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【スイッチャー】ジェットパオジアン徹底解説【キャンコロ】

こんにちは。シンタと申します。
ここ1か月近くパオジアンデッキを使い続けてきたので、デッキの使用感や対面別の戦い方などまとめていけたらなと思います。
自主大会での成績はこちら
5/4 長野CL 3-3
5/14 CL長岡場所 6-2 BEST16
5/20 たみポケ(チーム戦) 1-4
5/28 らいか杯 3-2
と調子がよかったのはCL長岡場所くらいで特に結果が残せているわけではないので、自己満足記事にはなりますが、
・パオジアンデッキを研究中だ
・今使ってるデッキに飽き気味だ
・スイッチャーキャンコロで気持ちよくなりたい!
という方にぜひご覧になっていただきたいです。
有料部を設けていますが、そちらには特に見せるほどでもないこのデッキの変遷をつらつらと書いてあるだけですので、基本的に無料でお読みいただけます。この記事がよいなと思いましたら、投げ銭がてら読んでいただけると幸いです。
略称が使われているのでご了承下さい。

このデッキについて

パオジアンが発売されてから基本型、パルキア型、クレッフィ型と様々なデッキを使っていましたが、いまいちしっくり来ず、なんかいい構築はないものかと思案していていました。そこでたまたま友人が持ってきたターボパルキアを触ってみて、ミュウでグッズを回収するギミック、早期からクロススイッチャーで裏を取ることができるギミックを導入できないかとなって作った(作ってもらった)デッキがこちらです。

雛形

ここでジェットエネルギーとミュウとクロススイッチャーの相性の良さを実感し、デッキ名がジェットパオジアンとなりました。
この雛形をもとに1ヶ月調整を続けたデッキになります。

デッキ採用カード解説

デッキリスト解説

5月28日に出場したらいか杯で使用したリストはこちらです。以下常体での記載。

5/28 らいか杯

パオジアンex 3
アタッカー運用をあまりしないため2枚で回していたが、白ルギア戦で枚数使うため3枚に。
初動の水エネが肝心なデッキなので、とにかくバトル場に送り出すことを意識。

オリジンパルキアVstar-V 2-2
このデッキのメインアタッカー兼Vstar枠。
手貼り2回orメロンで即時起動orスターポータル即時起動などとにかく殴り出しやすく、ワンパンされにくい優秀なアタッカー。初ターンの手貼りをパオジにするかパルキアにするかが難しいのでデッキの動かし方にて解説。
スターポータルをどれだけ温存できるかがこのデッキの強さに直結するので、セグレイブやメロンうまく使うこととスターポータル抱えたままパルキアが途絶えないようにしましょう。

セグレイブ-セビエ 2-2
一般的なセグパオだとここが3ラインなことが多いが、
・パルキアをメインアタッカーとすればエネが足りること
・スターポータルで緊急的にエネ供給できること
とパルキアがカバーしてくれるので2ライン採用。ただし、サナのクレセ、封印石ロストのゲッコウガ、スターポータルを早々に使ってしまった場合など立て方に注意が必要なので、サイド落ち確認とヘビボをカイで持ってくるなどカバーを忘れないこと。
セビエは逃げエネが1なものを採用。パオジアンを前に出すのに2エネだと詰まってしまうため。

かがやくゲッコウガ 1
このデッキの最強ドロソ兼最強アタッカー。初ターンからわななくれいき→かくしふだで山を掘って展開、手札を厚くしていくと、自然とサポートに触れられたり、スイッチャーが手札に来るのでカイから繋げやすくなる。
スイッチャーからバトル場に行くことも多いので忘れがちだが、ジェットエネルギーも技のエネとして使えるので、バトル場のポケモン→スイッチャーでパオジorミュウ→ジェットエネでゲッコウガバトル場みたいな動きもできる。
エネ枚数と回収がシビアなので、かくしふだは慎重にしなければならなそうにみえるが、意外と雑に使っても足りる。どちらかと言うと引きにいかないといけないことのが多い。

ネオラントV 1
初動の安定、中盤のメタサポートの使用、最終盤の詰めなどネオラントの基本的な強さを使用する。
このデッキにおいてはアタッカー運用もできるので、ロスト対面では重宝する。水エネを山に返す用途もあるので120点で十分な時は積極的に使用したい。

