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こんな音楽聴いてました日記【2021年9月】

毎月聴いてきた音楽についてまとめるnote。
今月から本格的に”リアルタイム”更新をしていこうと思います

ラインナップも一新しました

・新譜
…その月にリリースされたアルバムやシングル
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・その他
…その他
・よく聴いたアーティスト
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
 とりあえずTOP3まで

新譜:PELICAN FANCLUB「Who are you?」(シングル)

M1:うーん…アニソンロックに寄せているのは分かるけど、サビのメロが弱いから印象に残りづらい
M2:なんか、10年代のアメリカのバンドみたいなエレクトロニカサウンドバリバリやね。でもせっかくyonigeのVo.を呼んで曲を作るならもっとオルタナティブロックにしても…。でないとデュエットの必然性がよく分からない。
M3:KANA-BOON「シルエット」のカバー。思いっきりシューゲイザーアレンジされていて、新鮮…と思ったのは最初のイントロくらいだった。もっとディストーションかけまくってグチャグチャにしてほしい欲はある。
M4:これはなんだ

全体:1曲目と3曲目を聴いて、ああPELICAN流のアニソンの帰結点がここだったのかなってなった。
私が言いたいのはただ一つ、新しいアルバムを待っています。アルバムという形で聴けば今の彼らの現在地点がよくわかるのかもしれない。現実的には、曲が何かヒットしないとアルバム制作させてもらえないのかもしれないが…。

追記:2回目聴いたら、そこそこマシになった。でもなあ、スランプなんかな。打ち込み系のアレンジを模索している感じは分かるんだが…。あとM4は一層なんなんだ。

新譜:Awesome & roid「Yesterday」(シングル)

爽快感のあるジャパニーズ・エモど真ん中!な曲
元気があって良い

新譜:NONA REEVES「Discography」(アルバム)

待ってたぜ、NONA!
Wikiによれば通算17枚目のアルバムらしい。もう新譜が出るだけで嬉しいアーティストだけど、しっかり期待に応えてくれる(超えても来る)楽曲たちだから信頼も厚い、そんなNONA REEVES。こんなうっとうしい時代だからこそ、ポップスを一心に浴びたくなるのよね。

今作は、いっそう60~80年代洋楽の色合いが濃くなっている。全曲シングルだと思って制作したと西寺さんの話にあるように、往年のヒットソングのオマージュアルバムにも感じる。一気に時計の針を戻したように。
10年代のNONAは結構同時代のシンセポップ・ドリームポップのサウンドを取り入れてパワーアップした10年間だった。今作は「その次」に歩を進めるアルバムらしく、良い意味で原点回帰&バージョンアップされている。

ライブで聴きたいね…。

新譜:スピッツ「花鳥風月+」(アルバム)

1999年に発売されたB面集「花鳥風月」に1990年発売の(プレミアの)インディーズアルバム「ヒバリのこころ」の収録曲6曲を加えたリニューアル盤である。
注目すべきは実質新しく聴けるようになった4曲、そのうちでも
特に「353号線のうた」「死にもの狂いのカゲロウを見ていた」は最高!
353号線は凄いポップだし、カゲロウは初期スピッツとギターポップの兼ね合いがすでに完成している名曲

CDもオリコンみるに売れてるみたいで、スピッツ人気の健在に嬉しくなりますね…
NEW MIKKEのライブを劇場版&オンライン上映するらしいのでこちらもチェックしたいところ

新譜:Khaki「車輪」(シングル)

Khakiのニューシングル

インディーロックがタイムスリップして21年に来ました!って感覚
ほどよいギターのゆがみが心地いい
すごく洋楽チック

新譜:ピノキオピー「神っぽいな」(Music Video)

😦

ピノキオピー、8月にアルバム、MVを出し1か月もないうちに
完全新作がきました
まだ曲を消化しきれないのでレビューはまだ先かなあ
(ピノキオピーの曲は消化するのに約1年かかる)

