花守ゆみりさんの「Re:ステージ!」伊津村陽花役卒業について

この記事は何なのか

表題の発表を受けて、花守ゆみりさんと小澤亜李さんをきっかけにRe:ステージ!のファンになった人によるポエムです。

ローリング☆ガールズとの出合い

遡ること2015年1月、僕はローリング☆ガールズというアニメに出会いました。
月刊少女野崎くんひなビタ♪(ここなつ)で気になっていた小澤亜李さんが初めて主役(「モブの物語」ですが敢えてこう表現します)を射止めた作品として、放映前から楽しみにしていた作品でした。
正直言うと、初見ではあまりピンと来なかったのですが、小澤さん目当てで見に行ったアニメ上映会で2度3度と繰り返し見る機会があったことで、作り込まれた世界観・キャラクターや作品の持つ熱量に気づくことができ、徐々に引き込まれていきました。
現在でも毎月の「ガンバレ!」ツイートや、脚本家の方の番外編小説の同人誌が発行されているなどの展開もあり、今でも心一部を占め続けている、私にとって大切な作品です。

そんなローリング☆ガールズに、初めてのレギュラー作品として出演していたのが花守ゆみりさんです。
メインキャストの中でも新人の小澤さんと花守さんは2人でのイベント稼働も多く、2人は本作で非常に仲良しになったようです。
特に小澤さんは、以後ことあるごとに花守さんのことを話題に出すようになり、大好きと公言し続けています。
一方の花守さんも、小澤さんほど堂々とした好き好きアピールはあまりなされないものの、小澤さんのことを特別な友人だと感じていることを伺わせられる発言が時折聴けると、どうしようもなく嬉しくなります。

アニメ終了後半年後の夏にはライブイベントも開催され、小澤さんと花守さんはブルーハーツのカバー曲を中心としたセットリストを力強く歌い上げていました。
映像収録がなかったのが今でも本当に惜しいイベントなのですが、まだキャリアが浅かったころの2人のある種荒削りともいえる真っ直ぐなボーカルが、今でも脳裏に残っています。

ローリング☆ガールズ以後、小澤さんは特徴的な声質を活かしながら様々なアニメで主演を演じるなど活躍の幅を広げ、2017年3月には声優アワード新人賞を受賞することになります。
そして花守さんは、非常に広い声域を活かしながら、若い女性のみならず妖精や少年、明るいキャラクターから暗く闇を抱えたキャラクターまで演じ分けるようになります。
私は決して熱心・熱烈なファンではないですが、そのような2人の活躍を見守るファンの1人です。

オルタンシア・Re:ステージ!との出合い

そんなローリング☆ガールズで共演した「ありゆみり」ですが、2016年夏頃、「Re:ステージ!」でオルタンシアという2人ユニットのキャラクターを演じることが発表されました。

詳細なキャラクター解説は以下の公式ページに譲りますが、姉妹のようだけど姉妹ではない、でもかけがえのない家族のような2人です。

当時の自分の反応は正直あまり覚えていないのですが、おそらく「この2人をキャスティングするなんてポニーキャニオンは本当にわかっている」「でもこのコンテンツは一体何なのか」といった感じだったかと思います。
2015年秋から始動し、2016年夏当時のRe:ステージ!は、メディアミックスコンテンツとして小説の連載がある他、メインユニットのKiRaReがシングルを2枚出しているという程度の動きで、正直ありゆみりだからといってこのコンテンツにどっぷり浸かることはないのかなといった印象だったのでしょう。

オルタンシアが初出演した2016年秋のイベントは別件で行けず、自分にとって初めてのオルタンシア体験は2017年1月の1stシングル「FlowerS~となりで咲く花のように~」でした。
オルタンシアはフランス語で紫陽花という意味で(キャラクター名の伊津村紫(CV: 小澤亜李)・伊津村陽花(CV: 花守ゆみり)の名前にも反映されています)、ユニット名のごとく花をモチーフにした楽曲です。
滝沢俊輔さんのシンフォニックなサウンドに乗る2人歌声のハーモニーの綺麗さが印象的で、また2人の歌を聴ける喜びに満ち溢れていました。

