見出し画像

部員ブログ#13「するべきこと」森淳太

今回ブログを担当します教育学部3年の森淳太です。
このブログでは、大学サッカーを振り返りつつ、「信州大学サッカー部の魅力を交えた伝えたいこと」を含めた自分が感じてきたことを正直に書こうと思います。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。


前回この部員ブログを書いた時期から1年ほど経ちましたが、今年に入ってからの期間は個人的にとても苦しい時期でした。学部3年生になり、ゼミ活動や教育実習、勉強など部活以外のことに時間を割く必要があったからです。これらの活動があることで、土日の練習を休まなければならなかったり、公式戦にいけない日もありました。また、部員のみんなは分かると思いますが、木曜日の全体練習もゼミの活動が毎回入っており、参加できませんでした。1年や2年時に比べ練習に参加できた時間は最も少なかったのではと思います。さらにそこに怪我も重なり、自分のサッカー人生で初めて長期的にサッカーができなくなりました。3年生の同期はプレー面でも、部を運営してくというサッカー以外の面でもチームの中心になり、チームに貢献しているというのに、自分1人だけ公式戦のメンバーにも入れず外から試合を見ているだけという状況はこれまで感じたことのない辛さがありました。


少しでもうまくなってチームに貢献したい、他のチームメイトに負けたくないと思っていたので、練習にすら参加できない状況はとても苦しかったです。参加できる練習で頑張ろうと思っていても、そう簡単にサッカーがうまくなるわけでもなく、普通に練習に参加している他の選手に置いていかれている、自分はもうチームの戦力になれないと思うことが多くありました。本気でサッカーを取り組める最後の1年にもなってモチベーションどうこうはないはずなのに、「なんでつらいのにサッカーをやっているんだろう」と考え込んでしまうことは多くありました。


個人的な話の長めの前置きになりましたが、このような経験をしても結局サッカー部をやめなかったのは、“仲間”の存在が大きかったからだと思います。そして、その“仲間”と出会えること、共に目標に向かって頑張れることが信州大学サッカー部の魅力であると考えます。


おそらくですが、信州大学サッカー部に所属している選手で、中学や高校のときから大学までサッカーを続けているという具体的なイメージをもっていた選手はそう多くないと思います。移動時間など決してサッカーがやりやすいとは言えない環境の中で、それでも大学までサッカーを続けることを選択し、みんなで同じ集団となって目標に向かって取り組んでいる。まさに、この部分が信州大学サッカー部の魅力とはいえるのではないでしょうか。
周りの見渡せば、高校での部活引退を機に「本気でサッカーをすること」からリタイアする友達がたくさんいて、大学でサッカーを続けているのはなぜなのか考えることもたくさんあって、部員だけで部を運営することに限界を感じたりして。
それでも、仲間同士で支え合える環境だったからこそ、仲間同士で支え合わなければいけなかったからこそ、今サッカーができていると思います。

だからこそ、私はこのメンバーで1部での勝利をつかみたいです。マネージャー、引退された先輩方、トレーナーの杉本さん、中田さん、スポンサーの方々など、部活を支えてくれる人、応援してくれる人も数多くいます。その想いに応えるためにも全力でサッカーをし続けるべきではないでしょうか。


最後に。
いつもなんやかんやで励ましてくれる後輩へは、自分の経験から「サッカーを中心に、後悔のない選択をしてほしい」そう強く思います。サッカーのことを中心に考えるのであれば、私はいくつか選択を間違えました。少し後悔もしています。大学生活を送っていくなかで、何らかの選択をサッカー部との天秤にかけてする時があると思いますが、サッカー部を優先できる選択をすることをおすすめします。3年生にもなって練習や試合に行けないのは思っている以上に苦しいです。

同期へ、これまで通りみんなで最後まで走り切ろう。


大学生活を振り返った時、頭に浮かぶサッカー部の思い出が「自分の後悔」ではなく、「部員全員で勝利を喜んでいる」風景になるように、最後まで努力を続けます。

まとまらない長い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


信州大学サッカー部3年 森淳太

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?