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【髪型#1】10年ぶりのボウズ

ボウズにした理由

 最近抜け毛が最近ひどくなり、諸事情によりその進行を止める方法がなくなってしまったため、先手を打とうとボウズにしました。以前からジェイソンステイサムやドウェインジョンソンのような筋肉スキンに憧れていたこともあり、今回ボウズにすることには迷いも抵抗もなかった。

これまでの経緯

 今年に入ってからなんとなく抜け毛があり、それが特に6月頃からとんでもなく髪が抜けるようになった。これは通常ではないぞとのことで病院に行くと、AGAだろうとの診断を受けた。CMとかでよく流れているワードなので知ってる人も多いと思うけれど、AGAは男性型脱毛症のことで、医師とのやりとりは以下の通り。
 医師「喫煙はしますか?」
 自分「しません」
 医師「飲酒は?」
 自分「しません」
 医師「運動してますか?」
 自分「ほぼ毎日してます」
 医師「外食は?」
 自分「毎日自炊です」
となり、主な原因はストレスとして薬の処方を受けた。

なんと薬が飲めない

 自分は今、仕事の関係上、処方された薬を自由に服用することができず、会社に確認しなければならない状況にある。そこで早速会社に確認したところ処方された薬の服用はNG。つまり症状の進行を止めたり改善する方法がなく、この抜け毛は進行するしかないというとなってしまい、それならこちらから先手を打ってやるとのことでバリカンを買い、10年ぶりにボウズになった。
 10年ぶりというのは、自分は18歳まで野球をやっていてずっとボウズだったのでそれ以来ということになる。むしろボウズの期間のほうが、そうじゃない期間の2倍近くあるという状況なので、逆に初心に戻ったような気分もしている。

ストレスの発生源は

 自分の脱毛の原因はストレスとのことで、実はこれには思い当たる節がある。昨年の7月から仕事の都合で地方での単身赴任が始まり、同僚との集団生活が始まった。その直後に前立腺肥大になり、その際もストレスが原因ではないかということだったが、少し時間はかかって完治した。
 かつて大学に入学して上京した時、学生寮に暮らしていたがそこも3ヶ月で限界を迎え早々に退去してしまった。誰かを責めたりしたいわけではないので、具体的に何が自分にとって問題なのかは書かないが、「集団で同じところで生活する」ことが自分にとってどうしてもメンタルに来てしまう。これは完全に「一人っ子が一軒家でのびのび育った副作用」かと思うが、完全に自分1人の問題なので、うまく対処していくしかないことも理解している。

ボウズにしてみてよかった

 自分は以前から「砂漠にパンイチで立ってもなおかっこいい人間」になりたいと思っていた。服も肩書きも捨て去った上で完成されるには、「心技体」その全てを極めるしかないと思い、体も精神も追い込まれる今の仕事を選び、未だ水泳も続けている。
 実際に体が大きくなるにつれてお洒落に興味がなくなり、服はユニクロに、靴はアシックスになった(ユニクロもアシックスも最高だが)。つまりどんどん身の回りが素に近くシンプルになっていく流れにあったが、今回ボウズにしたことで最高にシンプルになった。髪型でさえも着飾ることなく、内面の力だけで勝負していく。自分の目指す「パンイチかっこいい」に近づけた気がして、結果としてよかったと思う。

 見てくれとしても気に入っているし、当分このまま行くと思う。いつの間にかしれっとまた髪伸ばし始めたら「あ、色気付いたな」と思ってください。夏で野球を引退した高三の高校球児たちのように。

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