ただ、発売記念イベントはKiRaReのCDとの同時応募で、当時はオルタンシアのためにKiRaReのものを買わされることの抵抗感もあって1口の応募となり、当選せずでした。
(後にも先にも、現行キャストオルタンシアのCDリリースイベントはこの1回だけとなりました)
当時の自分のRe:ステージ!への入れ込み方はその程度のものでした。

およそ半年後には早くも2ndシングルも発売され、当時の全3ユニット合同の1stライブも開催されました。
2ndシングル「Purple Rays」は(ポニーキャニオンが昔からとってきた手法でありつつも)キャラソンながらまさかの実写MVが制作され、ありゆみりの世界が4分間展開されるという天国のような映像作品も出来上がりました。

ライブでもこの楽曲はユニット随一のキラーチューンとして、この先ずっと歌われていくことになります。
ローリング☆ガールズのライブ以来2年ぶりに見る2人のライブ風景は、本当に心が満たされるものでした。
小澤さん・花守さん個々の活躍は多く目にしてきましたが、やっぱり2人が隣に並んでいる風景は特別でした。

KiRaReとの出合い、Re:ステージ!への没入

そんな1stライブのチケット応募のためにしぶしぶ購入することになったアルバム「キラリズム」が、僕のKiRaReとの出会いです。
コンテンツのメインユニットと位置づけられているKiRaReは、まだ若手とカテゴライズされていた小澤さん・花守さんよりもキャリアが発展途上であるといえる新人でキャストが構成されており、正直新人声優のユニットに食傷気味だった自分は、積極的に摂取できる気になれませんでした。
ですが、そんなモチベーションで聴いたKiRaRe楽曲が、あまりにもびっくりするぐらい自分の琴線に触れるものだったのです。
全曲作曲・編曲している伊藤翼氏による、ストリングスを駆使した耳心地の良いポップス・ロックサウンドに乗る、6人の初々しさが残る歌声。
正直、これまでKiRaReを避けて通っていたことを後悔しました。

KiRaRe・オルタンシアに続く第3のユニット「ステラマリス」は王者という位置付けで、俊龍氏を筆頭にその冠に恥じない気高い楽曲がリリースされています。
そんな楽曲の数々が全編生バンドで披露されるという、生音が好みな自分にドンピシャな1stライブは、自分の中でRe:ステージ!というコンテンツの存在感を大きくするのに十分すぎました。
ライブ終了後はすぐさま原作小説を読み、1ヶ月後にサービス開始したゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」でもなされていくキャラクターの深堀りに、徐々に夢中になっていきました。

楽曲とキャラクターには心を許したものの、KiRaReのキャストとはなんとなく距離を置きたくなる気持ちが拭えないまま迎えたのが、KiRaReも出演した秋開催のフェスライブ「P'sLIVE05」でした。
トップバッターの竹達彩奈さんが場をヒートアップさせた直後に登場したKiRaReですが、まだ知名度のないコンテンツということもあり、正直言うと他出演者よりも盛り上がりが劣っていた印象を受けてしまったのを覚えています。
もうKiRaReの、Re:ステージ!がくれる楽しさを自分はもう知ってしまっていた私は、このことが本当に悔しかったです。
それからというもの、自分はKiRaReのキャストにも感情移入するようになっていきました。

また、この頃にRe:ステージ!は新たに2ユニットを加えることになります。
シンフォニーを思わせる壮大さを持つトロワアンジュ、全体的に高速なパンクロックの疾走感を持つテトラルキアという新たな方向性を持ったユニットは、私をさらにRe:ステージ!楽曲群へ没入させていくことになります。
取り立てて推しているキャストがいないにも関わらず引き寄せられるようにして参加した、2ユニットが初めて出演した1stミニアルバムリリースイベントでのライブの頃には、完全にRe:ステージ!というコンテンツの虜になっていました。
その日発表された、4ヶ月後開催の全5ユニット出演の2ndライブでは、さらなるものすごい体験ができるはずと、それから開催日まではずっとカウントダウンしながら日々を過ごしていたのを覚えています。

2ndライブ開催直前には、オルタンシア3rdシングル「*Heart Confusion*」も発売されます。
作家も音楽性も曲ごとに大きく異なるオルタンシアですが、こだまさおりさんの2人が軽妙に掛け合う詞に、田中秀和さんのきらびやかなダンスチューンが心に深く溶け込むようで、今でもオルタンシアで一番好きな楽曲です。