旧譜:SOULSBERRY「the end of vacation」(2001)

サブスクが解禁されTwitterで話題になっていたので初聴き
陰のあるブリットポップや90'sオルタナといった感じで、浸るように聴いていた
頭からっぽにしてこういうオルタナサウンドを聴きたいときにちょうど良さそうなアルバム

旧譜:GOOD BYE APRIL「Xanadu」(2020)

Twitterで勧められていたので聴いてみました

もうこれでもか!というほど80年代J-POP(ニューミュージックとかシティポップ)を現代で再構築したような曲たち
当時の曲の現代カバー集です!って言われたら信じそう(M9はまさにカバーだし)
最近ポップスに飢えていたので聴き心地はちょうど良かった
演奏技術やアレンジ・編曲も練度がめちゃくちゃ高い
あと、アー写みたら思ったより爽やかな青年たちの風貌でギャップを感じた

旧譜:Linkin Park「Hybrid Theory」(2001)

Linkin Parkの1枚目のアルバム。21世紀で一番売れたロックアルバムなんですってね(約3000万枚)
Linkin Parkのアルバム、これが初体験です
なんならニューメタル系(と括られるのは本人は嫌らしいですが)自体がそんな馴染みはなかった
このガッツリくるニューメタル系のサウンド、途中から疲れては来るんですがカッコいいなと思いましたね
あと1曲でも多かったら評価は落ちちゃうかもしれない(しんどくて)
映画のめちゃくちゃ良いところでかかる音楽、みたいな…分かります?何かを奮い立たせる良いシーンにピッタリな(実際に使われてそうですが)
デビュー1枚目でこんなレベルの高いアルバムを出してること自体が凄いバンドだな~そりゃ売れるよね

追記:和訳された歌詞読んだんですけど、すごい内省的ですね
そう考えると二重の意味でヘヴィ

あと聴くキッカケは永野Channelからです

旧譜:BUGY CRAXONE「Northern Hymns」(2002)

Twitterで見かけたので初めて聴いてみました
カッコいいロック鳴らしてますな‥‥
演奏力のレベルの高いしライブなんかめっちゃ盛り上がってたんだろうな
特にM2、シングルになってるだけあってとても良い

ただ、売れなかったらしい(当アルバムもオリコンランク外)
時代が時代だもんね、メディア次第なところあるし
同時期同じような音楽性で売れなかったバンドたくさんいるよね

でも正直、同時期にえぐいバンド多すぎ問題はあるな
もし自分が当時の音楽雑誌編集者なら取り上げてなかったのかもしれない
1990~2000年代前半はそんなバンドが多い気がします

旧譜:Macula Dog「Natural Dog」(2017)

感想の前に、このアーティストを聴くキッカケとして
ヒッキーPさんがTwitterで「最近知った今ヤバいアーティスト(洋楽)」をリストアップされてまして、その一行目がこの「Macula Dog」

な、なんじゃこりゃ?と、滅茶苦茶驚いたわけではないけど
久々にこういう実験的(サンプリング?)音楽を聴きました

聴いた感触、何かに似ていると思ったら
まさに、上述のヒッキーPさんの曲を初めて聴いた時の感じです
何この変な感じ!?と当時中学生だった私は思いました

旧譜:Disclosure「Caracal」(2015)

ほんとにな~んとなくハウスミュージックを聴きたくなったのよ
で、Disclosureのアルバム聴いてみるか~と思って選んだこのアルバム
どっちかっつーとハウスというよりダンスミュージックだな
ま、いっか
作業用BGMで聴いてました、体揺らしながら

旧譜:Cymbals「That's Entertainment」(2000)

Twitterで流れてきたので聴きました
カッコいいしおしゃれだしPOPだし、めっちゃ良い!
やっぱこのくらいの時期のポップスは楽しく聴けるなぁ

旧譜:Phil Collins「...Hits」(1998)

