その豊かさは持続可能なのか

金融の勉強をしていますが、それは、今の社会がどれだけ間違っているのかを知るため、そして、自分のやりたいこと、好きなことをやるためです。
お金というと、悪いイメージがこの国にはあります。
お金のことばっかり言ってとか、そんなにお金が欲しいのかとか、お金よりも大切なものがあるとか。
お金のことをちゃんと知ってからならわかりますが、知らずにお金をただ昔からそうだからと嫌っているのであれば、「知らないから嫌い」になります。
夢を追いかけるとぶち当たるのはお金。
お金がなくて夢を諦める人はたくさんいます。
お金のことを知らなさすぎるからです。
働いてお金を稼ぐことは当たり前です。
でもお金を稼ぐのはそれだけではありません。
好きでもない仕事、我慢する仕事でお金を得ることが当たり前ではありません。
知識をちゃんと持っておかないと、これからの時代はめちゃくちゃなリスクになります。
けれども、それを学ぶ場所がないのです。
学校も先生も親もお金のことを知らないから。
きちんとお金の知識を学び、その上でもう一度、「豊かさ」「貧しさ」を考える。
「豊かさ」って、自然の法則としての豊かさであり、配慮と節度があれば、永遠に持続可能なものです。
永遠に持続可能な豊かさ。
でも今の時代の豊かさは、ただお金をたくさん持っているとか、ブランド品、高級車、でかい家を豊かだというのです。これは豊かではなく「貪欲」です。
すべきこと、すべきでないことという必要を満たすことから考えれば、ただの「浪費」です。
自然界に無駄はありません。
だから、「貪欲」「浪費」は必ず自然を壊していくことにつながります。
日本の金融は世界から30年は遅れています。
知識がない、何も知らない、お金は汚いと思いながら、貪欲と浪費に走り、豊かさを勘違いし、我慢をしてお金を稼ぎ、生きている。
この思い込みから抜け出すためにも、お金の知識を得ることは大切です。
大人の経験や価値観を子どもたちに押し付けるのだけはやめた方がいいです。
私たちの経験、価値観はその時代では良かったし当然でした。
でもこれからの時代はまったく通用しません。
むしろ、生き残れない価値観を押し付けているのです。
中学受験、高校受験、大学受験、就職、すべて私たち大人の経験と価値観を押し付ければ押し付けるほど、生きる力は失われていきます。

今日も学校では進路指導なるものが行われています。
昔のままの価値観で。

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