ブランド力がわかってないとこうなりますよね。

お笑いか、茶番か、なめてんのか。
売れると思ってんのか?
わかってる人は絶対買わない。
この程度だからオワコンと言われてもしょうがない。

このメーカーは爆発的に人気があるそうです。
街でもたくさん走っています。
みんな飛びつくみたい。
けれども、以前から、ずっと前から、このメーカーはおかしいと言ってきました。
世界一と言われているメーカーがつくる商品ではないと思っていました。
それが一気に露呈しました。
販売戦略もおかしい、それを買っている消費者もおかしい。
それに気がつかないというリテラシーの低さ。

ブランドというのは、なぜ高いのか?
それは、広告費が商品に含まれているからです。
ブランドを保つために必要な必要経費が含まれているからです。
アパレルであれば、もちろん素材は良いものを使いますが、それだけでは、そんなに価格の差は出ません。
このメーカーであれば、独立した生産ライン、ディーラー、そこで働く人件費などが、クルマ一台に含まれているわけです。
性能はもちろん良いです。
見た目もかっこいい?
しかし、本当にそこに価値はあるのかという話です。
今までは、それでよかった、高級なものをつくって、高級に売ればよかった。
それで消費者は満足し、WINWINだった。

しかし、DXが始まり、作り方、売り方が激変します。
また、クルマはEVへシフトし、世界規模でエネルギーの変換をしようとしています。

このことがまったく知られていません。
ブランド品にイチコロになる世代には。
作る側に問題がありますが、買う側のリテラシーの低さも大問題なのです。
野菜は傷がついていたり、曲がっていたり、汚かったりすると売れません。
すごく美味しくて、栄養もあるのに、農薬も使ってないし、添加物もないのに。
でも、見た目が悪いと売れない。
ちゃんとつくってもお金にならないのです。
作る側は、見た目を良くするために、農薬、添加物を使うしかありません。
もちろん、そんなものは自分たちでは口にない代す。
これも消費者のリテラシーの低さです。
これでは、農家になろうという若者がたくさんいるはずもありません。
これからどんどん農家は減っていくでしょう。
食糧危機が必ずやってくるでしょう。
それでも、見た目を気にしますか?

ブランドも同じ。
ブランド力って、こういうことではなく、良いものをちゃんとつくって、それに見合ったお金が対価として生まれることです。

クルマはアプリの手段という時代。
メーカーは、社員、ディーラー、下請けを切ることができない状況にあるのもわかります。
けれども、この程度のものが売られている、それを買うものもいるというこの国の現状では、未来は見えてこないのです。

学校教育で必要なことは、さまざまなことへのリテラシー教育です。
それにはまず、大人、教師のリテラシーが高くならないと。
常にアップデートする大切さです。

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