武豊騎手の馬質予想

こんにちは
7/6、7/7週の武豊騎手の騎乗馬について考察していきます
今週は土曜函館、日曜小倉での騎乗。
小倉で組まれている重賞、プロキオンSではここまで4戦4勝のヤマニンウルスに騎乗します。
それでは全12鞍の考察を始めます

土曜 函館
1R 2歳未勝利 芝1200 ラパンチュール  B
前走:6/22 函館新馬 芝1200 武豊 4着/3人
美浦:蛯名正義厩舎 馬主:広尾レーシング

 前走の新馬戦はスタートで出遅れたものの序盤で盛り返して3番手での競馬。最後の直線では好スタートを決めた3頭に先着され4着だった。スタートさえ出てくれれば好走はしそう。

3R 3歳未勝利(牝限)芝2000 スウィートリワード A
前走:6/15 函館同級 芝1800 武豊 2着/2人
栗東:宮本博厩舎 馬主:重野心平

前走は番手で競馬を進め絶好の展開かと思われたが最後の直線で先頭に立つとソラを使いインベタしていたカテリーナに捉えられてしまった。今回は1800から2000へ距離延長。かなり相手関係は楽なのでここは勝ち切りたい。


5R 2歳新馬 芝1200 ベールドインパクト B
父:ダノンバラード 母父:タートルボウル
美浦:小島茂之厩舎 馬主:岡田牧雄

母は2勝を上げた。追い切りの時計は良く、瞬発力がありそうだ。岡田スタツドの生産馬でノルマンディクラブに回らなかったということは期待の現れなのかもしれない。共有馬ではあるが。


6R 3歳未勝利 芝2600 アークドール A
前走:6/22 函館同級 芝2000 武豊 6着/3人
栗東:松永幹夫厩舎 馬主:インゼルレーシング

待ちに待った2600mのレース。前走は明らかに距離不足。しかし距離延長レースで前目に付けさせるための布石だと思うと必要なレースだった。ダノンロッキーが東京で好走しており強敵だが、先行すれば押し切ることも十分に可能だと思う。

9R北斗特別 芝2000 エイトスターズ A
前走:6/15 函館同級 芝2000 武豊 2着/2人
栗東:坂口智康厩舎 馬主:武田修

前走は中団から競馬をすすめて3角から捲って直線の半ばで先頭に立ったものの後ろから差してきたキットハナガサクに差し切られた。先頭に立つとフワフワしてしまう部分もあり、武豊騎手もそこは頭に入っているだろう。その弱点を出さないような競馬をしてくれるだろう。



11RマリーンS ダ1700 サンテックス  B
前走:6/9 東京3勝ク ダ1600 岩田望 1着/11人
栗東:浜田多実雄厩舎 馬主:橋元勇氣

前走は逃げると最後は突き放して後続を完封。人気薄だったとはいえ完勝だった。そもそも昇級緒戦で惨敗しただけで11番人気になるのが不思議なほどであった。今回は小倉でダートG3が行われることもあって重賞級の馬はそちらに行ったこともあり全頭がまだOPを勝ったことがない馬が集まった。逃げたい馬もおらず、スっと先行出来れば逃げ切りも可能だ。ただ過剰人気するのなら控えたい。

日曜 小倉
2R 3歳未勝利(牝限)芝2000 ファミリーツリー B
前走:6/2 京都同級 芝2000 鮫島克 5着/5人
栗東:河嶋宏樹厩舎 馬主:ノースヒルズ

前走は内々をロスなく進んでいたものの伸びずバテずの競馬で結局1頭も交わすことなく5着に終わった。先週のあーマルコライトのようにワンペースでしか走れない馬なので、先行は必須。ただ武豊騎手は溜める競馬をするだろうからここはB評価まで。

4R 3歳未勝利(牝限)ダ1700 シルヴァリームーン B
前走:10/28 京都同級 芝1800 武豊 2着/1人
栗東:渡辺薫彦厩舎 馬主:インゼルレーシング

怪我明けで8ヶ月ぶりの実戦。前走は日本ダービー馬になったダノンデサイルと0.2差の2着。新馬戦に続いて惜しい競馬だった。今回は武豊騎手の進言で初ダート。脚元が良くない馬なのでダートの方が馬的には良いだろう。兄弟にダートで勝った馬はおらず、合うか心配である。まずは無事に走り終えて欲しい。

6R 2歳新馬 芝1200 ペンテリコン C
父:シルバーステート 母父:フランケル
栗東:武幸四郎厩舎 馬主:キーファーズ

栗東で乗り込まれて来たものの、動きは今ひとつ。助手も「動きも堅いしトモも緩い、なんとか出走にこぎつけた感じ。」と最後の3歳未勝利で初出走する馬なのかな?と思ってしまうコメント。頭数も少なく相手関係も楽だがさすがに競馬にならないだろう。

10R耶馬渓特別 芝1200  インプロバイザー B
前走:4/21 福島同級 芝1200 西塚 11着/6人
栗東:音無秀孝厩舎 馬主:江馬由将

前走こそ大敗してしまったものの、その前までは4戦連続4着と安定した成績を残しているこの馬。小倉では全2勝を上げており1度だけ9着になったもののあとは全て掲示板。ナムラクレアの5着という時もあり、小倉巧者だ。武豊騎手も小倉を得意としていて楽しみだ。

11RプロキオンS(G3) ダ1700 ヤマニンウルス A
前走:1/14 京都3勝ク ダ1800 武豊 1着/1人
栗東:斉藤崇史厩舎 馬主:土井肇

 ここまで4戦4勝。未完の大器が重賞初挑戦。もともと京都の平安Sを目標にしていたが裂蹄のため回避。そのまま在厩調整されついにここまできたかという感じ。ここまで展開は向いたとは雖もほぼ促すだけで圧勝。前走に関しては全く追ってなかった。新馬戦を大差勝ちしたこの舞台で、再び衝撃を巻き起こす。オーサムリザルトに続いてダートの番人ハピを攻略できるか、期待したい。

12R 3歳上1勝ク芝1200 ヴィヴィッシモ A
前走:5/5 東京同級 芝1400 武豊 8着/3人
栗東:松永幹夫厩舎 馬主:キャロットファーム

前走は怪我明け2戦目で初遠征。道中は余り進んで行かず、武豊騎手も無理をさせない形できっちり脚を伸ばす競馬をした。今回は距離短縮で6F戦。少頭数だがペースについていけさえすれば勝ち負けできる。

以上になります
来週は両日函館での騎乗。
土曜の重賞函館2歳Sではダート1000mの新馬戦を快勝したリリーフィールド、日曜の函館記念では巴賞で惜しい2着だったデビットバローズに騎乗予定。
函館もあと開催は4日。函館リーディング争いは武豊騎手が1勝差で横山武史騎手を追います。

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