Re:ステージ!と、オルタンシアと歩む日々

既存曲全てと新曲の35曲が歌われ、アニメ化も発表された、2018年7月1日に行われた2ndライブ
これまで数百回のイベントに参加してきた自分ですが、誤解を恐れずに言うならば「今までの人生で一番楽しめたライブ」でした。
次々に歌われるどの楽曲も大好きで、アニメ化の発表も聴くことができて、その中には自分をここまで連れてきてくれた小澤さん・花守さんのオルタンシアもいて。
今、ここで2人で歌えていることを噛み締めていくようなオルタンシアのパフォーマンスは忘れられません。
あまりライブを引きずらない方の自分が、その後1週間はずっとこのライブのセトリプレイリストを聴いて過ごすほどでした。

そこから私はRe:ステージ!とその周辺で、たくさんの思い出を作っていきます。
一旦終了となってしまった原作小説、それを補うようにキャラクターの日常や成長を描写していってくれるゲーム、毎月のCDリリースラッシュやCD発売イベント(オルタンシアは1stシングル以来リリイベは行われなかったのですが)、1ヶ月毎週リステに浸れたツアー、KiRaReとオルタンシアの対バンとなった千秋楽では2ユニット連名の楽屋花…を出そうとしたらレギュレーションの都合でフラワースタンドになってしまったこと、気がつけばKiRaReキャストの空見ゆきさんの魅力にも夢中になってしまい、KiRaReから追い始めた鬼頭明里さんがなんとポニーキャニオンからソロアーティストデビューすることにもなってしまい、そして迎えたのが念願のテレビアニメ「Re:ステージ!ドリームデイズ♪」放送…。
アニメでKiRaReが動いて歌って踊るのも感無量でしたが、オルタンシアの2人の姿がテレビで見れて、声と歌が聴けて、スタッフロールで小澤亜李・花守ゆみりの文字が並んでいるのを見るのはまた、格別な想いがありました。

オルタンシアのキャラクターの伊津村紫・伊津村陽花は、前者は年下の叔母、後者は年上の姪という、姉妹ではないけれど家族のような関係です。
小澤さん持ち前の元気さで演じられる紫、花守さん特有の繊細さで演じられる陽花。
かけがえのない存在であるお互いがお互いを支え合うキャラクターの姿を見ていると、小澤さん・花守さんの親密な関係性を重ね合わせてしまうことがよくありました。
キャラクターとキャストでこんなシナジーが得られるなんて、オルタンシアは奇跡のユニットだという思いが日に日に深まっていきました。

そんなオルタンシアですが、2019年4月の1stツアーでは、「スケジュールの都合上」、全キャスト中唯一花守さんの出演がありませんでした。
ツアー千秋楽の、オルタンシア小澤さんとKiRaReのユニット入り乱れたパフォーマンスはまたとない最高のものでしたが、やっぱりオルタンシアは2人でオルタンシアだという事実も痛感させられた日でした。
幸い、アニメ後の11月に開催される3rdライブでは2ndライブ以来1年4ヶ月ぶりにオルタンシアの2人が揃うことが発表され、ツアーでお預けになった新曲やアニメの新曲披露を含め、特別な日になることを心待ちにしていました。

卒業発表

そして本日2019年11月1日午前11時、花守ゆみりさんが11月の3rdライブをもって伊津村陽花役を卒業する旨についての報告が、Re:ステージ!プロジェクト、所属事務所m&iから一斉になされました。

初めてこの文章を読み、事実を理解して、それからというもの、悲しさを筆頭にした様々な気持ちに頭が支配されています。
この気持ちを整理する方法がわからず、とにかく今の想いを吐き出したくなり、この文章を書いています。

前述の通り、花守さんは今年4月のRe:ステージ!ライブツアーを欠席しています。
また、ライブ稼働のある「アイドルマスター シンデレラガールズ」についても、2018年11月の6thツアーに出演した一方、2019年秋-翌年冬の7thツアー全3公演の出演者には名前がありませんでした。
自分の知る限り、この6thツアー以来ライブ歌唱はしていないはずです(もししていたらすみません)。
近年の花守さんはアニメ出演や(ライブ以外の)イベント稼働も非常に多く、そのたびに元気な声を聞くことができていたので、ライブに出られないのもスケジュールの都合だろう、とそこまで深くは考えていませんでした。
(もちろんRe:ステージ!での、そしてデレマスでの花守さんのライブパフォーマンスが大好きなので、残念ではあったのですが)

