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武豊騎手の馬質予想

こんにちは
8/31、9/1週の武豊騎手の騎乗馬について考察していきます。
先週のWASJは惜しくも2位。しかし第3戦では9番人気のティアップリオンを勝利に導くなど、存在感は抜群でした。
今週は札幌2歳Sに登録予定だったオーケースマイルが回避。残念ながら騎乗馬はありません。しかし日曜のタイランドCでは重賞で好走歴のあるシルブロンと初コンビを組みます。
それでは全11鞍の考察を始めます

土曜 札幌
4R UAE賞 ダ1700 ユーヴェリア A
前走:8/25 札幌同級(牝限) ダ1700 モレイラ 2着/2人
栗東:宮本博厩舎 馬主:京都ホースレーシング

3歳未勝利は今週で最後。最後のチャンスを掴むために連闘での出走。前走はスローペースと判断したモレイラ騎手が早めの仕掛け。4角で共に動いたメイショウコオロギを交わして先頭に立ったが、道中真横にいた勝ち馬に最後はあっさり交わされてしまった。早仕掛けでバテて失速というモレイラ騎手の得意パターンが炸裂した形だった。今回は牡馬との混合戦。しかしメンバーは手薄で連闘の疲れが無ければ勝利も狙える。



8R香港賞 芝2000 パンジャ A
前走:7/13 函館同級 芝2600 小林勝 2着/1人
美浦:金成貴文厩舎 馬主:DeepCreek

前走は函館最終週の悪くなった内を通り続け、外を回したゴージョニーゴーに差を広げられてしまった。初勝利は函館の開幕週で捲っていった各馬を見る形で追い上げを開始。結果論ではあるが、仕掛けのタイミングが完璧で2着のテンダーデイズに0.8の差を付けた。また前走負けたゴージョニーゴーも昇級緒戦で好走しており、勝ち上がる能力はありそう。


9RインディアンT ダ1700 ダノンスウィッチ A
前走:8/11  札幌1勝ク ダ1700  1着/1人
栗東:音無秀孝厩舎 馬主:ダノックス

前走は好スタートから大逃げを打つカリフォルニアを見ながら3番手での競馬。先行馬総崩れのなか追い込んできたポワンキュルミナンを競り落として1着。一瞬並ばれたが、根性見せて差し返し。能力の高さが見られた。今回は2勝クラスで好走してきた馬はいなく、オーバーザドリームやクラヴィコードなど昇級勢が相手になりそう。


10R ARFT 芝1500 ドナベティ C
前走:7/20 札幌同級 芝1200 鮫島 8着/6人
栗東:矢作芳人厩舎 馬主:小川眞査雄

前走は札幌開幕日の前残り馬場のなか、最後方から差し脚を伸ばして0.3差の8着だった。4角では前が開かず追い出しが遅れるなどのロスもありこの結果である。今回は逆に札幌最終週。馬場もだいぶ外差しになってきた。しかしこの馬は気性の荒らさから1500は持たない。実際去年の1500のレースでは5着と敗れている。


12R マレーシアC 芝1200 トーラスシャイン A
前走:3/16 阪神1勝ク 芝1200 武豊 1着/5人
栗東:田中克典厩舎 馬主:ゴドルフィン

休み明けとなるこの馬。前走は好スタートからハナを奪うと、最後は上がり2番目の末脚を見せ見事な逃げ切り。まさに完封劇といった感じだった。今回はかなりメンバーも手薄で、そこを見せていないこの馬にとってはやりやすいレースかもしれない。

日曜 札幌

1R 2歳未勝利 芝1500 ナンヨーエンペラー B
前走:8/18 札幌新馬 芝2000 武豊 4着/2人
栗東:松永幹夫厩舎 馬主:中村徳也

前走の新馬戦は道中いいリズムで走れており、4角では先頭にたったものの最後の300程でパタッと止まってしまった。武豊騎手も「距離はマイルくらいがいいかな」とコメントしており、今回はその通りに1500。メンバーレベルは高いが、前走のような競馬が出来ればいいレースはできそう。

4R 3歳未勝利 芝1200 アムールリーベ A
前走:8/4 札幌同級 芝1200 荻野琢 2着/2人
栗東:友道康夫厩舎 馬主:インゼルレーシング

前走は急遽荻野琢真騎手に乗り替わり。3着となったグランテレーズは次走勝ち上がり。もちろんこれがラストチャンス。インゼルレーシングの所有馬だが武豊騎手は初騎乗。1発回答で決めて欲しい、

7R 3歳上1勝ク 芝1800 ラヴスコール B
前走:8/11 札幌同級 芝1500 武豊 4着/1人
美浦:加藤征弘厩舎 馬主:亀井哲也

前走はいい感じでレースを進めたものの、直線は本来の走りではなかった。距離を1800に戻しての続戦だがフェアリーSのような差し脚を伸ばせれば1勝クラスはすっと抜けれるはずの能力はある。最終週のため外差し馬場になると思うので、秋に繋がる走りを見せて欲しい。

10RフィリピンT 芝2000 マイノワール C
前走:8/11 札幌同級 芝2000 武豊 7着/5人
栗東:笹田和秀厩舎 馬主:松島一晃

 前走はいつものように最後方から。いくら前残り馬場とはいえ上がり最速の末脚を出してもほぼ最後方のまま。タイムも未勝利を勝った時とほぼ変わらずで、これ以上の上澄みは見込めない。雨が降れば評価を上げたいがノロノロ台風の影響はあまり無さそうだ。

11RタイランドC 芝2600 シルブロン A
前走:1/21 AJCC(G2) 芝2200 ピーヒュレク 6着/12人
美浦:稲垣幸雄厩舎 馬主:シルクレーシング

前走は荒れた歳内の馬場を通りながらもしぶとい脚で自力を見せた。実際先着した馬はほぼ全てが外を回して来た馬である。前走は参考外というより評価を上げたい内容だった。今回は前走にくらべ大幅なメンバー弱化。斤量も軽くなりステイヤーなこの馬からすればもってこいの条件だろう。重賞実績もあるため、能力は上位。


12R 3歳上1勝ク ダ1700 カルパ B
前走:8/18 札幌同級 ダ1700 川田 3着/2人
栗東:須貝尚介厩舎 馬主:金子真人HD

距離は長いがいつも頑張っているカルパ。前走も早めの仕掛けで上位を狙ったが勝ち馬には離されてしまった。やはり距離だけが不安で、能力は足りている。未勝利から勝ち上がってきた馬が上手く競馬を出来なければこの馬にもチャンスはまわってきそう。

以上になります
来週の紫苑Sにはボンドガールで挑戦します!日曜は中山で騎乗予定ですが、メーンに組まれている京成杯AHの騎乗馬はまだ発表されていません。
来週から中京、中山の秋競馬が開幕。クラシックへのトライアルが続々と控えています!


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