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武豊騎手の馬質予想

こんにちは
8/24、8/25週の武豊騎手の騎乗馬について考察していきます。
今週はすっかり恒例行事となったWASJが開催。武豊騎手は一昨年1位、昨年3位と相性が良い大会でもあります。
また日曜の重賞、キーンランドCには昨年NHKマイルC以来のコンビとなるオオバンブルマイに騎乗します。
それでは全12鞍の考察を始めます。

土曜 札幌
4R 3歳未勝利 ダ1700 ルージュベルベット B
前走:7/13 福島同級(牝限)ダ1700 菅原明 7着/2人
美浦:黒岩陽一厩舎 馬主:東京ホースレーシング

新馬戦は芝だったが、2戦目からダートに転向すると好走。1400→1600と距離を延長しても変わらず好走してきた。しかし体質的に強くないこの馬は間隔を空けないと行けなかった。前走は初めて中3週で出走したものの、輸送も堪えたのかマイナス14キロという馬体減。直線も内に刺さりまくりで競馬にならなかった。かなりの好メンバーが揃ったが、馬体が増えていれば好走は期待できそう。距離が長いという訳ではないので期待したい。

6R 3歳未勝利 芝1500 アドマイヤアストラ B
前走:10/14 京都新馬 芝1600 武豊 3着/1人
栗東:友道康夫厩舎 馬主:近藤旬子

骨折休養明けとなるこの馬。前走はスローペースの中、中団外を追走。開幕2週目の前残り馬場もあり上位2頭には置いていかれたが33.8の上がりを計測した。ちなみに上位2頭はどちらもOP入り。すぐに未勝利脱出出来そうだったが、頓挫でここまで来てしまった。能力が落ちていなければもちろん勝ち負け出来そうだが不安もありB評価まで。


7R 3歳上1勝ク 芝1800 ナムラブーニン C
前走:7/27 札幌同級 芝2600 武豊 5着/4人
栗東:高橋一哉厩舎 馬主:奈村睦弘

前走は初の長距離でかなり引っかかってしまい、体力を消耗。最後の直線ではバテてきた馬を交わせずに5着だった。今回は初勝利を上げた1800m戦に戻した。新馬戦はハイペースで先行した馬は全滅。いわゆる展開が向いたと言っていいだろう。しかし終始外を回すロスがあり、4角も必要以上に外を回したが、最後は抜け出したウインキャロラインを差し切り、余裕たっぷりのゴールイン。数字よりも強い競馬だった。しかし2着のウインキャロラインは惨敗ばかり。またあずさ賞のメンバーレベルも低く、厳しいか。


8R 3歳上1勝ク(牝限)ダ1700 サウンドアレグリア A
前走:8/4 札幌同級(牝限) ダ1700  2着/1人
栗東:武英智厩舎 馬主:増田雄一

前走は50キロの軽斤量の逃げ馬に上手く逃げられ、結局差を詰めたが脚色が同じになってしまった。今回は坂井騎手騎乗のルージュシュエットが相手だろう。恐らく逃げようとするのでこちらが内枠を引けば評価をあげたいし、また外枠ならあちらを優先したい。



10R WASJ第1戦 芝1200 トリップトゥムーン C
前走:8/4 札幌同級 芝1200 佐々木 15着/16人
栗東:新谷功一厩舎 馬主:岡田牧雄

去年と同様に第1戦はグループD、つまりあまり結果が出ていない馬に騎乗することになった。個人的にはこのレースのグループDの中では1番当たりかなと思っている。最近こそ結果は出ていないが、堅実に脚を伸ばしてくるタイプ。ハイペースになれば掲示板争いをしている。ペースが読めない外国人騎手が集まるWASJならポイントを加算できる6着くらいには入れそう。

11R WASJ第2戦 芝1800 マイネルエンペラー A
前走:7/27 札幌同級 芝2000 横山武 6着/2人
栗東:清水久詞厩舎 馬主:ラフィアン

前走は最内枠の宿命とも言える最内どん詰まり。しかし前が開けば伸びている展開だった。今回は頭数も少なくなり、競馬しやすくなるだろう。スムーズな競馬ができたシュバルツクーゲルが人気するなら、この馬も評価したい。

日曜札幌
1R 2歳未勝利(牝限)芝1500 ウォーターエアリー A
前走:8/10 札幌新馬(牝限) 芝1500 武豊 2着/1人
栗東:高柳大輔厩舎 馬主:山岡正人

前走はスタートで出遅れ、スローペースという絶望的な展開の中、4角で差を詰めると抜け出したクリノメイを追い詰めようとしたが、左鞭が入ると右に刺さり、少し勿体ないレースだった。それでも3着に0.4の差をつけており、能力はある。414kgで少し馬格は欲しいのが欠点だろう。

8R 3歳上1勝ク 芝1500 ローリーグローリー B
前走:5/12 東京同級 ダ1400 武豊 12着/3人
美浦:蛯名正義厩舎 馬主:インゼルレーシング

前走は昇級緒戦であまりいい所がなく大敗だった。今回は初芝。武豊騎手の進言で芝に挑戦する。父Justifyだと昨日ヨーク競馬場で行われたインターナショナルS(G1)をレコード勝ちしたシティオブトロイなど芝の活躍馬多数。洋芝の札幌も東京の高速馬場よりは向きそう。

9R小樽特別(牝限) 芝1200 レターマイハート C
前走:6/16 函館同級(牝限) 芝1200 佐々木 9着/11人
美浦:萩原清厩舎 馬主:嶋田賢

前走は前残り馬場とはいえ、ハイペースと展開が向いたが、全く差せずに9着敗退。メンバーレベルが上がるここでは厳しい。

10R WASJ第3戦 ダ1700 ティアップリオン C
前走:8/3 札幌同級 ダ1700 菱田 8着/9人
美浦:奥平雅士厩舎 馬主:田中昇

前走はスローペースの中、後方を追走し、大敗。道中位置を上げようとしたがペースが上がらず最後はバテてきた馬を交わして終わりだった。メンバーも大して変わらないので良化は見込めない。グループCではハズレ枠だろう。

11RキーンランドC(G3) 芝1200オオバンブルマイ B
前走:4/28 Cマイル(G1) 芝1200 レーン 10着
栗東:吉村圭司厩舎 馬主:岡浩二

武豊騎手は冒頭で書いた通り去年のNHKマイルC3着以来の騎乗。豪国のザゴールデンイーグルではパー騎手の好騎乗もあり5億円をゲット。賞金ではまず困らなくなった。海外遠征を続けてきたこの馬が国内戦に選んだのは札幌のキーンランドC。アーリントンCのような重馬場を得意とするこの馬にとっては洋芝は合う。また2歳時に1400のG2を勝利しており、短距離適性は無い訳では無い。しかし1200と1400は大きな違いがあり、ペースに追走できるかが鍵となる。能力的には上位なので、好走を期待したい。

12R WASJ第4戦 芝1800 アマイ B
前走:8/4 札幌同級 芝1800 永野 6着/4人
美浦:伊藤大士厩舎 馬主:ミルファーム

前走はスローペースのなか2番手追走。最後は勝ち馬に離され後続に差されてしまったが、内容は良かった。今回は前走に比べてメンバーレベルが手薄で、尚且つ後続のプレッシャーを受けなくて済みそう。ここで多くポイントを稼いでおきたい。

以上になります
来週の火曜日に門別競馬場で行われるブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)にここまで無敗の6連勝できているオーサムリザルトで挑戦します。メンバーレベルも薄く、通過点にして欲しいです!


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