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【雑記帳】これからは「理屈抜き」が大事

子供の頃から理屈抜きで好きな造形があります。
ポピニカの「ブレーンコンドル」です。

「ポピニカ」は、ポピー(現 バンダイボーイズトイ事業部)から発売されていたキャラクター玩具。「ポピーのミニカー」を略して「ポピニカ」です。

「ブレーンコンドル」は1974年に放映されていたアニメ「グレートマジンガー」で、主役ロボットと合体してコクピットになる小型ジェット機です。

ずいぶん昔のアニメですが、ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズに登場していましたし、最近では2018年に上映された『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』にも登場していますから、若くてもご存知の方はいるでしょう。

ポピニカのブレーンコンドルが発売されたのは、アニメ放映時の1974年。
当時「ポピニカ」は「超合金」と双璧をなす存在でした。
どちらも子供にとっては憧れのおもちゃ。いわばブランドものですね。

ブランドものだけに滅多には買ってもらえません(笑)
ぼくが初めてブレーンコンドルを手に入れたのは大学生の時。
下北沢のアンティークトイショップで購入しました。

実は、その時のブレーンコンドルは無くしてしまい、写真のものは最近入手した2代目(2台目?)です。
2万円くらいしていたプレミア価格が下がるのをずっと待っていました。
(それまではカプセルポピニカのブレーンコンドルで我慢)

決して程度が良いわけではありませんが、毎日のようにウットリ眺めています。

見ての通り、ブレーンコンドルは航空力学なんて全く考慮していない形状です。
しかも、アニメのブレーンコンドルとは色と形が異なっています。

でも、このポピニカのブレーンコンドルの造形が、ぼくは大好きなんです。

そういえば、最近、DX超合金のVF-1Jバルキリーを入手しました。
歴代のバルキリーのおもちゃの中で最高峰と言われるほど素晴らし造形です。

しかし、あらゆる飛行機ものの中で一番好きな造形は、今でもポピニカのブレーンコンドルなのです。

なぜかと問われても「好きだから」としか言いようがありません。
理屈抜きで好きなのです。

「理屈抜き」は人間だからこそ

ちょっと話は変わりますが、AIに仕事が奪われるという「AI脅威論」を数年前から目にします。しかし、AIにはできることとできないことがあります。

その顕著な例が「理屈抜きに好き」という感情です。

プログラミングで作られるAIに「理屈抜き」という手法は存在しません。
必ず、何らかのルールに基づいた選択がなされます。
無作為に見えるランダムにも、作為的な選択範囲があり、確率が存在しています。
「他の人が好きじゃなくても、ぼくは好き」とか「上手く説明できないけど好き」というものはありません。

だから、AIを脅威だと感じている人は、今すぐにでも「理屈抜きに好きな何か」を追求して、仕事まで昇華させることをオススメします。

以前「【ライフシフト】マルチステージの歩み方」で紹介した、“2つ、3つ、異なる分野で「100人に1人」になり、あとは分野そのものを掛け合わせる”時の1つに当てはめるのも良いでしょう。

ぼくの場合、ブレーンコンドルだけでは仕事まで昇華できないので、他の「理屈抜きに好きな何か」を沢山の集めて「東雲創作堂」の運営を始めました。
まだ稼げている訳ではありませんが、将来、稼げるところまで持っていける可能性は十分あります。

若い方もそうでない方も、今この時から「理屈抜きに好き」を大事にして下さい。
そう遠くない未来に、きっと役に立つ日が来ます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 気に入っていただけたら「スキ」やSNSでのシェアをお願いします。