東京貧困女子

本書は20年間東京女子大学生の貧困の真実を取材し続けてきたライターの東京貧困女子大学生のお話だ。

世間一般の女子大学生は学費は親が支払ってくれて、仕送りもそこそこある恵まれた人達というイメージがあるかもしれない。勿論そういう女子大学生も存在するが、一方で貸与奨学金を受け取りながら学費を工面し、地価の高い東京で家賃や生活費をアルバイトで工面している苦学生もいる。後者はは卒業後には約400-600万円の借金を抱えて卒業するだけでなく、在学中に通常のアルバイトでは賄いきれず水商売などで稼いでいるので、卒業後にもらう給与に満足できず苦しんでしまうこともある。

そんな東京女子大学生達のリアルな現状と奨学金によって決して明るい未来ではない事実を知ることになる。是非ともこちらの一冊を読んで、東京貧困女子大学生のリアルな現状を知って頂きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?