また、最近小澤さんが、ブログで近々大切なお知らせがあると予告していました。

これを読んで私は、小澤さんの今後の活動について何か大きな悲しい告知があるのだろうけど一体何なのだろうとばかり考えていたのですが。

卒業発表を見てすぐに、これらのピースが頭の中で繋がりました。

今思っていること、これからのことについて

今回は、花守さんの膝のケガを理由に、声のみの演技を含めたキャスト自体からの卒業という決断がなされました。

「声優」なのに、体のケガでキャストを交代するのか?
そもそも、「声優」なのに体を壊すぐらいにライブをする必要があるのか?

色々な意見があると思います。

卒業発表にある、花守さんのコメントです。

彼女がこれからもアイドルとして、もっともっと輝いて行く道を共に歩めないことは正直とても寂しく、複雑な気持ちもあります。
しかし、彼女にはもっと輝けるステージがあり、そこに私は彼女を立たせてあげたいと思いました。
どうか、これからも紫陽花を暖かく見守って頂けますと幸いです。

おそらく、1stツアー同様、ライブパフォーマンスを控えながら続投するという選択肢もあったかと思います。
しかし、他のユニットがライブを続ける中、花守さん演じる陽花だけはステージに立てないままで居続ける…
自分のケガという理由で、陽花というアイドルをそのような状況に置いてしまうのは、花守さんにとって本意ではなかったのだと思います。
僕は、これからの伊津村陽花というキャラクター・アイドルのために、花守さんやRe:ステージ!プロジェクトが下した判断を尊重したいです。

花守さんは、SNSではあまり饒舌であるほうではないと思います。
大きなライブやイベントがあった後、感想や写真をたくさんツイートしたりブログ記事を書いたりする声優さんも多い中、花守さんは1ツイートで終わることも珍しくないです。
Re:ステージ!アニメ放送中も、あまりアニメに言及することは多くなかったです。
それは、ファンから見ればコンテンツに対して淡白であるように映ることもあるかもしれないです。

ですが、ラジオやイベントなどでコンテンツや自分のキャラクターを語る花守さんの話を聞いていると、彼女は本当に1つ1つに対して熱量を持っていることが伝わってきます。
あまり自分の感性に自身が持てない私ですが、この点については、私は疑いなくそう言えます。
2ndライブ終演前、各ユニット代表者による挨拶で、オルタンシア代表だった小澤さんから突然マイクを渡された花守さんが紡いだ言葉、声色、表情。たどたどしさもあったそれらは、全てRe:ステージ!への愛に溢れていました。
今回の卒業は私も辛いですが、ここまで役と一緒に歩いてきた花守さんがこのような決断をするにあたっての葛藤は、想像するに余りあります。

そして、発表からすぐ、小澤さんもブログで言葉を伝えていただけています。

最後のステージ……なんて、寂しすぎて
泣いてしまって練習でも全然歌えない。
ってここ最近は落ち込んでた。
でもゆみりちゃんに気持ちを伝えたし
お互い気持ちを交換しあえたから

私たちはもう大丈夫。

これを読んで、やっぱり小澤さんと花守さんは、本当に最後までオルタンシアのような関係性の2人であり続けるのだなと思いました。
私も、3rdライブのオルタンシアをひとときも見逃さないように、心と体の準備をしておきます。

しかし一方で、正直言って、花守さんと小澤さんが演じていないオルタンシアが今全く想像できません。

私は、キャラクターとキャストを強く結びつけて考える傾向がある人間だと思います。
出会ったときから声がついていた場合は尚更です。
オルタンシアの2人のキャラクターを考えたとき、花守さんと小澤さん、そして2人の間にある関係性とそれらを切り離すことは私には簡単にはできません。

元気な、元気すぎる紫に世話を焼きながらも、オルタンシアという居場所が、紫という存在が大好きな陽花。
とっても無邪気だけど、陽花の心が折れかかったときには引っ張ってくれる、最高の陽花のパートナーである紫。
やっぱり僕は伊津村陽花ちゃんと伊津村紫ちゃんが大好きです。

