部員ブログ#12「チームとして」三浦俊介

こんにちは。今回部員ブログを担当する3年の三浦俊介です。

　前回の部員ブログでは、自分自身のことを主として執筆しましたが、今回は私が約2年半在籍している信州大学全学サッカー部の魅力と自分の想いを皆さんに伝えるブログにしたいと思います。

　結論から言うと、私たち信州大学全学サッカー部の魅力は「チーム力」だと思います。

私たちは、監督やコーチがおらず、学生だけでチームを運営し、ここまで戦ってきました。だからこそ、試合に勝てば何よりも嬉しかったし、去年1部リーグ昇格を決めた時は本当に夢のような感覚でした。しかし、学生だけのチームだからこそ悔しくて苦しい時期もありました。1部リーグとの大きな差を突きつけれられ、チームの雰囲気も悪くなるといった悪循環に陥ることも多々ありました。また、多くの仲間が辞め、ずっと頼っていたかった先輩方も次々に引退し、自分たちにチームを引っ張っていけるのかという不安もありました。チームとして色々なことを経験した2年半でしたが、多くの苦楽をともにした仲間だからこそ言い合い、助け合い、支え合うことができ、乗り越えらえた2年半だったなと、今思い返すとそう感じます。こんな経験が私たちの繋がりを強くし、チーム力に磨きをかけて1番の魅力となったと思っています。

　私たちは、まだまだ未熟で雛鳥のようなチームです。年を重ねるごとに成長し、飛び立っていく。そして、また新たな雛鳥が多くの人に支えられながら成長していく。私たちだけでは出来ないことだらけですが、親やスポンサーの方々、地域の方々に支えられながら出来ることを精一杯行ってきました。2年前までは1社のみだったスポンサーも今となっては両手にも収まらないほどの規模にまでなりました。これもチーム全体で助け合い、多くの方々の協力のもと成し遂げた結果であると感じています。私たちは、このチーム力を武器にこれからも戦い、チームとしてかっこよくそして強くなっていきます。

　最後に、チームのみんなに私の想いを伝えて締めたいと思います。まず、後輩のみんなには、支えてくれている方々への感謝の気持ちを忘れずに大好きなサッカーを全力で楽しんで欲しいです。私自身、大学1年生の時はのほほんとサッカーをしているだけでした。しかし、学年が上がり、チームの運営に携わるようになると自分たちは多くの人に支えれれて成り立っているんだなと実感しました。特に1年生はまだまだ実感できないかもしれないけど、今は親だったり仲間だけでも良いから感謝をしてサッカーを続けて欲しいなと思います。また、大学でのサッカーは本当にあっという間です。私は、あの時もっとこうできたなと後悔をしていることがたくさんあります。これから苦しいことや辛いことたくさんあると思います。サッカー辞めようと思う日も来ると思います。でも、みんなが大学でサッカーをしているのは本当にサッカーが大好きだからだと思っています。だからこそ、多くの苦難を隣にいる仲間と乗り越えて、後悔しないよう楽しく全力でサッカーと向き合っていってください。
これまでずっと一緒に走り続けてきてくれた3.4年生、みんなとは普段から色々言い合っているからこの場で伝えることはあまり無いかな（笑）。みんな一緒にサッカーをできる日は残り数か月かもしれないけど全力で楽しんで後悔いのないようにしよう。
そして、マネージャーのみんな。自分も含め、選手全員恥ずかしがり屋だから普段伝えられていないけど、みんなマネージャーに本当に感謝してます。自分たちにはできないことを普段からやってくれているからサッカー部が成り立ってます。本当にありがとうございます。自分たちもマネージャーを全力でサポートしていくのでこれからも一緒に走り続けてくれたら嬉しいです。

　長ったらしい話になりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。現在、信州大学全学サッカー部は北信越1部リーグで戦っており、ここまで0勝と厳しい状況にあります。1部残留という目標は現状を見ると現実的ではないかもしれませんが、私たちは悔いのないようこれからも全力で戦っていきます。

　そして、いつも私たちを応援してくださっている関係者の皆様、地域の皆様、私たちはこれからも目標に向かって精進してまいりますのでお力添えのほどよろしくお願いいたします。

信州大学全学サッカー部3年　三浦 俊介