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進撃のWEEK!DAY3

「進撃のWEEK 」DAY3のアウトプットです。今回のテーマは、

「投資の基礎を理解することで、既得権益に挑む知恵を得る」

ということ。

この言葉に、いきなりワクワクしました。

私はこれまで、投資については、あまり学んできませんでしたが、投資を理解すると既得権益に挑む知恵が得られるなんて、考えたこともなかったからです。

1. スタートアップ型とスモールビジネス型のちがい

まず重要なのは、スタートアップ型とスモールビジネス型の違いを知ることです。両者の違いを簡単に説明すると以下のようになります。

◎スタートアップ型は、VC(ベンチャーキャピタリスト)やエンジェル投資家などから投資を受けること。

◎スモールビジネス型は、銀行から融資を受けること。

「資金を調達する」という点においては一見同じに見えますが、お金を出す側の視点に根本的な違いが存在しています。

銀行は、企業や個人の「過去」=「信用や実績、担保や保証人」に価値を付けて「融資」を行いますが、

VC(ベンチャーキャピタリスト)やエンジェル投資家は、「未来」=「理念やアイデア、技術」に対して『投資』を行う、ということです。

あらためて考えてみると天と地ほどの差がありますね。その差は、両者のその後の利益や成長にも如実に現れます。

スタートアップ型は、資金調達額が大きい分、短期間に急成長を遂げ、多額の利益を得られる可能性がありますが、スモールビジネス型は、成功してもゆるやかにしか伸びません。

なぜそれほどまでに、スタートアップ型の方にお金が集まるのかといえば、自社株を渡すことで、成功後に大きな利益を得られるというメリットがあるからです。

 「何かを変えることができる人は、自社株を捨てることができる人だ」

というのは「進撃のWEEK」を主催する戸村光氏の言葉です。初めての概念に触れ、世界が広がる思いがしました。

実際、FacebookやUberなどの名だたる企業は、投資によって短期間で世界を変えています。

しかし、投資を受けられるなら誰からでもいい、というわけではありません。ここで重要なのが、誰に投資をしてもらうか?ということです。


2. 投資家(VC)を選ぶ

投資家を選ぶことは、その後の成功にとって、とても重要なポイントになります。投資家(VC)にもそれぞれの理念や得意分野があるからです。

投資家を選ぶ際に最も大切な視点は、

「誰に投資してもらったら、理念に沿った事業を成功させられるか?」

「理想のビジネスを成功させることができるか?」 

ということです。

私のビジネスモデルでいえば、政治や社会を変えていくという誰もやったことのない事業に、ユニークなアイデアと情熱を持って取り組んでくれるところから出資を受け、共に事業を成長させていきたいな、と思いました。


3. 投資家の選定 

戸村氏が提供してくれた、投資家(VC)150社のリストをもとにして、自分が投資してもらいたい投資家(VC)を5社を選んでみました。

といっても、このリスト自体がとんでもない資料です・・・(汗)

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このワークをしていると、本当に彼らの前でピッチを行うような、投資を受けられるような気分になって、とても楽しかったです。

そして、この作業をしている時に気づいてしまいました。

私のビジネスモデルは、投資家(VC)の皆さんをワクワクさせるものになっているだろうか?

世の中を変えるだけのアイデアになっているだろうか?

そこでもう一度、私のビジネスモデルを見直してみることにしました。


4. 新たなビジネスモデルの概要 

DAY2の課題として作成した、ビジネスモデル(サービスの概要)は以下のようなものでした。

全国の議会の実態や議員の活動、地域の課題や先進事例を発信し、有権者と相互に交流できるプラットフォームとメディアをつくります。改革に積極的な議員を見える化することで10年以内に日本の政治改革を実現します。

しかし、これでは議員や政治家だけのプラットフォームのような気がして、少し閉鎖的なイメージがあります。

そこで、以下のようなサービス概要に変えてみました。

全国の行政や議員が持つ地域の情報や課題を共有できるプラットフォームとメディアをつくる。行政や議員の実態、様々な事業について相互に交流したりマッチングできるサービスを楽しく分かりやすく提供して社会を変える。

行政や議員には、様々な情報が集積されています。

空き家や空き店舗、観光や特産物、企業や団体など様々な情報です。

これらの情報をうまく活用して、問題の解決やまちづくりに活かすことが「政治」です。

これまで、このような情報は、一部の人たちの中だけで共有されてきました。また公開されていても、掲載されているサイトはバラバラで、分かりにくいため多くの人たちは知ることができません。

それらの情報をまとめてオープンにすることで、様々な可能性が広がります。

地方創生やまちづくりを行う際に、民間のアイデアに行政や議員が積極的に協力してくれる街があったら、とても魅力的だと思います。

その際、一生懸命動く議員の活動を同じプラットフォームで掲載していくことができれば、おのずと議員の良し悪しが分かります。

これらの情報を、エンタメ性も加えながら、面白く分かりやすく発信できるプラットフォームやメディアをつくることができれば、政治に興味を持つ若者も増えるのではないかと思います。

従って対象となるペルソナも、行政や議員だけでなく、こういった情報を必要とする企業や若者などの設定に作りかえたいと思います。

政治は、私たちの生活や人生に直結する身近なものです。このようなプラットフォームを通じて、市民のために機能する政治にすることができるのではないかと考えています。

ビジネスモデルをさらにブラッシュアップしていきたいと思います。


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