21 札幌OP 芝1200 浜中 3着/7人
栗東:須貝尚介厩舎 馬主:GリビエールR

前走は札幌開幕週の前残り馬場ではあったが、ゾンニッヒと0.1差でOPでは実力上位であることを示した。今回はそのしらかばSで好走したシナモンスティックや3連続2着のカンティーユなどが強敵だが、重賞馬であるこの馬なら突き抜けてもおかしくない。

12R 3歳上1勝ク ダ1700 リュクスドレフォン B
前走:7/27 札幌同級 ダ1700 藤懸 3着/3人
栗東:平田修厩舎 馬主:田畑憲士

この馬は先行するとハイペースでもスローペースでも好走できるという能力を持った馬である。2走前の惨敗は控えたがゆえの惨敗であった。今回は先行してきた馬も少なく、すっと前に取付けそう。

以上になります
来週は夏競馬唯一のG2である札幌記念が組まれています。武豊騎手は3年前のダービー馬シャフリヤールに騎乗します。
さてクイーンS2着だったボンドガールは武豊騎手と紫苑Sへ。また新馬戦を快勝したアルテヴェローチェはサウジアラビアRCに向かいます。


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