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【大阪市商店街探検隊VOL.209 東小橋本通商店街】

一応、商店街にカウントはしますが、商店街としての賑わいはもはやなく、商店も少なくなっています。
地図には「東小橋本通商店街」の名前は残っている(ホテルどんぐりころころのあたり)のですが・・・

商店街にある街路灯からは、商店街名が書かれていたであろう銘板がみごとに外されていました。(黄色矢印部分)商店街の街路灯の電気代は商店街に加盟している商店で負担することになっているはずですが、商店街が無くなったので街灯は点かなくなります。
そうなれば、付近は真っ暗になるので、現在では、大阪市にその管理等を移管しているのではないかと思われます。それを表すのが、街路灯に貼られた大阪市の市章が入ったシール(93K120A)ではないかと思います。

商店街がなくなるということは、安全面から考えても好ましいことではないのかもしれませんね。
一応、商店街探検隊では、どこかに商店街名の記載があれば商店街が完全に消えたわけではないとして、「商店街」として認めるという方針で進めています。痕跡だけあって、商店街名が分からないものは、商店街として認められないという方針です。

ということで(どういうこと?)、この商店街で気になるのが、やっぱり「理容ナウ」ではないでしょうか。(誰に語ってる?)もはやひらがなの「なう」でもないことに注目ですね。小人オール、中学生オールの「オール」って?無くても意味が通じるとは思うのですが。

また、閉業している酒屋さんでは、懐かしいサントリーのペンギンのキャラクターがシャッターに描かれていました。調べてみると、「パピプペンギンズ」というそうです。CMに出ていたのが1983年から1年間だったそうです。というのことは、おおよそ40年前…

商店街南端の千日前通に面しているところは、人通りが多いからか、いまでも盛業中の「食事処三好野」があります。過去には大阪市優良店舗コンクールで優良賞をとった名店です。

親子丼600円、カツ丼650円、やきめし600円とリーズナブルなメニュー展開も優良店らしいですね。その中でも目を引くのが、白菜なべ800円ではないでしょうか。なべやきうどんと同じ値段です。どんな鍋やろう…

そのうち、地図からもその名前を失うであろう商店街です。時代の生き証人的商店街にいつ行けばいいの? 

ナウでしょっ!

東小橋本通商店街 JR・近鉄・地下鉄鶴橋駅徒歩2分

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