テクノロジーについて

暗号資産のことを最近書いていて、ほぼ予想通りの動きとなっている。
書いていて分かることは「自分の考えは間違っていない」ということ。

自分を信じることは結構難しい。
未来は誰にも分からないから、自分のやっていることが正しいのかどうか、迷いが生じることもある。

けれども、過去に記録を残して、見返してみると、結果として、過去の自分の考え方は間違っていなかったんだと分かると、自信が積み重なっていくのを感じる。

その積み重ねが、これからの自分を信じる根拠になっていく。

ビットコインがまだ安かったころから「これから大きいものになる」と信じてやってきた。
当時の周りの人々は懐疑的で、皆口々に「危ないから辞めておきな」「上手くいくわけない」「信じられない」と言った。
僕自身も自分を信じられなかったし、感情に流されて結局儲かってはいないのは、結果として反省すべきだったと思う。
家族が1300万儲かったのがせめてもの救い。


こういう「なんだかよくわからないもの」は、時代時代で数多くある。

例えばインターネットも「コストがかかりすぎる」から出来るわけがないと、当初言われてきた。
パソコンも「ワープロに取って代わる訳がない」と言われてきた。
AIも全く同じで、少し前は「人の仕事に取って代わるわけがない」と言われてきた。
仮想通貨やブロックチェーンも、全部同じだ。

インターネットも、パソコンも、スマートフォンも、人間の生活そのものを変えてしまうほどの、大きな大きな変革となった。

そういう積み重ねを考えると、AIやブロックチェーンが、間違いなく人間の生き方を変えるほどの革命的な存在になる事は容易に想像ができる。
だから、常日頃から新しいテクノロジーは触って学ぶべきだと思う。

ただ、だからといってAIやブロックチェーン、暗号資産などの新しいテクノロジーにいち早く触れたり、学んだりすることが絶対に正しいとも思わない。

AIの技術を、日々試したり学んだりして、学習している人がいて、僕もやってて、それは素晴らしいなと思うが、昨今のテクノロジーの進化はあまりにも早い。

AIの波に乗ろうとする気概は良いが、進化があまりにも早いため、今日学んだことが、明日には意味をなさないほどの革新が起こったりする。

具体的には「AIはプロンプトエンジニアリングが絶対に必要だ」と言って学んだにも関わらず、2、3ヶ月もするとプロンプトを作るAIが出来たり「画像生成AIで動画を作る!」と言った矢先に動画生成AIが出てきたりする。

プログラミングも一時期、流行ったが論理思考を学ぶには良いがおそらく今後は結局「AIがやった方が正しくて早い」となる。

もちろん、やったことは決して無駄にはならないが、この分野は特に加速度的に進化しているため、どこまで学習にコストをかけるかが難しいと感じている。

それは、今までも同じだったに違いない。
パソコンが普及したばかりのころにパーツを買って組み立てて、DOSを一生懸命打ち込んでいた頃に似ている。

パソコンの組み立てやDOSの学びが、今2024年、一体何の役に立つのだろうか?
何百、何千時間とかけたが、パソコンは組み立てずに量販され、OSができてDOSは今は何の役にも立たない。

じゃあ、学習に意味がないのかと言うとそうでもない。

パソコンの組み立てが主流だった当時は、学んでいれば友人から「パソコンを組み立ててほしい」とかエクセルもない時なら、他人より仕事が早く出来たり、ホームページが作れないから大手企業から案件が来たりする。

これらは「先行者利益」と言われるもので、早く学習しておくことで、他者よりも優位になり利益を得られるというもの。

早く始めて、学ぶことには先行者のメリットがある。
ビットコインも同じだ。
当時は1ビットコイン=1万円だったのが、今では1ビットコイン=1000万円で、早く始めた先行者が利益を取れた。

何が言いたいかと言うと、テクノロジーを学ぶ上で大切なのは、ただ「いつか使うから学習するだけ」では意味がなくて、どれだけ早く実用、実践して、どれだけ利益を先行して取れるかが大事だと考えているということ。

画像生成AIができたばかりの頃に「サイバーパンク桃太郎」だったか漫画を作った人がいたが、とても早かったし話題になった。

今ならもっとクオリティの高いものを創れるが、今同じことをやるのと、その時やるのとでは、得られる利益が全然違う。

学んでる暇があるなら、さっさと実用した方が良い。
書き出すと長くなるのでこのくらいにするが、要点として

・テクノロジーは学ぶよりも早く使い利益を享受する事
・テクノロジーが成熟した未来がどのようになっているか予測して今どう生きるか
・自身の考え方の刺激になったり、教養になるのでやるに越したことはない

を大事にしていきたい。

情報収集や学習してる事で満足しないようにする。


3Dプリンタを買った

AIの話に近いのだが、最近ようやく3Dプリンタを買った。

ただ、まだ届いてなく、5月に届く予定。
普通の3Dプリンタではなくて、1m×80cm×80cmを出力できるデカいやつを買った。

自分にしては3Dプリンタを手にするのは遅かった。
3Dプリンタはもう10年以上前からあるのに、ようやくだ。

なぜこんなに遅くなったのかと考えると実用に値しなかったからと言い訳をしておく。

今でも大体の3Dプリンターがそうなんだけど、一昔前の3Dプリンターは、小さいペン立てを作るだけで丸一日かかったりして、正直使い物にならなかった。

サイズも20センチ程度までと小さなものがほとんどだった。

それがようやく、大きなものでも、そこそこのスピードで作ることができるようになってきた。

80cm×100cmの大型のプリンターで何を作るのかと言えば、僕の場合、業務提携先への提案としてインテリア家具をまずは作る予定だ。

その後は、官公庁向けにモニュメントや、着ぐるみ、什器などの企業案件などが稼ぎに繋がると考えている。

そのあとは、モジュール式、組立式の、ドーム型テントや、空間設備などの開発も行っていくつもりだ。
例えば、最近、震災の時に、避難所へのテント設営のことが話題になっている。


台湾はテントが早くて綺麗なのに、日本は〜...と言われている。

そこで、大型の3Dプリンタを活用して、三角形のパーツを組み合わせることで、簡単にプライベートな空間を作れるドーム型テントを3Dプリンタで開発、設営出来たらと考えている。


これはウサギ用



↑これを大きくするだけで、実用性は高くなると考えている。

通常、グランピング施設のドーム型テントは150万円位する。

それを大型3Dプリンタで、持ち運びが出来て、安くて、組み合わせることでデザイン性も自由度が高く、拡張性の高い、ドーム型テントを作ってみたい。

最近では、3Dプリンターの家も話題ではあるが、実際のところ設営するには、コンクリート出力をした家のパーツを運ぶ必要がある。

その点、三角形のパーツで組み立てるドーム型テントであれば、パーツさえあれば、日常でも、イベントなどでも活用でき、トラック1台にパーツをパンパンに詰めていけば何棟かは作れるので、コンクリート製の住居よりもメリットはあると考える。

最近、地震も多くなっているので、何か社会に貢献できることがあればと考えているので、事業の中で行って行けたら良いと考えている。

インテリアや、家具だけに使うのではなく、フィラメントやアイデア次第で様々な物体に応用ができるので、とても楽しみにしている。

大型3Dプリンタはまだ価格が高いので、大型なのに比較的安価な、今回の大型3Dプリンタは先行者利益はまだ得られる範疇だと考えている。

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