Phil Collinsの80年代のヒット曲をまとめたベスト盤です

キッカケは、DOMMUNEの番組「GOTOWN TV」の1985年回で、BTSとフィルコリンズの話をされていて
こりゃ聴くっきゃないなと
とりあえずベスト盤ぶち込んどくか!という次第です

今年入って80年代シンセポップをふんだんに摂取している気がする

旧譜:Unknown Mortal Orchestra「That Life」(2021)

不意にYouTubeのおススメに現れたので聴いたらとても良かった

やや、このあとアルバム(「Sex & Food」)も聴いたんだけど
とりあえずこちらを載せときます

音像だけではチルできそうなんだけど、MVと歌詞が放つ不気味さがそうさせてくれない
この異物感がいい

旧譜:Dream 2 Science「Dream 2 Science EP」(1990)

TwitterでJMXさんがつぶやいていたので聴いてみることに…

#ハウスを聴こう  ってハッシュタグ、すごく有益ですね
ハウスを色々聴きたくて物色している最中だったのでちょうどいい

ちなみに、このアルバムはアンビエントハウスのカルト的名盤、らしいです
まだ詳しく知りませんが、徐々に知識を広げていきたいです

https://diskunion.net/jazz/ct/detail/CM-0055363

旧譜:Viagra Boys「Consistency of Energy 」(2016)

Viagra Boys、ほんま最高
今年出た「Welfare Jazz」にすっかりハマり、Live映像でもっとハマり
オレが求めていたポストパンクはこれだ・・・!となった
ごめんなサウスロンドン勢…

ゴリゴリのベース、ダンサブルなドラム、奇妙なシンセとサックス…
この肉体に直接訴えかけてくる感じがたまらん
今年、ベスト5に入るアルバム「Welfare Jazz」…を出したバンドのEPが
上記のこれ。

M1が代表曲っぽい

https://www.youtube.com/watch?v=U7gbFMWZWlo&t=1s

電気グルーヴの2人もお気に入りらしく、すごく嬉しかった

旧譜:DECO*27「相愛性理論」「愛迷エレジー」(2010)

ボカロP・DECO*27によるアルバムを2連続で。
良質なポップロック・ギターロック(J-POP的な)が詰まっている

さて、こういうJ-POP的なボカロ曲、つまり
”世間的にボカロっぽいとされない”VOCALOID楽曲って沢山あるのですが
ボカロ界隈以外からこれらが批評されたり評価されているところ、全然見ないんですよね
確かに、ハチやwowaka、”夜系”アーティストのルーツ、プロジェクト系などのボカロ曲は「それらしい」ものがあるのでピックアップされがちですが
こういうストレートなJ-POP/J-ROCKは見過ごされがちな気がします
(LunaさんやAqu3raさんあたりもこの系統?かな)
もし「ボカロ文脈」をボカロ界隈外から評価する、となれば
このあたりをしっかり再評価していただきたいですね

旧譜:Nav Katze「Nav Katze」(1986)

これまたTwitterで流れてきたので聴いた
このバンドは初めて知った

1986年に、インディーズで、しかもデビューアルバムからこのクオリティってすごすぎるな…
音楽性は当時の洋楽バンドの影響をふんだんに感じる
ポリス…にも近い?でもそんなにレゲエ感はないので私の知識不足
プロデュース担当の岡田徹のちからも強いのかもしれないけど、80年代インディーとは思えないくらいサウンドレベルが高いし、ただ洋楽オマージュでなく日本らしい影のこもった世界観に覆われている

自分の中で80年代のバンド、それもインディーっていえばパンクのイメージが強いので(少年ナイフとか赤痢など)、もっといろいろディグって行きたいなと思いますね

旧譜:Sunny Day Real Estate「Diary」(1994)

最近エモに興味わいてきたってのに、こういう有名作聴いてなかったな…
ということで聴いた
Emo、ではあるがオルタナ・グランジのほうが近いかな?

