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2024年、ジャイアンツを振り返る

2024年セ・リーグはジャイアンツが4年ぶりに制しました。
ジャイアンツがいつの間にこんなに強くなったの?と言わんばかりに土壇場にきてのジャイアンツはホント強くなりました。だって7月2日時点で貯金「0」でしたからね(^^;
ざっくりでありますが、おいらなりのターニングポイントを挙げてみました。

対ホークス3連戦

ジャイアンツファンにとって、対ホークス戦は今も見たくない天敵初戦は、ノーアウト2,3塁の場面でオコエがバントも、上手くいかず。その後、満塁の好機を作るも無得点。「こいつ、まーた個人プレイに走ってる」って感じました。
が、次の試合は8人の投手リレーでホークス打線を抑え、最後の最後に吉川のタイムリーでサヨナラ。
3戦目、去年までホークスにいた高橋礼があっけなくつかまり0-5。この先、もー観たくな~いと感じたやいなや、直後に丸タイムリー、エリエ3ラン、岡本2ランで一挙6点。その後中継ぎで登板した井上、バルドナードが後続を抑えて逃げ切り。
とまぁざっと振り返りました。この3連戦、投手陣が必死で抑えてくれました。彼らをリードしたのが、大城に代わり正捕手を務めた「きっしゃん」こと岸田です。そしてこの時の抑え役は、故障の大勢に代わってバルドナードでしたが、一年目とは違って抜群の制球で(今は?ですが)抑えてくれました。
この3連戦で阿部監督としてのチーム方針「新風」が結果として何となく見えてきたかなぁと感じました。

大城、坂本二軍

これですよ。ファンの皆さんも今年の大城・坂本選手の調子具合に苛立ってた方が多かったのではないでしょうか。
阿部監督は、5月には大城選手へ6月下旬には坂本選手へ二軍への再調整を指示しました。坂本離脱の際のジャイアンツはまだ5割を行き来した状況でした。
しかしその間、岸田、丸、エリエ、岡本、そして坂本再調整の間では大城が奮起し、7月初旬の7連勝につながった気がします。

オールスター明け

対ベイスターズ3連戦。初戦、赤星投手がピリッとしない中、中継ぎ陣が踏ん張り、終盤でのきっしゃん、泉口のタイムリーで逆転勝ち。2戦目は井上が好投、3戦目は菅野投手が完封。この3連戦3連勝をみて「ジャイアンツは一位通過”できるかも”。ベイスターズの一位通過はないな!」と強く感じました。

9/3の週

勝敗としては2勝3敗に終わりましたが、モンテスが9回2死から起死回生となる同点3ラン9/7の試合では9回2死、相手の失策を突いて中山が打ち、オコエが12回2死からサヨナラ弾と「神った」一打が出始めた。これが翌週、マツダでの3連戦3連勝につながりました。「9回9得点」こんなシーン、これまでのジャイアンツにはなかったなかった。栗林(C)の不調等なんぞ関係あれへん。正しく「新風」が吹きまくったシーンでもありました。

まとめ

今年のジャイアンツは、オールスター終了時点で、一位通過する可能性があれば、最下位になりうる可能性もありました。しかし、各個人がしでかした失敗を無駄にせず、練習を積み重ねたこと、そして何より、試合を重ねるにつれ、チームが一丸となり、いい結果につながったものと感じます。これはエリエのおかげかな。
あと、シーズンを通して、吉川選手が休むことなく攻守でホントに活躍されました。おいらがもしMVPを決める投票権を持っていたら、文句なしで吉川選手を一位にします。ジャイアンツ・スピリッツを押し出し、ホント強い選手になりました。
そして、岸田の引き出しが、相手打者をうまーく混乱させました。
さらに気づきませんか。知らぬ間に野手の層が厚くなった事を。今のジャイアンツなら控え選手を先発起用しても充分戦えます。
あとは投手陣の整備ですかね。菅野投手が元気なうちに、有能な高卒投手をドラフトで獲り、3年後までにファブフォー(先発4本柱)が形成できれば、と願ってます。
2024年、最低でも「あと7勝」できるよう、暖かい目で見守っていきましょう。

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