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黒沢秀樹さんバースデーライブ Life begins at 50 @まほろ座 2020.8.23

黒沢秀樹さんのバースデーライブが、今年は町田まほろ座で行われた。配信と会場限定30人ライブ。チケットを申し込みつつも、当日まで行くか迷った人も多かったと思う。私もその1人。ライブ内容は配信で見たり、他の上手な方がレポを書いてくれると思うので、私は自分の気持ちをパッケージするために、日記として書いておこうと思う。同じように感じた方がいたら、嬉しい。

公開リハの時間に行くと、あぁ!お久しぶり!っていうメンバーに。マスク越しでも分かる変わらない笑顔に癒される。1曲目のWonderful Summerを聞きながら、心の中で、秀樹さんの歌、ギター、まほろ座、久しぶりー!!わーい!とテンション高くなる。2曲目のなんでもない話を聞くと、最初にこの曲を聞いた頃のライブを思い出したり、ずっと我慢してた物とか溢れちゃって、リハから泣く。初めて秀樹さんのソロライブに行った時買って、あのL⇔Rの黒沢秀樹さんに目の前でサインもらったー!と大感動した恋のスパイス。いきなりの新曲。世界で一番大切な人。かもめちゃんバージョンも聞きたい。最後にえー!!のI Love to Jam。till I die 心の中で歌っちゃう。大サービス!と思ったら、ライブ本編にこの選曲の意味が分かる。リハを見る機会なんて、なかなかないので、ちょっと変にテンション上がってたかも。

ライブ本編、さっきより、自分的には落ち着いて、いつもの秀樹さんのライブに行く感覚に戻る。ソロ曲を聞いて、やっぱり良い曲だな~。好きだな~。秀樹さんだな~とか思う。新曲とんでいく、風にの~ってが秀樹さんっぽい。手のひら以外の新曲が聞けたことに驚く。いつかホテル暴風雨のイベントもできると良いな。I Need You Loving 妖怪コードずらしは、きっと歌いたがり。手のひら、本当に温かい。時々見せてくれる秀樹さんのユーモアや可愛らしさ。やっぱり好きだ。

このライブで一番印象的だった曲は、Hello it's me。あまりの秀樹さんの気迫、演奏、歌が美しくて、ロックで急に息ができなくなる。本当に苦しくなって、呼吸することを敢えて意識したくらい。健ちゃんが旅立ってまだ間もなかったFeverのライブ。あの時のHello it's meとは全く別の物に感じた。あれから時間が流れたことを感じた。その言葉にならない気持ちでいっぱいになった会場を包み込むような恋のタンブリンダウン。予定になく入れてくれたのは、そのためじゃないかと思った。

夏の終わりに秀樹さんが歌う君に虹が降りた。優しくて秀樹さんらしかった。私がL⇔Rを好きになったきっかけのBe With You。健ちゃんが作ってるとき、中学生だったという秀樹さん。私が聞いたのも中学生。あれからずっと大好きなのは変わらない。I Still I Love you。魔法にかけられたまま。

L⇔Rの曲はL⇔Rの曲だ。だからL⇔Rの秀樹さんが歌ってくれると嬉しい。ライブ前日に川久保さんのラジオで木根さんの話も聞いてたこともあり、マリコとヒデーズの時、木根さんがGet Wildを歌ってくれて盛り上がったことを思い出す。健ちゃん以外の人が歌うのが嫌だという人もいることは、秀樹さんも分かっていらっしゃる。それでも歌ってくれたのは、支えてくれる愛すべき家族が増えたから、Feverやまほろ座などでライブをしようと思わせてくれるご友人がいるから、ライブを積み重ねてきたから、ライブでL⇔R曲に喜ぶファンを見てきたから、そしてたくさんの時間が流れたから。50だからと短くまとめてたけど、そういうことだと思う。ライブ前に、秀樹さんが、多くの人に届けたいというよりも、聴きたいと思ってくれる人に届けたいと思ってるとNoteに書かれてたことが、今回L⇔Rの曲を多く歌ってくれた意味のように感じた。そして、横に飾られてた秀樹さんのサインが入った12月5日まほろ座公演のミニポスターに目を向けた。

アンコールにEndless Harmonyと心の橋。みんなそれぞれの想い抱えながら、それぞれの場所で、1つに。過去と今と未来に思いを馳せて。会場と配信で同じライブを見ても、感じる音、気持ち、同じものは1つもなかった。きっと配信で複数回見た人も同じように感じているのではないか?ライブは生もの。同じ物はない。そしてCDなど作品は色褪せない永遠に残る作品。手のひらをCD棚に。

秀樹さんが見せてくれるこれからの世界も楽しみ。50歳からまた始まる。ハミングバードと一緒に私たちに今までの曲も新しい曲もライブで聞かせてくれるはず。L⇔Rからずっとのファン、ソロからのファン、L⇔Rから久しぶりにお帰り!のファン、最近のファン、これからの未来のファン。聞きたいとライブに来るファン、ライブには行かれないけど、この曲歌ってて欲しいと願うファンへ、ギターと歌を届けてくれるはず。これを書きながら、L⇔R最大のヒット曲Knockin' on your doorの歌詞が頭に浮かぶ。

抱きしめた痛みから 僕が解き放たれなくても 今言える言葉は Just say I love you




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