ミュウ 1
ターボパルキアからデッキがスタートしたため、このデッキのコンセプト枠である。
スタートして強し、初動でVIPパスを探しに行っても強し、中盤に必要なグッズを拾うも強し、最終盤のスイッチャーを探しに行くのも強しとスイッチャー入りかつ手貼りに余裕があるデッキととても相性が良い。スタジアムがビーチコートだと更に使いやすいが、ポケストップとミュウとカイでキャンコロ+スイッチャーの成功率が上がるので一長一短。

ビーダルービッパ 1-1
デッキ考察後半になって入ってきたセット。どうしても終盤の手札干渉に弱く、それをフォローするためのカード。序盤中盤手札が厚くなるデッキであるので、ドカッとはたらくまえばで引くことはできないが、スーエネ回収やスイッチャー使った後のチビチビドローに救われることもあるので、ミロカロスとの選択にはなるがビーダルの採用となった。

バトルVIPパス-ハイパーボール-
ネストボール-ヒスイのヘビーボール 4-3-2-1
ボール枠。ミュウとポケストップがあるので普通のデッキより触りやすいのでVIPパス4、ビーダル、ネオラントに触れるようハイボ3、ゲッコウガやセビエなどサイドに落ちるとマズいカードが多いのでヘビボ、ボール総数10程度にしたいためネスト2。
ヘビボを無駄遣いせずにスーエネ回収、ハイボのコストにできるようになればジェットパオジアン初心者脱却です。(私はだいぶ時間がかかった)

ふしぎなアメ 2
セグレイブラインが2なので2。飴多いと直引きしてカイで持ってこなくて済んだりサイド落ちに泣かずに済むので3もあり。

スーパーエネルギー回収 2
この枚数でエネが足りるので2。ポータル、メロン、釣竿などとの兼ね合いで足りてる(んだと思う)。博士などは無いので巻き込んで捨てる心配は無いので、序盤に引いたらとりあえず持っておくと良い。
2、3枚の回収になるとしょっぱいので積極的にかくしふだしてエネを落としておくと良い。

すごいつりざお 1
序盤にセビエゲッコウガが倒された時、もしくはパオジで2回以上攻撃した時のエネ枯渇しないためのカバーに使用。

ロストスイーパー 1
雪道がとても重いのでカイからも触れるように1枚。
最近流行りの白ルギアに入ってる勇気のお守りをカビゴンにつけてきて、それをパオジで取らなければならないシーンでヘイルブレード180点にしておくと、カビゴン側からはパオジがワンパンされないので逃して無理やりルギアで殴ってきたりするので、裏行った後にスイーパーで取って上げるとリソース無駄に使わずに済んだりする。

キャンセルコロン 1
(ここだけ敬体)このデッキのというよりセグレイブパオジアンしかりパルキアパオジアンの存在意義を問う1枚だと思っています。げっこうしゅりけんを撃ちたいだけなら封印石ロストで十分ですから、ボスキャンコロ、スイッチャーキャンコロでマナフィがいてもサイド複数枚取れるというのが他デッキとの差別化できるところだと思います。
このデッキは1番その強みが活きるように作っています。(以下常体)
決まるとすっげえ気持ちいい。

あなぬけのヒモ 1
入替札兼スイッチャーじゃなくても十分な時の裏呼び要因。

クロススイッチャー 4
このデッキのコンセプト枠。手札に1枚あるだけでカイから裏呼んで攻撃できるのは破格。
入替カードとしても優秀なので、初ターンの手貼り権が難しくなっている。

カイ 4
セグパオを使ってて飴とスーエネしか持ってこないことになんかモヤモヤしてたのでこのデッキに至った経緯カード。

メロン 2
パルキアが即時起動できる、ヘイルブレードの火力上げに使えたりする。
単純な縦引きとしても強いので、メロンが撃てるようにとりあえず盤面にパルキアを置いておきたい。
枚数は要検討である。

ナンジャモ 1
序盤の手札リセット、終盤の手札干渉に使う1枚。ではあるが自分の手札を流したく無い局面が多いのであまり使えてないカード。

セイボリー 1
サナ、ロスト、セグパオ対面にて序盤に撃てると瓦解させることができるカード。自分の展開重視して無理に使うことがないが、スイッチャーキャンコロまでできないのだったらネオラント使ってでも撃つべきなのかもしれない。まだ研究が必要。

