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部員ブログ#7「感謝」川口岳

僕はこの信州大学サッカー部に入って本当に良かったと思います。もう2ヶ月で引退と考えるとあっという間に感じるサッカー部での生活でした。しかしそれは思い返してみるとさまざまな出来事があり、密度の濃い時間を過ごすことができたからだと思います。

大学でのサッカーはこれまでとは違い、学生主体で行われ、自分たちがサッカーをするために学生自身が活動しなければなりませんでした。だからこそ、サッカー部の仲間は自分にとって、ライバルでありながら家族のような存在であり、かけがえのないものとなりました。大学生活で地元を離れ一人暮らしを始めて自由度が増したました。しかしそれは言い換えれば属するコミュニティが今までに比べて減ったということです。今までの生活では、学校や塾、部活、家庭など多くのコミュニティに属して生活していました。しかし、大学に入ると小中高のように毎日朝から夕方まで学校に通うこともなくなり学校というコミュニティの枠は薄れ、一人暮らしをすることで、家庭というコミュニティは無くなりました。だからこそ、「サッカー部」というコミュニティが今までよりもとても大きなものとなりました。今までのように親が食事を作ってくれるわけでもなく、朝起こしてくれるわけでもない良くも悪くも自由な環境だからこそ、食事や健康について考える場面が増え、真剣にサッカーについて考えることが増えました。時には、時間のある大学生活でサッカーを続ける意味があるのかを考えることもありましたが、本当に続けてきて良かったと思います。

信州大学サッカー部のみんなに出会えた自分は本当に幸せだと思います。サッカー部に入ったことでほかの大学生よりも有意義な時間を過ごすことができ、心から信頼し合える仲間に出会えました。ここまで一緒にサッカーをしてきた仲間には感謝しかないです。みんなありがとう。

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