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戦う者の歌が聞こえるか【第15節アウェイvsFC大阪戦・後編】


前編は↑こちら。
未読の方はこちらからどうぞ。

慎司コールの時の反応。
胸のエンブレムを叩く行為を二度三度繰り返す岡田選手。
Jリーグのピッチで何年もやっている彼は、このダービーマッチの意義をしっかり理解していた。
それだけで、緊張感はゴール裏にしっかり伝わった。
ただ、それ以外はいつも通りだった。
ゴールのすぐ裏にいるボールボーイの可愛らしい少年にも、柔らかい表情で何やら言葉を掛けていた。
プロですね。

GK練習中🧤
頼むぞ!🙏

奈良クラブ側のゴール裏では、コルリさんから「今日は年2回のブーイング解禁日です」とのお達しが。
その現れとして、まずは挨拶代わりにー
「大阪、大阪、ク◯ったれ!」コールをかます😅
私も慣れないもので、何か中途半端になったかな…
すると大阪さん側が応える。
「どっかのパクリ!」
これは、一本取られた感じでした😁
笑いが全体的に起こる。
さすがです👏

その後、大久保さんが場内を周りつつサインボール?を蹴り込んで行ったり。
もうちょっと数多くして欲しかったな…😅

そんなこんなで試合開始✋

なんかどうも、奈良クラブの選手達はやりにくそうな…💧
見た目よりも、花園のピッチが荒れているとの情報もあり。
ラグビー場ですからね、ここは…。
だとしたら奈良クラブの持ち味であるパスサッカーは難しい😓
おまけにFC大阪の選手は、かなりハードに体をぶつけて来る守備をしている。
事前にネットニュースで見たが、FC大阪の選手達は口々に「何が何でも勝つ」的な言葉を発していた。戦術とかチームの現状などにはほとんど触れずに。
とりあえず、意地の強さは感じられた。それがプレーにも表れていた。一歩間違えれば、カード連発で試合が荒れるかも知れないが、それを恐れずにやって来た。
そこに来て主審は、笛はそれなりに吹きつつ、カードは出さない方針で試合をコントロールしたいようだ。
この流れは、奈良クラブにとって少々都合が悪いような😓

早々に、FC大阪のシュートが枠内に飛ぶが、GK岡田がこれをキャッチ。
その後、再びのピンチでGK岡田が飛び出したが抜かれてしまう😱が、DFが体を張ってシュートを止める。危ない…💧
しかし、奈良クラブも良く挽回してCKのチャンス。そして嫁阪ヘディング、ゴールネットが揺れた❗
歓喜に湧く奈良クラブゴール裏。
が。
ファウルがあったとの判定でゴール取り消し😭
周りの人とハイタッチまでしたのに…😥
あとで見ても微妙な判定だったが。
なかなか運も味方してくれない…。
しゃーない、切り替え❗
しかし、なかなかペースを握れないようだ。
シュートを浴びるシーンも続く。
それをことごとく抑えてみせる守護神。
結果、前半で4本のシュートが枠内に飛び、それを全て防ぐ事が出来た。
シュートを浴びても不思議と安心感があった。
それほどまでに、この日の岡田選手はまさしく守護神そのものだった。

祈るように後ろから見守る🙏

後半になると、奈良クラブが反撃に出る。
ボールを保持する時間が増えるが、FC大阪の厳しいチェックでなかなか前へ運べない。
パスサッカーがやりにくいならと、ロングボールを前線に送るとかもやっているが、風が強くコントロールに苦しんでるし、そこからのFC大阪のチェックも厳しい。
フリアン監督も交代のカードを切り、攻撃的姿勢を強める。
すると徐々に前線にボールを運ぶ事が出来るように。
抑えられていたイエローカードがFC大阪側にぽつぽつ出始める🟨
ゴール裏からブーイングが出るようになる🤬
まぁそれも覚悟の上でやってるんでしょうな…

じりじりと時計は進む。
なかなかシュートを打てない。いや、打たないのか…じれったい状況が続く。
守護神岡田を中心とした守りは盤石なので、負ける不安は小さいが、それだけに攻撃が上手くいかないのはもどかしい🥴
終盤に入ったところでパトリックにハプニング。
相手選手の体が頬か耳辺りをヒット💥
思わずぶっ倒れる😵
一番痛い場所やん…
そのせいか知らんがその後少々精彩を欠いていたような…😥

試合終了。
スコアレスドロー。
大きなため息をひとつ。
満足はいかないし悔しさもあるけど、選手達はもっと…なんだろうな。
兎にも角にも、お疲れ様と言ってあげたい。

ねぎらいのコールを送る

FC大阪の選手達も、奈良クラブの選手達も、相手ゴール裏に一礼する。
元奈良クラブのメンバーも3人こっちに来てくれた。
こういうのを見ると、清々しい気持ちになりますね😊
いい試合だったかどうかは専門家じゃないから言えないが、共に戦うという意識をゴール裏のみんなが持てていたんじゃないかな、と感じたので、勝負や試合内容はともかく気持ち的には満足感はあったかな。

(スタッツは↓これを参考にしました)

スコアレスドローの試合は、よくつまらないとか高揚感がないとか言われます。その気持ちも分かりますが、ゴール裏にいなくても、例え初めてサッカー観戦に来た人であっても、少しでもどちらかに肩入れして観ていたのであればそれなりに満足感は得られます。
応援する、という行為そのものが高揚感の種になります。
そういう目で見てると選手達の頑張りも感じられると思うので。
キックオフカンサイでも言われていた目標の5000人を超えた6459人の観衆は最後までほとんど減ることはありませんでした。
双方の選手や監督・チームスタッフ、運営の皆様、「バチバチやり合った」FC大阪サポの皆様も、そして奈良サポの皆様、何となく観に来たという方々も。
素晴らしい雰囲気が作れていました。ありがとう。
皆さん、お疲れ様でした🙇

試合を思い返す度、脳内に流れていた曲↓

今回は、より「戦い」の色が濃かったような。
得点が入らない分、そしてピッチとか風とか、体力や精神力を削ぐ要素も大きかった。
互いに体を張り合った熱戦でした🔥
そんな戦いの舞台で、今回の「主演男優賞」は間違いなく岡田慎司選手でした👏
彼の存在が、奈良クラブの守備に安心感をもたらしていたのは間違いありません。
勝ち点1とクリーンシート。奈良クラブに向かないピッチコンディションと試合の流れからしたら、まあよし、としておきましょう。

現時点での順位は17位と低くとも、チームの状態は明らかに上向き。
終盤の失点癖も無くなってきました。
しかし次は上位にいて現在も好調のSC相模原戦です。心してかからないと😤
個人的にはとりあえず複数得点を望みたいところです。そして固さを取り戻した守備で逃げ切りたいな、と。
ナイターで夏モードになりますし🎐
熱い応援で後押ししましょう❗

共に戦う気持ちで🔥




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