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【NeosVR初心者レポ】VR異世界転生した結果、2032年ぐらいのVRSNSの世界だった件について

小説やアニメに異世界転生というジャンルがありますね。
今も多くの作品が出ている一大ジャンルで愛されており、人によっては異世界転生したいって思う人もいると思います。

しかしながら、VRにいる自分は異世界転生することなんてないだろうし……

あれはトラック!

ワニを愛でている時に起きた事故でした……


見慣れない景色だな……

い、異世界転生している!?

茶番はさておきVRChatに少し慣れてきたつもりのユーザーがNeosVRに行ってきたレポートになります。なので、0からの人向けではありません。

ときどきVRChatの話が出てきますが、どちらかのサービスを貶めるという意図はないことを了承ください。

アバターを作り出せるってどういうことですか!?

実はNeosVR用にモデルを持ち込もうとしていたのですが、変換するのに戸惑っていました。

その時に出てきたのが

NeoRoidという存在を知る。色とかをそれとなく自分っぽくして……

先程の姿になったわけです。

いつもはこんな感じなのでデフォルメされた感じです。
UVがシンプルなのでテクスチャだけで凝ったデザインにすることも出来るので結構拡張性が高い。

ところでVRChatをやっている人は一つ思ったことありませんか?

ギミックとして置いてあるアバターを着るのは出来ます。

画像はアバターミュージアム

しかし、アバターのパーツを選択してパーツを選ぶのはしたことがない。

これがNeosVRの運営側が作り出してというわけでもなく、ワールドのギミックとして作り出せる。

いやすごいよ!?NeosVR内でアバターを作ることが成立できてしまうだと……

これが出来るとみんなでアバターを作ってみようという遊びが生まれるわけで……ワールドの遊びが増えれば増えるほど、ユーザーのやってみたいことの引き出しが増えると思います。

それにVRChatをやっていた時にあったUnityを触らないといけない敷居が、ワールド内で作れると敷居が低くなる。

そういえばUIがしっかりした日本語だ

写真の形で紹介できればよかったのですが、撮り忘れてしまったので写真はなしです。

自分の偏見にまみれたVRSNS知識では、

  • スマホから出来るお気軽なcluster

  • 多くの人がいて活気盛んなVRChat

  • めちゃくちゃ多機能で変態技術者の集まりNeosVR

という理解でした。

NeosVRをやってみて最初の驚きは、UIの日本語が本当にわかりやすい。翻訳も、いわゆる海外ゲームなどに見られる謎日本語、機械翻訳ということも見られなかった。

なので、NeosVRが多機能で難しいという認識なら少し違うように考える。

UIがわかりやすい日本語であるので、最低限の動くために必要な動作だけが知れば遊ぶことの敷居が低い。

ただ、多機能過ぎるから出てくる情報量が多いので、本当にパソコン弄れませんという人は厳しいとは思う……とはいえ日本語に翻訳されたことの偉大さを理解しました。

しかし、こんなにも丁寧な翻訳された日本語……NeosVRってどの国なのだろうか?

今回案内してくださったオレンジさんと同じ話題していたところ

「チェコの会社だったかな」

チェコの会社……?その後、記事を書くにあたって調べてもチェコの会社だったことを確認しました。

なぜこんなにも丁寧な日本語しているのだろう……

NeosVRの機能は凄すぎる

VRChatをやっていると便利な機能というのがある。

例えば、自分が参加していた私立VRC学園のワールドであれば、教壇に立つ人だけが声を教室全体に響かせます。

まさかの教壇の画像がほとんどなかった。チョイスに悪意があるわけではない

その他にも、アバターの大きさを変えるギミック

フレンドのはにさん。小さかったり大きかったりする

しかしながら、これらはワールドやアバターが仕込まないと出来ません。

なのですが、NeosVRはこういった機能が標準搭載となっています!

正直なところ、VRChatをやっているとアバターに仕込んでいるギミックがどれがどのようになっているのか分からないことがあります。

なので、汎用性のある機能は標準搭載されているとこういったことが助かります。

また、NeosVRの特徴的な機能であるインベントリ。

言ってしまえば、マイクラのインベントリに近いもので、ワールドに置いてあるものをインベントリにしまえる。(おそらく設定でインベントリにしまうのを防ぐことは可)

ここで注目するべきなのが、しまえる対象がとんでもなく広い。

案内してくれたオレンジさんのインベントリ

しまえる対象はワールドにあるオブジェクトは言うまでもなく、パーティクル、マテリアルと多岐にわたる。できることの範囲が戦隊の怪人か???