旧譜:Island of Love「Promo Tape」

めっちゃローファイなガレージロック
いいっすね、好みです

ちなみにこのツイートが回ってきたのがきっかけです

旧譜:長瀬有花「駆ける、止まる」(2021)

VTuber…というよりかVSinger的?長瀬有花のシングル
こういうVSingerによくある、人気曲のカバー動画を出していって半年くらいでオリ曲をだす手法なんだけど、想像以上にいい曲
こういう良質なエレクトロポップ、とても好き

絶対かかわっているスタッフ陣は、近年のドリームポップやローファイカルチャーに精通している人いるだろうね
月ノ美兎のアルバムもそうだけど、もっと踏み込んでるなあ

どうやら、アルバムも出すみたいで
しかもカセットプレイヤーまで出すらしい
かなり徹底して狙ってるなあ、欲しい


注目:Injury Reserve

Rate Your MusicのChartを見ていたら、Black midiとLittle Simzを抑えて
1位がInjury Reserveの新譜だったので色々調べていた
(ちなみに初めて知った)

ボーカルの一人が去年亡くなられてたんですね
記事の解説を通して聴いていく
やっぱ歌詞・意味などは調べないと分からないうえ、HIPHOPにおいて最重要項目だと思うので

HIPHOPにあまり馴染みのない自分にも、サウンドの奇妙な(要素が混ざり合ったような感じ)で楽しめました

で、新曲ちょっと触れてみると

もう完全にHIPHOPだとかジャンルがどうの領域を超えてますね…
そんな気がします
とくに「Knees」は音・歌詞・映像ともに強い印象を残す曲でした

注目:GRAPEVINE

9月24日にGRAPEVINEのライブに行きました(初)
最高だったぜ!
ということで当日のセトリプレイリストをどうぞ

知らない曲も多くて、というか2か月ほどバイン断ちした状態でいったので
色々新鮮に響きました
音源よりライブでの音の方が最高でしたね
最高!

その他:「Roots of 電気グルーヴ “Pop Will Eat Itself”」

このRoots of 電気グルーヴってシリーズ、面白い
紹介されるアーティストを逐一ググって聴きながら聴いてます
知らないアーティストばかりなんで良い音楽知識の足しになる
半分くらい関係ない話だがそれもまた良し

よく聴いたアーティスト1位:GRAPEVINE

9月24日に行われてGRAPEVINEのライブに参戦してから、ずっと聴いてました
残り1週間分だけで1位に…
ライブが良すぎて、終わってから聴きたい欲がずっと続いていましたね
ではここで一つ、Circulatorをどうぞ

よく聴いたアーティスト2位:スピッツ

スピッツに関するアツいブログ記事を読んだ影響か、つられて聴いてました
今月はあまり新しい音楽をインプットしたい気分ではないことが多かったので、こうやって自然体で聴ける、言い換えればいい意味で「聴き流せる」音楽がスピッツでした(なおかつ集中して聴いても大変良い音楽)
ちなみに記事はこちら

https://ystmokzk.hatenablog.jp/entry/2021/08/28/213709

フェイクファー、好きなアルバムです

よく聴いたアーティスト3位:Viagra Boys

Viagra Boys、サイコー!
なんか、TLにはロンドン・ポストパンクに触れてる人は多いのに
Viagra Boys取り上げている人が少ないように思います
アート性が少ないから?シーンを変えるようなアーティストじゃないから?
いや、もうすでにみんな聴いているからなのかもしれない

このライブ、大変いいです
私は頭で考えて聴く音楽より、体が共鳴して自然に動いちゃうような音楽に惹かれるんだと思います
最初のドラム、シンセ、サックス、ベース、そしてボーカルと
ほんと、大変、いいです
ぜひ聴いてね

おわりに

リアルタイムに聴いた音楽を記録する方法、すごく書きやすいししっくりきます
要は日記と同じですね
その時々の感想をアウトプットして残すのは、なにより見返した時面白いので今後も続けていきたいです

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