ボスの指令 1
スイッチャーがあるため1枚に。あんまり撃つことがない。

ポケストップ 3
ビーチコートとの選択枠だが、初動の安定と上振れに寄与するのでポケストップ採用に。
雪道が重いのでスタジアムが3枚あると良い。

基本水エネルギー 8
パオジデッキの最低枚数。1番増やしたいカードではある。

ジェットエネルギー 2
このデッキのコンセプト枠。実質入替が2回できるのでミュウとパオジの特性を2回使うことができるのが強み。パルキアにつけて飾りになってることも多い。

採用検討カード

採用を検討したカード(実際に採用していたが、抜けていったカード)を採用したい度S、A、Bの三段階で評価します。

スイクンV B
利点:メロンから後手1で殴りだせる
   ローコストで殴りだしできる
   しゅんそくの1ドロー
欠点:HP210、逃げエネ2
ターボパルキアからデッキを考えていた時には採用されていたカード。コスパがよく、序盤から小型ポケモンを倒していくのに重宝したが、パオジアンで攻撃しても十分エネが足りることがわかり、抜けていった。

スターミーV B
利点:ローコスト、高火力で苦手なアルセに対抗できる
欠点:HP190
たしかにアルセをワンパンできたり、ブレインウェーブ後の盤面にエネが残ったサーナイト相手だったりに有効な局面はあるものの、アルセはアルセ自体ではなく雪道が重いのでスターミーどうこうの問題ではなかったため不採用。

カイオーガ(ダイナミックウェーブ) B
利点:ネオラント、イキリンコ、アーケオスなどを狙撃できる
   ロスト対面のウッウの攻撃を耐えつつ、こちらからはワンパンできる
欠点:逃げエネ3なのでスタートすると重い
いいところも多いが、枠の関係で抜けていった。環境にロストが多いときにはまた採用するかも。

イキリンコex A
利点:初動の安定
欠点:ベンチ枠の圧迫
ボールはあるがエネがなく展開が進まないときに有効だが、いかんせんベンチが狭いのでなくなく不採用に。全カードを余すことなく使いたいデッキでもあるので、初ターンの捨てが後々響くことも。

マナフィ A
利点:ゲッコウガからセビエを守れる
   カイオーガのアクアストームから守れる
欠点:ベンチが埋まる
マナフィを置けるほどベンチがないため不採用。セビエが狙撃されそうなときは早めに進化してケアしましょう。

ミロカロス B
利点:集めた手札が流されない
   セイボリーもケアできる
   カイから進化させやすい
欠点:進化前がHP30
   序盤に立てても恩恵が少ない
ビーダルとの選択枠。序盤の細かいドローを重視してビーダルに。マナフィが不採用なのでへっちゃらがおでゲッコウガから守れるのも大きい。

やまびこホーン S
利点:一回倒したVやexを再度倒してサイドを進めることができる
   キュワワーやラルトスなどを呼び出し、ゲッコウガで取れる
   パルキアの打点をあげることができる
欠点:ピンポイントメタカードである
今回は雪道を重くみてスタジアムを3にしたため不採用となったが、枠があるならぜひ採用したいカードである。特に白ルギア戦で最速で倒しあう展開になると最終的にカビゴンだけの盤面になりがちなのでやまびこホーンがあると早期決着に持っていきやすい。

ポケモンいれかえ B
利点:パオジアンやミュウなどをバトル場に送りだせる
   カイから持ってこれる
欠点:利点以外にメリットが薄いこと
『パオジアンデッキの入れ替えはたっぷりバケツ』との至言が表す通り初動で水エネが欲しいときは重宝するのだが、このデッキはパオジをぐるぐるして水エネをかき集めることがあんまりないので、メリットが薄く不採用に。おそらくこの1枚をいれるならジェットエネの3枚目の方が有効。

ヒガナの決意 B
利点:貴重な縦引きカード
欠点:コストが重い
このデッキは余裕があるときでないと縦引きしてる暇がなく6枚引けたとしてもそのタイミングで使えるカードが少ない(持っておきたいカードが多い)ので、使用感がいまいちに感じた。ただ、ミロカロスを採用する際は、手札キープができるため積極的に採用したい。

キバナ A
利点:パオジアン、ゲッコウガにもエネ加速ができる
   好きなカードをもってくることができる
欠点:きぜつ後でないと使えない
メロンとの選択枠。エネ加速しながらスイッチャーを持ってこれるのは破格。ただ、メロンのように後手1から使えなかったり、雑に3ドローできないのは少し難点。メロンとキバナの1-1採用は全然あり。