でもおそらく、キャストが変わってからのオルタンシアを、これまでと全く同じ熱量で愛すことは、私には難しいんだと思います。
誤解を恐れずに言うならば、今のオルタンシアはなくなってしまうのだなという思いすらあります。

ですが、陽花のこれからを思って陽花のもとから離れる決断をした花守さんと、これからもオルタンシアの1人として活動していくであろう小澤さんの想いを受け取っている今、これからのオルタンシアも絶対愛したいなという決意も芽生えてきます。

今もオルタンシアの曲を聴いています。
もう小澤さんと花守さんが歌うオルタンシアの新たの楽曲は出てこないはずですし、今聴いている曲も来年からのライブでは花守さんのパートを2代目陽花のキャストが歌うことになるなんて、やっぱり想像できないです。

ですが、今回の決断は、アニメという一大イベントを終え、今後の展開も不明瞭といえるRe:ステージ!プロジェクトが、まだまだこれからも活動していくのだという証左に他ならないのだとも思います。

歌える!!ここで歌える!!
やっほー!
君と、君と君と君と君と
出会えたキセキ
無限大(インフィニティ)
Go!!

花守さんが欠席した1stツアーで歌われなかった新曲「君とインフィニティ」の歌詞のように、小澤さんと花守さんが出会えたキセキ、オルタンシアが小澤さんと花守さんだったキセキを胸に、最後の2人のパフォーマンスを見られますように。


最後に、花守さんの別のアイドル役の活動についても付け加えさせてください。

2016年7月より花守さんが演じている「アイドルマスター シンデレラガールズ」の佐藤心は、花守さんの計り知れないポテンシャルを突きつけられ、私がより花守さんにのめり込むきっかけになったキャラクターです。
前述の通り、6thツアーライブでは問題なく他出演者と同様の演出・パフォーマンスをこなされていた花守さんですが、現在開催中の7thツアーの出演者には花守さんの名前はありません。

ご存じの方も多いかと思いますが、アイドルマスターシンデレラガールズは現在80人を越えるキャストを擁しており、現在も増え続けています。
その中には、スケジュールの都合からかライブ出演頻度が低い、あるいは全くない方も、また健康面に不安がある方もいます。

良くも悪くも、Re:ステージ!と比較すると、佐藤心・花守さんがデレマスというコンテンツに空ける穴の大きさは、相対的には小さいのだと思います。
なので、同じアイドル役であっても、しばらくステージに立てないであろう花守さんが佐藤心役を続けるという判断をするのは、比較的容易なのかもしれません。

ただ、花守さんの言葉を借りると、「彼女にはもっと輝けるステージがある」のに、彼女は今そこに立てていないということでもあるのでしょう。

花守さんのケガがどれほどのものなのか、そしてアイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツが今後どのような判断を下していくのか、私にはわからないですし、その決断を尊重したいです。
ですが、あえて今の思いを述べておくと、いつかまた花守さんが佐藤心としてステージで躍動する姿を見たいという気持ちが隠せません。

花守ゆみりさんは、声の演技も、ライブパフォーマンスも、私の貧弱な語彙では表せないほど魅力的なものを持っている方です。
しばらく、もしくはもしかすると今後ずっと彼女のライブパフォーマンスは見られなくないのかもしれませんが、これからもファンとして彼女のお仕事を応援していきたいです。

おわりに

一度頭の中にあるものを一気に全て書き出せば気持ちは晴れるのかもと思いましたが、全て書き出すのはいつまで経っても無理だと悟ったので、もう少しこの気持ちと向き合おうと思います。
ただ、今は最後のライブに向けて前向きな気持ちになれました。
一晩寝て書き足りなかったことがあれば追記しているかもしれないですし、あるいは翌朝には記事が消えているかもしれません。

Re:ステージ!、オルタンシア、伊津村陽花ちゃんと花守ゆみりさん、伊津村紫ちゃんと小澤亜李さんがファンに与えてきてくれたものは、無機質なニュース記事からは思いが及ばないほどにあったということが、少しでも伝わっておりますと幸いです。

花守ゆみりさんの今後のご健康をどうかお祈りしております。

長文乱文失礼いたしました。

追記

この記事を書いた後にも、花守さんと小澤さんから追加のコメントがありましたので、リンクさせていただきます。


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