七人の若手歌舞伎役者
NHK文化センター青山教室とスズケン市民講座の、渡辺保氏の上記講座がオンラインでも受講可能だったのはずっと知っていたものの、平日の10時からスタートなんて、サラリーマンには無縁だと思っていたら、開催数日前にチェックしたら、なんと見逃し配信つきとなっていた。
慌てて申し込み、見逃し配信開始の11月1日に早速3回拝聴。毎日そのくらい聞くつもりでいたのがなかなかそうもいかず、あと3日で切れる4と慌てたのが昨日。
さすがの渡辺保先生。1936年生まれだから当年88歳、年が明けたら89歳となられるはず。だからこそ、見逃し配信付きのこの講座で、現在の歌舞伎界の問題点を鋭く深くいくつもの視点からついてきている。
ようするに、歌舞伎とは「ニン」という役者の身体を見るための舞台芸術であり、それを見誤っているから今の歌舞伎はつまらない。それを数多くの才能あふれる若手にあふれる2024年の今の歌舞伎界に警告している。
14日の23時59分まで見逃し配信なので、今からNHK文化センターに3300円支払ってもまだ間に合うので、歌舞伎ファンの方でご存じなかったからは是非、今のうちに申し込んでほしいとさえ思う。
90分間の講義なので、今丁度6回目を聞いているが、やはり聞くたびに発見がある。要するに私自身がながらで聞いているので聞き漏らしを聞くたびに気づく、というだけなのだけれども、それって日常も同じだと感じた。何十年も或いは百年生きても同じことだろう。
追記:
聞き逃し配信が開始した11月1日に3回聞いてから、結局聞かなかったのが、昨日の12日になって14日いっぱいだと気づき、また聞き始めています。寝る前にも流しながら寝落ちしたら、なんとはなしにこのイメージのママの夢さえ見た気がします。