ビーチコート S
利点:すべてのポケモンが逃げ1以下になる
   サナ対面のミュウがエネを切れなくなる
欠点:相手にかなり利用されるため貼る対面を選ぶ
ずっとビーチコート採用で回していた。ミュウを雑に前出しできたり、げっこうしゅりけん後のゲッコウガのエネを盤面に残せるため、パオジの火力に繋げることもできる。最終的にサナとロスト対面に2~3ターンでげっこうしゅりけんを通せるように上振れ要素としてポケストップの採用になったが、まずはビーチコートで回してみた方がジェットパオジアンの動きはしやすいはず。

対面別の戦い方

基本の動かし方

1ターン目
スタートは大きくわけて3種類。
・パオジアン
・逃げ1
・パルキア
パオジアンスタートが一番よく、ゲッコウガ、パルキア、セビエと展開。
残りの2枠はビッパ、ミュウ、パルキア2体目、セビエ2体目、ネオラントの選択だが、Vstarがサイドに落ちていなければ、パルキアなことが多い。ネオラント用に1枠空けておくとGood。
逃げ1スタートの場合はエネがあれば、手貼り切り逃げでパオジアンを前にして水エネを集めに行く。
パルキアの場合はジェットエネか穴抜けがないと動かすことができないので、一番エネが枯渇するパターン。2エネつけて殴りだしができればよいが、水エネ枚数が少ないので次ターンカイから穴抜けでパオジアンを前にすることもしばしば。
初ターンの手貼りポケモンはパオジアンなことが多い。手貼り2回で最低120はでるので、現環境だとそれでも十分なことが多いため。スイッチャーとカイが手札にあり、パルキアが攻撃できる場合はパルキアに手貼りすることもある。
ミュウは意外と初動には使わない。スタートした時とジェットエネがあり、展開が渋いときに使う。
2ターン目からはカイを絡めて攻撃に繋げていく。細かい点は各対面別で紹介するが、初動でエネが貼れなかった展開(逃げ1ポケモンスタートやかくしふだを優先した場合)ではセグレイブかスターポータルを使わないと攻撃できないため、手札とトラッシュの水エネの枚数でどちらを優先して立てるか決めること。

対サーナイト

ほぼ5分
早々にげっこうしゅりけんを通したい対面。ミュウやポケストップを駆使してスイッチャーとキャンコロを集めましょう。
2ターン目まではマナフィを倒しに行っていいですが、それ以降はサナラインを倒していきたい。
セイボリーも2~3ターン目まで積極的に使っていきたい。

対白ルギア

先攻有利
この対面は先攻後攻で動きが変わるので注意が必要。
先攻の場合
先2は無理のない範囲でポケモンを倒し、サイドを進める。
後2で2アッセン、エネ4枚ストームダイブでパオジアンを取ってくる。
先3、先4はアーケオスを呼んで倒していくと、パルキアをワンパン出来なくなってくるのでそのままパルキアで押し勝てます。レントラーには注意。
後攻の場合
後1で可能な限り水エネを集めましょう。パオジアン2面立ててジェットエネで前に送って4枚集められるとベスト。非ルールポケモンを差し出したくもなるが、後2でルギアを飛ばせるように動いた方がよい。
先2で2アッセン4エネストームダイブでパオジアンが倒される。ここで手札干渉されながら2アッセンされた場合はあきらめましょう。
後2でヘイルブレード300点でルギアVstarを倒す
先3後3は2ターン目の繰り返し。そうすると相手がカビゴンでしか殴れなくなるorそれ以前にリソースが切れるのでパルキアで押し切って勝ち。ここでやまびこホーンがあると2-2-2と取れる。

対ロスト

ギラティナ不利 バレットやや有利
早々にげっこうしゅりけんを通したい対面。げっこうしゅりけんを通せない場合パオジアンでヘイルブレード120点をウッウを倒すのも十分です。マナフィがないので相手のげっこうしゅりけんも通ってしまうため、セビエはすぐに進化させるべし。ロスギラはパルキアがワンパンされるかつ、雪道を貼ってくるのでビーダルを立てつつツツジ雪道を凌ぎましょう。

対アルセウス

無理
無理対面です。あきらめましょう。序盤の雪道ジャッジマンには為す術がありません。ただ、アルセがパオジアンをワンパンできないので動き出せさえすれば、返すこともできるのでなんとか耐えましょう。ゲッコウガよりビーダルを立てることを目指します。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
誤字脱字、質問などありましたらTwitter(@ShiNTa_oTa)までお願いします。

良いパオジアンライフを。

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