東成瀬村のすごい学習方法 主婦の友社

コンビニに行くまで30分、スーパーに行くのにも30分、外灯もつかないそんな田舎の小学校が日本で一番学力テストの点数がよかった。それは何故なのか?外的要因なのか?それとも子供達の内発動機が素晴らしいのか?これらを探求する一冊となっている。以下に東成瀬村の校長先生が教育に対してコメントしていたのでまとめてみたい。

校長先生曰く、なにか一点が優れている為学力が上がったのではない。また学力というものは一夜で急激によくなるものでもない。子供たちの中にやる気のない児童はいない。やり方を知らないだけなのだ。とインタビューに応じている。特に個人的に印象的だったのは、こども達にしっかりと義務教育を受けさせてあげることは、将来への土台を築き困難なことがあっても土台がしっかりしていると次の行動がしやすいとのこと。

自分は今小学校の先生になることを直近の目標としている。その中で何故小学校の先生になりたいかということを模索していた。この本を読むまでは子供達の中での‘好き’や‘得意’を児童と関わり一緒になって見つけてあげたいと考えていた。だが本質的なことはもう少し掘り下げないといけないことが理解した。それは将来壁にぶつかったときに義務教育を通じて土台を作りあげることで次のステップを軽やかにし、その上で得意や好きを見つけて将来を充実したものにしてもらいたい。そういう想いで教師を目指すことにした。もう一度本書を読んで頭を整理したいと考えるものだ。


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