しかも、他の人のファイルと共用することも可能であり、編集出来ない状態といった権限で機能を分けることもできる。
また、パソコンにあるデータも容易に持ち込むことも容易に出来る。データのやり取りが楽なのである。

なぜこのようになったのか。NeosVRはワールドを制作できるのが魅力です。自己完結出来るようにするため、アバターやワールドに仕込むことなくデフォルトで出来るようになったのである。

デフォルトで、できることの恩恵はVRChatのみならずVRSNSをやったことある人なら本当に分かるであろう部分だ。

そして、NeosVRの一番の衝撃はワールドの切り替えにある。

動画で撮っておくべきだったが、NeosVRのワールド移動はブラウザみたいなものだ。

ワールド移動する際はバックグラウンドで動く。なので切り替え速度が速い。さらに、バックグラウンドで動くということは、読み込んであるワールドならばロード無しで瞬時に移動できる。

文字にするとピンと来ないかもしれないが、今見ているブラウザはタブを弄ることで別のサイトに見られる。これがワールドで同様のことができる。

VRChatを始めたときにワールドを行き来が楽で移動の制約も消えたものだなって考えていたが、タブ切り替えの概念が入ることでさらに制約が壊れた。

例えるならば、東京と大阪があるとして、VRChatなどは東京にいるときに、大阪にも物理的に移動しなくても行けるだった。
しかし、NeosVRは東京にも大阪にも身体をおけるようなものなのだ。流石に同時に見れないが、切り替えが容易にできるので実質同時なのである。

ただ、デメリットも存在する。パソコンや回線に依存するのである。
ブラウザでタブを溜め込むと重くなるのと同じようにワールドが同時にあると負荷がかかる。

また、NeosVRのワールドは、ホストがサーバーを立てる形式である。サーバー用のパソコンがあれば問題ないが、ない場合は負荷がかかることは考えなければならない。この点は、運営が用意しているサーバーにアクセスするVRChatとは異なる点である。

とはいえ、定期的に整理すればNeosVRを動かすことの出来るパソコンなら問題ない。

NeosVRは2032年ぐらいのVRSNSなのかもしれない

NeosVRをやっていて、UIの話を思い出した。

上の動画ではAPEXのUIについて語る動画を話している。その際に出てきた話題にイディオムというのが出てきた。ユーザーが普段している動作であり、ユーザーが直感的に操作できる動作である。

上の動画では、10年前の人にスマホを渡してスワイプするという動作することが想像できず、スマホを触れないと説明している。

NeosVRは、イディオムの進んだ10年後のVRSNSなのではないかと感じた。

そもそも、VRChatの時点でUIが英語だからというのもあるが、分からなく脱落する人もいる。

UIの壁を超えたとしても、その先の説明で例えばインスタンスという言葉は多くの人からすればカップラーメンを連想して分からないものだ。他の言葉だって近いだろう。

その中でNeosVRの画面を見るとUIの文字が日本語であるが、多すぎる上に先進的な機能が待ち構えている。

もちろん機能自体は説明を受けるとわかりやすい。まだ少しの機能しか分かっていないが、その中でも使いやすいなって感じる。

ただ、それでもVRChatをやっているから説明を受けて分かるというのもある。こういった機能があるVRSNSが普及するのは10年後になるだろうなって意味で、自分が考えるにNeosVRは2032年ぐらいのVRSNSだ。

当然、NeosVRは稼働しているプラットフォームなわけなので、未来どうのこうの書くべきではないと思うが、NeosVRにある機能の多くがVRSNSの標準搭載になったら絶対使いやすいなって思うのは多くあったという感想なのである。

しかし、まだプログラミングとかモデリングも手を付けていない……まだまだ触れていない機能が多すぎる……

NeosVR面白いと思うし、今回はじめて別のVRSNSに行くことをしましたが、違う部分と同じ部分を見るのも楽しい。異なるVRSNSでも操作のベースは近いので、他のVRSNSに横断することは敷居が低いと実感しました。

また、今回は毎週火曜日に開催している初心者案内イベントに行ってきたので、記事を見て行きたくなった人は要チェックです。

こんなにも面白いことが多くあると色々なプラットフォームに出没していきたいと思うので、これからよろしくお願いします。





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